大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

やっとガスカートリッジ到着!

2011年10月31日 | 教会巡り/島歩き
今日やっと女房から届いた。

飛行機に持ち込めないガスカートリッジと大ポカで忘れたテントのポール。

マジでトホホなオヤジだよなあ、ポールを忘れるなんて。

横浜行きの電車で気付いたが、どうしようもないから実家に着いた日に頼んでたんだ。

やっと泊まりで歩ける態勢になったが山と違って楽しみが少ないのがちと辛い。

バスの往復が時間と金の無駄なんでテントにするだけだもんなあ。

奈良尾地区と若松島を二泊三日でやった方が効率良さそう。

来週天気が良い時にでもやってしまうか。

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ハコフグの街灯

2011年10月30日 | 教会巡り/島歩き
魚の街灯は珍しい。



町の花


町の木


今日は釣り人たくさん


密貿易とはなあ、さすがに西端の島


今日は釣りに行く予定だったが、あいにくの雨で明日へ順延。

テレビで今年観るつもりだった長崎の諏訪神社の祭り
「おくんち」の人気断トツの演目「コッコデショ」の特集があった。

七年に一度だから、次は2018年だ。
40人の担ぎ手の練習の凄さに驚いた。
募集がインターネットというのも今風だ。
皆、神社での奉納が終わって泣いていたが大変な練習だったもんなあ。

買い物帰りの岸壁では6人も釣っていたが、
先日のオヤジみたいなベテランはいなかった。
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曽根教会からはバスで帰る

2011年10月30日 | 教会巡り/島歩き
第一回でやり残した道は曽根教会まで歩くが、
それから青砂ヶ浦教会までの道は余りに危険過ぎるので割愛する。

運転手が歩行者を全く想定してないのと、
俺自身も危ないが、俺を避けた為の衝突が可能性高い。

とにかくカーブが多いのと道幅の狭さが問題。

こんな遊びで怪我したりしたら馬鹿丸出しだ。

先日は時間が無くて写真を二枚しか撮ってない「大水教会」を再訪しよう。

曽根教会の後、新魚目温泉荘で汗を流して帰ろう。

これを済ませたら、いよいよ頭ヶ島教会だ。
20キロの歩きはしんどいなあ。

最低6時間はかかりそうだぞ。
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丸尾教会

2011年10月29日 | 教会巡り/島歩き
質素で清々しい。


遠景


正面入口


側面


ロザリオの聖女



あの鉄川与助の出身地に立つ教会だが、彼の作品では無い。
1972年の完成だから随分新しい教会。
白の壁に黒茶の屋根。

他と同じように、江戸末期の迫害を逃れる為に、
大村藩領・西彼杵半島外海地方から移住してきた信者達の教会だ。

波静かな湾を望む小高い丘の中腹にある。









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野首教会を見たい!

2011年10月29日 | 教会巡り/島歩き
無人島になっている野崎島。

ここに鉄川与助が初めて造った煉瓦造りの野首教会があるんだ。

勿論定期船など無いから、古民家に泊まってガイドと一緒に見るしか無さそう。

この利点は内部も見る事ができるのと、ひょっとしたら写真も可能かもという点かな。

とにかく青砂ヶ浦教会に先立つ与助の煉瓦造りの教会なんだから何とか見てみたいものだ。

写真を見ると少し派手な感じだが、内部も青砂ヶ浦と同じだし、外観も同様。

たった17軒の信者達がそれこそ爪に火をともす苦労をして
造りあげた教会だ。

野崎島のトレッキングと合わせて是非ともやってみたい。
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冷水教会

