大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

周とリン・クロ 第7週

2014年07月31日 | 周(あまね)とリン・クロ
大分ふっくらしてきたし表情も出てきた












リンが登場しないと寂しいが、暑さであまり動き廻らないらしい。

クロも夜に動いて被写体になってくれてる由。

周は夜も定期的に乳を飲むので母親は睡眠不足なんだと。

その点はミルクの方が楽だろう。
腹一杯飲むから夜中に起きない?。

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聖岳から悪沢岳 五日目(大花畑にルンルン)

2014年07月31日 | 南アルプス

今回は大花畑の花と富士の写真を中心にアップする。

ルートは悪沢への登りにちょっとと千枚手前に岩っぽい所がある位で、危険な所はほとんど無い。
しかし山はどこにでも危険が潜んでいる事を忘れず、細心の注意で歩くべし。


さてその大花畑だが、予想と違って稜線近くにあった。

入り口に近付いた時に降りて来たペアを入れて写したが、これが下山してから大いに役立ったのは書いた。

Sさん御夫妻有り難うございました。
ちょっと遠過ぎでしたね。

 
降りるSさん夫妻    鹿対策の扉

山ではなるべく話をして自分を印象づけておけば、遭難した時にも役に立つし、今度みたいに車に乗せてもらえる事もある。



富士と山岳風景

    

   

富士と花のツーショットはなかなか良い構図の所が見つからなかった。
登山道からしか写せないから結構厳しい。



悪沢岳は流石の存在感だ。
この山に荒川東岳などととぼけた名前を付けるセンスを疑う。


  
小赤石岳   蝙蝠岳と間の岳(奥に甲斐駒)    悪沢岳


  
悪沢岳登りの悪場?に苦戦するペア   やっと近付いた悪沢岳山頂   岩だらけの悪沢岳頂上付近



大花畑の花達


シナノキンバイとハクサンイチゲの大勢力だが、黄色のシナノキンバイが目立ってしまう。
クロユリが下の方にあったが、最初は見落としてしまった。
柵の中にあるというのがちと寂しいが、鹿の口から逃れるには仕方が無いのだろう。
柵外にも結構咲いているんだが。


    

    




今回見た花(もっとあったがあまり撮らなかった)

     
ツマトリソウ  ウラジロナナカマド  ミツバオーレン  ミヤマキンポウゲ  クロユリ

     
タカネキスミレ シナノキンバイ2枚  タカネヤハズハハコ  キバナシャクナゲ

     
ミネズオウ コイワカガミ・チングルマ  コケモモ  ミネウスユキソウ  ヨツバシオガマ

     
コツガザクラ  イワウメ  ミヤマダイコンソウ  アオノツガザクラ  ミヤマキンバイ

     
ミネズオウ  イブキジャコウソウ  キババシャクナゲ  タカネコウリンカ  チシマギキョウ・タカネツメクサ

   
チョウノスケソウ  混生  シコタンソウ  コイワカガミ  タカネツメクサ


イワオウギ  クロユリ  タカネツメクサ イワベンケイ 2枚


タカネヤハズハハコ  ミネザクラ  ミヤマシオガマ  ハイマツ  ハクサンイチゲ

   
ミヤマオダマキ 2枚     ミヤマミミナグサ    ミヤマタネツケバナ(初めて見た)

このミヤマオダマキの色の艶やかさには脱帽。
こんな鮮やかな紫は滅多に見られないだろう。
一枚目は実際はもっと深い紫なんだが、写真だと青っぽくなっている。









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聖岳から悪沢岳 四日目(冷めた飯と汁かよ!)

