kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西武、リーグ最多の78勝も2厘差の2位で全日程終了

2010-09-29 23:37:13 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武
東北楽天


【投手-捕手】
(西)岸、長田、土肥、小野寺-細川、銀仁朗
(楽)菊池、片山、山村-嶋

【責任投手】
勝:岸10勝6敗1S
負:菊池1勝1敗

【本塁打】
浅村2号(西)、フェルナンデス11号(西)、山崎28号(楽)

【戦評】
未だにV逸した悔しさを引きずっていますが、今日が泣いても笑っても最終戦ですね。
先発は中3日の岸と菊池です。岸は入団初年度から4年連続二桁勝利が懸っている大事な試合でもあり、CSでの先発ローテ入りを確認するためにも長いイニングスを投げて勝利投手になりたいです。

試合は浅村の先制2ラン本塁打と6回にはフェルのソロ本塁打で3-0。更に、8回には中村のタイムリー2塁打で4-0と安心出来る展開。8回裏に山崎に弾丸ライナーの28号ソロ本塁打を長田が浴びるが、試合展開には影響なく最終戦を白星で飾った。今日の試合はCSへ向けた最後の公式戦となった。2軍から銀仁朗が大怪我から復帰し初の試合となり、SBの左腕投手対策で後藤も途中出場を果たした。
銀仁朗は2軍での出場も少ないが、今後、フェニックス・リーグで試合勘を養ってCSへ向けて出場のチャンスを掴んでもらいたい。後藤も代打での出場にかけて結果を残して欲しい。

投手では、岸が約3か月振りの先発で6回を投げ10勝に到達した。首脳陣は先発か中継ぎか決めかねているようだが、今日の結果を見れば先発で2戦目か3戦目での起用が濃厚か?

【今季結果】
SB    76勝63敗5分    .547
西武  78勝65敗1分  .545

上の成績を見れば、如何に一つの勝利を大事に戦わないと行けないのかが良く分かるはずだ。
両チーム共に貯金は「13」でゲーム差は「0」。勝率で「2厘」上回ったSBが1位となった。西武はSBより2勝多かったが、敗戦も2つ多かった。この差は何か?SBの144試合を全ては把握していないが、理由は多くあれど決定的なのは救援投手陣の差か?西武は投手陣で岸、石井一の長期離脱、野手では主砲中村の手術による長期離脱も痛かった。SBも小久保が離脱していたり、松中の不調に伴う2軍落ちもあったが、西武の方が主力選手離脱による影響が大きかった。
以前の日記でも書いたが終盤に来て、Kスタでの5点差を逆転された試合と札幌でシコースキーが土壇場で浴びた同点3ランが痛かった。この2試合を95%以上の確率で勝てた試合だっただけに、そうした勝てる試合を落としたり大事な試合をエースで勝てなかったのが致命的だった。
細かい点を挙げれば限りないけど、CSに向けて宮崎で合宿をするそうなのでフェニックス・リーグでしっかりと調整してもらいたい。

第1ステージは個人的にはロッテと対戦したい。ハムはダルがいるけど、ロッテにはスーパーエースがいないし、最後の対戦で3連勝したのでね。えっ、西武にスーパーエースがいるかって?...

<ナベQ監督のインタビュー>
岸はクライマックスシリーズに向け、先発でいけるめどがたったね。だいぶ状態は戻ってきたね。変化球も低めのボールの質も良くなっている。少し球数も投げさせたかった。スタミナ面も問題なさそうだ。
銀仁朗も問題なさそうだね。浅村もホームランが出たので良かったと思う。

 

 


ディスコ・クイーン、シェリル・リンの「イン・ザ・ナイト」(1981)

2010-09-28 00:00:00 | 音楽

 

 

<曲目>
1. Shake It Up Tonight
2. Show You How
3. In The Night
4. Hurry Home
5. I'm On Fire
6. With Love On Our Side
7. If You'll Be True To Me
8. What's On Your Mind
9. Baby
10.Shake It Up Tonight(Single Version)

ディスコ・クイーンとして知られるシェリル・リン1981年作であり通算3枚目のアルバム。シェリル・リンはデビュー作である「ガット・トゥ・ビー・リアル」が最大のヒットで、その後のアーティスト達にも多大な影響を与えているが、このアルバムも見逃せませんよ。彼女の一連のアルバムが紙ジャケとして6作品が蘇った訳ですが、この3枚目のアルバムである「イン・ザ・ナイト」はギタリストのレイ・パーカーJR.がプロデュースしている。

1曲目から彼女らしさであるディスコ・サウンドが流麗なストリングスにのって満開で早くも踊りだしたくなるような雰囲気に引き込まれる。
表題曲でもある3曲目は、映画「波の数だけ抱きしめて」(主演:中山美穂など)の挿入歌としてもヒットした。ギターとシンセが絡む幻想的なイントロで幕を開けるブラコン的なサウンドでAOR的な要素も感じさせられる「ガット・トゥ・ビー・リアル」と並んで彼女の代表作である。レイ・パーカーJR.のプロデュースの良さも光っているナンバーである。
レイ・パーカーJR.は3、5,6,7,9曲目の5曲を単独または共作で提供し、7・9曲目は彼女との共作である。共作の7曲目は軽快なサウンドで、レイのギターが終始曲をリードしていて手拍子もノリが良い。

アルバムを通して聴けば彼女がディスコ・サウンドだけを標榜している訳では無いことに気付くのだが、4・6曲目などの繋ぎの曲などは彼女のしっかりとした歌唱力にも裏打ちされていて、良いアクセントとなっている。何といっても捨曲や埋め草的なのが全く無いのもアルバムとしてのグレードの高さに繋がっている。
今、改めて聴くと当時流行のディスコ・サウンドが懐かしく感じるのは歳のせい?ディスコ風サウンドが確かに前面に出ているものの、ブラコン(ブラック・コンテンポラリーの略)色も濃厚に出ていて、これらが大部分の曲作りにも参加している彼女のスタイルと言える。

 

 


西武、ハムにサヨナラ負けでSB優勝

2010-09-26 21:37:54 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武
北海道日本ハム 1x




【投手-捕手】
(西)石井一、小野寺、岡本篤、シコースキー-細川
(ハ)ケッペル、ウルフ、榊原、建山、林、武田久-大野

【責任投手】
勝:武田久1勝5敗19S
負:シコースキー2勝5敗33S

【本塁打】
中村24,25号(西)

