kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

中日、14安打12得点の猛攻で圧勝!

2010-10-31 00:00:00 | 野球全般
チ  ー  ム 
千葉ロッテ 1
中日 12


【投手-捕手】
(ロ)マーフィー、小野、古谷、吉見-里崎、的場
(中)チェン、河原、三瀬、高橋、浅尾、岩瀬-谷繁、小田

【責任投手】
勝:チェン1勝0敗
負:マーフィー0勝1敗

【本塁打】

ブランコ1号(中)

【戦評】
本拠地で圧倒的な勝率を誇る中日は初戦を落としたことで、2戦目は何としても勝ってタイで幕張に移動したい。そこで今日は中日が誇る2枚看板の一人、左腕チェンを先発に送り必勝を喫する。
一方の千葉ロッテは初戦を物にしたことで精神的に楽な状態で臨める第2戦の先発はこちらも左腕のマーフィー。マーフィーは立ち上がりの制球が課題の投手である。昨夜は打線が沈黙した中日だが、この日は昨夜は沈黙した1番打者の荒木が活躍した。荒木は初回にいきなり安打で出塁すると、森野の安打で1死1,3塁となり「大試合」や「好機に弱い」4番和田が先制タイムリーを放ち荒木がホームイン。

この後もマーフィーの制球難や井口の失策で広がったチャンスにルーキー大島が2点打を浴びせ初回に4点を奪いナゴヤドームは大いに沸いた。中日打線は序盤から千葉ロッテの投手陣に襲いかかる。2回も再び先頭の荒木が安打で出塁すると、初回同様に和田にタイムリーを浴び、結局マーフィーは1回1/3でKO。
その後も、攻撃の手を緩めず3回までに10点を奪い、この時点で千葉ロッテは戦意喪失気味。マーフィーから投手を注ぎ込んだが中日打線の勢いは止まらず、結局、12-1の大差で敗れた。

これでシリーズは1-1のタイとなり、火曜日から千葉マリンで3試合を行う。
1戦目は千葉ロッテの良いところが出て先勝したが、2戦目は極端な結果が出て戦績はタイになった。今日の中日は1番荒木が3打席連続で安打で出塁したことでチームに元気と得点をもたらした。その荒木を4番和田が還すなど攻撃のリズムが非常に良かった。但し、両チーム共に投手も野手も一通り起用したことで、3戦目以降は選手の調子を見極めての起用が重要になりそう。
12-1のスコア差が示すように、移動日を挟むことで千葉ロッテも気持ちを切り替えてホームの試合に臨めるでしょう。まあ、これからですよ。

 

 


日本シリーズ初戦は千葉ロッテが先勝!

2010-10-30 22:37:48 | 野球全般
チ  ー  ム 
千葉ロッテ
中日


【投手-捕手】
(ロ)成瀬、薮田、内、伊藤、小林宏-里崎
(中)吉見、鈴木、平井、清水-谷繁

【責任投手】
勝:成瀬1勝0敗
S:小林宏1S
負:吉見0勝1敗

【本塁打】
清田1号(ロ)、和田1号(中)、谷繁1号(中)、井口1号(ロ)

【戦評】
今年の日本Sはパ3位でCSを勝ち上がってきた千葉ロッテと、対照的にセ1位として読売相手に貫録を示した中日の対戦となった。球界最大のイベントながら、TBSが世界バレー中継を優先するという勝手な都合により本日も明日も全国放送はなく、私はNHK嫌いなんですがBS-1で観ました。

初戦の先発は予想通り千葉ロッテ・成瀬、中日・吉見の対決となった。

2回、千葉ロッテはサブローの幸運な内野安打をきっかけに大松の2塁打で先制したが、大松は走塁中に右足太もも裏を痛め途中交代。その裏、中日は和田と谷繁のソロ本塁打2本で逆転。しかし、3回表、吉見は制球が定まらずルーキー清田にソロ本塁打を浴び、更に、今江に逆転打を打たれ、この回終了で代打を送られ降板した。
シーズン中の吉見を見ていないが、この日は立ち上がりから直球が極端に少なくスライダーとフォークを多投する組み立てだったのか?それとも谷繁の意図的なリードだったのかは分からないが、制球も悪く変化球が高目に抜けたところを痛打された。千葉ロッテは6,7回にも加点したが、一方の中日は6回以降千葉ロッテが繰り出す中継ぎ投手を打ち崩せず5-2で初戦を落とした。

 

 


6球団が競合!早大・大石は西武が交渉権獲得

2010-10-28 23:08:10 | 野球全般

プロ野球のドラフト(新人選択)会議が開かれ、4年前に夏の甲子園で優勝した斎藤佑樹投手(早大)の交渉権を北海道日本ハムが1位指名にハム以外に福岡ソフトバンク、千葉ロッテ、東京ヤクルトの計4球団が競合した抽選の末に獲得した。
早稲田大の投手三羽ガラスの一人で今ドラフト最大の目玉である大石達也投手には埼玉西武、オリックス、東北楽天、阪神、広島、横浜の6球団が重複したが、抽選で渡辺監督が最後のくじを引いた埼玉西武が交渉権を引き当てた。埼玉西武は昨年のドラフトでも最大の目玉だった菊池雄星投手(登録名:雄星)を指名し、2年連続でドラフト最大の目玉を指名することに成功した。

1位の抽選に外れた球団は、福岡ソフトバンクが山下斐紹捕手(千葉・習志野高)、千葉ロッテが伊志嶺翔大外野手(東海大)、オリックスが後藤駿太外野手(前橋商高)、東北楽天が塩見貴洋投手(八戸大)、阪神が榎田大樹投手(東京ガス)、広島が福井優也投手(早大)、横浜が早大で大石らの2学年上だった須田幸太投手(JFE東日本)、東京ヤクルトが山田哲人内野手(大阪・履正社高)の交渉権をそれぞれ得た。単独指名は仏教大の大野雄大投手が中日、中大の澤村拓一投手は読売がそれぞれ指名した。

