大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

「中山仙境」とんでもなかった

2024年04月14日 | 九州・四国・屋久島

4月10日に行ってみたら今までで一番のヤバさだった。

ヤマップの記事を見ても所要時間がまちまちで、一回りするのに2時間程度だろうと予測してたらその倍の4時間もかかったぞ。

まあ出だし20分ほどの場所でコースを外れてしまって20分ほどロスしたし、写真を撮りまくったから実質の歩行時間は3時間前後だろう。

大体がヤマップのコースタイムその物がどういう人間の記録か分からないんだから話にならないんだよな。

特にこのコースみたいな道ではどの位の時間で歩き通せるか予測が難しい。

基本は尾根歩きなんだが、痩せた所が多いから下に注意が行き過ぎてしまう。

ちゃんと頭を上げて先を見ないと道を外す可能性がある。

俺の場合は全くのミスで尾根を間違って、下りが出る場所じゃ無い所を降りる大ドジ。

しかし、この大ポカのお陰で時間を気にせずに歩く事ができたんだからラッキーだった。

登り返してみたら下から登ってくる人がいて何処からか訊いてみた。

すると別府からで中山仙境は3回目だが、無明橋から先は歩いて無いとかだったので一緒に行動する事にした。

このⅠ氏は石像や石橋などのHPをやってるとかだったが、帰宅して自分のブログを見たら早速コメントをくれてた。

ブログは始めたばかりだがホームページは10年近くやってるとかで記事が多くて面白い。

俺は山頂での記念写真などは全く撮らないが、彼がいたのでせっかくだし無明橋の歩きを映して貰った。

左手に落ちればジ・エンドだし少し腰が引けてる気がする。

鎖は結構多いが足場はしっかりあるし、最初の一歩目がホールド無くて使っただけで、その後は全く使わなかった。

しかし、マジでビビったのは「高城」先の下りでのトラバース気味の道で、右に落ちればほぼ垂直の壁なんだからスリル有り過ぎ。

あの戸隠の「蟻の塔渡り」よりも気味悪かったのが不思議だが理由は分からん。

一番嫌なトラバースで片方が垂直の壁では最悪でビビるのは仕方ないな。

 

とにかく初めて歩くならできれば経験者と一緒の方が良いし、俺みたいな単独ならしっかりと道の特徴を掴んで、尾根の分岐では間違わぬよう気を付けるべし。

 

登山口と下山口がある理由

最大の理由はあの下山のトラバース道での離合ができないからなんだ。

何せ幅が30センチほどしかないんだからザックを背負ってるし、もし鉢合わせでもしたらどっちかが広い場所まで戻るしか無い。

単独どうしならまだしも団体同士なんて地獄だぜ。

わざわざ下山口としてるのが変だなあと思ってたが実際に歩いて納得。

 

 

 

バス停から登山口

宇佐駅から「伊美」行のに乗り「松原」で降りてちょっと先の右からの道に入った。

一応ヒッチできればラッキーと5度ほどストックを挙げてみたんだが見事に失敗。

野良仕事に向かう軽トラは駄目だったし、行楽の普通車も完璧に無視されて諦めて最後まで歩き続けた。

しかし、周りの山が若草色の新緑だし桜は残ってるしで楽しい歩きだった。

さすがに1時間半かかったのは予想外だったんだが。

遠くにそれらしい山が見えてから30分ほどで六所宮に着き直ぐに登山口だった。

 

やっとギザギザの塊が見えてきたがまだまだ

 

登山口から登山道合流点

登山口からも修験道の道の匂い芬々で直ぐに石像が出て来て雰囲気最高。

道は枯葉に埋まってるから滑らないように気を使うが、ペアの石像が次々に出てくるから楽しい。

階段は金具でしっかり固定されていて良く整備されている。

この道の途中でルートを外して30分ほどロスしたが、階段を上がり右に大きく曲がるのに、そのまま歩き工事の音が聞こえてきて気づいた。

こんな事はままある事だが気付いて戻れば時間のロスだけで済むから慌てたりせずにノンビリ戻ること。

登り切ったところにタイミング良く救いの神のI氏が階段を上がって来たんだ。

 