【戦評】
今日勝たなければ、昨年の4位という屈辱を晴らすことが出来ないばかりか、秋季キャンプからの努力が全て水泡と帰してしまう。恒例のアーリーワークも何もかもが...、そして、「i believe lions」ファンも4位と言う屈辱を味わっただけに、例年以上にチームを盛り上げようと観客動員数も昨年を上回った。
GWも9/23の本拠地最終戦も、フルハウスにして選手達を勇気づけようと出来る限りの声援を送ったファン達、西武ドームに地理的に来られずTVやラジオの前で応援をしていたファン、スポーツニュースの結果で一喜一憂したファン、海外在住?の邦人西武ファン(そんなのいるか?)、ライオンズOB...全ての思いは一つだった。

選手たちはそうした声を背に受けてプレイしていたと思う、が、それに応えるのは「勝利」→「リーグ優勝」→「日本一」を達成することにある。ライオンズの輝かしい歴史を継続し次世代に伝えるのが現役選手の義務だ。決して「Aクラスで終わり優勝は逃したけど頑張ったね」で許される球団でないのはファンも選手も理解していると信じている。
今日の試合、疲れの溜まっている石井一はスピードが130キロ台半ばで苦労していたが、それでも球を低めに集めて何とか試合を作ろうとの意識は感じられたが、4回1アウトの場面で小野寺と交代。小野寺はピンチをよく凌ぎ、岡本篤も頑張って踏ん張った。打線は毎回の様に安打や四球で塁を賑わすが中村の連続ソロ本塁打などで3点を奪うが、中村の本塁打がどちらもソロだったのはツキが無い。

それより今日は4番フェルが5打席全てで初球打ち。実ったのは2打席目のタイムリーだけで、中でも7回の中島を敬遠気味に歩かされた1死満塁で犠牲飛球すら打てなかったのは響いた。ラテン系のフェル、今日は昨年のフェルだった!
ベンチの采配もどこかチグハグで、バスターをすれば併殺だったり進塁打が打てずフライを打った代打とか、残塁の山だけが無情にも増え、そして、遂に9回裏、シコースキーが捕まりジ・エンド。この瞬間にSBの優勝が決まった。

ハムに対しては、その粘りを何で昨夜発揮しなかったんだ!って八つ当たりしたくなるよ。どうもパ球団や審判はSBに甘く西武にはキツイ?そんな傾向があるのかな?(って、管理人の身勝手な妄想(愚痴)ですので真剣に受け止めないで下さい)。

試合後、ベンチで呆然とする選手足早にロッカールームに消える選手目を真っ赤にして泣きじゃくる上本...泣くな!!!ファンだって辛いんだ、明日、仕事に実が入らないぜ

札幌でシコースキーが9回裏2アウトから飯山に同点3ランを食らった上にサヨナラ負けした試合、涌井がKスタで9回に5点差をひっくり返された試合。管理人はこの2敗が決定的に痛かったと思っている。この2試合を勝利で飾っていれば...ハイ!西武が優勝でした。これでCSは第1ステージからの出場となり、片岡の復帰はますます絶望的な状況となった。相手はロッテかハムか?ハムはサヨナラ勝ちを収めたが、ロッテは逆にオリにサヨナラ負けを食らった。

なお、そのSBはナイターで楽天に敗れた!タラレバはダメだが、ハムに勝っていればとの悔いは残る。でも、SBは西武が負けたからどこかホッとした気持ちで試合をしていたから、それはそれで別問題ですがね。
CSは西武ドームでの開催となるが、どちらも負け越した相手だがダルがいる分だけハムよりロッテと当たりたい。そして、今度は第2ステージを福岡に乗り込んで対戦するが、2004年の再現を是非お願いします。

仮に、日本シリーズ進出を逃すと...ナベQ監督の進退問題に火が付きそうだ当然だけど!!

<ナベQ監督のインタビュー>
何とか最後まで勝って、相手にプレッシャーを与えたかった。先に負けて結果が出てしまったので残念だ。このところ、競ったゲームでの勝てるゲームを落としてきた。
一番近くまで来ていたのに結果を出さなくてはいけないのに優勝できなかった。自分自身も責任を感じている。気持ちを切り替えてクライマックスシリーズに集中していきたい。神戸・福岡のロードでああいった戦い方をしてしまったのが痛かった。
今年のホークスはパ・リーグで一番バランスが取れているチームだった。試合終了後のミーティングでは今日の結果を次のステップにしていこうと話した。

 

 


西武連敗ストップでSBの優勝を阻止!

2010-09-25 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武
東北楽天


【投手-捕手】
(西)帆足、長田、岸-上本
(楽)ラズナー、片山、土屋-嶋

【責任投手】
勝:長田5勝3敗
S:岸9勝6敗1S
負:ラズナー5勝11敗

【本塁打】
ルイーズ12号(楽)、中村22,23号(西)

【戦評】
首位陥落でがけっぷちに立たされているライオンズ、もう楽天なんかに負けている場合じゃない(って楽天相手で無くても同じだけど)。今日はデーゲームで仮に負けると、ナイターでSBが万が一勝ってしまうととんでもない事態が起きてしまう。今日の先発は帆足とラズナー。ラズナーは苦にしない投手なので景気良く勝ちたいです。

西武は初回に2死満塁でブラウンが凡退。最近、満塁の好機に打てないよね~。そうしたら2回裏に帆足がルイーズに直球を真ん中に投げる失投でソロ本塁打を被弾する。こういう展開、嫌なんだよね。何時もは打ち込むラズナーから点を奪えず5回に阿部の2塁打と1番栗山のタイムリーで同点。仮に得点圏打率が低い片岡だったらどうなったか分からないだけに、この1点は貴重な得点。
6回には中村がラズナーからソロ本塁打を左翼席前列に打ち2-1と逆転。着弾した瞬間に、1塁右翼側へ詰めかけた多くのライオンズファンの歓声が沸き起こった。

8回、再び先頭打者として打席に立った中村が、2番手左腕片山の投じた低目の直球を、今度は右中間席に運ぶソロ本塁打。片山の投球は捕手の構えた位置に来ていたので、中村のパワーが勝った(まさった)一打だった。先発の帆足は4回途中でルイーズの投ゴロが体に当たって降板。緊急登板となった長田は制球も球のキレも良く中盤を抑えた。そして、7回からは地元出身の岸が登板。

岸も制球とスピード共に抜群で9回もそのまま続投。それでも、1死から山崎の2塁打と牧田の2塁打などで1点を失い、尚も、1死2,3塁で中川をカーブで三振に。ここで嶋を敬遠して2死満塁で枡田と勝負。ブラウン監督から通訳を介して耳打ちされて打席に臨んだが、2球連続でチェンジアップが外れボール2から再び投じたチェンジアップで投ゴロに仕留めゲームセット。10勝目かと思われた岸にプロ1セーブ目が記録された。
この時点でSBがナイターで勝っても、西武に取って最悪の結末だけは回避出来た。そして、ナイターでSBがハムを1-0で「下してしまった」のでSBは残り1試合(明日Kスタ宮城での試合)を勝てば優勝が決まる。が、仮に敗れると西武が2連勝すれば優勝する。ダルが完封することをのぞんでいたけど、逆の結果になってしまった。明日はKスタでの試合なので楽天には期待出来ないでしょうね...