 

【埼玉西武ライオンズの指名選手】
1 大石達也 投  右・右 福岡大大濠高-早大

2 牧田和久 投  右・右 静清工-平成国際大-日本通運
3 秋山翔吾 外   右・左  横浜創学館高-八戸大
4 前川恭兵 投  右・右  阪南大高
5 林崎遼    内  右・右 東洋大姫路高-東洋大
6 熊代聖人 外  右・右 今治西高-日産自動車-王子製紙

1位指名の大石は即戦力の期待大の投手で、早大では主に抑え投手として活躍したが野手としての出場経験もあり投打でセンスを感じさせる選手で、岸と涌井に並ぶ存在として期待大である。ナベQ監督は早速先発として育成したいと語っているが、セットアッパーとして起用しシコースキーの調子次第では抑えも任せられる可能性もある。
2位指名の牧田は渡辺俊以来のアンダーハンド投手でありチームには無い存在だ。
3位指名の秋山は、今日のTBSの夜の番組で彼の生い立ちからの様子を特集していたので、観たライオンズファンもいるのではないだろうか?坂田の高校の後輩で坂田もウカウカ出来ない?
4位指名の前川はキレの良い速球を投げる将来のローテーション投手として期待される。
5位指名の林崎は甲子園出場時に東北楽天のマー君から本塁打も放った。ナカジの後継者として期待される。
6位指名の熊代については未知数で情報も乏しい。

1位で大石を指名出来たので大満足だが、狙っていた東京ガスの榎田と佛教大の大野の即戦力左腕をいずれも逃した。左腕不足は今ドラフトでも解消出来なかったが、ハムが3位指名した東洋大の乾は残っていたのに指名しなかった。左腕不足解消はトレードや外国人獲得で補強をすることになりそうだ。
2位指名以下ではネームバリューのある選手の指名が無かったが、全体では捕手を除く内野手と外野手も指名出来た上に高校生から大学生に社会人まで満遍なくバランス良く指名出来た。

【12球団の1位指名選手】(ウェーバー順)
横浜 須田幸太 投 JFE東日本
東北楽天 塩見貴洋 投 八戸大
広島 福井優也 投 早大
オリックス 後藤駿太 外 前橋商高
東京ヤクルト 山田哲人 内 履正社高  
北海道日本ハム 斎藤佑樹 投 早大
読売 澤村拓一 投 中大
千葉ロッテ 伊志嶺翔大 外 東海大
阪神 榎田大樹 投 東京ガス
埼玉西武 大石達也 投 早大
中日 大野雄大 投 佛教大
福岡ソフトバンク 山下斐紹 捕 習志野高


何だって~!日本シリーズ第1、2、5戦は地上波の全国中継なし

2010-10-26 00:00:00 | 野球全般

NPBは、中日―千葉ロッテで30日に開幕する日本シリーズのテレビ中継局を発表した。それによると第1、2、5戦は地上波の全国中継が行われず、ローカル放送とNHKBS-1、CSで中継される。
11月2日の第3戦はテレビ朝日、3日の第4戦はテレビ東京、第6、7戦はフジテレビが全国中継する。しかし、第4戦も4日に順延された場合は全国中継は行われない。その第3戦だが、仮に雨天順延となった場合にテレ朝は中継をしないとの方針だそうだ。と言うのは、現在台風14号が沖縄・奄美方面へと進んでいて、今後の進路次第では日本Sの千葉マリンでの開催となる11月2日の第3戦は関東直撃となると中止の可能性も高い。

TV局側としては1試合1億円とも推測される放映権料に見合う視聴率とスポンサー獲得を考えての放送見合わせらしい。日本SのTV中継局決定には、開催球団の推薦を受けてNPBが各TV局と交渉をする。だが、TBSは世界バレー中継の方が日本Sより優先するそうでダメ。日テレはYGが中日に負けた時点でダメ。フジは6,7戦目中継権を獲得、結局、地上波の中継が無い隙間をNHKBS-1が埋めた格好になった。

地上波全国放送が中継が無くなった理由としては、巨人戦の視聴率の伸び悩みや球宴中継の視聴率低迷などからTV局が二の足を踏んでいるのかも。アメリカでもWシリーズを含むポストシーズンのTV中継の視聴率が1ケタ台なので、その辺は日本と同じようですね。
それとは別に、CATVの加入者増でCS放送やスポーツ専門局の完全放送が定着していることから、地上波中継の視聴率が伸び悩む原因となっている。地上波中継は試合の最初と最後を放送せず、中途半端に中継を打ち切るので完全放送を売り物にしているCS放送に流れているのは否定出来ない。
逆にTV局側からすれば、平均試合時間が3時間を超すことから視聴率を安定的に稼げる人気ドラマやバラエティー番組を優先する傾向にあるようだ。現在のTV局は視聴率が全てなので、番組の中身より視聴率さえ取れれば球界の最大のイベントよりバラエティー番組の方が有りがたいそうだ。

我々野球ファンからすれば、日本Sは中継があって当たり前だと思っているから、NHKBS放送を視聴出来ないファンはラジオで我慢するしかなく千葉ロッテと中日ファンは気の毒だ。
今回は千葉ロッテがパの3位で、セは観客動員数3番手の中日だったことと、両チームに全国区の人気スター選手が不在なのも痛い。セの代表が阪神か読売だったら今回の様な事態は無かったでしょう。

埼玉西武ファンの管理人からすれば、「一応」TV中継は観れるので観ますが、このカードでは関心が沸かないな~。


中日、サヨナラ勝ちで日本シリーズ進出決定!