やっと到着で石像巡りの始まりだ

ここは右から回り込んだ

この大岩の先でルートミスに気づいて登り返した

Ⅰ氏が登って来た

これを見落として左に入り込んだんだ

 

 

合流点から無明橋

ここからの札所はルートからちょっと外れた展望の良い所が多くてルートに戻るからそのまま進まない事。

まあ、断崖絶壁だから当然引き返すんだが時間の無駄避けないとな。

鎖はステップの脇に垂れてるから使う必要も無いが、どうしても使いたければ体重をかけず三点支持で補助的に掴むべし。

全体重をかければ万が一鎖が外れたら下手すれば死んでしまうぞ。

鎖が新しくて可能性はかなり低いが、鎖の正しい使い方は早めにマスターした方が良いに決まってるからここで練習すること。

 

これを上がれば無明橋

 

無明橋から髙城

さすがにビビったな。

二つの石がぶつかり合ってるんだからなあ、ちょっとズレたら空中遊泳なんだぞ。

実は右側に巻き道があるんだがやっぱり歩きたがるんだよな。

この写真を見たら腰が引けてると自分でも分かるしマジでビビった。

そこから一旦降りてからミニ無明橋を渡って鎖でのトラバースだったが、この鎖もそんなに必要でもなかった。

最後は鎖場を一登りで頂上だった。

 

 

ミニ無明橋は楽勝

向かいの山も洞窟だらけ

 

髙城から下山口

登り着いたらデカい「天照皇大神」の石碑があった。

山名板が見当たらなかったが見落としたらしい。

珍しく札所もあったが終始ペアの石像が座ってるのが微笑ましい。

少し歩いたら左に鎖で降りるようになってたが、右に立派な踏み跡が延びてたが展望所だろうしピストンせずにそのまま降りた。

しばらく歩いたら「隠洞窟(かくれうと)」への降りる鎖があるが、それからが恐怖のバンド歩きの始まりで洞窟にたどり着いてホッとした。

その歩き途中で池があるように見えたので「アレッ池が」と口走った。

単純な錯覚だったが後ろからI氏の「オーバーハングした壁だよ」の声で我に返った。

どうしたらあんな錯覚が起きるのか不思議だ。

洞窟は広くてビバーグには持って来いなんだが小石や砂を掃く道具が要るな。

そこからは右に降りて下山口まで20分ほどだった。

 

ズームしてみたが右は何者だ?

シュンランがあった(I氏が見つけた)

いよいよ恐怖の下りの始まりだ

 

「割石」というらしいがもう一か所こんな岩が近くにあるらしい

 

なかなか面白かったが秋には紅葉の中の寺巡りをやってみたい。

 

 

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由布岳はマタエから引き返した

2024年04月06日 | 九州・四国・屋久島

マタエからの西峰

 

曇天ではどうにも登る気も失せ気味だったんだが、ロングトレイル歩きも待ってる事だしマタエ(頂上直下の東峰と西峰の分岐)まではと歩き出した。

出だしの眺めが中々目にしない景色で日本離れしていた。

 

道はマタエ直前に登りらしい所が20分程度あったが、合野越(ゴウヤゴエ)からは延々とジグを切ってダラダラとした道が続いた。

途中で遭った中年ペアに、天気悪いし少しパラつくかもと言ったら奥さんは引き返したらしい。

追いつかれた旦那と話して分かったんだが、奥さんは観光で来ていて山はそうでもなかったらしい。

実は天気は案外と保って、雲海しか見えなかったが引き返させて拙いなあと思ったが良かった。

 

結構な人数と話したんだが、外国人やら俺と同じ神奈川民やらの客ばかりで、地元民は数名しかいない有り様。

オランダとカナダからの男女ペア二組と韓国のペア、それに日本人は山口からの5人のオジン達・愛知からの単独女性2人の他、岡山や千葉など県外だらけ。

この海外勢に至ってはほぼ空身状態なんだから呆れてしまう。

オランダの二人はパンを食べてたが他の二組は水くらいしか持ってなかった。

 