2014年07月31日 | 南アルプス
朝飯が嬉しいプレーンオムレツで、小松菜のお浸し・
ニンジンの千切りサラダとボリュームたっぷり(残念写真忘れた)。

山の中で玉子料理と野菜を食べて体には最高だったが、
脚の重さは相変わらずで、朝6:45に出て16:30の荒川小屋着だった。

朝一番の百間平への登り途中で携帯が通じ、バスの予約変更をやりホッとする。

AUは伊那側が見える所では通じるみたいだ。

百間平からの赤石への登り始めは岩ガレの道ですこぶる楽だったが、
道標からはザレに変わり重い脚になった。


百間平から見た赤石への登り


同じく昨日痛めつけられた中盛方面


聖がデカイ!


頂上の小屋には11時に着き、カップうどんを食べて昼にした。

水が余りそうだったから1L渡し、お礼に缶詰めのミックス・フルーツをご馳走になった。
オマケに一緒に休んでリンゴを食べてたお爺さんから2切れ貰いルンルン。

赤石岳頂上は18年前はガスだったが、
打って変わったピーカンで小赤石方面が格好良い。

雪が多かったのだろう小赤石への稜線直下に残雪の帯があった。


やっと見えた小屋


荒川大崩壊が凄い


ピーカンに雲と夏満開


気持ち良い眺めだ(小赤石方面・奥に悪沢岳)

小牧氏はビールをこの雪で冷やし、昨夕同席した女性から貰ったトンカツで飲んだ由。

この稜線は花のオンパレードなんだが、残雪というよりはガスの水分で咲くのかも知れない。

小赤石まで歩いたら後は下るだけだから楽だろうと思ったが、
着いたのは夕食の5時の僅か30分前だった。

先着の小牧氏に挨拶すると設営を手伝ってくれた。

近くの水場で頭からかぶり身体を拭いてサッパリして戻ると夕食は5時らしい。

ちょっと慌ただしいし5時半に小牧氏と食べたが、昨日百間洞で聞いた通り不味い!

人生最悪のカレーと断言するが、
味は人それぞれだからまあ良しとしてもだ、何故冷めたのを食わせるんだ!

管理人の他に女性スタッフが三人もいるというのに、このデリカシーの無さに呆れた。

今時客が来る前にカレーと味噌汁を並べてしまう神経が理解不能。

おまけにおかわり自由と言われても冷めた飯・カレー・味噌汁ではなあ。

湯澗するくらい思い付かないのか?

翌日の千枚小屋はちゃんと温かい飯・味噌汁のお代わりを手渡しで出したぞ。

客も少ないのにスタッフが楽をしてどうするんだ!

俺が経営者だったら一発でレッド・カード!

最大の売りの食事がこれじゃあ、この小屋を外すルート取りが流行るだろうよ。

昨日の大感激とは真逆の晩飯にガックリの冴えない〆だった。


さあ明日はお目当ての大花畑と面会だ!
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聖岳から悪沢岳 三日目(トンカツを一切れ)

2014年07月30日 | 南アルプス

山道に寝てるんだから撤収はあっという間に終了。

うっすらと明るくなる中を歩き始めたが、薄暗くてなかなか捗らない。

オマケに時々登り返したりするから尚更。

食事も行動食だけだが小屋まで何とかなるだろう。

やっとコルが見えたが5時過ぎていた。

3100mから2600mまで下り、2800mまで登るという地獄道。

コルに降り切って小休止。ガスが湧き幽玄な景色だったので撮ってみた。


やっと見えたコル


墨絵みたいな幽玄さ


滝雲再び


登り出しはトラバースからだったが、岩で険しい場所は巻き・登るというのの繰り返し。

基本的に岩大好き人間なのだが、脚が上がらずピッチが下がる有り様。

どうにか辿り着いた兎岳避難小屋は廃屋その物だったが、中は5人は寝られそうだった。

朝でもランプが必要な位に暗く、もう少し採光を考えて欲しかったが仕方ないか。

さすがにあの小牧氏も聖山頂で言葉を交わした茶臼からの単独氏も出発していたが、心配しただろうなあ。

小牧氏とは百間洞のテント場で再会できたが、茶臼からの単独氏とは会えず、
ヤマレコやってるとかだったからコメントしておこう。


廃屋だ!


