kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

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映画『デイブレイカー』を観て

2010-11-27 00:00:00 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

10-74.デイブレイカー
■原題:Daybreakers
■製作年・国:2008年、オーストラリア・アメリカ
■上映時間:98分
■字幕:松浦美奈
■鑑賞日:11月27日、新宿バルト9(新宿三丁目)
■料金:1,800円


スタッフ・キャスト(役名)
□監督・脚本:ピーター&マイケル・スピエリッグ
□編集:マット・ヴィラ
□撮影監督:ベン・ノット
◆イーサン・ホーク(エドワード・ダルトン)
◆ウィレム・デフォー(ライオネル・コーマック)
◆クローディア・カーヴァン(オードリー・ベネット)
◆マイケル・ドーマン(フランキー・ダルトン)
◆イザベル・ルーカス(アリソン・ブロムリー)
◆サム・ニール(チャールズ・ブロムリー)

【この映画について】
人間の大半がヴァンパイアと化した、2019年の世界を舞台にしたSFアクション。ゾンビ映画「アンデッド」のピーター&マイケル・スピエリッグ監督が、人間とヴァンパイアのパワーバランスが逆転した恐ろしくも奇妙な世界を創造。銃撃戦などの激しいバトルシーンのほか、血が入った飲み物が売られているなどの細かい設定も斬新だ。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
西暦2019年。かつて世界中を襲った疫病により、人類の大半は不老不死のヴァンパイアに変貌、知性を備えたヴァンパイアたちは注意深く太陽光線を避けながら新たな生活秩序を構築していた。
第二種に身をやつした人間はことごとく軍隊に捕獲され、ヴァンパイアへの血液供給源として飼育されていたが、地球上の全人口のうち人間の占める割合は5%まで低下、慢性的な血液不足に陥っていた。

巨大製薬カンパニー、ブロムリー=マークス社に勤めるエリート研究者エドワードは、そんな血液不足問題を解消するための代用血液の開発を急いでいた。ヴァンパイアこそ人類の進化形だと考える冷徹な辣腕社長ブロムリーの指揮のもとで急成長を遂げた同社は、ハイテク管理された人間飼育場“ブラッド・バンク”を運営、軍隊さえも自在に動かす権力を持っている。
ヴァンパイアに同化することを拒んで失踪した娘との確執を引きずるブロムリーにとって、人間などただの消耗品に過ぎず、一方、良識派のエドワードはヴァンパイアでありながら人間の血を飲むことに罪悪感を覚え、今や絶滅の危機に瀕している人間の未来を案じていた。
ある夜、帰宅途中に事故に巻き込まれたエドワードは、衝突した車に乗っていた人間の男女4人をとっさに警察から匿ってやる。その中の一人、オードリーは、逃亡中の人間たちの保護活動を行うレジスタンス組織のメンバーだった。

エドワードを信頼できるヴァンパイアだと見込んだオードリーは、とある草原で彼を仲間のコーマックに引き合わせる。コーマックは紛れもない人間だが、首に噛まれた傷跡がある元ヴァンパイアであった……。
このストーリーの設定が2019年という近未来なのが不気味だ。ヴァンパイアが人間狩りを行っていて、人間はヴァンパイア達への血の供給源なのである。
しかし、人間狩りが横行してヴァンパイアの人数が圧倒的に多くなると、当然ながら「血の供給不足」となり血を水で薄めたりして急場を凌いでいる。エドワードはブロムリー社長から台用血液の開発を急かされていて、自身は血を飲むことを躊躇っている良識派である。
こうして代用血液の開発の遅れが、ヴァンパイア達の暴動を誘発してしまう。

苦悩するエドワードを演じるのは演技派のイーサン・ホークで私の好きな俳優の一人だ。彼がヴァンパイア映画に出演するとは思わなかったのだが、ホーク自身は脚本を受け取って中身が気に入って出演をOKしたそうだ。
ヴァンパイアが人間へと変身する過程の部分がストーリーの核になってくるのだが、ヴァンパイアは人間の血に戻った血を飲むと人間になってしまい、それを知らずにエドワードに噛みついたブロムリー社長が、ヴァンパイヤ達の餌食になりヴァンパイヤは...後は阿鼻叫喚の世界へと突入して終わる。