まあ、百名山だし県外客だらけなのは当然だよな。

その中でお鉢巡りをしたのが2名いたが、三点支持さえできれば大丈夫とかで、まあそんな物だろうと思ってたから又来る事にした。

 

 

荒涼とした景色だよな

 

こんなダラダラした道を1時間近く歩いてやっと登り一辺倒の山らしい道になった。

ミヤマキリシマらしいが、咲くのは5月末とか一枚上のに写ってる男性が言っていた。

 

雲海も飛び出てるのが知ってる山なら満足するが、全く見当もつかないのではなあ。

雲は雲でも滝雲ならば万々歳なんだが。

 

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国東半島の六郷満山歩きは難しい

2024年03月16日 | 九州・四国・屋久島

今年の春の第一弾の遊びは由布岳・別府の貸間泊まりと国東半島の歩きにしたんだが、

このロングトレイルの歩きがなあ。

コミュニティバスを利用してやろうと思ったら甘かった。

ちょっと考えたら当然なんだが、朝は病院やら役場やらへのバスしか無いし、夕方はその逆なんだから乗るバスが無い。

結局は途中までタクシーで入り歩き出すしか無い。

レンタカーではまたタクシーを呼んで車に戻るから効率悪いし出費が嵩んでしまう。

そんな訳で一番面白そうな以下の2コースを繋いで歩いてみる。

 

 

国東半島峯道ロングトレイル〈T-4〉

スパランド真玉猪群山飯牟礼神社中山仙境霊仙寺・実相院・六所宮

 

国東半島峯道ロングトレイル 国東コース〈K-1〉

霊仙寺・実相院・六所宮西方寺の里大不動岩屋旧千燈寺岩戸寺

 

 

中山仙境はスリル有り過ぎかもだが、大不動岩屋の絶景と合わせてこの二つがこのロングトレイルのハイライトだろう。

 

とまあ考えてみたんだが残念ながら宇佐からのバスが遅くて日帰りはちと無理そう。

歩行距離がT4が11.5キロでK1が11キロの合計22.5キロ。

冷静に考えればこの歳で日帰りはさすがに無理そうで、登山口近くのスパランド真玉の「山翠荘」で2食付で泊まる。

前泊で温泉宿に泊まるなんて初めてだが少しでも荷を軽くしたい。

 

途中で寝る宿がないが取っておきのあのビバーグの手がある。

「中山仙境」先の良さそうな場所で寝る事にしよう。

久し振りのビバーグだが、10年前の聖岳以来と思ったら、一昨年岩手山の鬼ヶ城の道でもやったんだった。

 

と言う訳で春休み第一弾の予定が決まった。

1. 国東半島ロングトレイル歩き

2. 別府鉄輪、貸間の「双葉荘」で4泊5日

3. 湯布院ユースに寝て「由布岳」

 

取り敢えずこんな予定で遊んでみる。

 

 

 

 

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あの「ヤッコソウ」を見に行こう

2023年09月04日 | 九州・四国・屋久島

この猛暑で死んだと思ってた30年来のオオタニワタリが生きていた!

ひ弱な俺なんか熱中症寸前になったりしてるのに、植物はしぶとく強くて凄い

 

 

朝ドラの「らんまん」を時々見てるが、ヤッコソウというのがメチャクチャ可愛い。

分布が四国南部と九州南部より南だそうで、調べてみたら宮崎空港から近い山に生息してる。

 

この酷暑では去年同様に高山の紅葉は期待できないから、低山の紅葉を楽しむ事にするが面白そうな山があった。

宮崎南部にある「双石山(ボロイシヤマ)」が巨岩や奇岩で面白そうだし、空港からも近いしで第一候補だな。

避難小屋もあっていざとなれば泊まりもできるのが心強い。 

ヤッコソウは高房山や延岡の神社など、あちこちにあるみたいだが、空港からの距離を考慮したらここが一番。

 

高い山の紅葉が万が一良さそうだったら岩木山へ行ってみたい。

大昔に八合目までバスで上がり、嶽温泉へ降りたが喘息で体調悪く山頂を踏んでない。

やるなる初日に嶽温泉に泊まり、翌朝岩木山をやって青森市内へ移動。

三内丸山遺跡を見学して帰宅だな。

極力やれる時にやっておかないと、この歳ではいつどうなるか分からない。

 

