大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

荒沢岳の練習に白谷ケ丸へ

2010年09月29日 | 山技術
注文したテントが2日で着いたので早速(といってもこの日しかないんだが)
今週の土曜日に練習に湯ノ沢峠の上の白谷ケ丸に張りに行くことにした。
あの前みたいなところはなかなか無いんで荒沢岳までのコースタイムに
近いので決めた。

テントサイトが気持ちのいい所なのが救いだ。
甲斐大和から6時間ちょいはかかるので少しは訓練になりそうだ。
前の岩場の歩きはホールドにしっかり足をのせて、3点確保で歩けばよかろう。
当日の荷物を背負って歩けば少しは役に立つだろう。

明日から町田の好日山荘でフェアがあるので、食料・ガスといいのがあれば
雨具を買おう。

食料はアルファ米のちらし寿司や五目飯のとにかく軽い物。
しかし岳食の麺シリーズは430円もする。せめて300円位にならないのか。
まあ1つ位は昼用に買ってみるか。
アマノのお汁粉が案外いいんだよな。

雨具は雨よりも風、寒さ対策なんで別にゴアでなくてもよくて軽ければOK.
500g前後のがいいんだがなあ。
下は古いのを使って上だけにしようかと思案中。
基本的に雨の日は殆ど歩かないから。
さすがに上着はもうちょっと着るのが恥ずかしい位の状態なので、せめて
上は買わずばなるまい。
もう10年近く着たから充分元は取っているだろう。


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ザックを軽量化する2,3の方法

2010年09月28日 | 山技術
60歳を超えるとザックの重さがこたえる。

40代から50代前半までは20KGでも何とかなったが
今では13KGあたりがリミットなんだから情けない。

しかし嘆いても始まらないわけで、極力軽量化にいそしむ事になる。

とにかく心がけるべきは不要なものを持たないということ。

極論すると水、食料、雨具、ヘッドランプの4点さえあればいいのだ。

これに縦走ならガス・コッヘル、寝袋・マット、テント他が加わることになる。
随分とコンパクトな荷になるだろう。道具も可能な限り軽いものにすること。

2泊3日の大雪の旅でも12KG程度(テント無し)だったが、もっと
軽量化できると思う。
テント込みでも13KG程度に収められるだろう。

替えの下着は上下1組(必要なら耐寒用も1組)、靴下も1足にし、ペーパーも
必要な量だけをザックに入れる。ロール1巻きなどもってのほかだ。
とにかく必要な物だけを持っていく事に徹すること。
タオルも1枚で充分。

昔はチューブ入りのコンデンスミルクを持って行ったが、今はブドウ糖だ。
羊羹やフルーツ缶、酒など論外だ。

一番重要なのは軽いザックを手に入れることかもなあ。
いまのでも40Lで900G位だから軽い方なんだが。



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エアライズ #1 を買った

2010年09月27日 | 山技術
来月の荒沢岳の為にテントを買い換えた。
今までのエアライズ#2は3KGもあったのだが、今度の#1は1.5KGしかない。
半分の重さになるんだから画期的。重量はフライ、ペグも入れた総計。
ツェルトの2倍の重さなんだからすごい。

定価は36,750だが、山幸のネット販売で32,500で買えた。
他では殆ど値引きしていなかったからここでしか安くは買えないかも。

テントを購入したのは98年だったから12年使ったことになる。
今後どれ位使うか分からないが、重量が1.5KGとなれば結構気楽に使えるから
案外と使いそう。

北アルプスの雲の平やら南アルプスの聖岳やらに行くのが楽になるなあ。
この山域では小屋の食事を利用できそうだから、相当に荷の重さを軽減できる。
もし食事ができなくてもフリ-ズドライ食品を利用すれば大丈夫だ。
あの大雪でも小屋に寝なくて済むぞ。

60過ぎてまたテントを買うとは思わなかったが、あの営業小屋や避難小屋の
うるささから逃れられるのは素晴らしい。

シュラフとエアマットの重量が1.2KGだからテントと寝具で2.7KGだ!

