kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

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映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を観て

2014-08-14 17:06:53 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-68.ジゴロ・イン・ニューヨーク
■原題:Fading Gigolo
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:90分
■料金:1,100円
■鑑賞日:8月14日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)



□監督・脚本・出演:ジョン・タトゥーロ
◆ウディ・アレン
◆ヴァネッサ・パラディ
◆シャロン・ストーン
◆リーヴ・シュレイバー
◆ボブ・バラバン
◆ソフィア・ヴェルガラ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
不況で経済状態の悪い友人同士の男性2人が金もうけに男娼(だんしょう)ビジネスをスタートしたところ、思わぬ騒動に巻き込まれていくブラックコメディー。監督業でも才能を発揮している『バートン・フィンク』などのジョン・タートゥーロ監督、脚本、出演で、彼の友人でビジネスパートナーを、数多くの名作を生み出した監督のウディ・アレンが演じる。

ニューヨーク・ブルックリンで祖父の代から続く本屋をたたむことになったマレーは、友人のフィオラヴァンテ相手にボヤいていた。妻は働いているが、4人の子供を抱えて失業したマレーは、かかりつけの皮膚科の女医パーカーからレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたいと相談を受け、1000ドルで紹介すると持ちかける。
マレーは、定職に就かず、数日前から花屋でバイトを始めたフィオラヴァンテをおだて、ジゴロデビューさせる。パーカーと2人だけのお試しから戻った彼は、500ドルのチップまで持ち帰ってきた。ポン引きの才能を発揮したマレーは軽快な営業トークで客層を広げ、フィオラヴァンテは女性の気持ちを理解すると言う隠れた才能で女性を惹きつけていく。マレーは、彼と違って厳格なユダヤ教宗派の高名なラビの未亡人アヴィガルに熱心な営業をしていた。
若く美しい彼女がずっと喪に服しているのを見たマレーは、フィオラヴァンテの“セラピー”を受けるよう説得する。フィオラヴァンテのアパートで背中をマッサージされたアヴィガルは涙を流し、その理由を聞いたフィオラヴァンテは心を揺さぶられる。そして2人は、普通の恋人同士のようにデートするようになる。しかし2人の恋は、ジゴロにとってはご法度、ユダヤ教徒にとっては禁忌だった。アヴィガルに想いを寄せる幼馴染のドヴィの告発により、ユダヤ法の審議会にかけられるマレー。ポン引きの罪は石打ちの刑だという、まるで中世のような裁判だった。そのころ、フィオラヴァンテも自分の恋のせいで窮地に陥っていた……。

ジョン・タトゥーロが監督、脚本を書いた作品にウディ・アレンが出演している。この二人の軽妙な会話劇が中心で、もっぱらアレンが突っ込みでタトゥーロがボケ役のような間柄。一方的に喋るアレン、それを分かっているのかいないのか分からないような表情で聞き流すタトゥーロという展開が終始続く。当初はこの二人の会話劇を楽しく観ていたが、流石にこの調子で90分近く続くので最後の方はぐったり。
ストーリー的には実際にユダヤ系であるアレンのそうしたルーツが中盤以降は色濃く反映されていく。スタートは定職の無い友人フィオラバンテにジゴロとして女性の相手をする話を持ちかけ、意外にもこの仕事がハマった。だが、御法度であるユダヤ系未亡人女性に恋心をフィオラバンティが持ち始めた辺りから展開は変わってしまう。ジゴロ業を楽しむ話しと想像していたが、戒律に厳しいユダヤ教に抵触したことから、フィオラバンティがユダヤ裁判にかけられることに。そこに、長年未亡人に恋心を寄せ続けていた男性の存在が絡んでくる。
まあ、このユダヤ教やNYのユダヤ人コミュニティに関する話は日本人にはピンと来ないので、これがジゴロとどう関係があったのかは観ていても分からなかった。どうもウディ・アレンとは相性悪いんだよな~。シャロン・ストーンもヴァネッサ・パラディもイマイチでした。

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映画『マレフィセント』を観て

2014-07-14 18:22:31 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-59.マレフィセント
■原題:Maleficent
■製作年、国:2014年、アメリカ
■上映時間:97分
■料金:1,100円
■鑑賞日:7月14日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)

 

□監督:ロバート・ストロンバーグ
◆アンジェリーナ・ジョリー
◆エル・ファニング
◆シャールト・コプリー
◆ブレントン・スウェイツ
◆サム・ライリー
◆イメルダ・スタウントン
◆レスリー・マンヴィル
◆ジュノー・テンプル
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
ディズニーアニメ『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー。マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリーが演じ、彼女の封印された過去とオーロラ姫を永遠の眠りにつかせる呪いをかけた理由が明かされる。監督は、『アバター』などのプロダクションデザインを手掛けたロバート・ストロンバーグ。エル・ファニング(姉はダコタ・ファニング)やアンジーの娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが共演。
とある王国のプリンセス、オーロラ姫の誕生祝賀パーティー。幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセントが出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけたマレフィセント。それは、なぜなのか。答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。

「眠れる森の美女」をベースにして悪役マレフィセントの視点から描いた作品で、マレフィセントを演じるのがアンジーでオーロラ姫の幼少時代を実の娘が演じている。成長したオーロラ姫を演じたのが子役として活躍してきたエル・ファニングだ。明るくて活発な姫役にはぴったりの配役だった。ディズニー映画らしく、また、監督が美術出身ということもあり映像の美しさも目を引きました。

ストーリーとしては、かつては恋人関係だったマレフィセントと現王ステファン、だが、王は元々王族ではなく王女の配偶者の座を狙って自らが王位に就くことを目指していたのでマレフィセントは結局捨てられた形となり、だまされたときに大事な羽根まで奪われてしまい自由に空を飛べなくなっていた。その恨みを晴らすタイミングを見計らっていたら、王夫妻に子供が生まれたことを知り、宮殿に乗り込んであの有名な呪いを参列者の前で堂々とかけるのだった。このシーンの一部が予告編にも使われているが、アンジーの演技の見せどころもここだった。
王は呪いをかけられた姫を3人の妖精に森で育てるように命じるが、この妖精が当てにならなかった。子育て経験も無くいい加減な妖精だったが、姫はスクスクと成長してまもなく16歳を迎えようとしていた。姫が自分にかけられた呪いを解くのに必死になるが、かけたマレフィセント自身にも解除は出来ない呪いだった筈だ。フィリップ王子こそが呪いを解くキスの持ち主だったが、王子がキスしても呪いは解けず。そしてマレフィセントが自分がしたことを悔い、キスをしたところ呪いは解けた。マレフィセントは姫の成長をずっと陰ながら見守っていた、それが何時しか「真の愛」へと昇華していたのだった。