 

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ゴールデンウィークの天気最悪

2023年04月30日 | 九州・四国・屋久島

北風で右奥の倉島がしっかり見えてる

 

タブの木の花の黄色が多い島の春

 

村の近くの小ぢんまりした海水浴場

 

家から歩いて5分のプライベートビーチ

 

 

こんなに酷い天気予報は滅多にないよな。

出だしの昨日は島は大雨で高速船などの欠航が相次いだ。

先日もそうだったんだから船会社も大変だ。

踏んだり蹴ったりで、後半も雨続きだし、4年ぶりの帰島客も可哀想だが俺もやきもき。

 

2週間予報を毎日見てるが一向に良くならない。

色々と考えたがこの際潔く諦めて、秋の紅葉を楽しむか、来春のアケボノツツジを楽しむ事にする。

一番のネックは下山日の緒方駅行きのバスが、平日だと13時と早過ぎるんだ。

この時間に間に合わせるとしたら、前泊しない日帰りは無理だし、避難小屋泊まりでも黒金山尾根コースか宮原コースの下山しかない。

山では何が起こるか分からないから下山は極力時間に余裕を持たせたい。

土日祝は尾平鉱山跡発が15時30分と17時30分。

平日は13時のコミュニティーバスが一本しかないのが辛い。

土日祝は相乗りタクシーになって高いが、春のアケボノの時期は相乗りできるだろう。

結局のところ祖母傾は前泊しない場合は土日祝に入山して、土日祝に下山するのが基本になるんだ。

 

一泊なら土曜・日曜だし、最大三泊だと平日下山になるからゴールデンウィークが狙い目になる。

しかし、混み混みが大嫌いな俺は来年春なら4月第4週の前半に大崩、土日で祖母をやってみたい。

島での釣りは4月の第三週迄に終わらせてしまおう。

 

そんな訳で今回は諦めて温泉三昧にすると言っても、湯布院ユースと高等温泉にそれぞれ各一泊だが。

あの高等温泉もゴールデンウィークは500円高い3400円なんだと。

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久し振りの「番岳」と「山王山」

2023年04月25日 | 九州・四国・屋久島

昨日迄は風で休漁が4日、今日は雨で休漁と散々な目に遭ってる。

それならと一昨日は番岳、昨日は山王山に登って眺望を楽しんだ。

 

番岳

一応は「九州自然歩道」なんだが曽根側の登山口から遠見台付近迄の道は手入れしていない。

この登山口の標識も無いのが解せないよなあ。

手入れして無いしイノシシが荒らしてる箇所もあり、歩き難い所が数か所あるが危険箇所は無い。

 

ここから左へ曲がる

直ぐに登山口だが標識くらい作れよ

イノシシが荒らしてる

道形はあるから迷う心配は無い 

稜線の道は昔と違って手入れしてる

 

 

遠見台からの矢堅目方面

右側の砂浜が「蛤浜」

頭ヶ島方面

南の青方方面、遠くに山王山

 

北側四阿への途中のツツジ 

 

三角点のある四阿からの小値賀方面

平戸が随分と近い

 

山王山

こっちも昔と違いきちんと道が整備されていた。

昔もちゃんとした道だったが、小さな沢に板が渡されていたり、トラロープや鎖などが設置されていた。

ただし、頂上下からの今里ルートは林道で寸断されていて使えなかった。

その林道も直ぐに行き止まり(作業途中)で林道を戻りそのまま歩いて下山した。

途中から登った荒川ルートで下山しても良かったんだが、雨も降って来たので楽な林道歩きにした。

 

頂上四阿の屋根は台風で吹き飛ばされたみたいだ

これはかろうじて残ってた

眺めは素晴しいが残念ながら太古は通り過ぎた後だった

 

北の石油備蓄基地・祝言島方面

西の道土井方面

南の若松瀬戸

ズームで若松大橋・奥は椛島?