2011年10月29日 | 教会巡り/島歩き


いい雰囲気の正面




遠景


側面


聖母


鐘楼



青方教会から一時間かからずに辿り着いた。

途中岸壁で釣りしてるお婆さんがいたが、サビキで小アジを釣っていた。
南蛮漬けにするのかと聞いたら蒲鉾を作るらしい。

右に奈摩湾が広がり対岸に青砂ヶ浦教会が見える筈だがよく分からない。

気持ち良い歩きで着いた「冷水教会」はさっきの青方教会と違ってなかなかの雰囲気だ。

あの鉄川与助の作品だが木造。
ここは規模が小さいので鐘楼が別にあった。

白い外壁に黒茶色の屋根と窓枠で落ち着いた佇まいだ。

与助27歳、独立して初めての自身で設計施工した作品で明治40年完成。

















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青方教会

2011年10月29日 | 教会巡り/島歩き
建物正面


遠景


側面


聖家族


教会らしからぬ後部


この教会は最も新しく造られた建物らしく、
何の歴史的雰囲気も無かった。

世界初の海上石油備蓄施設ができる前に、
建設場所の折島から移住して来た信者達の為に造った教会だ。

そういう経緯だから建築費には公金がある程度使われたのだろう、
上五島地区の信者の為の会館も併設された大きな建物だった。

1976年に移住終了して1988年に上五島国家石油備蓄基地という
たいそうな名称の施設ができた。


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矢堅目公園でお昼

2011年10月28日 | 教会巡り/島歩き
矢堅目遠望。



迫力の矢堅目


冷水教会方面


冷水教会方面から


テントを張れそうな広いベンチ


昨日の歩きの途中、ついでに立ち寄り昼を食べた。

この「矢堅目」というのは三角錘の巨大な岩で
冷水教会の先の岬の脇にある。

ここを対岸から撮る夕陽の景色が有名なんだが、
車が無いとなかなか撮り辛い。
整備中みたいだったがトイレは立派なのができていた。

階段で上がると目の前に矢堅目、小値賀、宇久などと
東シナ海がズドーンと広がっていた。

この景色を眺めながら弁当を食べ一時間以上寛いで
次の青砂ヶ浦教会へ向かう為にバスに乗った。



2012年4月1日のデジカメのを載せておく。

    
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大曽教会

2011年10月28日 | 教会巡り/島歩き
なかなか姿の良い像だ。(頭の上が鐘塔)


遠景


足場が邪魔


正面入り口


説明板

せっかく訪ねたのに、なんと工事の足場が組まれていてガックリ。
しかし下半分なのが救いではある。

この教会も見た事あるなあと感じるかな。
昨日の青砂ヶ浦と同じ鉄川与助の作品だ。
煉瓦造りだし良く似ている。

ここには鐘楼が無い。
どこにでも有る物と思っていたがそうでも無いらしい。

(鐘楼じゃなくて正面上の塔にあるらしい。
鐘のない教会なんて無い筈だもんなあ。)

立ち入り禁止なんでサイドの撮影もできない。

1916年の完成でステンドグラスは
ドイツから取り寄せ、煉瓦は早岐から仕入れた由。


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教会巡りいろいろ

2011年10月28日 | 教会巡り/島歩き
昨日教会にある解説文を全部載せてみたがとんでもなかった。
概略に留める事にする。

それと港はどこにでもあるから載せる必要も無いし、墓地も近くに無いし割愛する。
近くにあってもプライバシーが引っ掛かりそうだし。

昨日バスで移動した本道までの枝道を歩くのはカットする。
時間が勿体無いし体力も無い。

それから、誤植や脱字があっても直して無いのがある。
直すと本文がカットされる場合が長い文だと発生するから。

神奈川に戻ってパソコンで修正する。
写真も何とか載せられるようになったが昨日の二回目のように変なのもある。
パソコンと違っていろいろ制約が多い。

教会見物というのが案外面白いのに気が付いた。
最初は歩く動機付けだったが。
鉄川与助、大したもんだ。
よっぽどの情熱とセンスが無いととてもとても。

歩きは稜線と違って次々と景色が変わるから面白い。
これでルアー釣りでもできれば、あちこち釣り歩きできるからもっと楽しめる。

しかし、これからは頭ヶ島や奈良尾地区そして最難関の若松島としんどい所が待っている。

せいぜい頑張るとしよう。
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青砂ヶ浦教会 その2

2011年10月27日 | 教会巡り/島歩き


大人の天使?のアップ。


 







解説文

青砂ヶ浦天主堂 国指定重要文化財(平成13年11月14日)

青砂ヶ浦天主堂は、奈摩湾の中腹を見下ろすように正面を西に向けて建っている。
設計施工は長崎県下に数多くの教会建築を残した郷土出身の鉄川与助による。
明治43年(1910)8月に竣功し同年10月献堂式が行われた。

煉瓦造の重層屋根構造である。
重層の断面形式をそのままに現す正面は、煉瓦による帯状装飾によって3分割し、
薔薇窓や縦長アーチ窓によって飾られ、正面入口には台座と
植物模様の柱頭飾を有する円柱で支えられた石造りアーチを持つ。
内部は3廊式で主廊部側廊部ともに漆喰仕上げ4分割リブ・ヴォールト(コウモリ)天井、
アーチは全てポインテットアーチで造られている。
外観内部とも全体に均整のとれた構造となっており、細部の意匠も優れている。

日本人設計者の手で建築された煉瓦造教会堂の初期のもので、
かつ本格的教会堂建築の基本である重層屋根構造にもとづく外観や
内部空間が形成されるようになった初めての例で、
この後県内の離島を中心に多数建築された煉瓦造教会堂の構造、意匠の起点となった。
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青砂ヶ浦教会 その1