姫はマレフィセントを許し、森で暮らしたいと訴える。だが、城を出る際に王国側と戦闘になりマレフィセントとドラゴンに扮したディアバルの奮闘で王側が敗退、王もマレフィセントとの戦いに敗れ亡くなる。王の死後、人間界出身で森で育った姫が双方の女王として君臨することになり国は平和を取り戻すことになりました。

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映画『her/世界でひとつの彼女』を観て~アカデミー賞受賞作品

2014-07-06 15:16:57 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-57.her/世界でひとつの彼女
■原題:Her
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:120分
■料金:1,800円
■鑑賞日:7月5日、ヒューマントラストシネマ有楽町(有楽町)

 

□監督・脚本:スパイク・ジョーンズ
◆ホアキン・フェニックス
◆エイミー・アダムス
◆ルーニー・マーラ
◆オリヴィア・ワイルド
◆スカーレット・ヨハンソン(サマンサの声)
◆ポーシャ・ダブルデイ
◆サム・ジェーガー
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
鬼才スパイク・ジョーンズが監督と脚本を手掛けたSFラブストーリー。人工知能型OSの声に惹かれる主人公と、生身の女性よりも魅力的なシステムとの恋のてん末を描く。『ザ・マスター』などのホアキン・フェニックスが主演を務め、彼が恋心を抱く声の主を『マッチポイント』などの女優スカーレット・ヨハンソンが好演。アカデミー賞脚本賞を受賞した。
近未来のアメリカ・ロサンゼルス。顧客の想いを代筆することを仕事にしているセオドアは、妻キャサリンに去られ失意の日々を過ごしていた。見かねた友人のエイミーが彼に女性を紹介しようとしても、断る始末だった。そんな中、人工知能型OS“サマンサ”に興味を持つセオドア。サマンサは実態を持たないものの、話してみると驚くほど個性的で人間味に溢れていた。以来サマンサに魅了され、相談事や寝る前のささやかなやりとりをし、携帯電話に移して外出するなど、彼女と会話するひとときがかけがえのないものになる。サマンサにとってもセオドアを通して見る外の世界は驚きに満ちていた。やがて二人の間に恋が芽生えるが……。

ストーリーとしては特段ひねりが無かったけど、大体予想範囲内のエンディングでしたね。サマンサの声を演じているスカーレット・ヨハンソン、その見事なのは肢体だけではなく声でも魅了された。映画では彼女が演じているのだから、観ている側(特に男性)は声とヨハンソンの姿をオーバーラップさせながら私もそうだけど見てしまいますね。でも実際はOSの声だからホアキン・フェニックスが演じているセオドアが本当に魅せられたのかな?って思った。声だけでも十分にセクシーなヨハンソン、セオドアも声とは分かっていても恋人の様にのめりこんでいくのは分かるような気がする。IT化が進んでいくと今回の様な設定がいずれ当たり前の様な社会に変貌し、笑って見ていれれなくなるかもねこういう映画の世界が。

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映画『ブルー・ジャスミン』を観て~アカデミー賞受賞作品

2014-05-17 21:33:55 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-43.ブルー・ジャスミン
■原題:Blue Jasmine
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:98分
■料金:1,800円
■観賞日:5月17日、新宿ピカデリー(新宿)



□監督・脚本:ウディ・アレン
◆ケイト・ブランシェット
◆アレック・ボールドウィン
◆ボビー・カナヴェイル
◆サリー・ホーキンス
◆ピーター・サースガード
◆マイケル・スタールバーグ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
ウディ・アレン監督がケイト・ブランシェットをヒロインに迎え、サンフランシスコを舞台に転落人生の中でもがき、精神を病んでいく姿を描くドラマ。ニューヨークでセレブ生活を送っていたものの夫も財産も失ったヒロインが妹を頼りにサンフランシスコに引っ越し、再生しようとする過程で、彼女の過去や心の闇を浮き彫りにしていく。ケイト・ブランシェットはアカデミー賞主演女優賞に輝いた。
ニューヨークのセレブリティ界でもてはやされていたジャスミンだが、実業家のハルとの結婚生活が破綻し、家庭も資産も失う。質素なアパートに住むシングルマザーの妹ジャンジャーのもとに身を寄せることにし、妹がいるサンフランシスコへ向かうことにする。
過去にしがみつき抗うつ薬とウォッカを手放せないジャスミンは、どうにか再び華やかな世界へ舞い戻ろうと画策するが、慣れない仕事に神経をすり減らす。精神的にバランスを崩し八方塞がりの中、エリート外交官のドワイトと出会い、彼のことを自分に以前のような幸せを再び与えてくれる存在であるかのように見るジャスミン。さらにプライドと現実逃避から彼女は嘘を重ねていく……。

里子に出された先で一緒に育ったジャスミン(当時はジャネット!)とジンジャーは姉妹として育ったが、大人になってからの二人の人生は波乱に満ちている。男運が悪く何時も相手に振り回され働くのに精一杯のジンジャーとは対照的に、上昇志向と言うよりはセレブ界への憧れが人一倍強いジャネットことジャスミン。運良く実業家のハルと結婚するも、夫の仕事が破綻し元々浮気癖のある彼の行動に我慢の限界が来て、FBIに夫の行状を彼女自身が密告したことでNYの路上で逮捕され、挙句の果てに自ら命を絶ってしまった。
無一文となったのに、わざわざファーストクラスの飛行機でサンフランシスコの妹宅へと向かう。が、何時まで経ってもセレブ時代の名残りが忘れられず新たな仕事も見つからないが、何とか歯科医院の受付に収まるものの、院長からの告白を断ってまたもや無職に。そこで一念発起してインターネットを勉強してインテリア・デザイナーを目指すが上手く行かなかったある日、パーティーで知り合ったエリート外交官のドワイトとの交際がスタート。だが、自分に過去を偽り続けていたことが婚約寸前に発覚、セレブ界復帰は幻と終りガッカリすることに。