2010-10-23 00:00:00 | 野球全般

セ・リーグのCSファイナル・ステージは地元ナゴヤドームでの大声援を受けた中日が、9回裏、和田のサヨナラヒットで劇的な勝利を収め日本シリーズ進出が決まった。
中日はこれでアドバンテージの1勝を含めて4勝となり、リーグ1位の実力を遺憾なく発揮した。一方、敗れた読売は3位で公式戦を終え、タナボタのCS進出を果たしていたが、ファーストステージこそ阪神に連勝したが、投手力で勝る中日には最初から勝ち目はなく敗退し連覇の夢は潰えた。読売が敗れたことで3位決定戦はなくなり、3位で日本シリーズ進出を一足先に決めている千葉ロッテとの対戦が決まった。
因みにこの両球団、交流戦ではお互いの本拠地で2勝ずつを上げ2-2のタイだった。日本シリーズは30日からセの中日の本拠地ナゴヤドームから始まる。

【ファイナル・ステージ結果】(中日4勝1敗)※中日の4勝にはアドバンテージの1勝を含む
第1戦 ○中日 5-0 読売×
第2戦 ○中日 2-0 読売×
第3戦 ×中日 2-3 読売○
第4戦 ○中日 4x-3 読売×

読売は第1戦の先発に中3日の東野を起用したが初回に4点を奪われたのが誤算。この時点で中日が今シリーズの主導権を握ったと言っても過言ではないだろう。中日はチェン、吉見の2枚看板を擁して連勝スタート。3戦目こそ読売が一矢を報いたが、4戦目となった今日の試合でも、読売は9回に2点差を追いつき執念を見せたが力尽きた。

【千葉ロッテ-中日、交流戦結果】
5/18 千葉マリン ○千葉ロッテ4-2中日×
5/19 千葉マリン ○千葉ロッテ3-1中日×
6/04 ナゴヤドーム ○中日5x-4千葉ロッテ×
6/05 ナゴヤドーム ○中日7-6千葉ロッテ×

交流戦の結果をみると4試合中3試合が1点差で1試合がサヨナラ試合、もう1試合は2点差と僅差の4試合だったようです。果たして日本シリーズはどうでしょうか?


アラベスク/「ハイ・ライフ」「ローラー・スター」(1980)

2010-10-22 00:00:00 | 音楽

「アラベスク」は、独仏混血でドイツ生まれのサンドラ・アン・ラウアー(Sandra Anne Lauer)、メキシコ系米国人でドイツ生まれのミシェーラ・ローズ(Michaela Rose)、ドイツ出身のジャスミン・エリザベス・フェッター(Jasmin Elisabeth Vetter)の3人のメンバーで構成された、当時の西ドイツ出身のグループ。
結成当時のメンバーから出産等の理由で2人が抜けて、サンドラとジャスミンが加入し固定したメンバーなってから売れ始めた。
[ハロー・ミスター・モンキー」が日本で大ヒットを呼んだことが、このグループの運命を決定づけた。本国西ドイツではパッとしなかったが、日本での活動をメインにしたことでシングル・ヒットを連発し、ノーランズと人気を二分した。
サウンド的には当時流行していたディスコ・サウンドで突き進み、下手にバラード路線へ歩まなかったことで集中的に売ることが出来た。バックのソングライターが作るサウンドは欧州的で、歌詞は全て英語で歌われているが簡単な歌詞で英語力の無い日本人でも簡単に歌詞を覚えられる手軽さも良かった。

リード・ヴォーカルのサンドラ(映像の中央)のルックスの良さと確かな歌唱力もアラべクスのウリだ。「ハイ・ライフ」は通算6番目のシングルとして「ローラー・スター」とのカップリングで発売された。スピード感があり親しみやすいメロディでヒットした。
当時はMTVが普及する前の時代だったので、彼女らの動く姿を見る機会は少なかったが、それでも来日時に音楽番組などに出演したのを覚えている。

 

「ローラー・スター」は「ハイ・ライフ」とのカップリング曲。タイトル通り、当時流行していたローラー・スケートをする素敵な男の子に恋する女心を表現している。
「ハイ・ライフ」同様に親しみやすく分かりやすいポップスで、今聴いてもヒット性充分の曲で、来日コンサートでも披露された。「He~y Heya!へ~イ、ヘヤ!」の掛け声と振りがキュートだ。アラべクスのビデオを観ていると、歌と共に振付もユニークで動きが早いが、振り付けは体操選手だったジャスミンが主に担当していたそうだ。

 


オリヴィア・ニュートン・ジョン/「マジック」(1980)

2010-10-21 00:00:00 | 音楽

前日に続いてオリヴィアを!「ザナドゥ」を折角取り上げたので、今日は同じサントラ盤に収録されている「マジック」を。

映画はこけてしまった「ザナドゥ」ですが、サントラ盤はそんな映画の不評を振り払うかのようにELOとの共演と言う話題性も呼んで大ヒットしました。表題曲は8位止まりだったものの「マジック」は見事に1位を獲得しました。私も、表題曲は確かに好きですが、どちらかと言えば「マジック」の方が好きですね。
ミディアム調のメロディ・ラインを持つこの曲、表題曲が持つ華やかさとは対照的にオリヴィアの落ち着いた雰囲気のヴォーカルがこの曲を引き立てています。

この曲は、AOR系のSSW(シンガーソングライター)ジョン・ファーラー作です。演奏にはそのジョン・ファーラーがギターとシンセサイザーとバックヴォーカルを担当し、ベースはTOTOのデヴィッド・ハンゲイトが弾いています。
ジョン・ファーラーは「フィジカル」ではプロデューサーとして参加し、この時代のオリヴィアを支えていた功労者ですね。
オリヴィアは当時31~32歳で日本でも人気がありました。若々しく可愛らしかったオリヴィアも今では62歳で、娘さんが後を追うように?音楽活動をしているそうです。

 


オリヴィア・ニュートン・ジョン/「ザナドゥ」(1980)