2011年10月27日 | 教会巡り/島歩き
今日、天気が良いので教会巡りの二回目をやった。

回ったのは「大曽教会」「青方教会」「冷水教会」「青砂ヶ浦教会」「丸尾教会」の五ヶ所だが、
まずもっとも美しかった「青砂ヶ浦教会」から書いてみよう。

昔一度訪ねた事があって感激した覚えがあるが、改めて再訪して、その美しさに脱帽。

外観の煉瓦造りの美しさ以上に、内部の美しさが何とも言えない。

五島のあちこちの教会を手掛けた、地元丸尾の出身の建築家「鉄川与助」渾身の作品だ。


何だか大人の天使みたいなのがある。


正面入り口


聖母像と鐘楼


珍しく撮れた後側

内部は白い漆喰と黒っぽい木枠と柱のコントラストや
窓全てに嵌め込まれたステンドグラスの光りが鮮やかに床や机に彩りを添えて素晴らしい。





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教会の撮り方

2011年10月26日 | 教会巡り/島歩き
もっと早く写真のアップをマスターしていればと後悔しても始まらない。

前回の所を再度訪れる元気は無いから、暫く待って貰うとして、今後の撮り方を考えるとしよう。

まず撮れるんだったら全体像だろうが、なかなか難しい。

次に正面、横、後ろ。

必ずある鐘楼と聖人像。解説板。

墓地と港を入れて10枚にしたい。

アップが最大5枚だから、5の倍数じゃないとまずい。

この他にどうしても撮りたい所があればコメントして下さい。最大で15枚に抑えたいが。

歩いては二度と行けないだろうから、撮り漏れが無いようにしないとまずい。
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教会巡り 第一回 その5

2011年10月24日 | 教会巡り/島歩き
「江袋教会」からの途中に出てきたトンネル手前で昼にした。
江袋の集落や港などを見ながら食べたが本当に斜面しかない。
それにしても海の綺麗なのが素晴らしい。

海岸は落ち込んだ斜面を波が削り取ってまるでスラブみたいで、
岩屋が喜びそうな所だらけだぜ。

五番目は「小瀬良教会」だが、トンネルから50分もかかっている。
途中に見た大瀬良の墓地が仏教徒とカトリック信徒のが隣り合ってたのが珍しかった。

建物は「赤波江教会」と同程度で屋根も同じ朱色だった。
1950年にできたというから結構古いがそんな感じはしない。

最後の「大水教会」は本道から往復50分もかかる奥まった所にあった。
1985年に建て替えられたあまり特色の無い教会。

ここから4時前のバスに乗ろうと必死に歩き何とか間に合ったが
分岐にはバス停が無かった。

自由乗降区間だったのを思い出し先に歩いたが、
少ししか稼げずにバスに飛び乗って第一回の歩きは終わった。

次回は乗った所までバスで戻り歩き出すが、
次の「曽根教会」迄は一時間半はかかりそうだ。

その次が危険地帯を抜けての「青砂ヶ浦教会」で、
ここも一時間半程度の歩きだから、次の「丸尾教会」迄歩く事にしよう。


小瀬良教会デジカメ写真

   


大水教会デジカメ写真

     
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教会巡り 第一回 その4

2011年10月24日 | 教会巡り/島歩き
教会の読み方を書いておこう。

こめやま、ちゅうち、あかばえ、えぶくろ、こぜら、おおみず

が第一回の分だ。

四番目の「江袋教会」は木造の渋い物だったが、
隠れキリシタンの流れを残す歴史的な建物だった。

外観は大きな民家の趣で十字架も無い。
尖頭風の窓とステンドグラスが無かったら、とても教会とは思えない。

1882年創建時の雰囲気を残して改築しているから、
おそらく全島の中でも一番歴史を感じさせるだろう。
県指定文化財らしいが納得。

俺もこの教会が一番気に入った。

しかし、ステンドグラスというのは机や床に鮮やかな色を載せて
荘厳な雰囲気を醸し出すよなあ。

この「江袋教会」の手前に「五島・平戸領境界」という看板があった。

普通は島と島の間だが珍しい。
何でも室町末期に領主の父を殺されて、
祖父の平戸・松浦家を頼った男が後に援助を受けて
領主に返り咲いた礼に領土の一部を差し出した由。

しかし領土というよりも漁業権を差し出したというのが実態だろう。

西彼杵半島から移り住んだキリシタン達も
この豊かな海があったから何とか生き延びたんだろう。


「五島・平戸領境界」デジカメ写真

 


江袋教会のデジカメ写真は「江袋教会写真特集」に載せた
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