これにコッヘル、バーナー、カートリッジの1KGを加えても3.7KGにしか
ならない。

食料、衣類、その他の双眼鏡などを3KGとしても水3Lで10KG前後だ。

せいぜい使って楽しい山歩きを満喫しよう。

遠征だけではもったいないから奥多摩やら中央線沿線でも使えば山のいろんな
楽しみ方ができる。

文字通りエアライズのキャッチフレーズ「ヒマラヤからウラヤマまで」楽しもう。
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荒沢岳が銀山平からやれる

2010年09月26日 | 関東周辺
田舎から帰ってもう一度しらべてみた。
諸般の事情でどうしても銀山平から登りたかったのだ。

なんと浦佐8:00発のシルバーライン経由のバスが客がいれば銀山平に
停車してくれることが判明。
運転手に銀山平で降りたいと言えば停まってくれるらしい。

これであの前の岩場が登りでやれるしテントで寝られる。

この8:00のバスが時刻表では銀山平にバーが入っており、停車しないと
思っていたのだ。
今朝念のために電話して聞いてみたら上記の通りだったので大喜び。
小出からのタクシーだと7,000円超えるらしいから大助かりだ。

そうと分っていればこんなに苦労することも無かったのに。
まあしかし朗報には違いなく、前の下りを心配することも無くなった。
おまけに荒沢岳と兎岳の間のテント場で寝る事ができるぜ。
これが一番やりたかったのだから万々歳だ。
おまけに紅葉ジャストだったら岩場と紅葉を見ながら歩けるおまけが付く。

荷が辛いが極力軽くして絶対にあのテント場に辿り着こう。
アルファ米とフリ-ズドライの食事で1泊なら10キロ以内に収められるだろう。
時間的には17時頃にテント場につきそうで丁度いい塩梅だ。
下山は当然中の岳などはやらずに丹後山から直接降りる。

越後駒と中の岳は来年9月の3連休にでもやればいいだろう。
6月の残雪の時期でもいいし、日月の2日でやるのを覚悟すればいつでもやれる。
あとは来週にでも登りでのあるコースを10キロの荷を担いで歩いてみよう。

念のために書いておくと
前夜に六日町の大和屋旅館で寝て、
翌朝7:34発の電車で浦佐に出て、8:00の奥只見行きのバスに乗る。
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息子とオーレン小屋 2010年9月19日-20日

2010年09月21日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
いやーまいった。
タバコはやるは、昼夜逆転の生活はするはの不健康学生の息子に置いて行かれるとは。
いくら40歳の違いがあるとはいえ情けない。

本沢温泉でテントのつもりで用意しだして、3シーズンのシュラフを出してみてアングリ。
あまりの嵩に60Lのデカザックでないと収まらない。
今さらそんなザックは背負いたくないので急遽営業小屋へ変更。
幸いにも「オーレン小屋の桜鍋」があるのに気がついて電話してみたら、混んでるがフトンに
一人で寝られるというので即予約。
1泊2食で8,500円だが、大蔵大臣が出してくれるのでノープロブレム。

小淵沢から小海線で松原湖下車、バスで稲子湯まで入って歩き出した。
楽な道だがはなから置いて行かれるとは予想外だったなあ。
こちらの体力が落ちたということだろうが、楽に歩いているのを見ると案外と体力が
付いたんだと納得。
テントがしらびそ小屋に10張りほど、本沢温泉には15張りほどもある。
相当な客の数で、受付のオネエが嬉しそうな顔で応対している。

途中であの野天風呂を見下ろすと湯船に8人、外に3人が待っている大盛況。
その中の湯船の女2人は水着で入っているが、双眼鏡で見てみたらオバンじゃないか。
スッポンポンでいいじゃないかと思うんだが、案外とやれないらしい。
昔、法師温泉で遭遇した美人白人女性のあの堂々たる見せっぷりには素直に脱帽、感謝。

さて懐かしい夏沢ヒュッテとやまびこ荘の間を抜けて、オーレン小屋の下りに入ったが
案外とかかってやっとこ小屋に着いた。
早速風呂に直行したが、お湯が出ず浸かり湯だけだったが、案外と汚れておらずまあまあ。
今日みたいな混み混みでなければ充分満足できそうだ。

夕食の桜鍋は味が濃かったが山歩きの後ではまあいいかといったとこだが、さすがに
最後の方では2人とも閉口気味だったなあ。
他にはテンプラ(みょうがとおくら?、俺は食わなかったので)、トウモロコシ1片、
たくわん4枚、なます、小さな饅頭と少々?(トウモロコシ、なます以外は2人分が1皿に盛られている)
朝も大したこと無くて「桜鍋」と「風呂」、「フトン1人1枚」が売りの小屋だった。

