大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

踏み絵を見に行ってきた

2011年11月29日 | 教会巡り/島歩き
今朝起きようとしたら、背中が何かに触れて、ピシという音がした。
嫌な予感の通り、携帯の液晶がいかれていた。全くトホホなオヤジ。

仕方が無いから踏み絵を見に行く途中に新しい携帯を購入した。

これであの恐怖の字数制限から解放だろう(甘かった)。

再度訪れた「旧鯛ノ浦教会」には踏み絵が五枚展示されていた。
板のが四枚、真鍮のが一枚だったが、全てマリア像みたいだった。
板と言っても木枠の中央にブロンズの聖像のレリーフをはめ込んだ物。
このレリーフは信者から取り上げたのを使ったらしいが、
当然とはいえなんだか惨い話ではある。

隠れキリシタン達は踏み絵の後に自分の足を洗い、
その水を飲んで神に許しを乞うたらしい。

展示品をもっと整然と並べてくれたらなあ。
何か雑然と並んでいて見辛い。折角の貴重な品が勿体無い。

さすがに展示品の撮影は憚られ、目に焼き付けるだけにした。
見たい人は自分の足で確かめてくだされ。
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旧鯛ノ浦教会に「踏み絵」板!

2011年11月28日 | 教会巡り/島歩き
いやあ、愕然としたとはこの事だ!

内部の写真を撮って舞い上がっていたが、
後で色々教会関係のサイトを見ていたら、
何と旧教会に「踏み絵の板が展示されていた」とあるじゃないか!

ぬかったー、何と言うドジ、大ドジをやっちまったんだと
悔やんでも始まらぬ。
幸いバスで行けるから帰るまでに絶対見に行く事に決めたんだ。

しかしネットを見てて良かったなあ。
このまま見らずに帰っていたら阿呆丸出し、
トホホもいいとこだったぜ。

明後日時間を作って絶対見てこよう。
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娘達と忘年山行

2011年11月27日 | 中央線沿線
戻ってから娘達三人と山になったが何処にするか難しい。

早立ち出来ないから遠出は無理。
中央線は塩山位までだが、湯ノ沢峠が林道閉鎖で甲斐大和から行けないしなあ。

せいぜい5時間程度で富士が見える、比較的易しい山となるとなあ。

甲州高尾山か高川山辺りかなあ。まだ行った事の無い前者が良さげだ。
ここからなら南アルプスも天気が良ければバッチリだろう。
勿論富士はズドーンとしたのが見えるから満足するだろう。

高川山は富士はいいが南アルプスが間の岳と甲斐駒ヶ岳しか見えないのがマイナス。

四人なら登り口までタクシーを使える。
帰りはまたあのA食堂でもいいし、相模湖で降りてもいいだろう。

この俺がアラサー三人とつるんで歩くとは、何か笑ってしまうよなあ。

しかし初めての山というのはやっぱり楽しみではある。

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教会巡りを終えて

2011年11月27日 | 教会巡り/島歩き
山は大したのが無いから平地でも歩こう、しかしただ歩くのも面白く無い。
そうか、教会が29もあるから歩いて訪ねてみようか、という乗りで始まった。
しかし、当然といえば当然の事なんだが、教会そのものに興味が湧き、
歩きは二の次になった。

平地で舗装の車道なんだから当然だが。
しかし、峠を登り切ってとか、岬を回り込んでとかに
目に飛び込んでくる景色にはしばしば歓声を上げさせられた。

こんな大して広くない島のあちこちの浦々に28、山奥に1
合計29もの教会があったのには驚き感嘆するばかり。

あの迫害を乗り越え、カトリックに帰依した後に
自分達の手で各々の集落に教会を造り上げた熱意にはただ感心するばかり。

しかし、こんな面白いテーマでも途中で飽きてるんだから、
何かしらのテーマに沿った山歩きは絶対無理と再認識した。

不思議な事にこんな俺が、歩かなかった新魚の目支所から浦桑、
高井旅バス停から大浦教会だけはやっつけたいと思うのは何なんだ?

あの超危険な曽根教会と青砂ヶ浦教会の間と若松島は勘弁だなあ。
後一つの浜串分岐から福見教会までもパス。

車でなら2日あれば大丈夫だろうから一度やってみては如何?