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祖母・傾は相乗りタクシーの一択と思ったが

2023年04月14日 | 九州・四国・屋久島

先日の草津行きで伊香保の石段下近くからの谷川連峰

 

 

理由はこの4月から、緒方駅からの尾平鉱山へのコミュニティーバスが平日のみになったから。

土日祝は相乗りタクシーでの移動しか選択肢が無い。

 

ゴールデンウィークにやるなら、必然的にこのタクシーでの移動になる。

前日17時までに予約が必要というのが意外と辛い。

幸いに緒方駅と尾平鉱山・上畑・傾山登山口の運行だから、俺達山屋にとっては助かるよな。

当然ながら金は高くなるが、一番遠い緒方駅から尾平鉱山も独りでも4000円だし、相乗りなら安くなるのが嬉しい。

 

往は緒方駅発 7:55 9:10 16:20

復は登山口の尾平鉱山発 15:30 17:30

この帰りの時刻を確かめに電話したら驚愕の事実にガックリ。

何とタクシーが小型2台とジャンボ1台しか動かせないとかで、9人がマックスなんだと!

とんでもない話でグループなら何とかなるが、俺みたいなソロ登山者には辛いよな。

基本早い者勝ちだから、ギリギリだと枠が無くて予約できないな。

天気も絡んでるから早目の予約もできないしなあ。

 

幸いに俺の予定は連休終盤か序盤だから何とかやれそう。

 

平日のコミュニティーバスの時刻表は

緒方駅発 11:25 13:30(上畑止まり) 16:20

尾平鉱山発 9:10(月・木のみ) 13:00

上畑発 7:07

これじゃあ下山するのを早目ないと駄目だから、6時出発なら7時間以内で歩き切る必要がある。

九合目避難小屋泊まりだと「上畑コース」は俺には無理で、「黒金山尾根コース」で登り「宮原コース」で下山するしかないな。

四月末の天気予報で決める事にしよう。

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四国の避難小屋素晴らしい

2022年01月06日 | 九州・四国・屋久島

ネットで見ただけだが東北同様に素晴らしい。

使用する可能性のある避難小屋は以下。

 

1.堂ヶ森愛大避難小屋

  保井野・梅が市登山口から石鎚山への縦走途中にある

  狭く収容3人ほどらしい 

  隣りにバイオトイレ

  水場はあるが涸れ易いみたい

 

2.二の鎖小屋

  弥山下にありここも狭く5人程度の収容力らしい

  ここもバイオトイレ

   水場無し

 

3.しらさ避難小屋

  瓶ヶ森林道の途中にある

  小屋内にトイレあり

  6人は泊まれるし達磨ストーブもある

  水場無し

 

4.瓶ヶ森避難小屋

  築3年で快適に泊まれる

  10人は余裕だろう

  トイレは隣りにありバイオ

  水場(瓶壺)は25分ほど

 

 

春の歩きで使う可能性のある避難小屋は以上だが関東の小屋ではトイレの無いのが結構あるんだよな。

ここではほとんどにトイレがあるので助かるが処理が心配だな。

幾らバイオでもその内運び出さないと駄目だからなあ。

山岳会を中心に担ぎ下ろすのかな?

 

 

しかし、ひょっとしたら石鎚山から剣山まで縦走してる人間がいるかもと思って調べたらあったよ。

香川の若い人で劔で雪崩に巻き込まれて3ヶ月入院した由。

この記録によるとなんと5泊6日で歩き通していて絶句。

常人の倍以上の速さで歩いてるんだから呆れてしまった。

この記録に出て来た剣山山域の「お亀岩避難小屋」に新築で本格の薪ストーブ(ノルウェー製ヨツールF400)があるのには驚いてしまった。

俺が近くに居たら毎冬行って贅沢な夜を過ごすだろうな。

 

  

 

 

 

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紅葉の大船山でミヤマキリシマとはなあ

2021年10月26日 | 九州・四国・屋久島

紅葉は外れだったが狂い咲きのミヤマキリシマを二株見たのはラッキー。

おまけのマツムシソウまであったが残暑が強烈でビックリしたんだろう。

 

これは坊ガツルへの登り途中

これは大船山への登り途中

これは雨が池

 