最後はジンジャーと現恋人との仲が紆余曲折を経て一緒になり、いたたまれなくなったジャスミンはジンジャーの家を飛び出してしまう。行く宛ても無くベンチに佇むジャスミン、独り言をつぶやいていると、そこでエンドロールへと突入して終わる。この後、彼女がどうなったのかは観ている方が想像することになるが、セレブ志向が消えない限り、男性に頼って生きてきたジャスミンの将来は簡単には開けないでしょうね。

ジャスミンを演じたケイト・ブランシェット、感情の起伏が激しく、セレブ時代と落ちぶれてからの現在とでは生きざまも全く正反対なのだが、どちらの演技も流石で主演女優賞受賞も納得ですね。妹役のサリー・ホーキンスも良い味を出していましたね。

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映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー3D』 を観て

2014-04-27 22:42:00 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-38.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー3D
■原題:Captain America:The Winter Soldier
■製作年、国:2014年、アメリカ
■上映時間:136分
■料金:2,100円
■観賞日:4月27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)



□監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
◆クリス・エヴァンス
◆スカーレット・ヨハンソン
◆サミュエル・L・ジャクソン
◆ロバート・レッドフォード
◆セバスチャン・スタン
◆アンソニー・マッキー
◆コビー・スマルダーズ
◆フランク・グリロ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
 『アベンジャーズ』でのニューヨークの戦いから2年後を舞台に、キャプテン・アメリカと暗殺者ウィンター・ソルジャーとの死闘を描くアクション大作。70年の眠りから覚め、アベンジャーズの一員として戦ったキャプテン・アメリカが、S.H.I.E.L.D.(シールド)の仲間に突如襲われ、その裏に潜む真実を追う姿を映し出す。
70年の眠りから覚め、スーパーヒーローのチーム・アベンジャーズの一員としての死闘を繰り広げた後、キャプテン・アメリカは防衛システムの構築を目指す国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.、通称シールドで活動していた。しかし一緒に戦ってきたシールドの仲間がキャプテン・アメリカやニック・フューリー、ブラック・ウィドウを突如襲撃。シールドの包囲網をかいくぐり逃げるキャプテン・アメリカたちを、ウィンター・ソルジャーが追い詰める。この背景には、恐るべき陰謀が隠されていた……。

マーヴェル・コミックスのアヴァンジャー・シリーズでも登場する重要キャラの一つキャプテン・アメリカ、星条旗をあしらったコスチュームはアメリカそのものですね。そのキャプテン・アメリカ誕生の秘密と、かつての仲間で突如復活したバっキー・バーンズと対決することに。だが、かつての親友同士の対決に戸惑うキャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャースは。バーンズがその魂を捨てたとは思っていない。フューリーは上司でもあるアレクサンダー・ピアースの陰謀で襲撃され一度は死亡を宣告されるが不死鳥の如く蘇り、逆に、ピアースを射殺した。
S.H.I.E.L.D.は混乱し、フューリーは死を偽装したままヒドラの残党を追って東ヨーロッパへと旅立ち、ロマノフは過去の経歴について上院議会に尋問された。ヒルはスターク・インダストリーズの面接を受け、またロジャースの護衛をしていたエージェント13はCIAへと移った。ヒドラのダブルエージェントであったS.H.I.E.L.D.の対テロチームのメンバーだったラムロウはトリスケリオンで重傷を負い、病院へと担ぎ込まれた。ロジャースとウィルソンはウィンター・ソルジャーを追跡することにした。
エンドロール後の場面ではウィンター・ソルジャーがスミソニアン博物館を訪れ、記念館にあるバッキー・バーンズのパネルを見つめていた。

アヴェンジャーズ絡みの作品はそれぞれをしっかりと内容を理解していないと判らなくなってしまう。私もキャプテン・アメリカは前作は観ていなかったのだが、シールドのボスであるピアースをロバート・レッドフォードが演じていたのには驚いた。彼はどちらかと言えば硬派な作品へ出演している印象なのですが、フューリーに射殺されてしまいましたね。

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映画『ウォルト・ディズニーの約束』を観て

2014-04-06 20:55:38 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-33.ウォルト・ディズニーの約束
■原題:Saving Mr.Banks
■製作年、国:2013年、アメリカ・イギリス・オーストラリア
■上映時間:126分
■料金:0円(ポイント使用)
■観賞日:4月16日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)

□監督:ジョン・リー・ハンコック
◆トム・ハンクス
◆エマ・トンプソン
◆コリン・ファレル
◆ポール・ジアマッティ
◆ジェイソン・シュワルツマン
◆B・J・ノヴァク
◆ルース・ウィルソン
◆ブラッドリー・ウィットフォード
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
エマ・トンプソン(「ハワーズ・エンド」)とトム・ハンクス(「フィラデルフィア」「フォレスト・ガンプ」)という英米のオスカー俳優が共演を果たし、傑作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』誕生秘話に迫る感動のヒューマンドラマ。ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏を初めて描き、原作者と映画製作者の激しい攻防を情感豊かに映し出す。
夢のある映画を作り人々を喜ばせてきたウォルト・ディズニーは、魔法を使うシッターを描いた児童文学『メリー・ポピンズ』を映画化しようとするが、原作者のP.L.トラヴァースはそれを拒否。しかしウォルトは決して諦めようとせず、トラヴァースは住んでいるイギリスからウォルトのいるハリウッドまで出て決着を付けようとする。ウォルトら映画製作者が出す脚本アイディアを片っ端から認めないトラヴァース。彼女が頑なに作品を守ろうとする背景には、幼い頃の父親との思い出があった。それを知ったウォルトは、トラヴァースとある約束をする……。

ウォルト・ディズニーが気に行った「メリー・ポピンズ」を映画化するのにこんな裏話があったとは、と言っても私は原作を観ていないので知りません。オーストラリア出身のトラヴァースは父への思いが強く、娯楽色を強めるディズニーの映画化には何かと難癖を付けて断り続けるが、ウォルトも簡単には引き下がらなかった。それでも最後は彼女の懐に飛び込んで、彼女の頑なだった気持ちを彼自身が解き放ち、遂には映画化へゴーサインが出たのだった。
この作品はトム・ハンクスとエマ・トンプソンの会話が楽しかった。また、登場シーンは少ないがポール・ジアマッティ演じるアメリカでの専属運転手役だが、気難しいトラヴァースがアメリカで唯一心を許したのが彼だったという設定もユニークだ。そのトラヴァースの父を演じていたのがコリン・ファレル、地味なキャラだったので彼自身の個性が発揮されていたとは言い難く、何故こんな役を受諾したんだろう?でも、トラヴァースはファザコンだったので、この役は意外と重要な意味を持っていました。ジェイソン・シュワルツマンのコミカルな演技など、俳優陣の演技は良かったと思います。