2010-10-20 00:00:00 | 音楽

オリヴィア・ニュートン・ジョンの久し振りの来日に合わせる形で、過去のアルバムがCD化されましたが、「ザナドゥ」は映画のサントラ盤という扱いなのと同時に、ELO(Electric Light Orchestra)との共演盤でもあることから見送られたのは残念。ザナドゥは文字通り映画のサントラ盤ですが、発売当時はLPの片面をELOとオリヴィアが分け合う形で収録され、表題曲だけが「共演」というスタイルでの販売でした。
当時、ELOはヒットを連発していたジェフ・リン中心のグループで、ザ・ビートルズに多大な影響を受けたジェフ・リンがグループ名にあるようにオーケストラのようなポップサウンドでディスコ・ブームに乗ってヒットを飛ばしていた。

そんなELOに対してオリヴィアは「カントリー・ロード」「ジョリーン」など、フォーク・カントリー系のサウンドで売れ始め、映画ではジョン・トラヴォルタとの共演で「グリース」に出演し、続く映画路線として選んだのがELOとの共演になる「ザナドゥ」だった。

 

さて、この映画が公開されたころ、私は大学生でしたが映画は観ませんでしたが、主題歌「ザナドゥ」は日本でもアメリカでもヒットしました。アメリカでは最高位8位でした。サウンド的には、ELO丸出しの曲調で、ジェフ・リンらしい音作りで分厚く音を重ねて、そこにヴォーカルを被せるスタイルは健在。アップテンポでポップなメロディとオリヴィアの可愛らしい声は良くマッチしていると思う。純粋にオリヴィアを好きな人には、戸惑うようなジェフ・リンの曲調ですが、一度聴いたら忘れられないような明るい曲調で、その後の彼女のコンサートなどでも歌われています。

この曲を有名にしたのはオリヴィアの歌ですが、作者であるジェフ・リンのELOバージョンも存在するようです。サントラ盤には収録されていないこのテイク、You Tubeで聴くことが出来ます。
どうやら2000年に発表されたそうで、両者を比較しても違いは少ない。オリヴィアの歌の方が華やかさがあり、ELOのバージョンはリズムが多少強調されている。
サントラ盤としては大ヒットしたのですが、映画自体の興行成績も評判もイマイチで、オリヴィアはこれを最後に映画から撤退しました。

 


千葉ロッテが日本シリーズ進出決定!

2010-10-19 23:34:04 | 野球全般

千葉ロッテが中4日で登板したエース成瀬の好投と好機での集中打で福岡ソフトバンクに完封勝ちし、1勝3敗からの3連勝でファイナルステージを突破。この結果、千葉ロッテがリーグ2位の埼玉西武を第1ステージで破り、ファイナルSで同1位のSBを破ったことで、プレイオフ・CS史上初めて、レギュラーシーズン3位チームが日本シリーズに駒を進めた。
西武ファンの私としてはファイナルSは殆ど観ていなかったけど、今日は途中からTVで観戦しました。(未だに第1Sステージ敗退は悔しさ一杯なので...)

正直言って、どちらも応援する気にはなれないのですが、敢えて西武に勝った千葉ロッテを応援。それでも3位球団が日本S進出というにはイマイチ納得出来かねるのですが、それでも千葉ロッテの戦い方は立派でした。
セはこれからファイナルSですが、多分、中日が出てくるでしょう。読売との3位決定戦では日本Sの権威に傷が付くので中日に出てきてもらいたい。
プレイオフ・CS制度は元々SBが強かったので何とかパ・リーグを盛り上げようという趣旨で出来た制度。制度導入以来、目的通り?SBはまたもや日本S進出を逃しました。
個人的にやはり、1位球団が3位球団に負けるのは情けないかな?と同時にロッテを褒めるべきですよね!!SBはファルケンボーグや攝津が打たれたのは痛かったし、打撃も振るわなかった。エース杉内で2敗しては敗退も有る意味では納得するかな?

【ファイナル・ステージ結果】(千葉ロッテ4勝-福岡ソフトバンク2勝+1勝アドバンテージ)
第1戦 ×福岡ソフトバンク 1-3 千葉ロッテ○
第2戦 ○福岡ソフトバンク 3-1 千葉ロッテ×
第3戦 ○福岡ソフトバンク 1-0 千葉ロッテ×
第4戦 ×福岡ソフトバンク 2-4 千葉ロッテ○
第5戦 ×福岡ソフトバンク 2-5 千葉ロッテ○
第6戦 ×福岡ソフトバンク 0-7 千葉ロッテ○

千葉ロッテ・西村監督
「1年目で胴上げは最高の気分。リーグ戦終盤から、負けたら終わりの戦いが続いていた。本当に精神力の強い選手。みんなで一つになって戦った一年の結果だと思う」

福岡ソフトバンク・秋山監督
「(最終戦から)長くあいて調整がうまくいかなかったところが一番かもしれない。それ以上に向こうの投手が良かったのもある。短期間決戦で力を出せなかった」


チリ鉱山落盤事故、奇跡の33人全員救出に成功

2010-10-14 23:24:18 | 時事ニュース・海外

チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山に作業員が閉じ込められた落盤事故で、12日夜に開始された救出作業は13日午後9時55分(日本時間14日午前9時55分)、33人全員を無事引き上げて完了、全世界?が注目していた史上空前の救出作戦は事故発生から69日ぶりに大成功のうちに終わった。
当初はX'mas頃に救出の見込みとされていたが、世界各地から救援への救いの手が差し伸べられ、予定より2カ月以上も早い今日、全員の無事生還にこぎつけた。
特殊カプセルを使って深さ622メートルの坑道から作業員を引き上げる救助作戦は12日深夜にスタート。13日夜にかけて作業員が相次いで地上に帰還した。チリ当局は救出に当たり、長期間の地下生活を送っていた作業員に太陽光から目を保護するサングラス(マリナーズのイチローも使用)を着用させるなど、配慮を重ねた。