この映画、ストーリーはしっかりしているのは評価出来る。そして、映像的には常に暗い世界での出来事であるのは、ヴァンパイヤは日光に当たると死んでしまうからだ。夜中に活動するため、日が明ける直前になるとカウントダウンのアナウンスが流れたり、日中の運転では日光を遮る遮光フィルムの中で行ったりと、細かい設定が施されている。また、ヴァンパイアが化け物と化しサブサイダーとして急に襲ってきたり、どこかゾンビ的な遊び心もある。
こうしたヴァンパイヤやゾンビ物は、B級映画になりがちだが、出演者にはホークを始めサム・ニールやウィレム・デフォーが人間のレジスタンス代表で出演していたりと、ビッグネームが出ているので、B級感は殆ど感じられない。

テーマが「食糧危機(血液不足)」
でもあるのは現代社会への皮肉とも取れる。

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ボクシングW世界戦で長谷川と粟生が2階級制覇達成!

2010-11-26 00:00:00 | スポーツ・格闘技

▽WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦

○同級2位・粟生隆寛(判定 3―0)王者・ビタリ・タイベルト(ドイツ)●

挑戦者で同級2位の粟生隆寛(帝拳)がチャンピオンのビタリ・タイベルト(ドイツ)を3―0の判定で破り、WBCフェザー級に続く2階級制覇を達成した。
粟生は3回にタイベルトからプロ転向後初のダウンを奪い有利に試合を進めた。ダウンを奪った直後もKOのチャンスはあったが、敢えてラッシュせず逆に4回には王者の反撃にあった。それでも終始手数を出し、有効なパンチを繰り出していた粟生が3-0の判定で勝利し2階級制覇を達成した。タイベルトはダウン後は動きに精彩を欠き、パンチも上体だけで打つので粟生にダメージを与えることは出来ず、ドイツ初の中量級王者は2度目の防衛に失敗した。

粟生隆寛
「(ダウンを奪った3回のカウンターは)手応えはあった。9、10回くらいから大丈夫かなと思った。強いチャンピオンになりたい」

ビタリ・タイベルト
「粟生はすごく強かった。2回に右手を痛めて本来のパンチが打てなかった。粟生は前に出る圧力があり、勝ちたいという気持ちも強かった」

 

▽WBC世界フェザー級王座決定戦12回戦

○同級2位・長谷川穂積(判定 3―0)同級1位・ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)●

前WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(真正)が、日本人初の“飛び級”で、2階級制覇の偉業を成し遂げた。長身でリーチでも長谷川を上回る体格で不敗の同級1位ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)と真っ向から打ち合いを挑み、左強打を再三打ち込み、
3-0の判定で打撃戦を制した。
7回にはブルゴスのパンチを浴びて一瞬ぐらつくものの持ちこたえた。更に、8回には偶然のバッティングで右まぶたから出血した。しかし、序盤からブルゴスをスピードで圧倒しボディに効果的にパンチを繰り出したことでスタミナを失わせていく。終盤、ブルゴスも顔が腫れ視界が悪くなる。結局、サウスポー初対戦で力を発揮出来なかったブルゴスを3-0の判定で破り、飛び級で2階級制覇を果たした。

長谷川穂積
「とても褒められた内容ではないが、きょうは勝てばよかった。不利と言われていたからプレッシャーはあった。フェザー級はなかなか倒れない。分かったことを次に生かしたい」

ファン・カルロス・ブルゴス
「素晴らしい偉大なボクサーと闘えて誇りに思う。わたしはまだ若く未来があるので、もっとハードな練習をして、前に進みたい」

 

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北朝鮮砲撃で韓国側の死者4人に!

