大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

ダブルストックで滑落?

2023年07月30日 | 山道具

北岳山頂は雲の中

 

最近奥穂から前穂の吊り尾根で滑落死亡事故が発生したが、ひょっとしたらダブルストックだったからじゃないのか?

大昔に書いた事があるが再度書く。

俺もストックを使うがシングルだ。

ダブルの方が楽なのは分かるが、トラバース歩きの時がヤバい。

何がヤバいかというと、谷側のストックが空振ったり、路肩が崩れたら一発で滑落だ。

シングルの俺は面倒だが、必ず山側にストックを置くようにしてる。

ジグを切って歩く時は左右持ち替えるのが面倒だが、まだ死にたくないから絶対に谷側には置かない。

こんなルーチンは低山でも徹底していないと駄目で、とにかく「ストックは山側に」を徹底すべし。

 

ダブルストック使用者がやるべき事は簡単で、トラバースに来たら一本は仕舞う事だ。

長い距離を歩いて来ての吊り尾根だと疲労でそのままダブルで歩いてるんじゃないか?

とにかくトラバースでのダブルストックだけはやめるべし。

それと段差が大きい時はストックは使わず、尻を落として後ろ向きに降りるようにすべし。

立ったままストックを下に置いて滑ったら大怪我をしてしまう。

大昔、檜洞丸から下山途中でストックが滑り大怪我するところだった。

 

先日行った北岳肩の小屋の食事を載せておく。 

豚テキは期待外れだったし朝飯もイマイチでガックリ。

これに比べたら南アルプスの「百間洞山の家」の、草鞋トンカツと朝飯のスクランブルエッグと人参サラダの素晴しさが懐かしい。

 

豚テキとはとても言えず変形生姜焼き?

豚テキ用の肉が無かったなら一言あってしかるべき

なんだかなあの朝飯

この食事で1泊12000円ではなあ、もう泊まることもなかろうが人気は出ないかもだな

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秋田新幹線こまち運休でテンヤワンヤ

2023年07月15日 | 島暮らし・街暮らし

JR東の「どこかにビューン」と言うので大宮・大曲で動く事にしたが、昨日メールで今日の運休連絡が来た。

豪雨が予想されての計画運休なんだが、代替の電車に乗れるから心配してなかった。

ところが大宮駅で窓口に行くと11時まで全ての電車が空席無しとの事。

13:45に北上駅から宿の送迎バスが出るので非常に拙い。

調べたら11時前後の電車でも大丈夫だったが、早く着きたかったから8:21発の全席指定のはやぶさに立席券で乗った。

この立席券は席に座れないのだが、通りかかった車掌?に話したら空席があり無事座れた。

計画運休なんだから当然の事なんだが、大人しい人間ならそのまま真面目に立ってるかもだな。

「どこかにビューン」と言うのはJREポイント6,000で好きな新幹線駅を往復できるという企画。

更にマイナポイントをスイカでやったら4,000ポイントで往復できるという超安さ。

俺はスイカでやってたからやれるので申し込んだ。

JR東が提示する4つの駅から選ばないと駄目なのがみそなんだが、幸い大曲があったから大宮・大曲で申し込んだ。

本当は元湯夏油に行くので、運休はもっけの幸いだったが帰りも変更しておこう。

運休せずにそのままだったら盛岡で途中下車して在来線で北上まで移動だったんだから助かった。

全席指定でも立席という手があるとは知らなかったが、ハイシーズンの春の連休や旧盆には結構利用者あるんだな。

俺が座った席に客が来たら他の空席に移動必要だが多分大丈夫だろう。

仙台までノンストップだったから良かった。

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35度超えの猛暑日にモクレン剪定

2023年07月12日 | 職人修行

下見で一目でこりゃあ結構時間かかるなと思ったが、やってみたら意外と木質が軟らかくて楽勝。

と言っても高所作業だからまあまあ時間は押して、2時間はかかってしまった。

 

 

去年切った処で切ったが1年での伸びように驚く。

キンモクセイの垣根はM先輩がトリマーでやっつけたが、さすがに81ではこの暑さにはウンザリだろう。

 

 

このモクレンの後に、目隠し用の枇杷の垣根が残っていたが、こいつは高さを半分ほどにしたら格好ついた。

 

客もこの暑さの中の剪定に恐縮したのか、娘と奥さんがそれぞれにアイスキャンディーを出してくれた。

多分日が当たる所は40度超えだったろう。

帰り際に写真を撮ったんだが、地面の熱さで地下足袋の底が熱くなって驚いた。

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北岳でタカネマンテマとご対面

2023年07月12日 | 南アルプス

ひょっとしたら出会えるかもと思って濃霧の中登ってみた。

前日の10日11時に広河原に到着して、ちょっと18時迄に小屋に入れるか微妙だなあと思いながら歩き出した。

結果的に17時45分に無事に到着したんだが、小屋到着前の20分間は強烈な風とガスで苦労した。

朝食を済ませて狙いのタカネマンテマ見たさにガスの中を登り、両俣小屋分岐の標柱に到着し周りを探してみたら即発見。

あまりにもあっけなかったが想像以上に小さくて可愛い。

見つけた時は2輪だと思ってたが、写真を見てみたら5輪だったよ。

あまりの嬉しさに2輪もあると、小さな3本が目に入らなかったらしい。

取り敢えずこのタカネマンテマの写真をアップしておく。

 

 

正直ちょっと早いだろうなあと期待していなかったからメチャ嬉しかった。 

これを見たら濃霧の中を山頂まで歩くなんてやる筈もなく、サッサと小屋めがけて降りたが途中でも結構花を楽しんだ。

 