内部だが実際は薄暗い(何で明るく写るんだ?)


小屋下のテント場(4張り程度?)


小屋で軽く食べてたら山ボーイが到着。茶臼まで行くらしいが、暗いので外で休むと入らなかった。

先に歩きだしたら中年夫婦が降りて来たから所要時間を聞いた。

百間洞から三時間半と言うので、「分かりました!」と返したら仰天の返事。
「私達速いからこの時間で算段したら駄目よ!」。

さすがに旦那はそんな事は無いと言ったが、「追い抜いたじゃないの」と自信満々。

二十年の山歩きで初めて聞いたが、凄いなあと変に感心してしまった。

旦那も大変だなあとちょっぴり同情したが、案外凸凹コンビで上手く行ってるかも。

小屋から30分かけて兎岳の標柱だったが、先には小兎と中盛丸山・大沢岳とドデカい瘤が待っている。


聖の登りも辛そう


小兎から中盛・大沢方面


これからの稜線には意外と花が多くてカタツムリ同然ののろさにペースダウン。

小屋からの上りから次々に花が出てきて楽しませてくれる。

タカネスミレ・ヨツバシオガマ・ミネウスユキソウ・コケモモ・チングルマ・コイワカガミ・ミネズオウ・ミヤマキンバイ・キバナシャクナゲなど旬の物が多い。

小兎岳の山頂からは遠く富士も見え、後から到着したベテラン山屋氏とストックの害で意気投合した。


富士が見えるかな


これからの中盛丸山の登りが辛かった。
まずゆっくり下るのは良いが、地図と違い西側を巻いて行く。
途中ミネザクラの綺麗なのに出会えたが、岩登りっぽかったりザレたりと疲れる道。

最後まで巻けば良いのに、わざわざ頂上を踏まされ、小屋への分岐目指して下降開始。

この登りがこの日一番の難敵だったが、予想外で精神的にもダメージが強かった。

分岐はコルから少し登った所にあり、標識があまりにお粗末なのに呆れた。


もうちょっとどうにかならないか、標識とは思えん

ダケカンバの二次林を抜け、小屋で受け付けを済ませたが、
この下りでも吐き気が出たので残念だったがラーメンにした。


雪の重みに耐えて枝が下向きのダケカンバ


やっと見えた小屋とテント場


ここのトンカツを食べに来たというのにガックリだった。

テン場も雛壇の半ばまで登らされて参ったが、小兎で話した先輩の隣に張った。

5時の夕食で同席した老夫婦はトンカツだったが、
ラーメンを完食したのを見て、奥さんが一切れ分けてくれた。

ブログに載せるので写真を撮らせて貰った時に不調を伝えてたが、
大丈夫そうなので分けてくれたんだ。

噂通りのデカさと厚さで、皆さん美味そうに平らげていたが、女性は少し 持て余していた。

聖・茶臼を越えて光まで行くというお二人と談笑した後、
テントへ登ろうとしたら、最下段にあの小牧氏がいた。

昨日のビバーグの話をしたら、わざわざ小屋のスペースを確保して待ってくれてた由。

茶臼からの単独氏も心配していたらしいが、知らせようが無かったからなあ。

この日も疲れた一日だったが、トンカツの一切れで救われたかな。

明日は赤石の登りが待っている。


噂の草鞋トンカツ・揚げたてで抜群の美味さ

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聖岳から悪沢岳 二日目(聖越えでビバーグ)

