Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

8月13日 桐ヶ谷

2009年08月16日 | その他
8月13日 桐ヶ谷

会社の先輩でもある友人の父親の通夜に行きました。ただ、会ったのは就職相談の1回きりで30分間位の会話であったと記憶しております。

私が就職した年は、売り手市場でした。会社訪問に行くと、どこでもチヤホヤされて私は思い上がっていました。ある産業用ロボットメーカが株価も高く、給料が良くて歳が若くても抜擢されるとのことでした。そこで、そのメーカの親会社に勤めていた友人の父親に相談することにしました。

まず「君は何をしたいんだ。」と質問されました。私は答えに窮しました。ただ単に調子の良さそうな会社を選ぶことしか意識になくて、そこで何をしたいのかイメージが出来ていませんでした。

「そのロボットメーカは業務領域が狭い。しかもワンマン経営なので社風に馴染めないと辛い。やりたい仕事のイメージが固まっていないのであれば、大きい会社に入った方が後から職場を変わることも出来るので、選択の幅が広くて良いのではないか。」とアドバイスいただき、会社見学もアレンジしていただきました。結局、その会社見学で工場内を案内してくれた人の下で20年間仕事をすることになってしまいました。

今思うと自分の息子と仲良くなる奴の性質くらいは凡そ見当がついていたのかもしれません。アドバイスに従ったことで、有意義な社会人生活を送ることが出来たと感謝しています。
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