道の駅からの景色
山行日:2014.9.14―15
初日は湯本から関所跡までバスで入り、それからは車道を歩き道の駅・箱根の峠まで。
ここで握り飯2個の朝飯にし、ちょっと足らないかなあと思って水2本を買った。
家で用意したのが3Lだったから4Lを担ぎ、ザックは14キロと重くなった。
食料もアルファ米の代わりにパック米2個にし、可愛いがフルーツ缶1個、
ウイスキー110gが聖縦走よりも余分な重さ。
デカい山でないとついつい油断してこんな事になりがちだが、
若い時ならどうって事ないが、この年ではちと考え無さ過ぎ。
10時に道の駅を出て、テントを張った湖尻峠上まで7時間近くかかったのはあんまり。
快適な稜線歩きかと思っていたら、トラバ―ス気味かつアップダウンが結構ある。
稜線を挟んで西側に車道、東側に山道があるから終始車の音がする。
山伏峠手前にレストハウスがあるが、山菜蕎麦が900円近かったからトイレだけで素通りした。
この店の裏手から展望所に登る道は行き止まりで、右手のか細いのが縦走路。
この先で山伏峠という石の看板が出て来たが、全く峠の雰囲気がしない。
反対側へ降りる道が無いんだから当然だが。
まああまり面白くない道だが、若くて元気ならちょっとは違ってたかな。
軽い荷ならまあまあかもだが、その証拠に遭ったのがトレランの方が山屋より多かった。
山の格好したのは8人で、トレランは13人もいたがほとんどが初心者ぽかった。
花は稜線歩きの直ぐとテント張った周辺にマツムシソウがあったし、
ノコンギクやアザミなど色々あった。
色が嫌にピンクっぽい、薄紫色なのに
二日目の朝の登りでトリカブトが出てきたが、長尾峠までにはここだけだった。
夜は車やバイクの音が夜中までしており、ろくに寝られなかったみたいだが、
朝はさすがに明るくなってから音がしだした。
二日目の歩きではイノシシのヌタ場はあるは、寝床はあるはで、
夜よく来なかったたもんだと胸をなで下ろした。
ハコネザサの密集が凄くて、イノシシも登山道しか歩けない位で、
ササの壁の間を歩くから眺望ゼロ。
時折見える沼津方面と相模湾・裾野市富士方面はまあまあだったが富士山は終始雲の中。
道標に「長尾峠・乙女峠・御殿場温泉会館」とあったから
御殿場に降りようかと思ったが、乙女峠からだったから止めた。
9時に歩きだして長尾峠に1時近かったから仙石めがけて降りたが、
ゴルフ場脇の歩きが長くてウンザリ。
重荷を背負っての歩きでは昔はコースタイムの1.5倍+休憩タイムだったが、
今やコースタイムの2倍という体たらくだ。
幸い大キジを撃たなくてすんだのは良かったが、
途中のレストハウスか芦ノ湖キャンプ場でやるかだな。
次回は金時山から乙女峠へ抜けて御殿場温泉会館で汗を流そう。
長尾峠と乙女峠間は別に歩く必要も無い。
湯本行きの途中でバスを降り、いつもの上湯で汗を流し、
木のぴーハウスでジャンボハンバーグをと電話したら終わってた。