大船山避難小屋は去年新築のピカピカだったが、例によって緊急時以外は宿泊禁止とあった。

大金をはたいて滅多に起きない遭難?時と休憩時に使えとのお達しだよ。

この小屋にはトイレが無いから使い勝手悪いよな。

なかなか立派な造りだ 

 

大分県も結構財政的には余裕があるらしい

 

坊ガツルは九州の涸沢らしい。

下山日には家族連れと若い連中のデカザックが矢鱈と目立ってた。

子供にとっては迷惑その物としか思えないが、小学生以下の子供は注意しないと駄目だ。 

子連れでの遭難が結構あるが見の軽い子供が先行して道を外れてしまうからだと思う。

坊ガツルは広いから200張りくらいは余裕だろうが、木曜日に13張りほどで金曜日は30張りほと。

そして土曜日は長者原からだけで60人程のデカザック組みだからなあ。

それにしてもこの寒さの中でのテントとは若い連中は元気なもんだよな。

 

 

法華院温泉山荘と坊ガツル

夜明けの月と三俣山・坊ガツル

 

避難小屋の地獄と極楽の夜

連泊した坊ガツルの避難小屋での事なんだが、今までの避難小屋での最悪と最高の夜を経験するという奇跡?

先ずは最悪の鼾と最悪の音出しシュラフ。

鼾のジジイは先客の佐世保からの高齢者3人組の一人で、男2女1のパーティー。

寝る段になって比較的若い男女がペアで離れた場所に陣取ったから大胆な事でもやるのかと勘ぐっだらとんでもなかった。

今まで聞いた事も無い凄まじい咆哮なんだから驚いた。

ライオンも負けるくらいの物凄さなんだからなあ、2人が離れた場所に陣取ったのに納得。

次の喋り捲くるシュラフはなあ、どこであんなにシャカシャカとうるさいのが手に入るんだらうと不思議でしょうがない。

とにかくババアが動く度にシャカシャカ鳴るんだか堪ら無かったが、寝てなかったのは俺1人だったのかもだな。

このババアの相方のジジイも大概変だったぞ。

どこから来たのかと訊いたら福岡からとかだったが、何せ夜6時に登り出して8時過ぎに着いて10時過ぎに日の出を見に登ったんだと。

何か分からんジジイだなあと思ったら、夜中の2時過ぎに起き出してうるさいし、3時に出て行ったんだから呆れてしまった。

この山域で夜中の3時に動き出して一体何処に行ったんだろうか?

こんな変な高齢者ペアに遭遇するなんて運が悪過ぎだ。

 

最良の一夜はこの悪夢の翌日だが、当然ながらほぼ寝られなかったんだから6時過ぎに寝てしまい、9時過ぎに小用に起きたが次に起きたのが4時だった。

大体0時過ぎに寝て6時過ぎには目覚める日常で、理想的だと言われてる10時から2時なんて初めてかもだ。

まあ、俺達2人だけで静かな夜だったから当然なんだが。

帰宅した夜は早速いつものように1時近くだったんだから笑う。

 

長者原にモンベルと日帰り入浴 

モンベルはガスカートリッジを売っていたが600円(プリムス)だったが当然割高。

それでも福岡空港から直接入山する際には便利だし俺も買った。

ガスは入浴した宿の「花山酔」ではプリムスのミニを500円で売っていた。

この宿は法華院温泉山荘のグループらしく、11時から入浴できて頗る便利だ。

俺達は一番風呂に入るべく時間調整してノンビリできたし、湯布院行きのバス停も直ぐだし楽チンだった。

因みに入浴料は500円だったが、掛け流しみたいだったし泉質もまあまあ。

汗を流すのに最適だし利用者増えるだろうな。

 

 

まあ、色々とあった今回の大船山だがY君との歩きも楽しめたし、来年こそはベストの紅葉を見に行こう。

 

おまけのバスからの由布岳

黄色はセイダカアワダチソウ

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大船山の紅葉、今年は外れかも

2021年10月24日 | 九州・四国・屋久島

取り急ぎ報告まで。

写真を見たら分かると思うが残念な状況だった。

まだ早いとは思ったがそれ以上。

色が茶色が多くて、下山で遭った地元のベテランはこのまま枯れるかもと言っていた。

原因は猛烈な残暑だろうとの由。

 

撮影日 21年10月22日午前中

共に霧の晴れ間の一瞬だけだったがラッキー。

 

小屋への下山途中からだが茶が濃すぎ。

 

以下は下山(24日朝)の写真

三俣土石流跡?が凄いが色が悪過ぎ。

反対側はこんなものだがススキは良い

 

これを見てどうするか判断材料にはなるかな?

