さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

さっぽろ物理塾  あたりまえが面白い

2010-11-30 10:48:32 | 日記・エッセイ・コラム

学校で物理の授業をしていると、毎年、何人かの生徒は、「先生は、物事の当たり前のことを一生懸命説明している」と言っていたものです。

初めはそう言っていた生徒の多くは、数か月すぎると、「先生は、よくそういうことを思いつくね」と言うようになりました。中には、「何か発明出来そうな気がする」とか「これは物理ではどう説明できるのか考えると面白い」と言うようになりました。

通学バスに乗車指導で乗っているとき質問されたり、修学(見学)旅行でのバス中でも古塔や仏閣を見て、「今の物理ではどう説明するの」と質問されることたびたびでした。

質量って何のこと、電気って何のこと、磁気ってどうして、光は粒子でもあると言うけど質量が無いってどうして、万有引力っていつからあるの、接着剤やはんだでどうしてくっつくの、時間は過去から未来へと言うけど未来からは来ないのなどなど。

私は、答えられること少ないです。だから生徒は面白がって、科学ってまだまだ続くんだと思います。私も、もっと勉強したくなって今まで来ました。

画家は、画く物をしっかり観察しているといいます。作品は、結果としての表現ではないでしょうか。作家は、物事の事象を文章で組み立てをしていると言えるのではないでしょうか。その結果としての文学作品は、たくさんの言葉を知って人の愛・慈悲の感性を豊かに表現していると思えます。巷の作品にはそうは思えないのもありますが。

私は、音楽も物理と同じくらいに感じます。もっともっと浸りたいものです。

文芸・芸術も科学や工学技術や多種多様な研究で、練習や取り組んでいる物事にどの年齢にも、また上手・下手とも異なる美しさを感じます。

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さっぽろ物理塾  すごい イトカワ微粒子ゲット

2010-11-19 10:49:29 | 日記・エッセイ・コラム

地球人は、日本の科学と技術は、ついに太陽系外側の物質を手に入れたといえます。

どれほどすごいことか、長く関心を持っていましたので、とてもわくわくしています。

はやぶさのカプセルは、ガリレオが発明した望遠鏡と同様に、長くしかるべき場所に展示されてこんな装置でよくぞ偉業を成しえたものだと語られるでしょう。

ロケットはやぶさの飛行及び太陽系外縁に近い採取微粒子物質についての研究から、これからの科学と技術について、大きな進展が期待できるでしょう。さらに、新たな発見があるでしょう。

 ニュートン力学の精度、アインシュタイン相対論の効果、太陽電池耐性、半導体などの部品の物性・化学について、真空に近い場での物質(金属など)表面影響、通信電波の減衰と適正、もしかして、透明である太陽系のダークマター影響などなど面白いことが分かりそうですね。

 採取微粒物質の研究から、太陽系を作るに至る物質や結晶の物理・化学についての研究が進むでしょう。これは、とても大切なことになるでしょう。地上の隕石や月からの採取岩石の再検証が始まることでしょう。これから採取される惑星からの物質の研究に重要なベースとなるでしょう。もしかして、生命の研究に影響を及ぼす物質形成も期待できる気がします。例えば光の円偏光照射の影響も研究が進むとアミノ酸形成に関係することから見逃せないでしょう。

太陽系の研究はもとより、一般の物理・化学・地学・生物に関する知識が豊かになる予感がします。

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