明日の先発は石井一とケッペル。SBは大隣-東北楽天は永井。

<ナベQ監督のインタビュー>
今日はしんどいゲームでした。みんな頑張ってくれた。中村の2本のホームランは効果的だったね。
シコースキーを信用していないわけじゃないけど、流れで岸を続投させた。カーブの抜け具合はだいぶ戻ってきた。2点を守り抜くつもりでいた。長田もよく頑張ってくれたね。クライマックスシリーズ進出は決まったけど目指す所はそこじゃない。とにかくあと2つ勝つだけです。

 

 


尖閣衝突事件、中国人船長を処分保留で釈放

2010-09-24 00:00:00 | 政治

海上保安庁の巡視船と中国漁船が尖閣諸島(沖縄県)付近で衝突した事件で、那覇地方検察庁は拘置していた漁船の船長を処分保留のまま、釈放することを明らかにした。仙谷官房長官は、この釈放について、「地検の判断です」と言い切っているが、どこか白々しい。
菅首相が国連総会出席中の不在は仙谷官房長官が首相代理だが、そもそも首相も官房長官も外交音痴いぜんの素人であり、折角ここまで政府としての主張を通してきたのに、中国の恫喝に屈した弱腰外交では、同じく領土問題を抱える韓国(竹島)やロシア(北方領土)相手の交渉にも影響を及ぼすのは間違いない。

会見で、那覇地検の鈴木次席検事は「被疑者の最終的な処分は、今後の情勢をふまえて判断する」と、淡々とした表情で述べた。鈴木次席検事は「今後の日中関係を考慮いたしますと、これ以上被疑者の身柄の拘束を継続して捜査を続けることは、相当でないと判断した次第であります」と述べた。会見で、鈴木次席検事は、今回の判断については、最高検などと協議を重ねたうえで下したとしている。

地検レベルが日中関係を考慮するのはおかしな話だ。地検は法律に基づいて捜査し起訴するか否かを判断すれば良いのだ。それが対外関係にどのような影響が及ぼうが「粛々と」手続きを進めるべきだった。
外交の何たるかを全く理解していない仙谷官房長官ら官邸サイドからの政治的圧力があったのは間違いない。この決定は南シナ海で同じく領土問題を抱えているASEAN諸国と中国との関係にも影響が出る。ASEAN諸国とすれば日本が譲歩したことで、中国が領土問題で強気に転じてくることを警戒することになり、日本への失望感を持つことになりそうだ。
日本は中国に経済的に依存をしている度合いが強く、特に、希土類(レアアース)の輸入先として依存度が高い。しかし、その希土類を日本が逆に買わないとなれば一時的に困るのも中国である。日本政府は今回の件で中国側の対応が分かった筈だ。今後は、逆に日本側が中国の息の根を止めるには何が有効かを早急に検討し、再び同じ事態になった時、即座に実行に移せるようにするべきだ。

菅民主党政権でこのような弱腰外交が続くなら、国民から自民党復権を願う声が出ないとも限らない。船長の容疑...公務執行妨害でなく「領海侵犯容疑」が当然でしょうが!!


西武、本拠地最終戦で楽天に痛恨の敗戦!

2010-09-23 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
東北楽天
埼玉西武




【投手-捕手】
(楽)菊池、青山、片山、小山、川岸-井野
(西)涌井、西口、小野寺、岡本篤、岸-上本、細川

【責任投手】
勝:菊池1勝
S:川岸2勝5敗13S
負:涌井14勝8敗

【本塁打】
山崎27号(楽)、ルイーズ11号(楽)、中島20号(西)

【戦評】
本来なら満員の本拠地最終戦で優勝決定を、と望んでいたファンは大勢いたはずだ。何しろ一週間前にはマジック「4」だったのだから...。今日の最終戦、エース涌井を中4日で起用した西武に対して、楽天はプロ3年目で初登板先発の菊池。少なくともこの先発投手対決を知ったファンは、熱烈な楽天ファンであっても敗戦を覚悟していたと思う。しかもスタメンには草野も中村紀も鉄平もいない上に、9人中5人が「本塁打ゼロ」の打者。

初回、三者凡退で切り抜けた涌井だったが2回に落し穴が。相性の悪い山崎とルイーズに連続ソロ本塁打を浴びる。どちらも内角を狙った直球が甘く完璧に打ち返された。
楽天ではこの二人だけが長打を期待出来る打者であり、涌井が苦手にしている打者に、内角の直球を要求した上本の配球は理解出来ない。外角中心にスライダーを武器にすれば大怪我はしなかった筈だ。ルイーズにも同じような配球で打たれた。長打を打たれてはダメな打者への注意が足りなかった。上本は裏の裏をかいた積りなのか知らないが、涌井も配球に納得が行かなければ一呼吸置くべきだった。
それでも2回裏に中島のソロ本塁打で反撃の狼煙を上げる。が、3回表、敬遠して迎えた2死満塁の場面で若手の中川に2点打を許した。この状況でこの失点は痛かった。3回裏には押し出し四球で1点を奪うが2-4と劣勢に立たされる。

涌井は3回4失点で降板し、ここから西口-小野寺-岡本篤-岸とベンチはこれ以上の失点を防ぐために惜しみなく投手を注ぎ込んだ。特に、2番手の西口は3回1被安打で無失点に抑え、チームに勇気を与えた。打線は6回の2死満塁の好機を生かせなかったのは失敗だ。
最終回、大観衆の声援を受けて何としても逆転したい場面で細川は四球を選び出塁。1死後、栗山の安打でチャンス拡大。ブラウン三振で2死1,2塁。ここで小山は中島に死球で満塁で4番フェル。この場面、2年前のシーンが頭をよぎったがフェルは負傷交代で緊急登板した川岸から押し出しの四球で1点差。球場の期待を一身に浴びた中村は空振り三振で期待に反してため息を誘った。2ストライク目の直球を打って欲しかった。追い込まれたら「三振」の確率が高い打者だけに...。

デーゲームで3位確保目前なのに何故か大敗してしまったロッテのおかげで(人のせいにしてはダメだけどね)首位陥落となった。最悪、土曜日に今日と同じ結果になればSBの1位が決定する。

それにしてもこの大歓声を受けているのに勝てないとは。涌井はエースの称号が泣く様な投球内容(と言うより結果!)で、大事な時期にチームの勝利に全く貢献出来ていない。エースが大事な試合で勝てないようではチームは苦しい。
打線は片岡を欠いているが、そんな言い訳は関係なくプロ初登板の投手を打ち砕いて欲しかった。6回裏の2死満塁での佐藤友の凡退。凡退後の表情に必死さが感じられなかったのは残念。チーム全体で気合いが空回りしているようだった。

