さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

少年時代のショウペンハウエル哲学入門

2016-02-28 16:15:18 | 日記・エッセイ・コラム
ずいぶん生きてきました。
まだ生きるつもりです。

初めて哲学を知ったのは、中学3年生の時です。
幾春別中学校では、佐藤陽二先生が担任で国語の先生でした。

どんな本でも読むのが好きでした。漫画も少年向きの雑誌も。
少年向きの聖書も仏教本も日本神話も面白く読みました。
文章を書くのが好きでした。
木材や木の枝を切ったり削ったりして、いろいろな物を作りました。
ニシン舟の模型も作りました。本棚を作って、何年も使いました。
一人で沢伝いに山に入って眺めるのが好きでした。
山の畑に行って、畑おこしや草取りすることも苦ではありませんでした。

今どきの心理学者に言わせると、変わり者と言うかもしれません。
確かに、いま振り返っても、12歳以降は生活環境に切ない思い出につまされる日々でした。
なんでこんなに、と思うことがしばしばでした。
いらい、女性はヒステリー酷女か仙女・女神さまかに分けてしまいそうになるのです。

自分は誰?、どうして生きているのだろう?、と思い続けていました。
学校の長い行き帰りには、何人かの仲間がいました。
仲間たちは、人に意地悪したり意地悪されることはありませんでした。
私以外はみんな強かったのです。
今ごろは、みんなはどうしているのだろう。とても懐かしく思い出します。

佐藤先生は、私に感じることがあったようでした。
ショウペンハウエルの「哲学入門」を紹介してくださいました。
先生から頂いたのかは、覚えていないのです。
何回も読みました。
それなのに、今となっては内容を思い出せません。
当時の製本です。表紙がボロボロになったのを覚えています。
高校受験があったのに。
三笠高校には、まあまあの成績で合格しましたが。
高校生になってから読んだのかな。

貨幣は、力学的エネルギー(熱力学的エネルギーをも包含した)保存則を
その思想に込めることがどうしてできないのか、と考えています。
ケインズもマルクスも、現在の経済学者も無視している、と思えます。
貨幣は、エネルギーの表現形態に思えます。
この宇宙にあって、現実の人類の動向を自然界から別格には出来ないことでしょう。
50年ほど昔、日本の国家予算は1兆円を超えました。
現在はその1000倍ほどの規模です。
社会のエネルギー需給、エントロピー増大ではなくてなんでしょう。
経済学にようやく微分積分が入ってきました。
物理法則が入るとことが大切になることでしょう。
物理に関心を持たない学者や政治屋を信用しません。
どうも、このような人は聞く耳が貧しいのでしょうか、
すぐ離れてしまいます。困ったものです

超人工知能時代の「人類と機械の融合」はあり得ない、ことではないのでしょう。




カメラで何を撮る?

2016-02-27 10:06:15 | 日記・エッセイ・コラム
珍しいこと、事件・事故、何かを写したくて、
カメラを持ち歩くことをしてきました。

若いときは父のカメラを借りて、職についてからペンタックスを買いました。
実験にも必要でした。

50代後半には、もっと高価なペンタックスを買いました。
今はソニーのコンパクトデジカメです。

風景や足元に咲く花を写すことはありました。
これまで、事件・事故や珍しいことを映したことがありません。
TVなど報道映像を撮るようなことはありませんでした。
ふと思いました。
そうか、このことはラッキーだったのだ、と。

思い出しては、カメラを持ち歩きます。
美しいこと、楽しい嬉しいことに出会ったら、撮ろうと。
でも、そんなことに出会ったら、撮ることを忘れているのです。
きっと、撮ることを思いだしたら、出会いの嬉しさに気が散るのでしょう。
そう思うことにしました。

私の場合、物事を美しく見ていたい心境が強いようです。
自分の五感のセンサーで、しっかり受けていたい気持ちです。



宇宙の重力波が

2016-02-20 14:26:16 | 日記・エッセイ・コラム
2月に入って、宇宙物理学の世界では、大きなうねりがさらに高まりました。
二つのブラックホール衝突による空間のゆがみ、すなわち重力波が観測され
たニュースです。アインシュタイン予想の実証です。
きっと、次の大きなニュースは、ダークマターの発見でしょう。
これは、アインシュタイン予想には無いものです。

natureのHPではかなり詳しく掲載されています。読むのが大変。

さらに、新素粒子の世界では、10cm程度のオーダーの空間では新たな時空
であるかもしれない、ということでの研究が進んでいるということです。
重力のオーダーが小さくて電気力のオーダーに10の20乗の差があることの不
思議からだそうです。
そういえば私も高校時代に、重力とクーロン力の公式が同じなのに係数が20
乗も異なることに、何があるのだろうと思いました。先生や人に聞いたら笑
われそうに思っていました。
やっぱりそう思っていた人がいたのだ、と自分に感心しています。
リサ・ランドールの著書を読んで知りました。

宇宙物理学は新素粒子物理学とペアで進展があるのを知ることはとても面白く
思います。

人間は、古来、なぜこの地球が出来て、どうして人類がいて、宇宙の始まりか
ら今を知ろうとして、知りつつあるのかを知りたがっています。

技術が発展して、コンピュターが出来て、ついに、コンピュターがより高次の
コンピュターを作る時代になりそうです。
このシンギュラリティーを2040年頃、とカーツワイルは予想しています。
このことを巡っても、世界はけんけんがくがく(喧々諤々)です。
楽天的に考える人、悲観的に考える人さまざまです。

私はまだ思案中です。楽天的に思案したいのですが。知的不足・インテリジェ
ンス不足です。考え考えします。

2月23日(火)、YMCAおもしろじっけん教室では、ノギスの使い方と手のひ
らで重さを予想してキッチンメーターではかる練習です。
小学1年2年生コース、中にはすごい子供もいます。とても苦労の子もいます。
3年生から6年生のコースは、さすがYMCAに来る子供たちです。