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映画『ホビット 竜に奪われた王国』を観て

2014-03-17 21:59:07 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-27.ホビット 竜に奪われた王国 3D
■原題:The Hobbit:The Desolation Of Smaug
■製作年、国:2013年、アメリカ・ニュージーランド
■上映時間:161分
■料金:2,100円
■観賞日:3月16日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)



□監督・製作・脚本:ピーター・ジャクソン
□脚本:ギレルモ・デル・トロ、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン
◆イアン・マッケラン
◆マーティン・フリーマン
◆オーランド・ブルーム
◆リチャード・アーミティッジ
◆ベネディクト・カンバーバッチ
◆ルーク・エヴァンス
◆ジェームズ・ネスビット
◆ケン・ストット
【ストーリー&感想】
 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前を舞台にしたJ・R・R・トールキンの冒険小説を実写映画化した『ホビット』3部作の第2章。マーティン・フリーマン、イアン・マッケランら前作からの続投組に加え、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのオーランド・ブルームもレゴラス役で再登場。
魔法使いガンダルフに誘われトーリン・オーケンシールド13人のドワーフたちとともに、巨大な竜スマウグに奪われたドワーフの王国エレボールを取り戻す旅に出たホビット族のビルボ・バギンズ。臆病だったビルボは、旅を通じて自分にも知恵や勇気があることに気付き、ドワーフたちと固い絆で結ばれていった。獰猛で巨大なクモの群れの襲撃、ドワーフたちと因縁のある森のエルフとの遭遇、急流を下りながらのオークとの死闘など、旅路は困難を極めた。それでも彼らは目的を果たすため、恐ろしいスマウグがいるはなれ山の荒れ地を目指す……。

「LOTR」シリーズの前日譚3作の2作目である本作、1作目には復活登場しなかったレゴラスを演じるオーランド・ブルーム、本人も再登場を熱望していたが、やはり、彼が戻ると華やかさが加わる。今回はガンダルフは前半に集中して登場し、途中で別ルートで単独行動を取ること(一行に合流すると宣言するが)になり、ホビットが主役扱いされることに。
リングを一行に内緒で所持していることから、臆病なビルボもドラゴンとの戦いでもリングを使って対抗するが、所詮、他に戦う術がないのでドラゴンの逆鱗に触れてからはやはり逃げるしかない?
3作シリーズの2本目って位置付けが難しいのだが、「LOTR」シリーズの良さは残しつつ、ドラゴンの怒りに火が付いて、3作目に繋げてガンダルフがどのような行動を取るのか?ホビットの活躍は?アラゴルンの復活登場はあるのか?その辺に注目して3作目公開を待ちたい。

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映画『キック・アス、ジャスティス・フォーエバー』を観て

2014-02-23 15:48:01 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-20.キック・アス、ジャスティス・フォーエバー
■原題:Kick-Ass 2
■製作年、国:2013年、アメリカ・イギリス
■上映時間:103分
■料金:1,800円
■観賞日:2月23日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)



□監督・脚本:ジェフ・ワドロウ
◆アーロン・テイラー=ジョンソン
◆クロエ・グレース・モレッツ
◆クリストファー・ミンツ=プラッセ
◆ジム・キャリー
◆ジョン・レグイザモ
◆ドナルド・フェイソン
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
美少女暗殺者を演じたクロエ・グレース・モレッツが注目を浴びた前作の続編として、キック・アス、ヒット・ガールらがヒーロー軍団を結成し悪党と戦うアクション。前作でマフィアの父親を殺されたレッド・ミストが悪党マザー・ファッカーを名乗り、キック・アスやヒット・ガールのもとへ次々と刺客を送り込む。
デイヴはキック・アスというヒーローの姿を捨て、ごくごく平凡な学園生活を送っていた。しかし、卒業を間近に控え、将来の夢を見つけることができずにいた彼は、世界初のスーパーヒーロー軍団を作り、街の平和を守ろうと決意する。
そんな中、キック・アスの活躍に触発された元ギャングで運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐と出会ったデイヴは、ヒーロー軍団“ジャスティス・フォーエバー”を結成する。だが、キック・アスに殺された父親の復讐を果たすため、レッド・ミストがマザー・ファッカーと名を改め、悪党軍団を引き連れて姿を現す。
目の前の悪は見逃せない、とさらなる鍛錬を積み、新たな正義を誓うキック・アス。一方、ミンディは父の遺言で後見人となった元同僚に普通の女の子として生きていくため、ヒット・ガールを封印していた……。

前作が以外はヒットを記録して4年後に登場した2作目だが、残念ながら1作目は未見(劇場で散々予告編は見ていたけど)だったのとクロエ主演ということもあり観た。結論を言えば途中で居眠りしてしまった、意外と退屈でした。
この手の作品は妙にストーリー性を強調するより、やはり、ギャグを連発している方が良い結果が出ている。今回は、ジム・キャリーを「スター・アンド・ストライプス大佐」(早い話、星条旗のこと)として登場させたが、あくまでも主役はクロエ演じるヒット・ガールとデイヴであるので、折角のジム・キャリー投入も消化不良な感じだった。
キック・アス集団に対抗するためにレッド・ミストが「マザー・ファッカー」として登場。この名前も人を食ったようだが、悪になりきれないキャラとしてはユニークだった。
クロエの成長過程としての体型の変化を記憶にとどめておくには持って来い?の作品だが、彼女の4文字言葉連発シーンも将来大物女優へとなれば二度と聴くことが出来なくなるだろう。共演のアーロン・テイラー=ジョンソンは「アンナ・カレーニナ」での美男子役とは正反対でクロエに翻弄される役。クロエにボコボコにされながらも彼女と一緒にいるのが楽しい様子を表現していた。

3作目が製作されるかが彼女の年齢的には微妙だ。これで止めておいた方が良いと思う。

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映画『エンダーのゲーム』を観て

2014-01-26 23:30:50 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-10.エンダーのゲーム
■原題:Ender's Game
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:114分
■料金:1,800円
■観賞日:1月26日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)



□監督・脚本:ギャヴィン・フッド
◆エイサ・バターフィールド
◆アビゲイル・ブレスリン
◆ヘイリー・スタインフェルド
◆ハリソン・フォード
◆ヴィオラ・デーヴィス
◆ベン・キングスレー
◆アラミス・ナイト
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
1985年に出版された、オースン・スコット・カードによるSF小説の名作を実写化。昆虫型生命体と人類の戦争を終息させる能力と宿命を背負った少年の成長と苦悩が描かれる。