今年はどうも連敗が多いのが気になる...。

 

 


AORの名盤~ポール・アンカの「ウォーク・ア・ファイン・ライン」(1983)

2010-09-21 00:00:00 | 音楽

paul anka walk a fine line.jpg Produce:Denny Diante
<曲目>
1.Second Chance
2.Hold Me Till The Mornin' Comes
3.Darlin', Darlin'
4.No Way Out
5.Walk a Fine Line
6.Take Me In Your Arms
7.This is The First Time
8.Gimme The Words(Duet With Karla DeVito)
9.Golden Boy




Musicians:
Drums
:Jeff Porcaro,Vinnie Calliuta,J.R.Robinson
Percussion:Paulinho Da Costa
Bass:Nathan East,Lee Sklar
Guitar:Steve Lukather,Jay Graydon,Matty Walsh
Keyboards:David Foster,Michael McDonald,Michel Colombier,Bill Cuomo
Sax:Ernie Watts
Background Vocal:Michael McDonald,Peter Cetera,Kenny Loggins,Richard Page,Steve George,Steve Kipner

ここ最近AORアルバムのリイシュー(再発)が各社から形を変えて発売されていますが、数年前まではポツリポツリと言った感じのリイシューが、デヴィッド・フォスターの来日もありますが弾けたように、過去の名盤がCD化されるのは嬉しい限りです。そんな中で、ポール・アンカはこのアルバムと1979年の「ヘッドライン」の2枚が紙ジャケで再発されました。
ポール・アンカと言えば真っ先に「Diana」「You Are My Destiny」「My Way」らの日本での大ヒットが頭に浮かぶ、ホテルのディナー・ショウで歌う姿が似合いそうな1950~60年代のシンガー(エンターテイナー)のイメージがありますよね?

そのポール・アンカがAORブームに乗じて1983年に作ったのが「Walk A Fine Line」。ゴチャゴチャ言わずに、まずは参加Musicianの顔触れを見て欲しい。まさにAOR系のミュージシャンが勢揃いしているだけではなく、その中でもトップクラスのメンツが集結している。その背景には同じカナダ出身の大物プロデューサーとして名高いDavid Fosterの存在も見逃せない。

ポール・アンカはアルバム9曲中8曲で、デヴィッド・フォスター(5曲共作)やDoobie Brothersのマイケル・マクドナルド(3曲共作)、SSWでもあるピーター・マッキャンスティーヴ・キプナーらと共作している。

2曲目の邦題「朝のとばりの中で」はシカゴのピーター・セテラ、3曲目ではケニー・ロギンスをフィーチャーしている。8,9曲目はAORと言うよりディスコ系のサウンドにも挑戦している。
アルバム全体の印象としては、これはズバリ「AORアルバム」である。当時勢いのあったAORサウンドはSSW系以外のこうした大物アーティストもアプローチしていた時期で、ポール・アンカも時代の先端に乗り遅れては行けない?と思ったのかどうかは知らないが、AORファンに取っては欠かせないアイテムであると言えるでしょう。
それでも昔からのポール・アンカのファンからすれば、時代に迎合したサウンドに戸惑いを覚えたのではないでしょうか?アルバムはチャートでは振るわず、折角の力作?もAOR路線はこれで幕を閉じた。


西武、優勝へ赤信号...福岡で3連敗!

2010-09-20 23:09:47 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

一体この結果を予想した西武ファンがいただろうか?いるはずが無い。

福岡での雌雄を決する3連戦、ゲーム差と残り試合数を考えれば1勝2敗で御の字、3連敗さえしなければ苦しいのはSB。それどころか、あわよくば福岡で胴上げか若しくはマジック1か2で23日の本拠地最終戦で歓喜の胴上げ。
これが私を含めて多くの西武ファンが願っていた「シナリオ」の筈だった。1,2戦目はTV観戦、今日は外出していたので携帯で途中経過を随時確認していた。

まずは第1戦、片岡の先頭弾で幸先良く先制し杉内も調子が出ないようで序盤からリードを奪い「シメシメ」の展開。所が、エース涌井が5回に松中にまさかの逆転弾を浴びる。
それでも打線が奮起し、8回裏に奪われた3点を、9回表に抑えの馬原から3点を奪い返したものの、延長戦に突入も小久保にシコースキーがサヨナラ弾を浴びジ・エンド。
涌井で落としたのは大きいが2戦目はSBに相性の良い左腕帆足。その第2戦も片岡が連日の先頭弾とフェルのアーチで先制。しかし、帆足はベンチの期待を裏切り多村に逆転の3ラン本塁打を浴びる。それでも3回に再びリードを奪うものの、帆足は味方が点を奪うと直後に失点する最悪のパターン。結局、中盤に小野寺の投じたカーブがすっぽ抜けた球が「危険球」と判断され退場。これをきっかけに救援陣が崩壊。折角、この日から復帰した岸も起爆剤となり得なかった。

そして3戦目の今日。ここで勝てばまだまだ西武が有利。今日も1回に中島とフェルの連続弾で3点を先制も、裏に1失点。4回に片岡の2塁打で追加点を奪うが、ここで片岡が右ふくらはぎを痛めて途中交代。
この交代で急遽原が2塁へ入ったそうだが、原の2塁守備ははっきり言って怖い。原は3塁だと安心出来るが、2塁は不安一杯だが片岡に替わる2塁手は居ないのが現状。結局、この原の2塁守備の不安が的中したようで、併殺を奪えず逆転を許し、そのまま1点差敗北。

今日の試合で片岡と石井一が負傷し途中交代。フェルも足の状態は万全ではないが打撃は9打席連続安打で好調だ。
この結果、2位SBとは0.5差となった。残り試合は西武が4でSBが3で直接対決は終了。CS進出争いはオリが一歩後退で、ハムとロッテの3位争いになってきたが、残り試合数はロッテが1試合多いのがミソ。
もう余裕をかましている場合では無くなった。打撃陣は残塁は多いが杉内や馬原を打ち崩すなど好調なので、後は、首脳陣が作戦を誤らないことが大事だ。ブラウンの昇格は?

投手陣は先発投手が長いイニングスを投げられないので中継ぎ陣にしわ寄せが来て疲弊している。但し、2日間試合が無いのでここで疲労を回復させてギアを入れるだけだ。岸は中継ぎで早い段階で待機して投入したいし、西口も先発機会が無いなら中継ぎ待機だ。
左腕が土肥だけなのは不安だが23日から星野を緊急昇格させるか?で、誰を落とす?太陽かな?その太陽、気持ちが出ていない。この期に及んで右打者の内角攻めが出来ない何て言っている場合じゃない!!