4月から5月の新緑の頃がお勧め。
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中ノ浦教会

2011年11月26日 | 教会巡り/島歩き

水面に逆さの教会がなかなか美しい




正面


側面


マリア像


ステンドグラス


とうとう最後の教会だ。
それが水面に姿を映す綺麗な教会だったんだから嬉しくなってしまった。

何でも明治の「五島崩れ」で激しい弾圧にさらされた信者達が、
五島で一番美しい聖堂を造ろうと頑張った由。

外部は普通だが、内部が十字架を模したステンドグラス、
天井側面壁の大きな椿の花で美しい。
この椿の花の赤は流された信者達の血の色を現してるようだ。

祭壇上にはこの教会の守護神マリアが静かに見守っている。

外に出て帰る途中、水面に映る教会を撮ったが、
あまりはっきりとはしていない。

昼よりも夕方辺りがいいかも知れない。





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大浦教会

2011年11月26日 | 教会巡り/島歩き


とても教会には見えない




正面


入り口


桐小教区の石板


案内板と教会遠景


お袋との面会を終えて奈良尾行きのバスに乗り、大浦で降りて教会へ向かった。

案内板の方を見ると、民家の屋根に十字架があるのが見えた。
こんな教会らしく無い教会は初めてだった。

女性が撮影していて、岐阜ナンバーの車に男性が乗っていた。
女性は二度目の来島との事で、若松へ向かうと言うので
あの土井ノ浦教会が良かったと告げた。
しかし、運転手の彼は何で一緒に見ないんだろうか?

教会は本当に質素そのもので、少人数の信者達で大事に維持管理されているんだろう。



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今日で打ち上げ!

2011年11月26日 | 教会巡り/島歩き
教会巡りもいよいよ終わりだ。

第1回の津和崎方面への歩きから10回目だ。
結構な日数が掛かってちょっと意外だったなあ。

昨日バスセンターの女性に聞いたら、バスが8.2キロだから7キロ程度の歩きだ。
ショートカットのトンネルができたので助かる。

最後の歩きに今までで一番の天気でついてるぜ。
大浦までバスで行って、大浦教会と中ノ浦教会をやって、真手ノ浦まで戻ろう。


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土井ノ浦教会

2011年11月24日 | 教会巡り/島歩き
バスを土井ノ浦教会へ峠一つ越えればいい所で下車し、30分もかからずに着いた。
教会からは港が目の下に見えて気持ちがいい。

教会は先代の木造の大曽教会を買い取って、1917年から1918年に移築したものだ。

中は天井や柱はあの青砂ヶ浦や大曽と同じ作り方だったが、天井が板張りだった。
ステンドグラスも美しく、今回巡った中では出色だった。


バスの時間があったから、歩ける所までと歩き出した。

しかし、四時で閉店して帰るTさんに連絡しようにも携帯が電池切れ。

途中店があり、お婆さんが外で掃き掃除をしていたから事情を話して電話を借りた。

何とか連絡してホッとしてもう少し歩いてからバスに乗り込んだ。






カリストというのをキリストの間違いじゃないかと思ったんだが、
日向生まれの伝道士の名前だ。
1624年に若松から一里の場所で処刑されたが、27年に渡って
若松を中心に布教してキリシタンの父・教師と慕われた。
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有福教会

2011年11月24日 | 教会巡り/島歩き
坂の上にチョコンと建っていた


ここで携帯が電池切れ。タイトル写真だけしか撮れなかった。

デジカメでも撮っているから戻ってからアップしよう。

有福西のバス停から15分位だった。本当にかわいらしい教会だった。

しかし、建築費はすべて信者達の拠出金だけなんだから凄い。

1927年の竣工と建ったのは相当に古いが途中で改築したんだろうか、
綺麗な状態だった。

信者数の少ない集落が多いんだからどこも大変だったろう。

ここを終わってからはバスの時間があったから漁生浦のバス停まで歩いた。

ヒッチハイクしようにも車が通らないんだからお手上げ。
5分遅れてやってきたバスの運転手が、腹痛でトイレを使って遅れたと言ったのに唖然。

お客のトラブルでとでも言えばいいのになあ。

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日島曲古墓群

2011年11月24日 | 教会巡り/島歩き


墓地らしくない



結構広いなあ

日島迄バスで渡り、歩いて有福教会へ行く事にした。

若松島から漁生浦島は橋で、有福島と日島へは堤防の道で繋がっている。
日島は古くから大陸や朝鮮との貿易で栄えていたらしく、
砂嘴上に鎌倉時代からの墓が広がっていた。