救出された作業員は肺、心臓、皮膚、心理的影響に関する精密検査を受けている。当初36~48時間を要するとみられていた救出作業は慣れるにつれて加速。トラブルもなく開始から22時間36分で作業員全員が救出された。
この救出劇の裏側では、引き上げの際に作業員が身につけるヘルスメーターは日本製(パナソニック社のようだ)で、地下の様子をモニターする画面はソニー社製品だった。
早速、映画会社からオファーが殺到しているそうだが、映画好きの私は、この救出劇が無事成功に終われば、これは絶対に映画化されるのではと思っていた。色々な角度からストーリーを構築で出来るし、世界中でこの事故のニュースが報道されているので映画としての認知度も高いことから、いずれ映画化されると思います。

作業員一人一人には様々な人間模様があるようですが、兎に角、全員が生還出来たことを祝って上げたいですね。

 


AORの名盤~ジミー・ウェッブの「エンジェル・ハート」(1982)

2010-10-13 00:00:00 | 音楽

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<曲目>
1. Angel Heart/エンジェル・ハート 

2. God's Gift/神の贈り物
3. One Of The Few/雨あがりの朝
4. Scissors Cut/シザーズ・カット
5. Work For A Dollar/ワーク・フォー・ア・ダラー
6. His World/ヒズ・ワールド
7. Our Movie/想い出のシーン
8. Nasty Love/ナスティー・ラヴ
9. In Cars/美しき若葉の頃
10. Old Wing Mouth/オールド・ウィング・マウス

Musicians:

Drums
:Jeff Porcaro
Percussion:Fred Mollin,Victor Feldman
Bass:Bob Glaub,Dean Cortese,Lee Sklar
Guitar:Steve Lukather,Dean Parks,Fred Tackett
Keyboards:Jimmy Webb,David Paich,David Foster,Matthew McCauley
Trumpets:Jerry Hey
Background Vocal:Matthew McCauley,Fred Mollin,Gerry Beckley,Michael McDonald,Leah Kunkel,Graham Nash,Kenny Loggins,Valerie Carter,Daryl Hall,Stephen Bishop

最近、AORのリイシューが目白押しでAORファンとしては嬉しくて涙が出そう?です。
中でもスティーヴィー・ウッズの3枚、マーク・ジョーダンの「ブルー・デザート」と併せて、SSW(シンガー・ソングライター)でもあるジミー・ウェッブの「エンジェル・ハート」も目玉と言えるでしょう。SSWとして今でも活動をしているジミー・ウェッブですが、このアルバムが発表された1982年はAOR真っ盛りのころです。
SSWらに取ってAORの大流行はむしろ歓迎されるムーブメントだったと言える時代で、他のフィールドのアーティストへの楽曲提供で名前を売るチャンスでしたからね。さて、このアルバムはSSWらしく、10曲全てが彼の作品で占められています。そこはSSWとしても名高いだけあって、アルバム全体と通してもメリハリが利いています。

6曲目の「His World」はTOTOのメンバーにデヴィッド・フォスターもピアノで参加していてTOTOサウンドそのものの様な感じがします。スティーヴ・ルカサーのギターも唸っています。
4曲目の「Scissors Cut」はアート・ガーファンクルに提供した曲でもあるけど、ここではグラハム・ナッシュがバックヴォーカルで参加している。
7曲目の「Our Movie」ではリア・カンケルとここでもグラハム・ナッシュのコーラスが上手くハマっている。
9曲目の「In Cars」でのビーチ・ボーイズ風のコーラスを試すなど工夫しているようだ。
バックで支えるミュージシャンもクレジットを見れば分かるように西海岸系のビッグネームが揃っている。TOTOのデヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサーはギターで、ドラムスのジェフ・ポーカロは全曲であのグルーヴを聴かせてくれる。

他にもデヴィッド・フォスターや、バックヴォーカルではダリル・ホール(ホール&オーツ)、ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド(ドゥービー・ブラザーズ)、ヴァレリー・カーター、リア・カンケル、スティーブン・ビショップなどのビッグネームが名を連ねている。まさに、錚々たるメンツである。
さて、このアルバム元々は1978年に作成する予定が、諸事情により延び延びとなり録音は1980年に終わりながらも発売は1982年になってしまったそうだ。

我々は単に1982年に発売されたAORアルバムと思っていたが、でも、これだけの充実した内容ながらもセールスは芳しくなくシングルヒットも生まれなかったそうだ。

Musicians:

Drums
:Jeff Porcaro
Percussion:Fred Mollin,Victor Feldman
Bass:Bob Glaub,Dean Cortese,Lee Sklar
Guitar:Steve Lukather,Dean Parks,Fred Tackett
Keyboards:Jimmy Webb,David Paich,David Foster,Matthew McCauley
Trumpets:Jerry Hey
Background Vocal:Matthew McCauley,Fred Mollin,Gerry Beckley,Michael McDonald,Leah Kunkel,Graham Nash,Kenny Loggins,Valerie Carter,Daryl Hall,Stephen Bishop

最近、AORのリイシューが目白押しでAORファンとしては嬉しくて涙が出そう?です。
中でもスティーヴィー・ウッズの3枚、マーク・ジョーダンの「ブルー・デザート」と併せて、SSW(シンガー・ソングライター)でもあるジミー・ウェッブの「エンジェル・ハート」も目玉と言えるでしょう。SSWとして今でも活動をしているジミー・ウェッブですが、このアルバムが発表された1982年はAOR真っ盛りのころです。
SSWらに取ってAORの大流行はむしろ歓迎されるムーブメントだったと言える時代で、他のフィールドのアーティストへの楽曲提供で名前を売るチャンスでしたからね。さて、このアルバムはSSWらしく、10曲全てが彼の作品で占められています。そこはSSWとしても名高いだけあって、アルバム全体と通してもメリハリが利いています。