兎に角、相手チームや相手投手は関係無い。打線は打って打って打ちまくれ!投手はごちゃごちゃ言わんと、気持ちを込めて投げるだけ。その気持ちが強ければ相手が勝手にコケるさ!


4枚組で再発売/DELANEY & BONNIE & FRIENDS / ON TOUR WITH ERIC CLAPTON

2010-09-18 00:00:00 | 音楽


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■Musicians:

DELANEY BRAMLETT: rhythm guitar, vocals
BONNIE BRAMLETT: vocals
ERIC CLAPTON: lead guitar
DAVE MASON: guitar
CARL RADLE: bass
JIM GORDON: drums
BOBBY WHITLOCK: organ, vocals
JIM PRICE: trumpet, trombone
BOBBY KEYS: saxophone
TEX JOHNSON: conga, bongo drums
RITA COOLIDGE: vocals

収録内容

DISC 1

1.Intro/Tuning
2.Opening Jam
3.Gimme some Lovin'
4.Band Introductions
5.Only You Know And I Know
6.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson
7.Get Ourselves Together
8.I Don't Know Why
9.Where's There's A Will, There's A Way
10.That's What My Man Is For
11.Medley: Pour Your Love On Me/Just Plain Beautiful
12.Everybody Loves A Winner
13.Things Get Better
14.Coming Home
15.I Don't Want To Discuss It
 

16.Little Richard Medley: Tutti Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally/Jenny Jenny
17.My Baby Specializes

収録データ:1969年12月1日、Royal Albert Hallにて

DISC 2


1.Intro/Tuning
2.Opening Jam
3.Gimme Some Lovin'
4.Things Get Better
5.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson
6.I Don't Know Why
7.Medley: Pour Your Love On Me/Just Plain Beautiful
8.Where There's A Will, There's A Way
9.Coming Home
10.Little Richard Medley: Tutti Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally/Jenny Jenny
11.I Don't Want To Discuss It
12.Crowd/Announcement

収録データ:1969年12月2日、Colston Hall(Bristol)にて

DISC 3

1.Intro/Tuning
2.Gimme Some Lovin'
3.Introduction
4.Things Get Better
5.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson
6.I Don't Know Why
7.Where There's A Will, There's A Way
8.That's What My Man Is For
9.I Don't Want To Discuss It
10.Coming Home

収録データ:1969年12月7日、Fairfield Hallsにて~1st Show

DISC 4


1.Intro/Tuning
2.Gimme Some Lovin'
3.Pigmy (Instrumental)
4.Introductions
5.Things Get Better
6.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson
7.Only You Know And I Know
8.Will The Circle Be Unbroken
9.Where There's A Will, There's A Way
10.I Don't Know Why
11.That's What My Man Is For
12.Coming Home
13.LIttle Richard Medley: Tutti Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally/Jenny Jenny

収録データ:1969年12月7日、Fairfield Hallsにて~2nd Show

このアルバム、元々は1969年にデラニー(ステージ上では「ディレイニー」と発音されています)&ボニー&フレンズの英国ツアーにエリック・クラプトンが「フレンズ」の一員としてツアーに参加していたライヴ盤として発売されていた。そのライヴ盤(写真左)はこのツアーの中からセレクトされたもので、ツアーの全容を伝えているとは言えない代物。
今回、アメリカのリイシューを専門とするRHINO(ライノ)レコードから4枚組として限定発売された。日本盤の発売予定はなく、ライノ盤を輸入盤としてCDショップなどで売っているが数は少ない。

因みにライノ盤は$79.98で1ドル80円換算で6,400円位で発売されていて、私はワーナーのサイトを通して買ったので8,199円でした。それでもCDショップはどこもマチマチで14,000円台や12,000円台など様々でしたが、このワーナーのサイトが一番安かったけど、今では売り切れとなっていますのでご注意あれ。詳しいデータは収録曲リストをご覧下さい。この4枚組の素晴らしいのは、いずれもショウ全体を収録されていて音質もまずまずである点です。セットリストも日々異なるうえ、演奏曲数も変わります。

こうした音源は音質の劣るブートレグでしか聴けなかったけど、こうして限定盤ながら聴けるのは嬉しい限りです、しかもメンバー紹介までノーカットで収録していて好感の持てる内容でした。
エリック・クラプトン絡みで興味のある方もデラニー&ボニーのファンも楽しめる内容でしょうね。クラプトンの荒々しいギターも良い味だしていますが、それを支える演奏陣も中々のメンツです。

米国南部をルーツに持つスワンプ・ロックですが、デラニー&ボニー(夫婦です)は元々ブラインド・フェイスの前座を務めた縁でエリックと意気投合。1969年の事でフレンズの輪はエリックの親友であるジョージ・ハリスンにまで拡大。既にザ・ビートルズは事実上解散状態にあり、英国ツアーの途中でエリックがジョージの自宅へ直接立ち寄り、強引に?ツアーに同行させステージに上げた。その演奏はDISC4で聴けるが、ステージ上でデラニーが紹介し大歓声を浴びている。が、契約上の問題でクレジットはされていない。

他にはデイヴ・メイスン、リタ・クーリッジやローリング・ストーンズのツアーなどにも参加するボビー・キーズ。リズム・セクションを担うボビー・ウイットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンらはツアー後にエリック・クラプトンと共にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成する。
このツアーで知り合ったミュージシャン同士の交流はその後も続き、クラプトンのソロアルバムをデラニーがプロデュースしたこともあった。また、途中にツアー参加したG・ハリスンはザ・ビートルズ解散後に発表した3枚組「All Things Must Pass」において、このツアーメンバーと共演している。デイヴ・メイスンやリタ・クーリッジは、ソロ・アーティストとしても成功を収めている。

残念ながらデラニー・ブラムレットは2年ほど前に病死し、ボニーはデュオ解消後はデラニーと離婚し、現在は女優として活動していて、2007年にケヴィン・コスナー主演の「守護神」に出演していたのを覚えています。

 


菅改造内閣の閣僚の顔触れが決定

2010-09-17 00:00:00 | 政治

代表選での再選を受け、菅首相が内閣改造・党役員人事を決定した。小沢元幹事長と距離を置く岡田外相の幹事長起用を決め、枝野幹事長は先の選挙戦敗北の責任を問われていたが、引き続き「幹事長代理」として起用され、「脱小沢」路線の継続を鮮明にした。
枝野氏の「降格」とも取れる人事だが、脱小沢路線を明確にすると同時に、自民党の石原幹事長とは同世代で関係も深いことも理由のようだ。

仙谷官房長官は閣僚人事の「目玉」を問われ、 「一つは片山総務相、もう一つは馬淵国土交通相、さらには玄葉国家戦略担当相兼政調会長」の3閣僚を列挙した。片山氏は鳥取県知事を2期8年務め、首相は就任要請の電話で「地域主権改革を引っ張ってください」と片山氏の突破力に期待をかけた。