近未来。昆虫型異星生命体フォーミックの襲撃により地球は大打撃を受けた。フォーミックからの再襲を食い止めるために、国際艦隊は世界中から天才児を集めて司令官育成教育をするバトル・スクールを設けた。
訓練長官のグラッフ大佐は、アンドルー・“エンダー”・ウィッギンという少年に注目する。人口調整が行われ2人までしか子どもを設けられない中、特別な許可を受けウィッギン家の3番目の子として生まれた彼は、その特別さのために孤独な境遇にあった。いじめてくる者を徹底的に痛めつけ二度とそんな気を起させないようにするエンダーを見て、グラッフ大佐は彼をバトル・スクールへと導く。

あまりの才能に同級生から不興を買いながらもエンダーは瞬く間に頭角を現し、ドラゴン隊指揮官に任命される。その一方で、敵ではあるものの多くの生命を奪う戦争に疑問を持ち苦悩するエンダー。
そんな中、エンダーとドラゴン隊はフォーミックの母星に近い前線基地のコマンド・スクールに送られる。いつ開戦するかわからない緊張感と重圧の中、先の戦争での英雄メイザー・ラッカムから厳しい訓練を受けたエンダーたちは、最終試験に臨むことになる。しかしそこには、恐ろしい事実が隠されていた……。

エンダーはその余りある才能を最大限に発揮、先輩らの嫌がらせにも真っ向から挑み、遂には自らが選抜したメンバーの隊を率いることになる。そしてシミュレーション訓練も佳境を迎え、最終試験との位置付けから隊員達も必死に戦い遂にフォーミックの艦隊を撃破する。が、これはシミュレーション・ゲームの筈だったのに、ゲーム終了と同時に荒れ地になっているフォーミックの惑星がスクリーンに映し出された。戸惑いを隠せない隊員達にグラッフ大佐はシミュレーションは現実の戦いであり、エンダーらがフォーミックを絶滅させたのだった。
大佐はエンダーらの活躍を称賛するが、心優しいエンダーは絶滅させたことを知り泣きだす。この辺はまだまだ少年だからやむを得ないか?
そもそもエンダーは姉ヴァレンタインを慕っていて、宇宙に来てから姉とメールで通信出来ないのを不満に持ち大佐に直訴して、半ば強引に「地球への里帰り」を大佐同伴の条件付きで認めさせる位、姉の存在は母以上だった。そんな心優しきエンダーはフォーミックが残した次世代への「卵」の為に新たな惑星を見つける旅に出るのを姉に約束する。エンダーは提督に昇進していた。

この映画の配役を見ると天才子役+ベテラン元主役級俳優の融合である。子役連中では主役のエンダーを演じるのはエイサ・バターフィールドで「ヒューゴの不思議な発明」でも主役だったあの子だ。姉ヴァレンタインを演じるアビゲイル・ブレスリンは「リトル・ミス・サンシャイン」でアカデミー賞候補にも輝いた子役だ。ぺトラ役のヘイリー・スタインフェルドはデビュー作「トゥルー・グリッド」で数々の賞を受賞したこちらも天才子役だ。ベテラン勢は今更言うまでも無い著名人ばかりでハリソン・フォード、ベン・キングスレー、ヴィオラ・デイヴィスとは凄いメンツである。

果たして続編が製作されるのか?それともこれで終わりなのか?どっちでしょう。

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映画『ビフォア・ミッドナイト』を観て

2014-01-18 22:22:12 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

14-7.ビフォア・ミッドナイト
■原題:Before Midnight
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:108分
■料金:1,800円
■観賞日:1月18日、新宿バルト9(新宿三丁目)

 

□監督・製作・脚本:リチャード・リンクレーター
□脚本:ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク
◆ジュリー・デルピー
◆イーサン・ホーク
◆シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック
◆ジェニファー・プライアー
◆シャーロット・プライアー
◆ゼニア・カニゲロプーロ
◆ウォルター・ラサリー
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
イーサン・ホークとジュリー・デルピー主演の『恋人までの距離(ディスタンス)』『ビフォア・サンセット』に続くラブロマンスのその後を描く第3弾。パリ在住の小説家ジェシーと環境運動家のセリーヌは、双子の娘を伴いギリシャでバカンスを過ごすことにする。同時にシカゴでジェシーの前妻と暮らす息子ハンクも呼び寄せる。彼らは共に海辺の町で夏休みを過ごした後、ジェシーはハンクを空港まで見送るが……。

1作目が「ビフォア・サンライズ(恋人までの距離)」で2作目が「ビフォア・サンセット」ときて3作目にあたる本作が「ビフォア・ミッドナイト」とは良く出来たタイトルだ。残念ながら自分は1作目は見逃しているが2作目を観終わったあと、当然ながら3作目が直ぐにでも製作されると思っていたが、1-2作目のインターヴァルが9年で、偶然かどうか分からないが2-3作目も同じ間隔を開けて公開された。
今回は冒頭でいきなり二人の間には双子の女児が居ることが判明、更に、前妻との間に出来た息子までもが登場し、息子がシカゴから二人の休暇先であるギリシャにヴァカンスにやってきて帰国する場面から始まった。

ここからはワンショット内で延々と二人の会話が中心に展開。息子を空港へ送り届けて帰路に就く車内で双子の娘は居眠りしているので、二人の会話がエンドレスに続く。通常だと会話は一部だけで、そのまま場面が変るのだろうが、ここでは同時進行のような形で脚本の無い夫婦の会話を観客は聞き続けることになる。
こんな感じでシーンは途中で夫妻を招いたギリシャ人作家パトリックと彼の家族との会話(これも結構長かったが)を除けば、二人の会話だけで成り立っているのは前作と同じ傾向だ。肝心の二人の会話(脚本もこの二人と監督の三人)だが、これが非常に良く練られている。観ていて脚本があるとは思えないほど自然で、まるで本当の夫婦以上に夫婦らしい会話が続く。
会話からは双子が生まれた経過も語られたがジェシーは前妻との子ハンクの成長が気になるが、セリーヌはシカゴに移る気持ちは毛頭ない。彼女には環境運動家としての顔があり自分の仕事を辞めたくないのでそのイライラをジェシーにぶつけて「もう愛していない!」と言い放ち、宿泊先の部屋を飛び出る。
この映画のハイライトもこのホテルにチェックインしてからだ。二人の会話がドンドン熱を帯びて来て(娘はパトリックが預かる)、デルピーの垂れ気味の乳房が全開になるシーンが長めに続くのでサービス・カットとは言い難いかな?そこから彼女の不満が一気に爆発してしまう。長距離恋愛を克服した二人だった筈なのに...。こうなるとやはり男の方が折れないと事態は解決しない。小説家のジェシーらしい解決方法で苦境を乗り切った。その時は「真夜中」前だった。