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九重・大船山の紅葉を見に行く

2021年10月21日 | 九州・四国・屋久島

病院からの大山だが、左手には箱根の神山と明星ヶ岳が見えている

 

明日から大船山の紅葉だが、ヤマップの紅葉情報だとまだ早いみたいだ。

東北が早目だったから九州も早いだろうと思ったが、残暑が半端なくて遅目らしいや。

 

目当ては大船山の池周りの紅葉だから7分程度でも十分なんだがなあ。

 

こればかりは行ってみないと分からないが、今週末が良さそうと書いてるのもあるし期待しとこう。

 

ミヤマキリシマは2度見たから紅葉はまだだったんだが、雨さえ降らねば良しとしよう。

 

天気予報の2週間予報なんて毎日変わるんだから使い物にならないからなあ。

 

それにしても緊急事態宣言解除後の人出が凄くて、日曜日の飛行機の当日割が取れそうにないのが困る。

土曜日はそれ程ではないんだが、日曜日はツアーの帰りで席が埋まってるんだろう。

先日の元湯龍泉閣も毎日バスツアーの客が来ていたし、大分空港など別府や湯布院があるからなあ。

同行する山口在住のY君は23日の土曜日に下山予定だが、俺は22日下山で湯布院ユースに泊まる予定。

紅葉具合では1日延ばして彼と一緒に福岡へ出る手もありだな。

今夜は彼と一緒に福岡・唐津在住の学友との飲み会が待っている。

週一でリモート呑み会やっているがリアルは5年振りくらいだろう。

天神・新天町にある寿司屋でやるが、島帰りの俺が度々使ったくらいだかネタはまあまあ新鮮だ。

 

今日は13:15発のスターフライヤーで飛ぶ予定だったが、病院が早くおわり、12:35発のスカイマークに間に合う。

スターフライヤー16500円、スカイマーク15000円だから1500円浮いた。

フライト4日以内だと購入が出発20分前までだからこんな事ができるんだ。

それでも何が起こるか分からないから羽田に着いてからスカイマークのチケット購入する。

購入済めばスターフライヤーのはキャンセル入れよう。

何とスカイマークの予約受け付けがフライトの1時間前までだった。僅か3分の差で駄目とは抜かったな。

 

まあ、スターフライヤーのコーヒーが飲めるから良しとしよう。

 

黒が粋なスターフライヤーの機体

 

嫌に派手なパチンコ屋と思ったらキャナルシティーだった

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福岡から直接九重登山口へ

2021年10月12日 | 九州・四国・屋久島

元湯夏油の激熱の大湯の周りも色付いて来た

 

九重・大船山の紅葉が始まったみたいで、急遽来週半ばに行く事にした。

午前中定期通院が終わった午後に福岡へ移動して学友3人と久し振りのミニ同窓会。

翌日か翌々日の天気が良い方で登る事にしたが、今回は珍しく山口在住のY君とのペア。

このY君からの情報でこのアプローチ方法を知ったんだ。

 

バスで九重登山口へ

博多駅バスターミナルから「ゆふいん号」で九重インターチェンジまで移動。

(このバスは福岡空港を経由するから頗る便利)

そこからは九重町コミュニティーバスで九重登山口(長者原)へ移動。

九州横断バスか路線バスで別府からと思ったが、この2つが土日祝しか動いてないのでお手上げだったんだ。

激混みする土日を絶対避けたかったからだが、この方法なら20日に福岡に入り翌日か翌々日のバスでOKだ。

帰りは平日なら普通に湯布院へバス移動できるし、土曜なら途中の豊後中村駅でJRに乗り換えて湯布院だ。

あの湯布院カントリーロード・ユースホステルに2年振りに泊まれる。

この元湯夏油ほどではないが上質の湯が楽しめるんだから嬉しい。

後は天気が崩れないのを祈るだけだがどうなるやら。

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雪の由布岳は魅力的だがちと剣呑

2021年02月16日 | 九州・四国・屋久島

 

