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野田首相、「11月16日解散」安倍総裁に定数削減協力要請

2012-11-14 21:05:22 | 政治

野田首相は国会での自民党の安倍総裁との党首討論で、11月16日に衆院を解散する意向を表明した。

首相は、自民党の安倍総裁に対し、衆院の議員定数削減について次期通常国会で実現させると約束するなら解散すると述べた。党首討論後、安倍氏は、定数削減に協力する考えを明らかにした。16日に解散に踏み切った場合、衆院選の日程は「11月27日公示―12月9日投開票」か「12月4日公示―16日投開票」が有力となる。仮に後者に決まると東京都知事選とのW選挙になる。

首相は「私は、いずれにしてもその(定数削減の)結論を得るために、後ろに区切りをつけて結論を出そう。16日に解散します。やりましょう、だから」と表明したのに対し、安倍総裁は「約束ですね。よろしいんですね。今の答弁は不誠実だと思いますよ。私たちが求めていた答弁には全く答えずに、そして急に、まるで民主党と自民党が民主主義の土俵を全て決めていい、傲慢な態度ですよ。しかし、16日に解散をしていただければ、そこで皆さん、国民の皆さんに委ねようではありませんか」と述べた。

 

 首相は3党合意の際に「近いうちに」と言ってから3か月が経ってその時が来たようだ。だが、民主党内には首相が伝家の宝刀(衆議院解散)を使うようだとの空気が現実味を帯びそうになった今週に、何としても解散を阻止しようとする議員を中心に「野田降ろし」を画策する動きが活発になってきたことと、石原前都知事が提唱する「第3極結集」が纏まりを見せていない中で決断をしたようだ。
これで自民党も一気に政権奪取へと突っ走りたいところだろうが、有権者は第3極の動きを掴み切れていないこともあり、果たして自民党が単独過半数を得ることが出来るかは微妙で、第3極の動きが今後の鍵を握りそうだ。



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