6曲目の「His World」はTOTOのメンバーにデヴィッド・フォスターもピアノで参加していてTOTOサウンドそのものの様な感じがします。スティーヴ・ルカサーのギターも唸っています。
4曲目の「Scissors Cut」はアート・ガーファンクルに提供した曲でもあるけど、ここではグラハム・ナッシュがバックヴォーカルで参加している。
7曲目の「Our Movie」ではリア・カンケルとここでもグラハム・ナッシュのコーラスが上手くハマっている。
9曲目の「In Cars」でのビーチ・ボーイズ風のコーラスを試すなど工夫しているようだ。
バックで支えるミュージシャンもクレジットを見れば分かるように西海岸系のビッグネームが揃っている。TOTOのデヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサーはギターで、ドラムスのジェフ・ポーカロは全曲であのグルーヴを聴かせてくれる。

他にもデヴィッド・フォスターや、バックヴォーカルではダリル・ホール(ホール&オーツ)、ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド(ドゥービー・ブラザーズ)、ヴァレリー・カーター、リア・カンケル、スティーブン・ビショップなどのビッグネームが名を連ねている。まさに、錚々たるメンツである。
さて、このアルバム元々は1978年に作成する予定が、諸事情により延び延びとなり録音は1980年に終わりながらも発売は1982年になってしまったそうだ。

我々は単に1982年に発売されたAORアルバムと思っていたが、でも、これだけの充実した内容ながらもセールスは芳しくなくシングルヒットも生まれなかったそうだ。

 


ナカジ、ポスティングでメジャー移籍だって?

2010-10-11 22:19:08 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

いや~、たまげたね。今日のスポニチ紙に中島のメジャー移籍の記事がデカデカと掲載されていたので読んだ。ナカジの海外FA権は12年オフだっけ?自分は来オフにポスティングかな?って勝手に思っていたけど、まさか、今オフに実現しそうだとは寝耳に水状態。ナカジのメジャー移籍願望が強いのは知っていたけど、西武って選手に取って残留して長年プレイするのに魅力を感じないのかな?
確かに、今のフロント体制になってから、毎年のように契約更改で主力選手とフロントがもめているのは御存知の通り。他球団の同クラスの選手達と比べても余りにも低い年俸では嫌気がさすのかな?

FAやメジャー移籍で西武は過去にごっそりと主力選手が抜けた。FAやポスティングさえなければ西武の黄金期は未だに続いていたかも。
松坂や稼頭央のようにメジャーから誘いが来るようなクラスの選手はやむを得ないとしても、豊田や和田のように即戦力ではなく、入団してから力を付けてきた選手が何を勘違いしたか、育ててもらった恩を仇で返すような裏切り者まで出す始末ではファンもやり切れない。それでも主力選手の流出を見越して、ファームでの育成に力を注いできたのも事実。稼頭央のメジャー移籍を見越してナカジをファームで育成していたのはその代表例。

そのナカジの後継者と目されているのは、大阪桐蔭高で夏の甲子園を制した2年目の浅村。ナカジがショートのポジションを「与えられた」時と状況は酷似している。昨年はファームで経験を積んで、今季はオープン戦から1軍に帯同し、1軍の内野陣に怪我人が出た際には1軍でプレイし2本塁打を記録した。

私は西武ドームでのオープン戦で調整途上とはいえ中日のチェンから本塁打を放った打撃をこの目で見て、次世代の主力選手との認識を強めた。守備はまだまだ荒いがショートでもサードでもどちらでもこなせるし、身のこなしも柔らかく、同時期のナカジと比べても遜色はなさそうだ。後は、経験を積んで首脳陣が少々のミスにも我慢して起用し続けることが出来るかがカギかな?

そうは言っても仮にナカジが抜けると「3番打者」「チームリーダー」「正遊撃手」「チーム1の人気者」「日本代表の2番打者」を失うことになる。この穴埋めを浅村全てに託すのはには無理がある。そこは、FAや入札金で外国人選手を獲得するのか、いずれにせよ補強が急がれる。

私は横浜からFAの可能性がある内川選手の獲得を推薦したい。内川は首位打者を獲得したことがある右のアベレージヒッター。守備位置はレフトとか1塁がメインだが、元々は2塁手だった。
打率は3割台、本塁打は10~18本、打点は70点、これ位は怪我さえなければ計算できる選手だ。数字だけだとナカジ程ではないが遜色ない成績を期待出来る。優勝の見込みのない横浜より西武の方が可能性も高いのでモチベーションも上がるでしょう。基本的にはレフトで起用し、浅村はショートで起用するのがこの補強のポイント。内川は2塁も守れるので、片岡の故障時には内川を2塁で起用する選択肢も生まれる。打撃面ではパの野球に慣れれば3番で問題ない筈だ。

稼頭央の日本復帰が楽天入りではと噂されているが、急転直下の西武復帰も無くはないだろうが、そうすると彼をメジャーで守った2塁か西武時代のショートで起用するのか?2塁で起用とすればショートは片岡をコンバートか?そうすると浅村は?サード起用?じゃあ、中村やフェルや石井義は?やはり稼頭央の復帰はまず無いだろう?

最後のバッターがナカジ、その前の代打が浅村。今思えば何だか意味深な感じがするけど...。


西武、CS第1ステージ連敗で終戦...呆然自失

2010-10-10 22:31:55 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

             2010プロ野球観戦記NO.44~CS第1ステージ
                        ×埼玉西武 4-5 千葉ロッテ○

▼埼玉西武-千葉ロッテ2回戦(埼玉西武0勝2敗) 観衆33,911人

 
チ  ー  ム  10 11
千葉ロッテ
埼玉西武


【投手-捕手】
(ロ)マーフィー渡辺俊、薮田、吉見、伊藤、内、小林宏-的場、里崎
(西)岸、岡本篤、長田、小野寺-細川

【責任投手】
勝:内1勝
S:小林宏1勝1S
負:小野寺1敗

【スタメン】千葉ロッテ
6西岡
8清田
4井口
9サブロー
D福浦
5今江
3金泰均
7大松
2的場
-----
1マーフィー

【スタメン】埼玉西武
8栗山
4阿部
6中島
3フェルナンデス
5中村
9高山
Dブラウン
7佐藤
2細川
---------
1岸

【連日の延長戦も...唖然!呆然の終戦】
昨日に第1戦は延長戦の末に落としたことで、今日の敗戦は2010シーズンの終焉を意味する。そこで選手がどこまで限界を超えてプレイ出来るか、満員のスタンドに詰めかけたファンに恩返しを出来るかに注目でしたが...。

