さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

物理が面白い時代に

2011-09-25 10:50:22 | 日記・エッセイ・コラム

ここ数年、物理学に関連する分野が100年ぶりの展開を見せているようです。

100年前、相対性理論と量子論の展開が始まりました。

それまでは、400年前からのニュートン力学、熱力学、電磁気学が展開され、実用化された時代でした。

これらの奥にあるアインシュタインの二つの相対性理論かなり実証されてきました。

残る難問である重力波の検証が近づいていると感じています。

量子論も、もう実用化の時代です。

ここにきて、存在確立マイナス1の理論と実験検証が出ました。

9月23日から報道がありました。ニュートリノが光速を超えるのもあるかも知れない実験が出ました。

アインシュタインの相対性理論のさらに奥に、新たな理論の展開が始まるのでしょうか。

実験という現実に不思議を見つける。この不思議を解明するために法則性を見つけて理論化する。新たな理論とはやはりこういうものかなと深い感動に浸っています。

マスコミは、アインシュタインの特殊相対性理論が破れる実験というのが多いです。この主張は違うと、私は考えています。

アインシュタイン相対論はニュートン力学を破ったとは言わないのです。

次の段階、その次の段階へと展開しているのです。

科学の知見を技術に適用する。これが人間の叡智でしょう。

アインシュタイン相対論はどんな展開になるのでしょう。

質量とは、時空とは、そもそも物質存在とはどういうことになるのでしょう。

宇宙論はどんな展開になるのでしょう。

生あるものの生活と環境にどういう展開があるのでしょう。

人間の生死を超越して、とてもわくわくします。

私が高校生だったらなあ・・・・・

若者に心から希望を込めて期待しています。

   URL   http://www4.ocn.ne.jp/~b-juku/           さっぽろ物理塾 もどうぞ


さっぽろ物理塾 ハエたたきの効用

2011-09-19 10:21:44 | 日記・エッセイ・コラム

尻別岳の森の仙人から教えていただきました。彼も物理学者・技術者です。

山にも野にもスズメバチ、虻(あぶ)には難儀します。私と6年生の孫がテントを張っていると、ひょっこり現れた彼は、なぜかハエたたきを手に持っていました。

彼は言いました。「この辺りは、スズメバチが怖いしアブがうるさい。ハエたたきを振り回すと寄ってこないのです。鳥は飛んでいる昆虫を捕食します。どうも昆虫は、ハエたたきの音が飛ぶ鳥の羽音に聞こえて怖いらしい。」

彼は、幾つもあるのでと言って、私たちのために一つ貸してくれました。

なるほど、スズメバチもアブも寄ってこないのです。ハエや蚊も払うことが出来ます。とても、気持ちが楽になりました。

   翌朝、食事後に、孫と二人の「自然流野点」を楽しみました。

ハエたたきを振る音は、よく気を付けて聞くと、ハトなどが飛ぶ羽音に似ているように聞こえました。一種の擬音ですね。

このこともあって、いろいろのもの音を聞いて、これは何の音に似ているかなとイメージすることが楽しくなりました。実用になる擬音もあるものです。

音の物理と生物物理の一つの入り口がここにもありました。

  URL  http://www4.ocn.ne.jp/~b-juku/      さっぽろ物理塾  もどうぞ   


迷い鳥セキセイインコその後

2011-09-10 11:19:40 | ペット

セキセイインコが迷い来て1カ月経ちます。

近くのスーパーマーケットと我が家の玄関に張り紙して、交番に届けましたが、飼い主からの連絡がありません。

1_054_2

ブログに初めて画像を入れました

毎朝、餌入れを取り出して、外に出て、からを吹き飛ばします。

次に水入れを取り出して、掃除して新しい水に取り換えます。

ティッシュで、鳥かごの中の金網の汚れをふき取ります。

鳥かごの下に敷いた新聞紙を取り出して、新しくします。

これで出来上がり。この間、ピー子は鳥かごに出し入れする私の手や指をかるくつついたり咬みによってきます。このしぐさはかわいいものですね。

ペットショップのスタッフの話では、セキセイインコは逃げたら、飼い主の多くは諦めて探さないことが多いようですと話していました。

この分では、我が家のペットになりそうです。3カ月経ったら、我が家のペットとするつもりです。飼い主さんは、探しては居ないのでしょうか。

こんなことを思いながら、放射線(宇宙線、地面や建物からの空中放射線)の飛跡を見るための「霧箱」を作ることしています。調理用ガラス器具・黒布など物色して、ちょうど良いものを集めています。

もう、数十年も前から放射線検知機を使っている経験から、GM検知器で1か所に固定して測定すると朝・昼・晩、季節、天候での違いがあります。狭い移動でも1階と3階でも異なります。木造建物内とコンクリート建物内とでも違いが出ます。

シーベルト表示は、主としてγ(ガンマー)線による人体影響換算値ですから、放射線計数値そのものではないので、ずいぶん誤解されているのではないのでしょうか。報道ではα(アルファー)線やβ(ベーター)線に無関心ですね。また放射性セシウムを強調していますが、放射性ストロンチュウムとの対比などにも無関心ですね。

大臣も含めて、私達国民はもっと放射線のことを勉強しつつ発言する事が、今、最も大切なことと考えています。

   URL       http://www4.ocn.ne.jp/~b-juku/     さっぽろ物理塾  もどうぞ


物理を勉強しましょう

2011-09-03 11:54:03 | 学問

物理は面白いものです。

最近、数学の本が良く売れているようです。最もです。日本人は、江戸時代から和算を編み出しました。イギリスでニュートンが居た頃、日本でも数学が独自に進んでいたのでしょう。

しかし、物理のことは江戸時代中期までは日本人は、気がついていなかったようです。不思議や疑問があまり素朴すぎて見過ごしたのではないか、と私は考えています。平賀源内は電気のことに興味を強く持ちました。電気ショックの遊びだけにしました。たぶん独学であったので、それより先へ進むこと不能であったのでしょう。実に惜しいことでした。

身の回りのものごとを素朴に、不思議だ疑問だと思うことから物理は始まっています。ここが数学の始まりと異なります。

高校のどの時代の物理の教科書でも案外良くできています。これををテキストにして物理の勉強を初めてみませんか。

数学は意志が強いと独学で勉強できますが、物理の独学はとても無理でしょう。

機械に働く力のこと、引力のこと、ばねのこと、光のこと、音のこと、電気のこと、磁気のこと、物体ということ、波のこと、電波のこと、分子のこと、原子のこと、放射能・放射線のこと、時間のこと、空間のこと、宇宙のことなどなどいっぱいテーマがあります。

物理を初めの初めから勉強するのも、新しい発見があって面白いものです。

物理を勉強しなおすのも、新しい発見があって面白いものです。

身の回りのものごとを観察して、なぜ?と思いめぐらせて、思考実験して、実験して規則性や法則性を見出す。さらにどうして?と次に進む。方や細く細く。一方、大きく大きく広げる。

きっと生活の実用になるでしょう。

きっと思考が論理的になるでしょう。

役立つことを前提にして勉強するのもよいでしょう。

好きだから、面白そうだから勉強するのもいいものです。

試験やテストはなるべくしないようにしましょう。

私がお相手します。

  URL    http://www4/ocn.ne.jp/~b-juku/           「さっぽろ物理塾」 もどうぞ