仲間同士で桜平までタクシー(8,000円超)で入れば2時間もかからずに着くから
遊び方次第では利用価値はあるだろう。

それにしても「山ガール」の増殖ぶりには驚いた。
なにせ俺達2人が入った部屋は残り7人が全て女性だったのだ。
登り下りでもあの派手なファッションを見せられてもう結構という感じ。
60前後のオバンがこの格好しているのはご愛嬌だったが。

帰りに赤岳鉱泉を9:15に出て、11:26のバスに乗ろうと2人して飛ばしに飛ばして
30分前に着いたが、途中で抜かれたオジンの速さには度肝を抜かれた。
なにしろあっと言う間に追い抜かれ、瞬く間に消えてしまったのだ。もう一度背中を見ようと
頑張ってみたがまったく追いつかなかった。
いやはやとんでもない奴がいるもんだ。

しかし10月の荒沢岳はこんな体たらくで大丈夫だろうか。ちと心配だ。


本沢温泉の野天風呂


桜鍋(2人前)


茶色のダケカンバ


赤岩分岐


阿弥陀の後ろに北岳他

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ハートレー第2彗星を中の岳で見る

2010年09月18日 | 山技術
ヤフーのニュースに出ていた。そんなに大きくは無さそうだが
双眼鏡で見れば結構観察できそうだ。

山の上から見る星には圧倒される。
あまりの数の多さに、どれが1等星やら判別できないくらいだ。
東京などは1等星くらいしか見えないからあっけないほどなのに。

あの夏の大三角も星に埋もれてしまうからなかなか分りにくい。
さすがに冬の大三角は分りやすいが。

星に興味を持ちだしたのは空木岳に登った時だった。
偶然一緒に歩いた人にアンドロメダ大星雲の見つけ方を教えてもらい
双眼鏡で見て感動したのだった。

それ以来、夜になるとテントや小屋を出て空を見上げている。
しかしなかなか進歩しなくて初心者の域を出ない。
まあそれでも充分楽しめるからいいんだけど。

花と違って単体では分らず、位置やら周りの星やら明るさなどから
推定せねばならず、なかなか簡単ではない。
一気にある程度まで憶えてしまえばいいんだろが。

さてこの彗星だが、来月の中旬が観測には最適らしい。
調べてみたら10月8日(金)が新月だ。

なんと中の岳から荒沢岳の時じゃないか。
9日に小屋泊まりしている時に見られるぜ。
周りに大きな町がないから見るにはもってこいだ。
天気さえ良ければ星と紅葉を堪能できる。

それにしても1997年のヘール・ボップ彗星はすごかったなあ。
ちょうど群馬にいた時だったが、職場の近くの農道から眺めた。
巨大な尾をたなびかして綺麗な姿だったなあ。
あの時は肉眼で見えたのだから物凄い彗星だった。

しかし光のショーなら翌年の6月に平標山でみた流星が一番だった。
文字通り流星が縦横に飛び交って、一瞬真昼のように明るくなったりするほどの
大爆発があったりと、一緒に見たT氏と2人して声も出なかったのだ。
あれほどのものを見た後ではシシ座流星群など屁みたいなもんだ。
この流星群は下界が天気も良くなく、おまけに突発性だったらしくて
見た人があまりいなかったらしい。
本当にラッキーだったわけで、もうあんな光景には出くわさないだろう。



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やっと秋めいた

2010年09月17日 | 山計画
先日までの猛暑が嘘のような涼しい風が吹き出した。
昨日の夜はタオルケット1枚では寒いくらいだった。
これじゃあテントでの夜は結構冷え込みそうだ。
湯たんぽ用のボトルを持って行かないと駄目だなあ。

今日の夕刊に大雪の紅葉が載っていた。
雲の平の緑、赤、茶、白の彩りの風景だったが、
次の飛び石連休で行く予定だったのがちと口惜しい。

これからぐっと冷え込めばいい紅葉になるかもなあ。

来月の荒沢岳の紅葉が一番期待が持てるかも。
前の岩場と紅葉のコラボが楽しみではある。
しかし中の岳避難小屋はムチャクチャに混みあいそうだ。
テントを担げれば一番いいんだがなあ。
最新の物なら2人用でも1.5KGなんだが、古いので
3KGもあるんだよなあ。
これにシュラフや食料、ガス、水で最低7KGにはなるからなあ。
現状ではちとしんどいか。

ギュウギュウ詰めを我慢するしかなさそう。

今年の山もこの秋山でほぼ終了だ。
昔は雪が付いたら喜び勇んで出かけたもんだが、この頃は
身体を冷やすのが嫌でまったく興味が無くなった。
展望にはもってこいなので時々は出かけてみるが。

