1日目 松川温泉−三ッ石山
2日目 三ッ石山(ピストン)−大松倉山−姥倉山分岐 −黒倉山分岐−花畑分岐−鬼ヶ城(ビバーグ)
3日目 ビバーグ地−不動平避難小屋−花畑(御苗代湖・御釜湖ピストン)−大地獄谷分岐−七滝−県民の森
以上のルートで歩いたが、所要時間は概ねヤマップ地図での5割増しだった。
鬼ヶ城の歩きはそれ程難しく無かったが、時々出て来た岩場歩きがホールドがしっかりしていて不安が無かったのが大きい。
垂直気味でちょっと長いのと、終わり近くの短い垂直登りとその後のザレた短い道の上りが要注意。
とにかく斜面のザレた道というのは厄介だから気を抜かずに歩くべし。
俺も花畑への途中やたらと滑りやすいザレ道で、続けて二回も寸前でとどまったが転倒で大怪我の憂き目に遭うとこだった。
それとこの山で厄介だったのが泥濘だった。
稜線歩き以外ではあちこちに泥濘があって足の置き場に苦労した。
七滝ルートのは論外だが、大松倉山からの道のロープウェイ分岐手前のは結構長い。
この後の姥倉山分岐の先で水場が出て来たが、ここで補給した1リットルの水が無ければヤバかった。
水場といえばあの三ッ石山のはチョロチョロで、なかなか貯まらず苦労した。
八合目の小屋の水場を確認したかったが、たまたま不動平小屋でゆっくりしてた福島からのオジンが余った水を分けてくれた。
そう言えば七滝コースでも水場は無かったが、活火山だから飲める水の確保は難しいらしい。
三ッ石山までの景色
道に穴がほとんど無いが、皆ちゃんとキャップを付けたストックで歩いてて大雪とは真逆。
おまけにゴミも殆んど落ちてなかったんだから素晴らしい。
軽アイゼンの穴?じゃなさそうだがよく分からん
これとキャップ無しのジジイが一人いたが。
途中からの岩手山
この中間点から1時間で小屋だった
まあまあの黄色があった
花畑・鬼ヶ城分岐までの景色
黄色も駄目っぽい
大松倉山先の下降点手前からがベストの紅葉だった
ここから鬼ヶ城へ
鬼ヶ城歩きでの景色
稜線の五葉松と右に登山道が見えるが、基本こんな道の途中に岩場の上下が出てくる
チングルマの紅葉と花は初めて見た
御苗代湖が見える
御苗代湖
御釜湖
御花畑
松川温泉登山口から30分の階段歩きを終えればそれほど辛くは無いし、三ツ石山自体は簡単だし岩手山も単体で遊ぶのは難しくない。
次回やるとしたら秋田駒から松川温泉とか八幡平から秋田駒とかやってみたい。
避難小屋がトイレ付きで綺麗だし、滝ノ上温泉の素泊まり宿・八幡平温泉郷のゲストハウスなどがあって便利だ。
バス便がどんどん無くなってるが、この山域はどうにか存続してるのが嬉しい。
結局岩手山の山頂は踏まなかったが、富士と同様の砂山だしこのまま登らずに終わりそう。