▽総理=菅直人
▽総務=片山善博(民間、元鳥取県知事)
▽法務=柳田稔
▽外務=前原誠司(国交相より横滑り)
▽財務=野田佳彦(留任)
▽文部科学=高木義明
▽厚生労働=細川律夫(副大臣より昇格)
▽農林水産=鹿野道彦
▽経済産業=大畠章宏
▽国土交通・沖縄北方=馬淵澄夫(副大臣より昇格)
▽環境・防災=松本龍
▽防衛=北沢俊美(留任)
▽官房=仙谷由人(留任)
▽国家公安・消費者・少子化=岡崎トミ子
▽郵政・金融=自見庄三郎(国民新党)(留任)
▽経済財政=海江田万里
▽国家戦略=玄葉光一郎(公務員制度改革担当兼務より変更)
▽行政刷新・公務員改革=蓮舫(留任)

なお、改造内閣発足に伴い、現閣僚の辞表が菅首相あてに提出された。現閣僚の中では、小沢氏支持を表明していた原口総務相、山田農水相の二人は一部では留任も取り沙汰されていたが、「更迭」というか閣外に去った。
また、「ミスター年金」として年金改革をライフワークとしている長妻厚労相も退任となった。長妻氏は厚労省官僚との関係がギクシャクしており、仙谷官房長官からも再三その点を指摘されるなどしており、志半ばでの退任となった。長妻氏は年金以外の厚労行政では素人同然とされ、会見でも記者から鋭い質問を投げ掛けられると「検討中です」を連発し、「ミスター検討中」と記者の間では呼ばれていたそうだ。
閣内横滑り・留任組の中では、岡田外相の幹事長就任に伴い前原国土交通相が外相へと横滑りした。代表経験者でもある前原氏は、野党時代から外交への関心が高く、対中関係でも弱腰外交とは一線を画し、毅然とした態度で国益を守る姿勢が感じられる。
外相としては普天間移設問題や11月開催のAPEC会議などでの対応が注目される。国土交通相から外相へ就任し、ここで目に見える実績を上げれば「ポスト菅」の一番手になりそうだ。
新任では国家公安委員長に女性の岡崎氏が就任するのだが、この方は「反日議員」として知られている。従軍慰安婦問題では韓国側に立った言動が目立ち、韓国での反日デモに参加するなどしていた。
拉致問題担当大臣は柳田法相となったが、家族会の飯塚会長から早くもその人選に疑問を投げかけられており、左派の多い民主党政権下での拉致問題への取り組みは自公政権時代とは比べ物にならないほど、その関心度は低いと言えそうだ。


田代まさし容疑者、コカイン所持で現行犯逮捕!

2010-09-16 23:39:14 | 芸能ニュース

神奈川県警横浜水上署は、コカインを所持したとして、麻薬取締法違反の疑いで、タレント田代まさし(本名田代政)容疑者(54)を現行犯逮捕した。薬物をめぐり逮捕されたのは3度目。同署によると、「間違いない」と容疑を認め「3か月半前に知り合ったディスクジョッキーから買った」と供述している。財布からストローとライターが見つかり、同署は薬物の吸引道具とみて調べている。
逮捕容疑は16日午前1時40分ごろ、横浜市の赤レンガパーク駐車場内で、コカイン入りのポリ袋2つを隠し、所持していた疑い。APEC会議の警備のために応援で派遣されていた福岡県警の警察官が、身障者用駐車区画に停めていた不審な車を職務質問したことで発覚したそうだ。

それにしても清水健太郎も田代まさしも懲りない男だ。麻薬関係では3度目の逮捕となったが、県警本部へ移送される際の映像をみたが、全盛時と比べると別人のような風貌で驚いた。頬はこけガリガリで頭髪も薄く、この映像と見ただけでは「田代まさし」とは思えなかった。目の焦点を虚ろで一見して薬物に冒されているような表情で、まるで都庁付近のホームレスと言われても納得するような風貌だ。
こんな田代容疑者だが、一部では芸能界の表舞台への復帰を望む声も出ていたそうだが、3度目の逮捕と、この映像をみればそんなことは二度とあり得ないことでしょう。

最後に、田代容疑者の住所が掲載されていたが、何と管理人の自宅から近いではないか!具体的に書くと、私の住所が特定されかねないので止めるけど、それにしてももう一度言う。


「懲りない男」だ!

【田代まさし、過去の犯罪履歴】

2000年12月に都迷惑防止条例違反の罪で、罰金5万円の略式命令を受けた。
2001年12月には自宅の家宅捜索で覚せい剤0・9グラムが見つかり、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で再逮捕。所属事務所を解雇され、翌年3月に懲役2年執行猶予3年の判決を受けた。
2004年6月には都内で乗用車を運転中に事故を起こした。Uターン禁止区域でUターンし、オートバイと衝突。バイクを運転していた男性は左大腿部を骨折する大ケガを負い、業務上過失致傷容疑と道交法違反容疑で書類送検された。
さらに、同年9月には、都内の路上で警視庁野方署員に職務質問を受け、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された際、乾燥大麻や覚せい剤を所持していたことが発覚。05年2月に懲役3年6月の実刑判決。裁判官からは薬物への高い依存性の指摘された。


西武、終盤の猛追を振り切り「マジック5」

2010-09-15 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武
オリックス


【投手-捕手】
(西)平野、土肥、小野寺、土肥、グラマン、岡本篤-細川
(オ)木佐貫、西、古川、鴨志田、前田祐、比嘉ー鈴木、日高

【責任投手】
勝:平野4勝3敗
S:岡本篤2勝1敗1S
負:木佐貫10勝11敗

【本塁打】
中島17号(西)、カラバイヨ5,6号(オ)、バルディリス14号(オ)

【戦評】
残り試合数も一桁となり、マジック点灯中とは言えSBが勝って西武が負けると消滅するので、兎に角、試合内容よりも勝つのが第一です。昨夜は、苦手にしている金子千にまたもや苦杯を喫したので、連敗を避けるためにも今日は勝ちたい試合前でした。先発は平野と木佐貫でした。

西武は1回にフェルの2点打、3回には中島の2ランや大島のタイムリーなどで6-0と大きくリード。こうなったら何が何でも物にしたいのですが、中盤以降は打線が沈黙し、その間にオリに追いかけられる。終盤の8回、この回から登板した藤田が外国人二人に連続ソロ本塁打を浴び3-6と怪しい雰囲気に。
中盤にダメ押しが出来なかった打線は9回表、死球をきっかけに1死満塁で中島の打席の時に、何と2塁ゴロ併殺で無得点に終わり嫌な感じに。