2010-11-24 00:00:00 | 時事ニュース・海外

韓国の海洋警察当局は、北朝鮮に砲撃された延坪島(ヨンピョンド)で、海兵隊基地建設工事に従事していたとみられる民間人男性2人(60歳と61歳)の遺体が見つかったことを明らかにした。
警察当局は昨日の北朝鮮からの砲撃で死亡したとみている。韓国政府は砲撃事件の国連安全保障理事会への提起に向け検討に入る一方、李明博大統領がオバマ米大統領と電話協議し、合同軍事演習などを通じて北朝鮮への軍事圧力を強化することで一致した。

日本政府は、北朝鮮による韓国砲撃を受け、全閣僚をメンバーとする対策本部(本部長・菅首相)を設置、第1回会合を首相官邸で開いた。
首相は「一般市民が住む地域への砲撃は許し難い蛮行で、強く非難する。韓国だけでなく、我が国を含む東アジア情勢に対して憂慮すべき事態を生み出している」と指摘した。そのうえで「韓国、米国と強く連携して対応したい。北朝鮮に強い影響力を持つ中国にも北朝鮮を抑えていく努力を求めることが必要だ」と強調した。
砲撃はその後ストップしているが、また、北朝鮮が砲撃を再開する可能性も残されているが、国際社会から今回の砲撃は当然ながら非難を集中的に浴びているので、当面は静観するでしょう。ただ、そういう一般常識的な考えが及ばない国家だから、油断は禁物だ。今回の砲撃は、金正恩(キム・ジョンウン)が後継者に指名されて間もない時期に発生したことと無縁ではなさそうだ。それにしても今回の砲撃は、未だに朝鮮半島が戦争状態であると再認識させられた。

 

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映画『行きずりの街』を観て

2010-11-23 00:00:00 | 映画・邦画

10-73.行きずりの街
■配給:東映
■製作年・国:2010年、日本
■上映時間:101分
■鑑賞日:11月20日、バルト9(新宿三丁目)
■入場料:1,800円
 
スタッフ・キャスト(役名)

□監督:坂本順治
□脚本:丸山昇一
□原作:志水辰夫
□主題歌:「再愛~Love You Again」唄/MEG 作詞/湯川れい子 作曲/小室哲哉

◆仲村トオル(波多野和郎)
◆小西真奈美(手塚雅子)
◆南沢奈央(広瀬ゆかり)
◆窪塚洋介(中込安弘)
◆石橋蓮司(池辺忠賢)
◆菅田俊(大森幸生)
◆杉本哲太(園部行雄)
◆うじきつよし(角田良幸)
◆江波杏子(手塚映子)
◆佐藤江梨子(木村美紀)
◆谷村美月(藤本江理)

【この映画について】
1992年に「このミステリーがすごい!」で1位を獲得し、映像化が望まれていた志水辰夫のサスペンスを映画化。失踪した教え子を追って東京にやって来た塾講師の男が、かつて教鞭をとっていた名門校の陰謀に気付き、やがてスキャンダルに巻き込まれるというハードボイルドなストーリーに、別れた妻と運命的な再会を果たすロマンスを加味した、大人向けの恋愛サスペンスだ。デビュー25周年を迎えた仲村トオルが、過去と対峙する男の悲哀を見事に表現しているところが見どころ。
メガホンをとったのは人間ドラマの名手・阪本順治監督。男同士の対決、謎が謎を呼ぶミステリアスな世界観に大人の恋愛劇を加えた重層的な物語をそつなく演出している。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
郷里の丹波篠山で塾講師として働く波多野は、元教え子ゆかりの行方を追って12年ぶりに東京を訪れる。彼女の祖母が危篤に陥ったにもかかわらず、連絡が取れなくなっていたのだ。
名門の敬愛女学園でかつて教師をしていた波多野には、
生徒の雅子との恋愛スキャンダルが原因で、教職を追われた過去があった。ゆかりが暮らす麻布の高級マンションを訪れた波多野は、何者が物色した形跡を発見。彼女の失踪が何らかの事件に関わっていることを直感する。さらに、中込と名乗る怪しい男やその仲間が、ゆかりの行方を追って目の前に現れる。得体の知れない危険が彼女に迫っていた。
ゆかりが立ち寄ったという六本木のサパークラブを訪れた波多野は、敬愛女学園理事の池辺と遭遇。池辺は、波多野を学園から追放した張本人だった。12年前に雅子と結婚した波多野だったが、その後離婚。逃げるように東京を後にしていた。ゆかりを探す途中、よろよろと体を引きずりながら、雅子が切り盛りしているバーへ辿り着く波多野。長い年月を経て再会する2人。