来月の末にでも皆と一緒にあの腰痛で中止した編笠から権現でも
やってみようか。





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中の岳から荒沢岳は延期

2010年09月15日 | 山計画
荒沢岳の下りの2日目が60%の降水確率になってしまい延期。
10月の3連休にやることにした。
もともとはそちらの予定だったし、紅葉がジャストの可能性も高い。

おまけにどういう風の吹き回しか、長男が「山に行きたい」と言い出して
連れて行く事になった。
しかし何の運動もしていない不健康学生なんだからまともな山は無理。

本沢温泉にでも連れて行こう。
あの露天風呂もあるし、2時間登れば赤岳、阿弥陀や北アルプスの眺望が
楽しめる。
俺も露天風呂にはまだ入ってないのでちょうどいい。

しかし子供と一緒の山とは何か変な気持ちだなあ。
息子と一緒に酒が飲めるのが楽しみなどという奴がいるが、よく分からない。
たしか小学校の5年生くらいの時にユーシンロッジに泊って檜洞丸に登ったのが
最後だったような気がする。

60過ぎた親父がテントなどの幕営道具を背負って、若い息子が空身同然じゃあ
まったく逆だろう。
まあしかし仕様が無いか。

大蔵大臣は小屋代は出すというが、大金を出して不味い飯など食いたくない。
空いていれば北アルプスが派手でいいんだろうが、とにかくメチャ混みなので
絶対に行きたくない。

やっと涼しくなってきたが案外テントでは寒いかも。


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山岳保険に入ったぞ

2010年09月14日 | 山技術
いろいろと見てみたが、結局掛け金が安いモンベルのにした。

1年間保障で2,740円とは超安値でないか。

勿論入院保障などあるわけが無いが、捜索やヘリなどの費用が500万と
賠償1億あるので必要充分だろう。
この捜索費用だけの保険もあったが、モンベルの方が安いというのがよく分らん。

なんか異常に安いのが気になるがなあ。
これで心置きなく遊べるわけだが、こんなのが必要にならないように注意して遊ぼう。

しかしパソコンで申し込んで翌日から保障開始とは便利なもんだ。


あの「白馬で遭難か?」の人は山小屋に寝ていて五竜方面に行く予定だったらしい。
そこまで分れば滑落の場所は特定できるだろう。
落ちるなら不帰キレットだろうから、ベテランの捜索員だったら見当つくだろう。
早く見つけ出してもらいたいもんだ。

単独行の最大のリスクが、この事故現場をなかなか特定できないということだ。
パーティーなら何ということも無いが、一人ではどうしようもない。
前にも書いたように、携帯が通じるところなら要所でメールをすること。
もしできるなら前後に人を置いて歩くことなどを励行するべし。


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登り6時間30分てどうなんだ

2010年09月12日 | 山技術
さあ今週末は中の岳への6時間30分の登りだ。
といっても実感が湧かないので今までの山で調べてみよう。
時間はすべてコースタイム。
実際はこれの1.3倍-1.5倍はかかっている。

6時間前後の登りで経験済みのコース

①黒戸尾根 横手から七丈小屋 6時間50分

②千枚小屋まで 6時間10分

③笠新道 稜線まで 5時間50分

④飯豊 梶川尾根 5時間30分

以上の4コース程度だ

時間的には長い②は実際は大して辛くない。
実感では④の梶川尾根が一番きつかったなあ。
とにかくのっけの両手両足を使う急登にはマジで参ったのだ。
黒戸尾根も笠新道も時間はかかったがそれほど辛くはなかった。


6時間以上の歩き

これは200以上はあるだろうが、その中でのベスト3は以下。

①三伏峠から熊ノ平  8時間50分

②丹沢三峰を越えて大倉へ 8時間15分

③檜洞から蛭ケ岳、丹沢山、塔の岳から大倉 9時間10分

体力的にはこちらの方が大変だから、中の岳までといってもそれ程でもなかろう。

①は歩くなるのが嫌になるほどで今までで最高の辛さだった。

②③はアップダウンが多く、時間もかかって辛い。


2.5万分の1の地図を見てみたら等高線がそれ程密でないから何とかなりそう。
飯豊の梶川尾根程の急登ではなかろうし、塩見の縦走ほどの辛さではなかろうから。

歩きでの辛さはコースタイムの長さではなくて、歩きやすいかどうかという点だ。
笠新道などは丁度いい段差で階段ができていてすこぶる歩きやすかった。
それと直登がどれくらい出てくるかだろう。
この一直線の登りは本当に辛い。
笹子雁ケ腹のツメや御正体の登りなどだ。
これが無くてジグザグの道であることを祈るのみ。