ナベQ監督は3-6の最終回、当然、抑えのシコースキーを投入かと信じていたが、マウンドに立ったのはグラマンだった。オリのこの回は1番から3番まで左打者が続くから?と思いつつも、シコースキーはブルペンで休んでいるので「アクシデントかな?」って思いながら展開を見守る。
案の定、不安は的中し先頭の坂口に粘られ四球を与えると、次打者の代打田口は安打で繋ぐ。3番後藤は凡退したが、4番カブレラにタイムリーを浴びグラマンは降板。代った岡本篤が北川にタイムリーを打たれ遂に5-6と一点差。
オリに流れが完全に傾き、Kスタ宮城の悪夢の再現が頭をよぎったが、続くバルディリスを併殺打に仕留めて辛うじて6-5で逃げ切った。

試合後に分かった事だけど、シコースキーは右ヒジにハリを感じていて登板が出来なかったそうだ。ナベQ監督は「大事を取って」と語っているようだが、大事に至らなければ良いが、優勝を目前にして不安材料だ。不安材料といえば、藤田が相変わらず内角を突けない。球そのものは悪くないのに、外角だけで勝負しているので打者に踏み込まれて本塁打を浴びている。こういう精神的な不調は困るね!

グラマンはスピードは復帰直後より出てきたが空振りを奪えない。チェンジアップの制球もイマイチで、ナベQ監督のコメントにもあるように現状では競った場面ではキツイ。ブラウンと入れ替えた方が良いと思う。それでも2軍で昨日、岸が先発で3回1失点だったので一安心。どこの時点で1軍昇格になるか未定だが、こちらは明るい材料だ。
マジックは2位SBがロッテに大勝したので一つ減って「5」となった。最短で19日が優勝決定日だが、個人的にはマジック「1」で23日に地元で優勝決定となるのがべストなんですけどね。

明日は西口と中山が先発です。

<ナベQ監督のインタビュー>
平野は初回のピンチを無失点で切り抜けて自分のリズムになっていった。ボールもしっかりいっていたし、良く投げたと思います。シコースキーは少し肘の張りがあったので、大事を取りました。グラマンのピッチングは、ちょっと寂しいね。
今日はしっかり初回から点が取れたが、できれば序盤にもっと点を取りたかった。9回の攻撃で点が取れなかった後、9回裏に先頭打者をフォアボールで出してしまったことで、流れが変わってしまった。
結果が問われる戦いになってきているので、その辺をきっちりとしていかないといけない。

 

 


民主党代表に菅代表が再選!国会議員票でも小沢氏を上回る

2010-09-14 23:54:39 | 政治

民主党は臨時党大会で、菅直人首相(民主党代表)の代表再選を決めた。党所属国会議員と地方議員、党員・サポーターによる投票の結果、小沢一郎前幹事長を破った。
開票結果は菅氏721ポイント、小沢氏491ポイントだった。菅政権は継続。首相は近く内閣改造、党役員人事に踏み切る意向だ。小沢氏を要職に起用するかどうかが最大の焦点になる。
脱小沢の急先鋒でもある前原グループは、小沢氏及び小沢氏に近い議員の要職起用に難色をしめしているが、他方で、菅氏支持派の中でも小沢色の薄い人物を起用するよう進言する者もいるようで、菅氏の悩みは深いようだ。
代表選では菅、小沢両氏とも選挙後の党分裂を否定する一方、政治手法や経済政策で互いに批判。関係修復は困難との見方が強い。

菅政権の当面の課題は、円高・株安を受けた経済対策。消費税増税を含む税制抜本改革などの財政再建路線を堅持し、実現に巨額の歳出を伴うマニフェスト(政権公約)の見直しを進める。外交面では週明けに国連総会出席のために渡米するが、対米関係では普天間移設問題を抱え、これをどう米国側に説得するのだろうか?また、対中関係も代表選挙中に内閣が機能せず、中国側の一方的な言いがかりに毅然とした態度をしめせず弱腰外交では国益を損ねる。
菅氏の再選は、あくまでも1年間で首相が頻繁に交代することに疑問を感じるとの世論があり、また、国民の中に小沢氏の政治とカネにまつわる問題で小沢氏に首相待望論が起きなかった結果である。
決して菅首相の政治的手腕に期待してのものではなく、菅氏に3か月足らずではなく、もう少し首相として相応しいか見極めようとの国民の意思の現れからだと思います。

【開票結果】

党員・サポーター票 菅氏249ポイント 小沢氏 51ポイント
地方議員票      菅氏 60ポイント 小沢氏 40ポイント
国会議員票      菅氏412ポイント 小沢氏400ポイント
最終ポイント    
  菅氏721ポイント 小沢氏491ポイント


AORの名盤が復活、ディック・セント・ニクラウスの「マジック」(1979)

2010-09-13 00:00:00 | 音楽

<曲目>
01: マジック
 

02: ヘルプ・ユアセルフ
03: ホワッツ・ザ・リーズン
04: キャント・ギヴ・アップ
05: アワ・グッバイ
06: ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
07: サッド・プライス・トゥ・ペイ
08: シーズ・マイ・ミュージック
09: チェンジング

最近になって一気にAORのリイシュー化が進み音楽専門月刊誌にまでレビューが書かれるなど、ちょっと前までは考えられない状態に嬉しい意味での戸惑いを感じています。その中で、この「マジック」はディック・セント・ニクラウスが本国では1979年に発売となり、日本では年明けて1980年1月に当初は大阪・関西地区のみでの発売となった。アメリカ村の輸入盤店での評判が広がり、関西地区全体に噂が広まり最終的には全国販売となった。
ディック・セント・ニクラウスと言えば、次作「スウィート・アンド・ダンディ」は1980年に本国発売となったものの、あちらでは全く注目されず、何故か日本人の琴線に触れたのか、こちらではローカルヒットを生んでいた珍しいタイプのアーティスト。私はこの「スウィート・アンド・ダンディ」はCDで持っていますが、今回の「マジック」はCD化されていなかったので聴いてみたかったので、リイシュー化は嬉しいニュースです。