シリーズ化と呼ぶには9年も空くのはどうかと思うが、主演の二人の相性の良さと練りこまれた脚本を書き上げるには相当の時間が掛っているそうで、4作目の構想も既に練っているそうだがいつ完成するのだろうか?
4作目は「ビフォア・モーニング」とか「ビフォア・ブレックファースト」かな?で次は「ビフォア・ランチ」...?ウ~ン、エンドレスだね。

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映画『陽だまりの彼女』を観て

2013-10-19 23:12:27 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-80.陽だまりの彼女
■配給:東宝、アスミック・エース
■製作年、国:2013年、日本
■上映時間:129分
■料金:0円(観賞券使用)
■観賞日:10月19日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)



□監督:三木孝浩
◆上野樹里
◆松本潤
◆玉山鉄二
◆夏木マリ
◆大倉孝二
◆谷村美月
◆菅田 将暉
◆西田尚美
◆とよた真帆
【ストーリー&感想】
パッとしなかった幼なじみと再会した青年が、魅力的な女性になった彼女と恋に落ちたのを機に、切なくて温かな奇跡の物語が動き出していく。メガホンを取るのは、『僕等がいた』シリーズの新鋭・三木孝浩。『花より男子』シリーズの松本潤と『のだめカンタービレ』シリーズの上野樹里が、主人公のカップルを快演する。
取引相手を訪ねた新人営業マンの浩介は、そこで同じ中学校に通っていた幼なじみの真緒と10年ぶりの再会を果たす。学年有数のバカとして名をはせ、何かといじめられていた彼女が、当時の姿から想像がつかないほど魅力的な女性になったことに驚く浩介。再会に運命めいたもの感じた二人は惹(ひ)かれ合うようになり、結婚を決意するまでに。だが、真緒は誰にも知られてはならない、とんでもない秘密を持っていて……。

嵐のマツジュンこと松本潤と上野樹里がカップルとして登場するラヴ・ストーリー。新人営業マンの浩介が営業先の会社に赴いて偶然、中学校時代の幼馴染と再会する。ここからストーリーは始まるのだが、そこには中学校時代の二人の関係が描かれていて、転校生としてやってきた真緒がクラスに馴染めずにいじめられていたのを「助けた」のが始まり。
そんな過去があったのと、浩介が江の島の海岸で猫を助けたのが本当の始まりか?これに感謝した猫が島に一人で住む謎の女大下に、猫から人間にして下さいと懇願し「真緒」という人間に転生する。そして13年間の記憶を無くしたまま、警察官夫婦に全裸で居る所を保護され養子として育てられた。

真緒と浩介が養父母に結婚の許しを得る為に実家へと向かうが、何故か養父母は複雑な様子。単に娘を嫁がせる前の親ではなく、真緒の知られざる過去をそれとなく知っていた両親が、浩介に覚悟があるか詰め寄る。こうして観ている側に真緒の過去が少しずつ見えて来る。その中に、中学時代の性格の悪そうな元同級生の女が、真緒が全裸で夜中一人で歩いていると言い放ったとき、住んでいるマンションから転落しそうになった子供を救ったとき、猫舌だったとき、髪が何故か抜け落ちて元気が無かったとき、等など猫を想起させるシーンが沢山出て来るのだった。
猫は9回生まれ変わる動物であることから、真緒に転生した彼女の寿命が尽き始めようとしたとき、彼女は浩介の前からある日姿を消す。猫は死期を悟ると飼い主の前から消えてその屍を見せないと言われる。真緒も寿命が来ていることを悟り、浩介と朝を過ごしながらもサッと姿を消した。必死に行方を追う浩介だったが、彼には真緒の行き先が判った気がして江の島へと急行。真緒は人間に転生させてもらった大下を訪ねている。

結局、猫に戻った?真緒は再び浩介の元に猫として姿を現す。これってハッピー・エンドなのですかね?

自分はこの作品は無料券を持っていたので観賞したのですが、やはり、若い女性が多かったのは、ストーリーと主演が嵐の人気者松潤だったからでしょうか。若い女性には涙が止まらないでしょう。共演の上野樹里ですが、随分と綺麗に撮られていたとの印象です。
山下達郎とビーチ・ボーイズの音楽が効果的に使われていたのには好感が持てました。

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映画『31年目の夫婦げんか』を観て

2013-08-03 18:42:42 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-63.31年目の夫婦げんか
■原題:Hope Springs
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:100分
■料金:1,800円
■観賞日:8月3日、TOHOシネマズシャンテ

 

□監督:デヴィッド・フランケル
◆メリル・ストリープ
◆トミー・リー・ジョーンズ
◆スティーヴ・カレル
◆エリザベス・シュー
◆ミミ・ロジャース
◆ジーン・スマート
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
アーノルドとケイは結婚31年目の夫婦。いつのまにか寝室は別、アーノルドの唯一の趣味はゴルフ番組、毎日の日課も夫婦の会話も365日ほぼ同じ。子供たちは独立し、二人にはもはやけんかの種さえ見つからない。そんな夫婦関係を見直したいと思い立ったケイは結婚生活のカウンセリング本を購入、夢中で読み終えると著者のバーナード・フェルド医師のホームページにアクセスする。
朝食の席、アーノルドに“カップル集中カウンセリング”を受けたいと告げるケイ。1週間4000ドルという料金に目をむいたアーノルドだったが、ケイは定期預金を解約して既に申し込んだという。アーノルドは行かないと突っぱねるが、結局渋々飛行機に乗る。