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雁ケ腹摺山雑感

2010年09月12日 | 中央線沿線
この山はマイカー登山のベストコースだろう。
大峠から黒岳とセットでピストンできる。

五百円札の図柄になってるように富士の眺望が売りの山だが
頂上よりも昨日俺達が休んだ頂上手前の大岩からが木が邪魔しないので
よい。

さすがに何度見ても格好良い富士だし、右側に連なる南アルプスの
南半分も素晴らしい。
聖岳が三角に見えてちょっと意外だが、ここからは悪沢岳が一番いいかも。
8倍の双眼鏡は必携だ。

姥子岳は登る必要も無い山だ。
南アルプスの代わりに丹沢や奥多摩がみえるだけ。
ピストンの場合は端から登山対象でないが。

山口館の風呂は2人で満杯と小さい。
団体では一度には入れない。
小さいので当然掛け流しだったが。

金山峠からは直接降りずに、大垈山方面に歩き、途中から降りる道を
使った方がいいだろう。
こちらの道が今はメインコースらしい。
直接降りる昔のルートは三月の大雪で沢沿いが荒れていて案外と危なっかしい。

単独で歩くなら大月から7:30発西奥山行きのバスが使える。
雁ケ腹摺山の後黒岳に登り返して湯ノ沢峠に下りて避難小屋で寝る。
翌日直接降りるか、滝子方面へ歩くか、どちらかだろう。
これならタクシーを使わなくて済む。1泊2日でちとハードだが。

避難小屋にはフトンと毛布があるからシュラフカバーで充分だ。
日帰りなら湯ノ沢峠から沢沿いのルートで降りて林道歩きをすることになるが
時間的にすこし辛いと思う。

楽なのは雁ケ腹摺山の頂上で、車で来た人を見つけて便乗することだろう。
マイカー利用が多いので確率は高い。


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大峠から雁ケ腹摺山と姥子山

2010年09月11日 | 中央線沿線
K氏、I氏と3人で大月からタクシーで大峠に入った。
なんと7,100円もかかって相乗りでなければとても乗れない。
一番いいのはマイカーで入って、雁ケ腹摺山と黒岳の両方をピストンだろう。

雁ケ腹摺山への登りは雰囲気が良く気に入った。今まで2度金山峠側から登っているが、
まったく記憶に無いのには我ながら情けない。
今朝は結構涼しくてTシャツではヒンヤリし過ぎるくらいだった。
頂上手前に休むのに格好の大岩があり、ビールと食事にした。

富士と南アルプスがクッキリと見えている。
左から聖、赤石、悪沢、塩見まで、残念ながらその先の農鳥以北は黒岳が隠していた。
晩秋にでも今度は大菩薩あたりから南アルプス全山を見てみるか。
雪がついたらとんでもなく素晴らしい。

姥子山までは結構滑り易く、途中で見事に転び、右大腿部上部を岩にぶつけてしまった。
結構痛くて歩き辛いが打撲だけだから何とかなるだろう。
林道に降り着いたが工事の車がいて時々騒音を発している。
姥子山からは南アルプスは見えないが、丹沢や奥多摩の山が見える。
東峰から先に行ってみようとしたが70度はありそうな急な崖ですぐにギブアップ。
戻る途中でK氏がしたたかに枯れ木で頭を打ち5cmほどの擦過傷を負った。

林道に戻り金山峠を目指したが途中から以前の道と違って付け替えられていた。
奈良子との分岐から金山峠への登りに入って少しで峠に着き残った弁当を平らげた。
沢筋の歩きになって涼しくなったが、何か危なっかしいところが多くあまり歩かれて無い
みたいだ。
草や岩だらけの林道に出てほっとするが、3人とも結構バテている。

金山鉱泉の山口館で入浴して呼んだタクシーで大月に戻った。

今日はラッキーにも巨大なキノコをゲットしてしまった。
雁ケ腹の下りでK氏が松の根元のマイタケ風の巨大なキノコを見つけた。
毒キノコには見えなかったので(I氏は辞退した)二人で分けた。
山口館の女将に聞いたらハナビラタケみたいとの事でI氏の携帯で確認したら
そのとおりだった。