2014年07月29日 | 南アルプス
山行日:2014.7.23

いよいよ最難関の「聖越え」の日がやってきた。

天気はすこぶる良く、分岐点から眺めた茶臼方面の滝雲が美しい。


流れる滝雲


聖も優しげに見えたが


やっぱり厳しそう

極力ゆっくり歩きを心がけるが、何度も瘤を越えて行く内に、
脚が上がらなくなっていく。

便りが島への分岐点にザックが5個デポされてたし、
後から来た4人と2人のパーティーもデポしていた。

意外と便りが島からの入山が多いのに驚いた。
日帰りの猛者達の御用達ルートらしい。

しかし脚の重さは全く軽減されず、途中一緒に休んだ
小牧からの73歳のスーパー爺さんに置いていかれた。

俺より重い15キロのザックを背負いテン泊なんだから素晴らしい。

小聖前後のちょっと岩っぽい道を過ぎたらいよいよザレ道の登りだ。

案外と滑らずそんなに苦労しないが、脚の重さは益々拍車がかかる。

あの小牧氏は遥か上だが、心無しかペースが落ちたみたいだが、
俺はそれどころではなくカタツムリに笑われそう。

軽快に登り降りするピストン組みの多さが半端無いが、
この山には一番賢い歩き方かもなあ。

しかし、不調な脚は何と7時間もかかって頂上に辿り着く有り様。


聖山頂


富士のアップ


百間平から赤石岳



テントを干した

朝半分残したアルファ米の五目飯をアマノの味噌汁でかき込んだが、
食糧がちと心許無さ過ぎ。

この時点で百間洞は諦め、兎岳の小屋に寝るのは確定だが、
眺めた兎岳への登りに溜め息だ。

しかし、ちょっと考えたら分かる事だが、登るには下るのだからなあ。

のん気に濡れたテントを乾かしたりしてやっと2時前に下りだした。

意外と出てくる花達を撮ったりして歩いていたが、
何だか段々気分が悪くなり歩くのが嫌になってきた。

何故か吐き気を催すし、ひょっとしたら熱中症?

西陽は容赦なく照りつけるし、
この体調ではあの地獄の登りは無理と4時にビバーグ決定。

苦労して登ったのに何と500メートルを下り、
200メートルを登り返すんだから地獄も地獄、大地獄。

北アルプスの「天狗の大下り」などここに比べたら天国だろう。



下り途中からの赤石とミヤマダイコンソウ


百間洞の小屋や遠く中央アルプス


翌日痛めつけられた兎から中盛他が勢揃いだ


ビバーグ地から赤石

それより何より体を冷やさないと拙いが、水は無駄にできないしと
考えてたらテントに敷いたビニール・シートがあった。

取り出したら水滴だらけで、上半身裸になり巻き付けたり脇の下に当てたりして冷やした。

どうにか落ち着いて寝床作りだが、これはすこぶる簡単。

このビニールを道に広げ、エアマットにシュラフを置いたら出来上がり。

フライを木の枝に括り付け、ストックを使い天井を高くした。

その後の強風で飛ばされそうなので、
シュラフに巻き付けて凌いだが雨の心配が無いのが心強かった。

暗くなったら正面に百間洞の小屋の白い灯りがポツンと見えていた。

本当ならあそこで美味いトンカツを食ってたんだなあ。

やる事も無いしさっさとシュラフに潜り込んだが、二度程小をやった後眠りについた。

何だか情け無い事になってしまったが、ビバーグ大好き人間で良かったなあ。

最初は熊野奥駈道の八経ヶ岳、次に合戦尾根の富士見ベンチ、
最後が三の沢岳手前のコルと三回意図的にやっていたのが役にたった。

二日目がビバーグとはトホホも良いとこだった。
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聖岳から悪沢岳 初日(落石危機一髪)

2014年07月28日 | 南アルプス

山行日:2014.7.22


前日、静鉄ジャスト・ラインのバスで静岡から畑薙ダムまで3時間、
東海フォレストのマイクロで1時間もかけてやっと椹島ロッヂに到着。

18年前と違って随分綺麗になっていた。
コイン・ロッカーまであるのに呆れた。
テント場は綺麗に整地されており、離れて張るように工夫されていた。
1番の横は10番次に2番という具合。
なかなか上手いやり方だ。