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35度超えの植木仕事はヤバい

2023年07月08日 | 職人修行

猛暑の中で作業した木金の3件の写真。

これはK君Y君との3人の合作だが上3段はほぼ俺

 

下の2本は別の家のだが旦那さんが切ってたらしくて酷い状態だった。

カリン 実が5個ついてたのに俺が誤って2個切ってしまった。幸いカリン酒は作ってないとかで良かったがドジだった

 

キンモクセイ

 

 

仕事熱心なのも考え物だよな。

班長がこの暑さなのに来週水曜日の予備日を仕事にしたのに呆れた。

俺は月火で北岳だから良いのだが、他のメンバーは5日連続の就業なんだから酷い。

メンバーは81が1人、75が2人、70が2人、69と66が各1人。

こんな老人部隊なのに5日就業はあまりにも過酷過ぎ。

最長老は昼までの半日なんだが、他は3時や4時までがあるんだからなあ。

木金は最長老以外は全員4時までは理解不能。

カミさんがシルバー事務局に電話でクレームしたら、班長には作業時間を短くするように言ってるので各自が休むようにするしかないのではと言ったらしい。

受注量も少しは減らしてるとかで、各自で休みを取るしかないか。

植木相手の仕事に命をかけるなんて有りえないよな。

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和賀岳から北岳へ転進

2023年07月08日 | 南アルプス

この土日で計画していた和賀岳は天気が悪いし、前回の黒岳登りで脚力の衰えを認識したので諦めた。 

その代わりに天気が良い予報の北岳へ行く事にしたが、花と眺望の楽しみよりも新装の肩の小屋に寝て豚テキを食べるのが目的。

大昔に娘と泊まった時の汚さとトイレの凄まじさ、それに食事の貧弱さは忘れられない。

 

それが最近は夕食が好物の豚テキだと知って泊まってみたいと思ってたら、去年改装して綺麗になってるみたいで急遽決定。

今日明日で過酷な暑さの中の植木仕事の疲れを癒やして、樹林帯の登りと草すべりで上がり、下山は草すべりで二俣、それから御池小屋経由で広河原へ。

大樺沢コースはもう橋を架けるつもりは無さそうだし、樹林帯の歩きで蒸し暑いが直射日光に晒されないのは助かるな。

 

当然ながら営業小屋だから宿泊費が12000円もするが、空身同然で歩けるのだから安いもんだ。

とにかくザックを極力軽くして6キロ前後にしないととてもじゃないが登れない。

 

 

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大雪の花はまだまだだった

2023年07月05日 | 北海道

7月3日に黒岳の九合目まで登ったが、雨とあまりの花の少なさに旭岳ロープウェイへの縦走を諦め下山した。

その日の宿の旭岳温泉の大雪山白樺荘ユースにはバスで移動した。

前夜の天気予報は曇りで10時からは晴れだったが、出発の6時前には何と小雨。

その内良くなるだろうと、ロープウェイとリフトを乗り継ぎ七合目から登り出したが、何と道の両サイドに花が見当たらない!

九合目までに出てきたのはたったの8種類にガックリ。

 

黒岳九合目までの花

ショウジョウバカマ(2本)

 

ミヤマタネツケバナ(多数)

 

ミヤマキンポウゲ(数本)

 

エゾコザクラも後ろ向き(1本)

 

エゾノハクサンチドリ(1本)

 

九合目近くでやっと花らしいのが出てきた

エゾノハクサンイチゲ(1群)

 

チシマ丿キンバイソウもやっとほころびかけなんだからビックリ

 

ウコンウツギ こんな蕾ばっかりだったが

九合目近くでやっと咲いていた

 

これほどの不作は初めてだったが、行き遭った仙台からの老夫婦が、東北の花は例年より10日ほど早かったと言ってたが変だよなあ。

雪も九合目まではそんなに雪の上を歩かなかったし、今度の土日には殆ど雪の上を歩かずに済むかもだ。

九合目から上の雪の状況は不明だから層雲峡ビジターセンターに確認すべし。

 

 

こんなんではこのまま帰るのも悔しいから、帰宅日の4日の朝にロープウェイで上がり、姿見の池周辺を散策して花を楽しんだ。

10回以上ロープウェイを使ってるが、真面目に散策したのは今回が初めてだったが、予想以上の規模の花畑だった。

ここがこの時期にチングルマが咲きだしてる段階なんだから遅さが分かるだろう。

しかし、暑さで雪解けが進み一気に満開へ向かうかもだな。

 

散策路の花

チングルマとエゾノツガザクラ

 

キバナシャクナゲ

 

チングルマ

 

エゾノツガザクラ・チングルマ

こんな大群落があちこちにある

 

エゾノツガザク

 

ナナカマド 避難小屋と姿見の池

ナナカマドのアップ

 

イソツツジ

 

ミヤマキンバイ

 

エゾコザクラ

 

ミツバオーレン

 

ウコンウツギ ロープウェイ駅すぐにあった

 

さっき旭岳のライブカメラを見てみたら、何と1週間で殆どが曇りで日照時間がメチャ少ない。

気温がほどほどで雪解けは進むが花は開花が遅くなっているのではないかと思う。

これだと海の日の三連休辺りが賑やかになってると思うが天気がなあ。

ビジターセンターに小まめに電話して咲き具合を確認しないと駄目だな。

それとロープウェイ会社のホームページを見て、花の情報を確認するのもやらないとだな。

そういえば層雲峡の会社のに七合目上の花の情報がなかったな。

その点では全くのポカだよな。

一番の収穫は12キロ前後のザックでは足が全く上がらないという現実を把握した事。

もう完璧に日帰りにして6キロ程度のザックで歩くしかないな。

 

 

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