1曲目の表題曲はディスコ風サウンドを取り入れていて、女性コーラスとの絡みがエロティックさを醸し出している。ホーン・セクションの使い方が効果的だが、FOが少し早い気がするのは残念。もう少し聴きたい、そんな感じでの終わり方。
2曲目は彼本来のサウンドが戻ってくる。キーボード中心のメロディ・ラインだが、中間部分以降でのサックス・ソロ(アーニー・ワッツかな?)とサックスの絡みは良い味を出している。
3曲目は別離への悔いを語るような内容のしっとりとした曲。しっとりとした部分とは対照的にコーラス部分は分厚いのが特徴で、控え目なストリングスも曲を盛り上げている。
4曲目はキーボードの連弾で始まる軽快なリズムが魅力。別れてしまった彼女への未練を歌っているが、ここでは明るい曲調で、女性コーラスの使い方が上手い。
5曲目はスローなメロディ・ラインとストリングスが絡む展開で、しっとりとした歌声で歌いあげる。エア・サプライのバラードの様な雰囲気だ。
6曲目は2曲目からはメロウ系の曲が続くが、ここで再びディスコ系のサウンドが登場し、2曲目と同じように中間部でサックス・ソロが華やかさを加える。
7曲目はいままでは彼自身の女性体験を歌ったような内容から、一転して彼自身が父から人生観を問い質され、それに反発し自分の道を歩むことを宣言したかのようなパーソナルな歌詞が特徴的だ。
8曲目はアルバムの中では最もロック色が前面に出ている。中間部以降でギターソロが2度入りそのままFOして終わる。
9曲目は大部分をピアノとストリングスをバックに思い詰めたように歌っている。ドラムスは終盤で少し入るだけの曲展開でアルバムを閉める。

こうしてアルバムを通して聴くと、曲その物は日本人好みのしっとりとしたサウンドが特徴だが、やはりそれだけでは売れないと見たのか、当時流行していたディスコサウンドを彼なりに消化した曲を表題曲として収録することでバランスを取ったようだ。
歌詞は全体的に彼の女性関係を扱った中身が多いようなのだが、作品のクレジットを読むと9曲目だけが彼単独の作詞作曲で、他の8曲は共作となっている。更に、演奏陣だが彼自身がキーボード、シンセ、ギターを担当している。AORアルバムでは通常豪華なセッション・ミュージシャンがバックを固めるのだが、このアルバムでは辛うじてベースのリーランド・スクラーやサックスでアーニー・ワッツの名前を見かける程度で、他の名前は無名のミュージシャン?が演奏しているのも珍しい。

彼はその後、日本でのコンサートツアーも実現したようだが、AORが勢いを失いMTVが台頭しはじめるとソングライターとしての道を歩んだようだが、最近の活動は全く分かりません。それでも本国では殆ど無視された存在だったが、日本では確実に名前を残したアーティストでしょう。

 


西武、打線爆発しM7!ロッテを3タテ

2010-09-12 23:48:03 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

                       2010プロ野球観戦記NO.42
                     ○埼玉西武 12-3 千葉ロッテ×

▼埼玉西武-千葉ロッテ 24回戦(埼玉西武11勝13敗) 観衆33,921人

チ  ー  ム 
千葉ロッテ
埼玉西武 14

【投手-捕手】
(ロ)ペン、小野、川越、根本-的場、田中
(西)帆足、長田-細川

【責任投手】
勝:帆足11勝8敗
負:ペン1勝3敗

【スタメン】千葉ロッテ
6西岡
8清田
4井口
D福浦
5今江
3金泰均
7大松
9竹原
2的場
-----
1ペン

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
3フェルナンデス
D中村
9高山
7坂田
5阿部
2細川
---------
1帆足

【中村3ラン、高山満塁弾、大島ソロの3本塁打でお祭り騒ぎ】

遂にマジック8が点灯しました。8月の8連勝中にも一度点灯の可能性があったのですが、その後、大型連敗を喫していたので消滅していました。
SBは「予想通り」9月になって勢いがなく、けが人が戻ってきた西武がナベQ監督の予想通り9月になって勢いを取り戻しました。これで、優勝決定前後に岸が間に合えば万全でしょう。今日の先発は左腕帆足とペンでした。ペンは7月末に加入した外国人で西武戦は初登板。

ペン.jpg

帆足は昨日の涌井と同様に初回に失点した。先頭の西岡と井口を「安打」で出塁させたが、但し、西岡の打球は中島がダイビングして弾いたもので、井口のは阿部が強烈な打球のバウンドを合せ損なったもので、どちらも「失策」と紙一重で帆足には多少気の毒だった。この二人を塁に置いて好調な福浦に2塁打を浴びていきなりの2失点。
0-2と劣勢でスタートしたが、好調な打線は2点ビハインドも単なる「ハンデ」である。
1回裏、先頭片岡の四球と盗塁の無死2塁から栗山のセンター前打で1点。1死後、フェルが安打するものの2塁走者の栗山の判断ミスで進塁出来ず嫌な雰囲気が。
それでも後続の中村が栗山のミスを一気に帳消しにした。ペンの初球を打った打球は「弾丸ライナー」となって低い弾道で左翼フェンスを超える3ラン本塁打となり4-2と、逆に西武が2点をリードする展開に。

剛とナカジ.jpg

活発な打線は2回にも2死無走者から片岡出塁(ペン牽制悪送球で2進)後、栗山のセンター前タイムリーが出る1回と全く同じ展開で1点追加。3回には阿部が初回の拙守を取り返すタイムリーで1点、そして、4回には2死満塁の場面で2番手小野から高山が初球を叩くと打球はあっと言う間に満員のレフト席へ吸い込まれる、高山自身プロ初の満塁本塁打で西武ドームは歓喜のるつぼと化した。これで10-3、ロッテの息の根を完全に止めた。

高山.jpg大島.jpg

7回には途中出場の大島が2ラン、8回は代打平尾の2点タイムリーなどで14点を奪い、マジックは「7」となった。この試合、ロッテに先取点を奪われたがロッテは繰り出す投手がことごとく失点するなどで打線も勢いに乗れない。帆足は1~2回は不安定だったが、打線の援護もあって徐々に投球も安定し8回を投げた。
これで負け越していたハムとロッテとの地元での6連戦を5-1で終え、来週は関西遠征と福岡遠征が待っている。特に、関西遠征では苦手としている金子千との対戦があるので、ロッテの二線級投手だけでなく金子千もここで打ち込んでおかないとダメです。

栗山.jpg中村.jpg

今日は長田の登板のみで中継ぎ陣を休ませたのは大きい。マジックは現時点では「7」で最短での優勝は18日だが、現実的には20日頃か23日が有力かな?出来れば地元でナベQ監督の胴上げが最高だけど、敵地福岡で憎きSBの前での優勝決定も有りかな?中村が復活し、フェルも好調を維持しているので、後は今日無安打だったナカジが復調してくれれば良いね!
四人まとめて.jpg

<ナベQ監督のインタビュー>
序盤少しボールが高かったので、帆足は、ばたついたところもありましたけど、味方の大量点に守られて、途中からは本来の帆足に戻ってうまく打ちとってくれました。
なるべく先に点をやらない形が理想ですが、先制されても今は逆転するチーム力があるので、慌てずに攻略出来ました。打線の状態が全体的に上がっているので、良い形でランナーが貯まったところで、しっかり結果を出せていると思います。
9月に入ってから、チームがひとつになった力が出てきているので、これからの大事なゲーム1つ1つ勝っていきたいと思います。

 


時計