先発は岸とマーフィーでした。

今季マーフィーにやられているので今日こそ打ち砕きたい投手。そして、初回、幸先良くマーフィーを攻略した。1死から阿部の四球をきっかけに中村とブラウンのタイムリーで3点を先制。
しかし、岸が2回にカウント2ボールから投じたカーブが甘く入り今江にソロ本塁打を浴びる。味方が取った後に取られるのは良くない。?
3回裏には先頭中村2塁打→高山バント(中村3進)→ブラウン犠飛という流れるような攻撃で1点を奪い返し4-1で再び三点差に。
このまま岸の好投が続くと思ったけど、6回と7回に1点ずつ失って4-3と1点リードで7回終了で交代。岸は要所を抑えたことで最少失点で済んだ。特に、6回と7回の失点後に抑えたのは良かった。

8回は岡本篤がロッテを3者凡退に退ける。8回裏、2死2塁で栗山にヒットが出るが佐藤友が本塁で憤死。佐藤友は里崎のブロックを体全体で弾き飛ばす位の気迫が欲しかった。
そして魔の9回が。この回はシコースキーではなく長田が登板。その長田、信じられんことに初球をいきなり里崎に被弾し、西武ドーム内には西武ファンの悲鳴とロッテファンの大歓声が入り混じる。延長戦に突入し10回裏、1死1,2塁で佐藤友は遊ゴロで併殺打。引っ張って結果を出すタイプの打者ではないのに、何故、この場面で得意の右打ちを徹底しなかったのか悔いが残る。

案の定、11回表、2イニングス目の小野寺が井口に決勝打を浴びてジ・エンド。まさかまさかの2連敗で第3戦目を行うことなく第1ステージで敗退となった。
このCS,1戦目も2戦目も似たような展開。西武が先制しながらも救援陣が崩れて延長戦で敗れるパターン。昨年から何度も繰り返しみてきた悪夢のパターンは今年も終盤に来て頭をもたげてしまった。
今季は序盤こそ長田-藤田-シコースキーのリレーで逃げ切ってきたが、夏場に長田が疲労で離脱し、藤田は死球後遺症でイップスに陥り、シコースキーも終盤に右肩疲労で精彩を欠いたのは痛かった。岡本篤に戦力として目処が立ったのは大きいが、左腕不足は深刻だった。

期待された名球会投手工藤も2008年の抑えグラマンの二人は戦力にならず、星野も序盤に成績不振で離脱したままで終幕となった。

一年を振り返るのは後日改めて分析したい。
今は、オープン戦から今日まで44試合も生観戦したのに、日本シリーズに行けないことが決まり呆然としているので、この日記も纏まりがなく何を書いていいやら。
2008シーズンの再来を期待していたのですが、マジック4から急停車して今日で終戦とは。マジックが出てから本拠地では満員御礼が出る大盛況で盛り上がったのに、どうも大観衆にナインは弱いのか、所沢に駆け付けたファンを裏切ってばかりだ。折角、裏金事件で離れたファンを取り戻したのに、2年連続のV逸では来年の観客動員にも影響が出なければ良いがどうでしょうかね?渡辺監督の進退問題も再燃しそうです(今季は2年契約の1年目)。

明日は祝日ですが、休み明けの火曜日から暫くは仕事も上の空だろうな。タマタマ今は仕事が忙しくないのが救いだが、これから長~くて暗いオフが始まる。

千葉ロッテ・西村監督
「選手の頑張りがすべて。スローガンの「和」の通り、誰ひとりとしてあきらめていなかった。(次に)ソフトバンクを倒さないと、日本シリーズに行けない。全力で頑張る」

<ナベQ監督のインタビュー>
序盤は先制点を奪えて良い展開で進んだけど、終盤のここという場面で相手に1発で決められてしまっている。中盤以降にうまく点が取れていたら展開も変ってきたんだろうけど、今日のような流れになってしまった。はピンチを何度も迎えていたけど、なんとか抑えてくれた。粘り強いピッチングをしてくれたと思う。
長田は1年間ずっと中継ぎで頑張ってきたピッチャーだし、今の中継ぎの中で状態が良いピッチャーから起用していきました。
チームの差は僅かだと思うけど、投打ともに、ここというところの集中力が相手の方が上だったと思います。ファーストステージで負けてしまったけれど、レギュラーシーズンは2位という結果だったし、選手はよく頑張ってくれたので、選手を褒めてあげていいと思う。あとはレギュラーシーズン終盤の大事なところで、みんな良い仕事が出来なかったので、そこがチームとしての課題になってくると思います。

【管理人からナベQ監督へ!】

岸は故障明けだったけど粘りの投球が出来ていたしリードを保っての降板だったので評価したいですね。昨日の涌井は結果論になるかも知れないけど、9回も涌井で行ってもらいたかった。(東尾元監督は涌井続投をスポーツ紙で力説していました)
ここぞと言う時の集中力は選手だけでなく、首脳陣にも言えることです。西村ロッテの方が投手起用でも早めに動きCS突破への執念を感じましたが、ナベQ監督はどうでしたか?選手は良くやったかも知れませんが、その言葉は少なくとも日本シリーズに出てから言って下さいよ、2位で満足されては困ります。
大事な終盤での戦いを論じる前に、ナベQ監督の選手起用にもファンとしては一言言いたい気分なんですよ、チームとしての課題でもあり首脳陣も肝に銘じて下さい。
来年の体制は分かりませんしナベQ監督の進退も微妙ですが、投打共に大補強が必要な上に、ドラフトでも即戦力の投手に狙いを定めるべきです。今季は新人選手で1軍戦力になった選手いませんでしたからね。


中島、大ブレーキで大事な初戦を落とす!