メーン州のグレート・ホープ・スプリングス、海辺の小さな町でカウンセリングが始まった。フェルドはここに来た理由をケイに尋ねると「結婚したいんです。もう一度。ただ同じ家に住んでいるだけで、触れ合いも絆もない」と訴える。「まず長年の夫婦生活でできた傷痕を取り除くところから始めましょう」と勿体ぶった口調で語るフェルド。そんなカウンセリングの終了後、アーノルドは不平不満をまくしたてるのだった。
2日目。出逢い、プロポーズ、いつから寝室を別にしたか……聞かれるままに夫婦の歴史を語る二人。だが、「最後のセックスは」という質問にアーノルドは口を閉ざす。フェルドは二人に、今夜お互いに抱き合うことという“最初の課題”を与える。猿のしつけじゃあるまいし、と食ってかかるアーノルドについにケイの感情が爆発。いつも明るく穏やかで夫に従順なケイの涙に動揺したアーノルドは、その夜遅くホテルに帰って来たケイと“課題”を実行する。
3日目。課題をクリアしたことを嬉しそうに報告する二人。ところが、フェルドは更にハードな課題を二人に与えるのだった……。

この映画、メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズ(缶コーヒーのCMで有名)が夫婦役で出演、カウンセラーのスティーヴ・カレルも含めてこの3人のキャストが良い味を出していた。後は、数名の脇役(トム・クルーズの元妻ミミ・ロジャースが出ていた)が絡むパターンだが、結婚31年目で子供たちも独立した倦怠期真っ盛り?の熟年夫婦の危機をコミカルに演出している。
夫婦の会話も減り、寝室も別々で、そんな状況を打破したい妻は半ば強引にカウンセリングを受ける為に夫を誘い渋々ついてきた。カウンセリングは「グレート・ホープ・スプリング」(希望の泉)という長閑な田舎町(映画の原題でもある)で何組かの夫婦も別々に参加して行われている。町ではすっかり有名なフェルド医師、ソームズ夫婦に対して明け透けにセックスは?キスは?と、単刀直入に夫婦の問題点に切りこむので、二人は困惑、特に夫のアーノルドは激怒してしまう。
だが、お互いを見つめ直す機会を地方の田舎町で与えられた二人、カウンセリングから自宅に戻り結婚当初の気持ちもお互いに戻り、最後は、予想通りのハッピーエンドでメデタシメデタシで幕となります。

カウンセリングが上手く行ったかは分からないが、関係を見つめ直す良いきっかけになったのは事実。そんな熟年夫婦を本物の夫婦のように演じた二人は流石でしたし、クールなカウンセリングが印象的なスティーヴ・カレルとのアンサンブルも絶妙だった。

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映画『アイアンマン3 3D』を観て

2013-05-16 15:16:38 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-43.アイアンマン3 3D
■原題:Iron Man 3
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:130分
■料金:1,000円
■観賞日:5月14日、TOHOシネマズ日劇

◇ロバート・ダウニーJR.
◇グウィネス・パルトロー
◇ドン・チードル
◇ガイ・ピアース
◇レベッカ・ホール
◇ベン・キングスレー
◇ステファニー・ショスタク
【ストーリー&感想】
人類滅亡の危機をかろうじて回避した“アベンジャーズ”の戦いから1年。合衆国政府は、未曾有の危機に際してヒーローという“個人”の力に頼ることを危惧していた。
一方、億万長者にして天才発明家のトニー・スタークは、悪夢にうなされながらまだ見ぬ敵の影に脅え、何かに憑かれたかのように新型アイアンマンスーツを次々と開発する。そんなある日、心身ともに極限まで追いつめられたトニーは、正体不明の敵“マンダリン”による襲撃を受け、これまで彼を守ってきた世界から放り出されてしまう。全てを失った彼だったが、大切な者たちを守りたいという強い信念から、トニー・スターク=アイアンマンは最後にして最大の戦いに挑むことを決意する……。

マーヴェル・コミックが次々と映画化されるなかで、ロバート・ダウニーJR.の快進撃が続く。アヴェンジャーズとしての活躍から、今度は本職?のアイアンマンとしてのシリーズ3作目で3D公開となった。こういう作品はストーリーそのものを追うと言うよりも、全体の流れさえ掴んでいればOKで、アイアンマンの苦悩も随所に描かれながら、そして、海辺の崖に聳え立つ自宅が急襲されながらも命からがら間一髪で免れ、最後は開発したスーツの特徴を最大限に活かして終わる。
俳優陣も主演のロバート・ダウニーJR以外にもグウィネス・パルトローを筆頭にかつての主役級を惜しげも無く投入していて、単に主役だけが目立つ作品では無いのも特徴だ。
このシリーズは興行成績も世界中で大ヒットするなど好調で、本作のエンドロール終了後に「トニー・スタークは帰ってくる(Tony Stark will return)」と表示されるが、これは『アベンジャーズ』の続編のことを指しており、本作はその序章である。

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映画『オズ はじまりの戦い』を観て

2013-03-21 18:46:31 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-27.オズ はじまりの戦い 3D
■原題:OZ The Great And Powerful
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:130分
■観賞日:3月21日、TOHOシネマズ日劇
■料金:300円(3D料金のみ)



□監督:サム・ライミ
◆ジェームス・フランコ(オズ)
◆ミラ・クニス(セオドラ)
◆レイチェル・ワイズ(エヴァノラ)
◆ミシェル・ウィリアムズ(グリンダ)
◆ザック・ブラフ(フィンリー)
◆ビル・コッブス(マスター・ティンカー)
◆ジョーイ・キング(陶器の少女)
◆トニー・コックス(ナック)
【この映画について】
L・フランク・ボームの児童文学「オズの魔法使い」に登場するキャラクター、オズを主人公にしたファンタジー。魔法の国オズに迷い込んでしまった奇術師が織り成す冒険や、それによって大きく変わる運命を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ。『127時間』のジェームズ・フランコ、『マリリン 7日間の恋』のミシェル・ウィリアムズら、実力派スターが結集。最先端VFXとライミ監督のセンスが融合した圧倒的ビジュアルにも目を見張る。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
カンザスの若き奇術師オズは、ありきたりではなく、偉大な人間になることを夢見ていた。ある日気球に乗り込んだところ、竜巻に巻き込まれてしまう。そしてたどり着いた先は、筆舌に尽くしがたいほど美しい魔法の国・オズだった。しかし降り立ってみると、オズの国は邪悪な魔女が支配し、苦しめられている民たちは偉大な魔法使いオズが国を救うとの予言を心のよりどころにしていた。