ロッカーは例えば椹島ロッヂでの前泊後泊をテントにし、
山は小屋泊まりにするのに余分な荷物を置ける。
山で知り合ったオジンによると、椹島ロッヂの料理は不味いらしい。
重くて美味いものを置いておけば十分。

東海フォレストのバスを利用するやり方を書いておく。
入山で乗る時に3000円払う。引き換えに「東海フォレスト施設利用券」を
くれるから、山小屋やロッジの利用時に渡す。
支払額から3000円値引きしてくれる。
帰りのバスは小屋かロッジで素泊まり以上の支払いした領収書で乗車券を貰い乗る。

   

テント場(右から二つ目がマイホーム) ロッカー室  登山小屋の外観と内部(昔の材木を使っている)




さて初日の聖平小屋までの道だが、
コース・タイム7時間ちょっとのところを11時間もかかる体たらく。

この登る途中落石で危うく死ぬ目に遭ってしまった。

聖沢吊り橋手前にあるアルミの桟道近くで発生した。
歩いていたらガラガラとドデカい落石の音がしたので、
注意しながら歩いたらアルミの桟道が出た。

数メートル手前で止まり、上を見た途端一抱えもあるのが
落ちてきてパイプの手すりにぶつかり、桟道下部に引っかかったまま残った。
その後に遭った下山者にはアナウンスし、素早く通り過ぎるよう促した。
その後小屋関係者が降りて来たのでその旨伝え、注意書きをするように言った。

山をやり始めて初めての経験だったがヤバかった。
五秒速く歩いていたらどうなってたか分からない際どさだった。

2000年にこの聖の下山途中行方不明になった
会社のOBもこの落石にやられたのかも。

滑落や道迷いするコースでは無かったし、
当時の俺より山力のある人だったんだから。

四段の滝の鑑賞場所の滝見場と言うのが山と高原地図にはあるが、
現地には何の標識も無かった。

後何キロで小屋とかの案内板が殆ど無いので現在地を特定し辛い。

おまけに二十年前の地図で道が付け替えられており、
なかなか脚も上がらず、17時過ぎのテント場着になってしまった。

こうして何だか嫌な感じで初日が終わったが、
途中で綺麗な色のトリカブトが出てきた。



出てきた花と景色

    

オサバグサ  ミヤマカラマツ  ユキザサ  ゴゼンタチバナ トリカブト


 
イブキジャコウソウ   二枚目は全く分らない


ハクサンシャクナゲ



  
四段の滝・二枚 遭難碑から見下ろす沢 

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周とリン・クロ 第6週

2014年07月28日 | 周(あまね)とリン・クロ

今週は300g増えたらしい











山籠もりの最中のメールで、載せるのが遅くなった。

順調に体重は増えてるみたいだし、相変わらずリンはご無沙汰みたいだ。

クロはまだ興味あるらしい。

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超健脚男に泣かされた!

