岸、史上78人目のノーヒットノーラン
チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
埼玉西武ライオンズ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 |
埼玉西武ライオンズのエース岸孝之投手が相性の良い敵地QVCマリンフィールドでの対千葉ロッテ戦でプロ野球78人目のノーヒットノーランを達成しました。私はTVとラジオ両方でこの試合を観戦していましたが、初回井口に2ストライク0ボールから四球を与えたのが唯一の走者になるとはその時は思いませんでした。
2回以降はロッテ打線に的を絞らせず、どの打者も芯で捉える事が出来ず、6回裏2アウト目(打者:岡田)の遊ゴロが際どかった以外は危なげない投球でした。ストレートは140~145キロ、得意のカーブも低目に決まり、120キロ台のチェンジアップは完全に相手打者を泳がせ翻弄しました。117球、1四球、無死球、無失策とほぼ完璧ですね。
打線は2回に渡辺直のライト前の2点打で先制したものの、追加点を奪えず嫌な展開でした。だが、そんな僅かな援護点でも制球が抜群だったので安心して観ていました。ライオンズでは1996年の渡辺久信投手(前監督)が現役晩年時代に達成して以来で、この時の私の記憶では渡辺投手は四球が5,6個あったのかな?その後は西口が2回(1回は完全試合)逃し、その後も涌井や菊池も挑戦しましたが、達成出来ませんでした。
ライオンズは所沢移転以来最低の勝率で低迷して、ファンのイライラも募るばかりで自分も食欲や勤務意欲?が湧かず元気の出ない日々を送っていますが、今日だけは余韻に浸りたいと思います。