オズはその魔法使いと同じ名前であるため誤解されてしまい、西の魔女セオドラの案内で、彼女の姉である東の魔女エヴァノラの住むエメラルド・シティの宮殿へ行く。
二人の美貌と財宝に目が眩んだオズは、自分が単なる奇術師であることも忘れて、南の悪い魔女を倒せばこの国の王になれるとのエヴァノラの言葉のまま、翼の生えた猿・フィンリーとともに南へ向かう。道中、悪い魔女により破壊された陶器の町を通るオズ。
孤児となった陶器の少女と出会い、邪悪な力により虐げられた様を目の当たりにしたオズはほのかに使命感を芽生えさせる。ついに南の魔女グリンダのもとまで来たオズは、グリンダの清らかな美しさと優しさに魅了される。グリンダから一片の邪悪さも感じられなかったオズが疑問を持ったとき、魔法の国の秘密が明らかにされる……。

オズの魔法使い、ディズ二ー童話でこのタイトルだけでも聞いた事ある映画ファンは多いでしょうが、では、実際にどんな話?って詳細は自分自身も良く知りません。今回はジェームス・フランコ扮する「オズ」が怪しげなマジックを披露するシーンから始まって、観客にツッコミを受けたりして、オズがどういう人物かを冒頭で示してからスタート。
やがて気球で逃げようとするまでは良かったが、突然、猛烈な嵐に巻き込まれてオズは気球ごと吹き飛ばされて気が付いたら未知の世界にやってきていたというのが全てのスタート。そこがまさにオズで、良い魔女と悪い魔女が戦う世界で、オズは救世主と崇められ金塊を見せられその気になるというお話。

ミラ・クニスとミシェル・ウィリアムスとレイチェル・ワイズらが魔女に扮するのだが、どの魔女も演技達者で美人揃いなので魔女と言われても醜悪な魔女、とのイメージからは程遠い。ストーリー的にはこれは前日譚の部分なので、続編が予定されているそうだ。そうなると配役に大きな変化は無いと思うが、俳優陣のメンツもそうだが映像的3D上映は良かった。映像美、演技、ストーリーのコラボが絶妙で、その辺は流石サム・ライミだな、と関心しました。

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映画『クラウド・アトラス』を観て

2013-03-16 23:09:53 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-25.クラウド・アトラス
■原題:Cloud Atlas
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:172分
■観賞日:3月16日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■料金:1,800円

 

□監督・脚本・製作:ウォシャウスキー兄弟、トム・ティクヴァ
□音楽:トム・ティクヴァ、ジョニー・クリメック、ラインホルト・ハイル
◆トム・ハンクス(ドクター・ヘンリー・グース他)
◆ハル・ベリー(農園で働くマオリ族他)
◆ジム・ブロードベント(モリヌー船長他)
◆ヒューゴ・ウィーヴィング(ハスケル・ムーア)
◆ジム・スタージェス(アダム・ユーイング)
◆ペ・ドゥナ(ソンミ451他)
◆ベン・ウィショー(船の給仕係他)
◆ジェイムズ・ダーシー(記録官他)
◆ジョウ・シュン(死体を発見する男性ホテル従業員他)
◆キース・デイヴィッド(奴隷クパカ他)
◆デイヴィッド・ギャシィ(オトゥア他)
◆スーザン・サランドン(ホロっクスの妻他)
◆ヒュー・グラント(ホロックス牧師他)
【この映画について】
19世紀から近未来まで、6つの異なる時代に生きる人々の姿を描いた、デヴィッド・ミッチェルによるベストセラー小説を、『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉弟と『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァという3人の監督で映画化。トム・ハンクス、ハル・ベリーらがそれぞれ違う時代のキャラクターを複数演じている。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
初老の男ザックリーには、時空を超えたいくつもの“自分”の物語があった。1849年の太平洋諸島。“彼”は医師ヘンリー・グースとして弁護士ユーイングと出会う。ユーイングはホロックス牧師と奴隷売買の契約を交わす。島で罹患したユーイングに、グースは無料の治療を買って出る。

1936年、ユーイングの航海日誌を読む音楽家フロビシャーは父親に勘当され、恋人シックススミスのもとを離れて、スコットランドの作曲家エアズの家へ押し掛ける。フロビシャーはエアズの採譜者を務めながら、後に幻の名曲となる「クラウド アトラス六重奏」を作曲する。
フロビシャーからの最後の手紙をシックススミスが受け取った37年後の1973年、サンフランシスコ。物理学者となったシックススミスは、人命に関わる原発の報告書をジャーナリストのルイサに託そうとして殺される。原発の従業員アイザック・スミスである“彼”はルイサと恋におち、会社を裏切る決意をする。

2012年のロンドンで“彼”は作家ダーモット・ホギンズとして著書を酷評した書評家を殺し、カルト的英雄となる。大儲けした出版元のカベンディッシュはダーモットの弟たちに脅迫される。
2144年、遺伝子操作で作った複製種を人間が支配する全体主義国家ネオ・ソウル。複製種ソンミ451は密かにカベンディッシュ原作の映画を観て自我に目覚める。革命軍チャンと恋におちた彼女は、自ら反乱を率いる。ソンミが女神として崇められる地球崩壊後106度目の冬の地で、進化した人間コミュニティーからの使者メロニムが若き日のザックリーの村を訪れる。ザックリーがガイド役となり悪魔の地と呼ばれる険しい山の山頂にたどり着くと、メロニムの驚くべき使命が明かされる……。

輪廻転生がこの作品の全体を支配していると言っても過言ではないが、3時間近い上映時間の中でも重要なパートは勿論冒頭とラストで繋がって語るシーンなのだが、重要なのは中間部の「ネオ・ソウル」のパートだ。韓国人女優ぺ・ドゥナがソンミ451に扮するのだが、何だか是枝作品「空気人形」に良く似ている。この複製人形ソンミが反乱を起こして最後は処刑されるのだが、ソンミが神と崇められ大きな像が地球のある場所に残されているのだ。
1849年のアダム・ユーイングに始まり2321年に至るまでの6つのパートから構成される長~いお話で、しっかり観ていないとどの人物が転生していくのか追って行って頭の中で整理するのが大変だった。名曲に纏わる話しや航海の話やら女性ジャーナリストの話やらSFっぽい話やらを一つの纏めるのは大変だっただろうが、3時間弱は長過ぎた印象だ。

それでも出演俳優陣は主役級がゴロゴロ出演していて、それぞれのパートで別人格になって演じなければならないので演技力を持ち合わせていないと脚本に負けてしまいそうだが、やはり、そこは経験豊かな連中ばかりなので、観ている方は演じている人物の違いを楽しめば良い、そんな作品でした。

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