安宿泊まり専門の俺なんだから当然この宿に決め打ち。
流石に草津温泉には湯治宿はここだけで、何の迷いもなく決まったが昔から名前だけは知っていた。
しかし何故か草津に行こうという気にならなかったんだよな。
今回行ってみて十分満足したし、元湯夏油は交通費が嵩むのがマイナスポイント。
ここは交通費が安いし定宿にすると思う。
元湯夏油は年1回にして花と紅葉を楽しむ事にしよう。
山口荘の案内
この宿の良かったのはこじんまりとしてるから、風呂が直ぐに入れる事と上げ膳下げ膳でカミさんが超楽な事。
草津の湯がどんな物か知りたかったのと相方の骨休めが目的だったが、湯は思ったよりも普通だった。
酸性で目に沁みて閉口したが泉質は元湯夏油の大湯ほどの強烈さは無かった。
泉質は良く分からないが朝夕の食事の時しか宿の者と顔を合わせないし、鍵も自己管理というのが気に入った。
部屋とか風呂はHP通りだが、風呂は内風呂で男女各1しかないが湯治なら十分。
面白いのはここの湯船は女性の方が広くて二人入れるが、男の方は一人でないと駄目な事。
まあ、一人で独占できると思えばそれも良い気がするし、女性に優しいのはなかなか時代を先取り?してて良いと思う。
一組で30分で出てくれとあるから、ペアならどちらに入っても大丈夫だろう。
露天を楽しめたければ近くの「西の河原の露天風呂」に600円出して入れば良い。
さすがに寒過ぎて今回はパスした。
暖房はエアコンではなくファンヒーターと懐かしい炬燵だったが、二重窓で廊下もファンヒーターで暖めてるし、終日明るくしてるんだから経費は結構掛かるな。
朝夕の食事
初日の夕食から帰る日の朝食まで載せてみるが、これはHPにはないから参考になるだろう。
見ての通りの家庭料理その物だが、俺はこれで十分だったし相方も満足してた。
旅館の一見派手な料理より美味いとは言えないが、二人共に毎食完食してお櫃の飯の盛りが段々に増えて最後は苦労した。
毎度毎度米粒一つもないお櫃と皿と椀が戻って来たんだから驚いたろうな。
海老の水餃子風の椀物が美味かった
三日目の夕食はプチ豪華でマグロの山かけと麻婆茄子
最後は豚汁と納豆
次は花の季節にでも行って芳ヶ平の散策でもしてみよう。