 

 

 

 

双耳峰では鹿島槍ヶ岳の姿が一番だろうが、この由布岳もなかなかだよな

 

V字型の稜線が厳しさを物語ってる

 

西登山口から西峰へのルートも雪だと嫌らしい

 

これからはお鉢巡りの岩のアップダウンだが、雪の時に歩くのは雪慣れてないとちと厳しかろう。

この雪の岩稜を歩くのはとてもじゃないが自信無い

 

 

 

昨夜のNHK・BSPの「日本百名山」は由布岳だった。

由布院駅前でガイドと落ち合って登り出したが雪で真っ白。

途中何か見た事あるガイドだなあとよく見ると何とあのユースホステルの主人でビックリ。

ガイドもやるとは知ってたがまさかこんな番組に出るとはなあ。

その雪の由布岳はお鉢巡りなんだから厄介に決まってる。

臆病な俺なら絶対に歩かない状況だが、霧氷が綺麗でテレビ的にはメチャ良かったろう。

 

4本爪の軽アイゼンで歩いてたが、岩場歩きだったから正解だったな。

6本爪だと爪先で岩に乗るのが危ない。

それにしてもお鉢巡りの岩場のアップダウンはとんでもないな。

まだ登ってないから春か秋にやる事にする。

当然お鉢巡りでだが、雪が無いんだから何とか歩けるだろう。

 

春は5月の連休前後になるだろうから花はイマイチだろうし、秋の紅葉の時が良さげな気もするが。

いっそ6月初めのミヤマキリシマの時にする手もあるが仕事を休む必要があるんだよな。

 

コメント (2)
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祖母は5月にやる予定にしたが

2020年03月28日 | 九州・四国・屋久島

このコロナ騒動でどうなるか分からないな。

このまま右肩上がりが続きそうだよな。

正体不明では対策のしようが無くて、既存の薬で使えるのを探すしか無いんだから。

こんなウィルス相手にがっぷり四つに組み合うなんて不可能。

潔く負けを認めて対策の手洗いなどをしながら、普通に暮らすしか無いのでないか?

都市封鎖を数日やっても無意味だし、極論すれば各自時給自作しか手は無いんだからなあ。

 

まあ、とりあえず俺は予定を立てるだけだ。

祖母山の場合は下山後のバスをどうするかで決まる。

土日祝は下山口の上畑を10:57と18:07の二本。

平日は7:07・9:27・13:17の三本。

9合目小屋から上畑は8時間以上かかるから18:07のに乗る一手。

5月の連休か8−9でやる事になるんだ。 

アケボノツツジを見るには連休なんだが後の14日のフライト迄が長過ぎる。

前日に登山口近くの食事付のゲストハウスに泊まり、尾平越から半縦走する手もあるが体力次第。

来月の歩き次第だから頑張ってみよう。

上手く行けば尾平越から祖母への縦走ができるかも。

 

 

 

 

 

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NHKBS3で野崎島の「王位石」登場!

2019年09月20日 | 九州・四国・屋久島

25日(水)21時からのトレッキング100で五島だよ。

海は福江島でのシーカヤック、山は多分福江島の七ツ岳。 
そして謎?の巨石「王位石(おえいし)」へのトレッキングだろう。

その「王位石」は小値賀町の野崎島にある鳥居の形の巨石群。

俺は野崎島に一泊して「旧野首教会」と舟森集落跡と一緒に見て廻った。
ブログにもアップしているが放送ではドローンの画像があるみたいだ。

数トンから数百トンの巨石が鳥居の形になっていて、人工物なんでは?との意見もある。


まあ、とても人の手で造れる代物ではないが番組見て考えて下され。



ちなみに野崎島へのアクセスは比較的楽だから興味あれば行かれたい。

博多港を23:45発のフェリーに乗れば翌朝4:40に小値賀に着く。
朝一番の船で野崎島へ渡り一泊してゆっくり見て廻れば良い。

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