桜満開の庭で自作焙煎機で炒るコーヒーはブラジルの味も格別です。
A コーヒー焙煎の手順
1 収穫して3年程経過したコーヒー生豆250gの虫食いを選別する。
2 水で研ぐ。米を研ぐように。川を剥き、不良豆を洗い流す。ざるにとって、乾燥させる。
3 画像の円筒形炒り機に入れてセットする。
4 カセットコンロに点火して、炒り機をゆっくり回転する。
5 風があるときは、両端と後方の三方をクッキングアルミパネルで囲む。
6 点火後、約20分くらいで炒り機ふたの隙間から薄煙が出始める。
7 さらに約10分後に、濃い煙が出る。このとき装置を手早くはずして、炒り機の口を開けて中をのぞいて豆の色を見る。好みの色になっていなければ、再度セットして1分くらい回すと煙が濃く出る。勘で判断する。
8 手早く炒り機をはずして、豆を金網ざるにあける。
9 ざるを振って、豆を風にさらしてさます。広げた新聞紙にまんべんなく広げてさます。
10 常温になったら、密閉容器に入れる。完了
B おいしいコーヒーの入れ方 ブラジルサンパウロ州ペレイラバレットに入植して長く農業を営んでいた伯父・伯母から伝授された現地日本人の評判の方法。
1 4人分用として、40gの豆をコーヒー挽きで出来るだけ細かく挽く。炒りたてが最高。
2 パイレックスポットにコーヒー粉を入れる。80℃の湯100ccを注いで、3分間待つ。湯を入れて2分後にスプーン(割り箸でも可)で1度だけゆっくりかき混ぜる。
3 別のポットに、湯で濡らしたネルのコーヒー濾しをセットしておく。
4 湯を入れて3分たった粉入りコーヒーを濾す。
5 少し温めて、4個の温めた小さなカップに注ぐ。ブラジルの家では、25ccから30ccカップが普通。カップには、予め好みの細粒砂糖を入れておく。
6 コーヒーは、砂糖が入ってコーヒーの味が出ると言う。
7 かなり濃い味がする。この方法で入れたコーヒーは時間が経ってさめても混濁しない。
8 少しづつ、口に入れると味わいが深くなる。じっくりゆっくり味わう妙味を堪能、この上ない至福。本を読むもよし。思索にふけるもよし。外を眺めるもよし。
9 私はコーヒー好き。コーヒー道を求めるはアホと心得る。
上記には、幾つもの物理・物性論があります。こんなこともイメージするのも楽しいものです。
何事かのアイディアも閃くこともあります。あるいは、無心の境地にも浸れます。