2010-10-09 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

        2010プロ野球観戦記NO.43~CS第1ステージ
              ×埼玉西武 5-6 千葉ロッテ○


▼埼玉西武-千葉ロッテ 1回戦(埼玉西武0勝1敗) 観衆33,918人

 
チ  ー  ム  10 11
千葉ロッテ
埼玉西武


【投手-捕手】

(ロ)成瀬、内、伊藤、小林宏-的場、里崎
(西)涌井、シコースキー、小野寺、岡本篤、土肥、長田-細川、銀仁朗

【責任投手】
勝:小林宏1勝
負:土肥1敗

【スタメン】千葉ロッテ

6西岡
8清田
4井口
9サブロー
D福浦
5今江
3金泰均
7大松
2的場
-----
1成瀬

【スタメン】埼玉西武
8栗山
4阿部
6中島
3フェルナンデス
5中村
9高山
D後藤
7佐藤
2細川
---------
1涌井

【中村先制本塁打も、まさかの逆転負け】

本来は今日の試合はSB対ロッテだったはず?ゲーム差無しで優勝を逃した悔しさを晴らすには、気持ちを切り替えて第1ステージに臨まないとあかん。今日の先発は開幕試合と同じ涌井と成瀬の横浜高校OB対決となった。涌井はシーズン終盤に負けが込んだのでCSで汚名返上と行きたい。
立ち上がりが心配だった涌井だが、今日は、フォーム矯正が上手くいったのか低目に制球されて安定感があった。ロッテのチーム方針で全試合「待球作戦」を挙行するのだが、今日だけは3ボールになっても四球を涌井が与えなかった(1四球1死球)。

2回に中村のソロ本塁打で幸先良く先制したが、その後も毎回の様に塁上を賑わすが得点を上げることが出来ない。中でも3番中島は6打席中1四球を選ぶが、残りの5打席は走者を置いてことごとく凡退し、その都度スタンドのため息を誘っていた。
試合は8回表、ツヨシのソロ本塁打で追いつかれるが、その裏、直ぐに反撃した。2死満塁で代打大島の一打はロッテ守備陣の拙守もあり走者全てが還るタイムリー安打となり、更に、栗山のタイムリーで4点を奪う。
5-1で4点差だったがシコースキーを投入。ところがこの守護神の投入が結果的に裏目に出た。何とシコースキーはロッテの猛反撃にあい2失点で降板、代った小野寺は里崎に同点打を浴び延長戦へ。

今年、西武は延長戦分が悪いんだよね。9回と10回にサヨナラの好機を掴んだがまたもや残塁を増やすだけだった。結局、11回表、福浦へのワンポイントで起用された土肥が痛恨の勝越し本塁打を浴びジ・エンド。今日のこの展開でしかもホームでの初戦を落としたのは痛すぎる。涌井は安定感のある投球だったが、球数の関係で完投出来なったのは残念。守護神で落としてしまったのは情けないぞ!
打線もここ一番で決定打がでずスタンドのファンのイライラは募るばかり。

ポイントゲッターの中島がチャンスで全て凡退していては相手に隙を与えることになり、結局こういう形でのまさかの敗戦を喫してしまった。これで仮に明日の試合に敗れると今季が終わってしまう崖っぷちに立たされた。王座奪回へ向けて、SBへの復讐も出来ずに終戦となるのか?明日は岸とマーフィー。マーフィーを苦手にしているが、この期に及んで言い訳は出来ない。

勝つしかない!満員御礼となったファンへ報いるのは勝利だけだ!!

最後に、今日の試合前のドーム広場で西武OBで大リーガーの松井稼頭央のトークショーがあった。そして、スタンドではこちらも西武OBの石毛氏(元オリックス監督)がスタンドでひっそりと?一般客に交じって子供を連れて応援していた。
石毛氏に気が付いている観客はいなかったのか、それとも熱戦に集中していたか、はたまたダイエーへFA移籍して行った石毛氏を無視していたのかは定かではなかった。

<ナベQ監督のインタビュー>
ワク(涌井投手)はよく投げたと思う。ホームランで同点にされたけど、あそこまで辛抱強く投げてくれたと思います。
ワクが投げすぎていたので、同点だったとしても9回はシコースキーで行こうと思っていた。1死満塁という場面になってしまうと、相手に流れもあったので、リキ(小野寺投手)に交代させた。チャンスは作ったけど、あと1本が出なかった。8回はボールをしっかり見極めて4点を取ったけど、あそこで決めなければいけないゲームだった。この初戦の負けは痛いが、まだ終わったわけではないので、とにかく明日に集中します。


巨人、3位終戦…勝利まであと1球から痛恨の逆転負け

2010-10-08 00:00:00 | 野球全般

クルーン、土壇場で追いつかれる阪神が先に全日程を終えているので、今日勝って2位を決定したい読売(YG)は4-3と1点リードの場面で9回にクルーンが登板。
制球難のクルーンは先頭の川本を歩かせ、2死一、二塁で2ストライクまで追い込んだが、畠山にフルカウントから中前適時打を許して土壇場で同点となった。YGは9回裏に下位打線で1死満塁の好機を作ったが長野は松岡のフォークに空振り三振、続く脇谷は力の無い2ゴロで延長突入。長野と対戦した松岡はこの大事な局面で、全てフォークを投じた。長野はボール気味のフォークに全くタイミングが合わなかった。

ヤクルトは延長10回表、続投となったクルーンから交代した高木が1死二、三塁の場面で、川本に右翼席最前列へ飛び込む2号3ランを許した。YG打線は10回裏に反撃できず、万事休すとなった。
これでYGの3位が決定し、CS第1ステージは甲子園球場で阪神と対戦することになった。阪神は前夜横浜で完封負けをを食らい、自力での2位進出を逃したが、土壇場で踏ん張った東京ヤクルトに感謝したい気持だろう。それにしても今年のプロ野球の1,2位争いは両リーグともに最後まで順位が決まらない大接戦で幕となった。


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