2014年07月28日 | 山その他
参ったよなあ、前日千枚小屋途中に行き遭って、
下山後の便乗を頼んだオヤジがいない。

バス受付に確認したら、千枚から下山して
8時のバスに乗ったオヤジが一人いたとの悲しい返事。

交渉成立条件が「俺があんたの乗る10時半のバスに間に合えば」といっても、
さっさと自分だけ乗るのかよと愚痴っても後の祭り。

それにしてもとんでもない下山スピードだったなあ。

4:40に下山開始した俺が2時間かかって着いた清水平で休んでたら彼が到着。
聞いたら俺より1時間遅く出発していて唖然。

終始不調の歩きだった俺も、必死の歩きで何とかまあまあの速さだったんだが。

その時に8時のバスに乗るとかで、4時に出た奴 らがいたと言ったのが拙かった。

7時半の到着予定だから間に合うなと言った男は
更にギア・アップしてあっと言う間に視界から消えてしまった。

見ず知らずのオジンの為に、2時間半もボケーッと待つなんて
できないよなあと納得して下山したが、最後にまたまた驚かされた。

何と18年前はすんなりとトラバース気味に下っていた道が、
アスレチックまがいのタフな道になっていたのだ。

6日間連続10時間前後歩いた身には、
リングに倒れてるのに殴られたボクサーと言ったダメージだオヤジた。

最後の狭いトラバース道を降りロッジまでの暑い道をこなして確認したら、
予想通りとはいえちゃんと8時の便に乗ってたのだから大したものと感心した。

おまけに俺より先に出た2人は間に合わなかったのだから尚更。

ダブル・ストック(ゴムキャップ付き)でトレラン姿の細身のオヤジだったが凄かった。

予定の便に30分しかなく、大慌てでシャワーを浴び
7日間の汗と髭を落として最後の大仕事。

バス待ちの人の輪に向かって、「横浜方面の方がいたら便乗お願いしまーす」
と言っても即座に手が挙がらない。

ふと前方を見るとあの花畑を降りて来るところを撮して、
ブログに載せるので宜しくと頼み、百間洞のトンカツの宣伝をした2人がいた。

交渉したら何とか乗せて貰える事になり地獄に仏そのものだった。

こんなオジンを新車に乗せるは、山の話とはいえ言え、
与太話を長い道中聞いてくれたSさん御夫妻、本当に有り難うございました。

来月の北海道の山旅、目一杯楽しんでください。


レポ第一弾はこれで終わり、次からは苦難の歩きの記録。
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いよいよ出発

2014年07月21日 | 南アルプス
シュラフは外になったがまあまあコンパクト



6時前に目が覚めてしまった。

昨日は高尾の蕎麦屋で「酒の会」。

K氏夫妻・S氏・Y氏と一緒に昼酒。

結構飲んでたみたいで、八王子で乗り換えるのに、何と国立まで乗り過ごすポカ。

目が覚めたら国立だったんだが、東京まで行かずに助かった。

そんな風で昨夜は爆睡したらしい。

今夜と明日朝のパック飯を温め、湯をテルモスに入れ、
パッキンし直したが、キャンプ必需品のビーサンも入れた。

小田原からJRに乗り換えたが、沼津での乗り換え時間が2分しかなく、
ビーサンで走ったがヤバかった。

ホームが違って階段を下り上りしなきゃあ駄目なんだ。
同じホームにすれば良さそうなもんだが解らん。

どうにか間に合ったが、天気がすっきりしないなあ。
晴れ間が出て来たから、どうやら今日でやっと梅雨明けだな。

ちょっと長過ぎたが、いよいよ夏山シーズン突入だ。

南アルプス方面は雲に隠れてるぜ。

明日からは晴れるだろう。
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アルファ米も一食に

2014年07月20日 | 山その他
昔は一袋に二食分入っていたが、今は一食分のしか売っていない。

おまけにちょっとくたびれたシャツを買い換えようとしたが、
山ガール・山ボーイ用のしか無かった。

とても買う気は起こらず今までのを使うが、どうしたものか。

アルファ米は止めて、無洗米を使うようにしないと駄目かな。

その方が断然美味いが重くなるのが辛い。

とりあえず今回は在庫のアルファ米の五目飯で間に合うが、今後は考えないと駄目だな。

一応パッキンは終わったが、靴は久し振りにハイカットのを履いて行く事にしよう。

長丁場だし、ローカットだと砂が入る。
暑苦しいスパッツは使わない主義なんだ。

よく皆使ってるなあと感心する。

明日は移動だけで7時間以上かかるんだから遠い山だ。
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晴れマークの連続!

