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検察審査会、「陸山会事件」で小沢氏の強制起訴を議決

2010-10-04 23:59:09 | 政治

小沢民主党元幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第5検察審査会は、2004年と05年分の同会の政治資金収支報告書の虚偽記載について、「検察の基準に照らしても不起訴は疑問があり、刑事裁判で黒白をつけるべきだ」とし、小沢氏を政治資金規正法違反罪で起訴すべきだとする2回目の議決(起訴議決)を公表した。今後、東京地裁が指定する検察官役の弁護士が強制的に起訴する。議決は9月14日付。

民主党の代表選挙が無ければ、当初の予定通り、9月14日に強制起訴の議決が公表されていたはずなのだが、検察側が政治日程を配慮?した形で、この日の発表となったのだろうか?
仮に、小沢氏が代表選で現職の菅氏を破り首相に就任したら、首相在職中は起訴されないそうなので、結局うやむやにされたことでしょう。しかし、今までこの事件で小沢氏の側近が逮捕されたのに、本人には事情聴取だけでお咎め無しだった。これまでの経緯から、今回のこの結果も予想の範囲内であったと一般的には受け止められている。

それでも小沢氏を支持した議員たちはやはりショックでしょう。強制起訴で小沢氏の影響力が低下するのは避けられないでしょう。野党も国会で小沢氏の証人喚問を要求する動きがあり、この辺の動きにも注目したい。
小沢氏は「誠に残念。裁判で無実が必ず明らかになると確信している」と文書でコメントした。今後は同氏の進退や野党が求める国会での証人喚問の行方が焦点となる。

【コメント集】
「大変驚いているし、大変残念なことだと感じている」(民主党 ・岡田克也幹事長)

「刑事訴訟手続きのひとつのプロセスでありますから、コメントすることは差し控えたい」(仙谷由人官房長官)

議員辞職ですか、それはなさるべきでしょう」「菅(直人首相)さんはじめ政権側は(小沢氏は)説明責任を尽くしたと言ってきたが、砂上の楼閣だった。責任は極めて重い」(自民党・谷垣禎一総裁)



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