どこの学校に勤務していても、毎年4月、物理の授業の初めに、言いました。
物理と聞いて、そんな難しいことを、と思うことはありません。
身の回りの、そこらの、当たり前のもの事を知りたい気持ちが物理の心です。
日本語で話します。日本語で考えます。記号は広く世界で使われているものです。
アルファベッドのABCやギリシャ文字のα・βーなどを使います。少し格好がつきます。
数式は、数学を言葉として使います。日本語で説明すると、とても文字の数が多くなって
面倒です。簡単に表現する方法です。次第になれます。
小学校・中学校で勉強した数式が多いのです。
五感で感じることの物事の仕組みを知ることが物理です。
来年3月には、物理は面白いものだ、と思うようになるでしょう。
僕はそんな授業をするように努力します。
嫌いになった、という感想はありませんでした。
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