2014年07月19日 | 山計画
静岡中部の天気予報が21日から28日まで晴れマークだ。

山の上の予報ではないが、ほぼ似たような物だろう。

俺みたいなタイム・フリーの中高老年組がどっと繰り出すに決まってるが、
テントで狭いながらも楽しい我が家だから問題無し。

北岳は芦安と広河原間が林道崩壊で不通らしい。

広河原から奈良田・甲府と廻るらしいが、奈良田から身延に出る手もある。

早川町ホームページを参照

路線バスの廃止で地方の山はやり辛くなったが、東京からは便利になっている。

新宿・身延が2900円と料金がやけに安いのは自治体が補助してるのかも。

登山客が利用するだけでも僅かでも金が落ちるし、リピーターが出る可能性もあるからなあ。

バス利用で何とか乗り切れるは経費節減になるはで一石二鳥。

問題は広河原からのバス停と身延行きのバス停の位置だな。

同じだと最高だが。
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色付き地形図

2014年07月19日 | 山道具
中岳避難小屋が無い!



建物が目立たない



昨日横浜で聖歩き用に地形図を買った。

パソコンから印刷するのが主流なんだろうが、
プリンターが壊れてるのと、地形図が好きなので「赤石岳」を買った。

これが彩色した新しい地図だったのだが、俺は昔の方が見易い。

薄い緑と茶で塗っているが、どういう決めごとでやってるのか解らん。

小屋などの建物を朱色?で書いてるが目立たない。
昔の黒の方が分かり易い。
それとこの「赤石岳」は「平成25年・調整」とあるが、中岳避難小屋が記載されてない。

いくら何でも酷い話で、どういう理由で載せなかったのだろう。

単なるミスなら恥ずかしい話だ。

それにしても林道が駒鳥池付近まで延びているのに呆れた。


駒鳥池付近まで延びた林道


千枚小屋のボッカに使ってるのだろうが、強力なコネがあれば乗せて貰える?

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プラティパス乾燥法

2014年07月19日 | 山道具
新聞紙を入れた状態


裏から見た状態


ほぼ乾燥したが


隅に僅かに残った水滴


取り出した新聞紙



プラティパスがなかなか乾かないで苦労していた。

昔アップしたら、毛鉤さんが乾燥法を書いてくれた。

今まで試してなかった(毛鉤さん、済みません)が今回やってみた。

その方法は、丸めた新聞紙を入れておくだけ。

俺は細長く切ったのを次々に入れた後、最後輪ゴムで纏めて終了。
押さえたり中の新聞紙を上から動かしたりしたが、僅かな時間でほぼ乾燥した。
翌日見てみたら完璧に乾燥していた。
早くやれば良かったが後の祭り。


次回は丸めて入れた後放置してみよう。

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表参道から横浜へ

2014年07月18日 | 温泉/健康
病院横にできたアップルのショールーム



今日は半年に一度の表参道詣で。

その前に千歳船橋で整体をして貰う。

聖の前に手入れしておかないと拙い。

しかし甲状腺もなかなか数値が改善されないのが解らない。

四年近くなるのに不思議だ。

病院が済んだら周とリン・クロに会いに行く。

表参道から横浜・中華街まで45分とメチャ近かった。

リンとクロの毛を除去しまくらないとなあ。
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三連休が雨で来週末が地獄!

2014年07月18日 | 山計画
何と梅雨はまだ粘ってたらしい。

せっかくの三連休が最後の日だけ曇り後晴れ。

2日間雨なら現役世代の山は来週末だな。

雨が好きな山屋ならこの三連休はビッグ・チャンス。

そんな人間はあまりいないだろうが。

という訳で、来週末の地獄の登山ラッシュが決定!

ひょっとすると今年の夏山最高の人出になるかも。

連休の延期組が加わるからとんでもない事になりそう。

いつでもOKの中高老年組は絶対に来週末は避けるべし。

お互いの為なんだから、予定してたら延期だな。
これだけ山に押しかけるようになったら、俺達も色々と考える事が増える。
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