小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で起訴された同党衆院議員の石川知裕被告は、地元・帯広市で記者会見した。
午後6時半過ぎ、石川議員は冒頭、声明文を読み上げ、「十勝の皆様に多大な心配をかけたことを心からおわび申し上げる」と陳謝。事件について「政治資金の出所を不明にするなどの目的で意図的に虚偽の収支報告をしたことはない。水谷建設などから不正な金銭を受領したことも一切ない」と主張した。
ただ、このままでは与党内から反発はおろか、野党から議員辞職勧告決議案を突きつける動きもあることから、「小沢幹事長」と相談の上で離党する羽目になるでしょう。
民主党は野党時代に、自民党議員が犯した汚職などの犯罪には厳しい態度で臨み議員辞職を迫り度々国会の審議がストップするなどしてきたのは記憶に新しい。
しかし、他人(党)には誰よりも厳しく接しながらも、その反面、身内にはその何倍も甘い体質からこれでは有権者の支持を得るのは難しいのではないだろうか?
石川被告が記者会見で辞職も離党もしないと述べたことに対して、仙谷行政刷新相は離党すべきだとの考えを表明した。仙石氏は「離党という判断をされた方がいいのではないかと思う。私ならそうするだろう」と語った。
鳩山内閣の主要閣僚の発言だけに、石川議員の進退に影響が出るのは間違いないだろう。
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