花はイカリソウ、アキノキリンソウ、トリカブト、オダマキ、ハギ、ツリフネソウなど

8:30から登りだして14:45山口館着 休み除くと5時間位の歩きか。



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9月3連休で中の岳から荒沢岳

2010年09月09日 | 関東周辺
大事な今度の3連休は中の岳から荒沢岳に決めた。

前夜に六日町の大和屋旅館で寝て翌朝十字峡から登る。
のっけからあの飯豊の梶川尾根ばりの急登らしいが、あれより
酷くはなさそう。
ダラダラ登りより勝負が早いからまだましかも。

しかし長い登りだなあ。

2時間の急登+1時間40分の準急登でやっと普通の登り1時間、
その後また1時間20分の急登で頂上直前の分岐だぜ。
なんか今までで一番の難行苦行の登りみたいだ。
しかし丹後山への登りも似たようなもんだしなあ。
登り一辺倒でアップダウンがない分マシなんだと思いたい。

中の岳からあの八海山への縦走路をチェックしよう。
もしやれそうだったら枝折峠から駒ケ岳を踏んで縦走する手もある。
来年の9月23日からの3連休がもってこいだ。

二日目は兎岳から待望の荒沢岳への縦走路だ。
地元山岳会が切り開いてくれたクラシックルート。
ポツポツ歩かれているみたいなので3組程度は行き会うかも。
途中の水場も台風のお陰で充分な水量だろう。
平ケ岳やら燧ケ岳、浅草岳などの懐かしい山達と久し振りの対面だ。

問題は前の岩場の下降だが慎重に降りれば問題なかろう。
今までこの岩場で滑落したとか聞いていないから。
普通こんな一見ヤバそうな場所ではあまり事故は起きない。

分岐から兎岳への道が笹だらけで大変みたいだったが、刈り払い
してくれてるみたいでちょっと安心。

北や南とはスケールが比べ物にならないが、結構味のある眺望が
楽しみだ。

本当は銀山平から登って、兎岳への途中でテントが最高だったんだが。


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大雪遠征は中止

2010年09月08日 | 山計画
故郷の両親の具合が悪くなってしまい、帰らねばならなくなり残念ながら中止。

18-20の3連休は席が無く、止む無く22からの大雪を止めて帰る事にした。
なにぶん91と90の高齢なので何があってもおかしくないのだが。

親父が糖尿、お袋が呆けと世話している弟も大変で、対応を考えねばならない。
家族の介護はエンドレスで負担があまりに大きく、その対策として介護保険が
できた筈だがまったく役に立っていない。

そうなると18-20の3連休が俄然大事になった。
奥多摩なんかでノンビリしている段では無くなった。

荒沢岳をこれでやって、御嶽を10月でやってみるか。

それと昨日の続きだが、もし俺の身に何かあった場合にブログだけは残るわけで
これはいやだ。

今のうちから手を打っておかねば。

ブログのIDとPW、書き込む内容を残しておけばいいだろう。

なんだか遺書みたいで変な気もするが、よく考えるともうそんな歳ではあるなあ。
報告と挨拶文を載せてから1ヶ月後に閉鎖くらいがいいのでないか。

便利な世の中になったがそれに付随する面倒も発生するが致し方なかろう。
そのうち長期間に亘って更新されないブログやHPの処理について何らかの指針が
出るだろうが、個人レベルで対策は必要だろう。

今日は台風のお陰で暑さから逃れられたが、災害がなければいいがなあ。


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あるブロガーの死

2010年09月07日 | 山技術
驚いた。

あの「トムラウシ遭難」でたびたび見た「甲武相山の旅」を
書いていた人が滑落して亡くなっていた。

ヘリの5人とTVの2人とあと1人が亡くなったのは知っていたが
それがあのブログの書き手だったとは。

今日、山仲間のY氏のメールで知ったのだ。

沢のベテランだったし、技術的には相当の力のようだったのに残念だ。

どんなに技量があっても、用心していても、運が悪ければこんな事に
なるんだろう。

生と死は本当に紙一重。

俺としては運が悪くても死にはしないような歩きをせねばならない。
まだ死ぬわけにはいかないから。

「臆病に、もっと臆病に歩け」ということだろう。

ますます「大キレット」「ジャンダルム」「カニの縦バイ、横バイ」等を
歩く可能性が限りなくゼロに近づいた。

しかし作者が亡くなってもブログやHPが残るというのが何ともやるせない。
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