歩く途中で小さな休憩広場でラーメンの昼にした。
堤防の道を何度も往復するオバサンがいた。

それからの歩き途中で鹿が三匹草を食べていたが逃げもしない。

墓は新旧混在しているが、古いのは自然石を使ったり、
いろんな石塔があったりと変化に富んでいる。
碑文がまったく無いのが不思議だったがこれが自然だと後で分った。

     
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大平教会

2011年11月24日 | 教会巡り/島歩き


白亜の教会




正面


側面


聖像と可愛い鐘楼


坂の上にあった

売店のTさんに余分な幕営道具を預けてタクシーを呼んだ。
今日中に三ヶ所は歩きだけではとても無理。
もう一度訪れる余裕も無いので、大平教会はタクシーピストン、
日島へは町営バスで行く事にした。

大平の帰りは昼の乗り合いタクシーの乗客が俺一人だったので、
撮影がすんだらすぐに引き返してもらい、日島へのバスにギリギリ間に合った。

教会は白くて清潔感溢れる建物だった。

1892年に創建され、1958年に再建された。

殆どが山道で、先日の豪雨での土砂崩れがあちこちにあり、車の離合も大変だった。


    

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若松港ターミナルまで

2011年11月24日 | 教会巡り/島歩き


若松大橋遠望



島富士が右に見えている


大橋その1


大橋その2


大橋その3


桐教会からはまた海岸の歩きだが、入江が切れ込んでいるから、
ワインディングロードもいいとこだ。

白い若松大橋が見えてきたが、それからも結構歩かされてやっと桐入り口だった。

橋への道ではカラスがやたらと多くて集会してるみたいだ。

大橋からは島富士をいつもと反対側から見るが姿の良さは変わらない。

下を見ると潮の流れが結構あるぞ。

渡り終えて少しで「潮の香薫る公園」だったが、
駐車場の下にテントにもってこいの場所があった。

着いたフェリーターミナルでコインロッカーを捜したがある筈も無く、
親切な売店の女性が預かってくれた。



















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桐教会

2011年11月24日 | 教会巡り/島歩き
小さな入江の先に変わった姿の教会が見えた。




正面


見上げる尖塔


側面


信仰の先駆者顕彰碑


昨夜は味噌ラーメンだけで済ませたから、朝飯でご飯をお代わりして、しっかりと栄養補給した。
客は工事関係の若い衆が多いんだが、不思議とお代わりしないんだよなあ。

歩き出してすぐに橙色の朝日が昇った。

30分程で峠を越えて海岸に出た。のどかな海が朝の光の中で静かに横たわっている。

海の中を覗いたら、コバルトブルーの小さな魚が群れている。

見えた教会は特徴のある尖塔と後部にドームがある初めて見る形だった。
1897年に建てられ1958年に改築されたが、なかなか斬新なデザインだなあ。

    

   
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高井旅教会

2011年11月23日 | 教会巡り/島歩き

なかなかスッキリしてる




正面


側面


「天に栄光地に平和」と書いてあった


正面遠景


福見教会からは高井旅教会に立ち寄って、何とか奈良尾迄歩き通した。

教会は可愛らしい建物で福見教会とは好対象だが、なかなか好感持てた。

1961年の竣工。長崎航路のフェリーからもよく見える。

近くに奈良尾中学校があったが、当然奈良尾にあるとばっかり思っていたので驚いた。

実際には奈良尾の町は家が少なかったから、不思議じゃ無かったんだ。

途中の高井旅の待合所は広く綺麗でトイレもあり、ビバーグには最高だった。
近くにはテントにもってこいの緑地もあった。


     
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福見教会

2011年11月23日 | 教会巡り/島歩き
遠景。鐘楼が立派


正面


側面その1


側面その2


ロザリオの聖母

浜串教会からバスで移動したが、途中の岩瀬浦近くの
「芦山の滝」が車窓から見えた。
なかなかの高さと美しい水流で見応え十分。
こんな島にこんな綺麗な滝があるとは驚いた。
水量が多い6月にでもこっちに居たら見物に来てみよう。


福見教会は何とも素晴らしいレンガ造りで1924年竣工と相当に古い。
天井は船底型で、ステンドグラスが賑やかな色の光を落としている。

やはりこのレンガ造りというのが教会にはピッタリの感じがする。


      


       
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