原作を読んでいないので細かい点について、映画では説明不足の感じが全体的にする例えば、何故、波多野は元教え子の失踪をきっかけに12年ぶりに東京に来たのかも、篠山時代の二人の関係を説明しているシーンはあるのだが、説得力を感じないのが残念。
波多野が元教え子だった小西真奈美演じる雅子と結婚するに至るまでに、学校側ともめたそうなのだが、それがもとで今回の失踪事件でも辞めた学校側の理事らに追われる身になる。
波多野はまるで刑事の様に元教え子の行方を追うのだが、中々辿りつかない。そこで、佐藤江梨子扮する事務員らに情報をもらうのだが、まあこの辺のシーンは有っても無くても影響は無い。

結局は、波多野が元教え子(妻も元教え子だけどね)を自分の正義感で救出に向かうのだが、途中で
学校の理事の不正に絡むスキャンダルに巻き込まれたりと、ストーリーを面白くする要素は多いのだが、上手く整理出来ていない印象を持った。
俳優陣では仲村トオルや小西真奈美の何かに疲れている表情、
塚洋介の独特の個性が一際光っていた。窪塚洋介は「東京島」でもそうだったが、敢えて他の出演陣とは違う個性を作品に持ち込むのが彼の特徴の様だ。これからも注目したい俳優だ。

良質の2時間ドラマを映画館で観たような、そんな後味がする邦画でした。

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柳田法相、事実上の更迭も補正予算案成立は延期に

2010-11-22 00:00:00 | 政治

柳田法相・拉致問題担当相は、自ら国会軽視発言の責任を取って辞任することを表明した。
これに先立ち、菅首相は柳田氏を首相官邸に呼び、「国民生活を考えれば、何としても速やかに(平成22年度)補正予算案を成立させなければならない。そのことを理解してほしい」と述べ、事実上の更迭を伝えた。政府はこれを受け、臨時の持ち回り閣議を開き、柳田氏の辞任と仙谷由人官房長官の法相兼務を決めた。まあ、このタイミング遅すぎたのと、野党が(主に自民党)ここまで結束して問責を出すとは思っていなったようです。

首相は21日夜、首相公邸で民主党の岡田幹事長や輿石参院議員会長、仙谷長官らと対応を協議していた。政府関係者によると、この席で、柳田氏を22日朝に呼んで辞任を求める段取りを決めたという。仙谷長官は同日午前の記者会見で、法相兼務の期間について「分からない」と明言を避けた。
昨日、休日であったが柳田法相も登庁し、改めて続投への意欲を述べていたようだが、今思えば続投表明をすることで、マスコミや野党の反応を探っていたのかも知れない。本来はこういう問題では党幹事長である岡田氏が野党と落とし所を探り、それに向けて党内をまとめるのが仕事なのだが、元自民党の岡田氏には自民党執行部とのパイプは梗塞状態にあるようだ。だから、
柳田法相自身がマスコミを挟んで出方を探っているのではないかな?

自民党の石原幹事長は「資質の問題、そしてそれを選んだ菅総理の責任というものは、非常に重大だと思います」と述べた。
みんなの党の渡辺代表は「みんなの党は、菅内閣の退陣を求めます。(菅首相に対する問責決議案も考える?)当然そういうことです」と述べた。渡辺氏も元自民党だが、この問題では野党は結束している。与党としては柳田法相の首を差し出せば、補正予算案が通ると「勝手に」思っていたのか、野党との協議をしないまま辞任を迫ったので野党が活気づいている。当たり前だ、石原幹事長のコメントが一番、的を射ていると私は思いますよ。

尖閣問題での中国との対応でも、与党は中国とのパイプが無いことから、先に船長解放というカードを切ってしまった。結果は国民が知るように相手に舐められ国際社会からは嘲笑されるだけとなった。
野党との協議もまともに出来ず、ましてや参議院でのねじれ現象がおきているだけに、より一層野党と密接な関係を築かないと政権運営に行き詰まるのは当然。
これで野党側は補正予算案審議に対しての主導権を得たばかりか、小沢前幹事長の証人喚問招致も突き付けてくるだろう。更には、馬渕国土交通相の尖閣問題対応の拙さを巡ってと仙石官房長官の自衛隊「暴力装置発言」を巡って、問責決議案提出の可能性を探っており、
野党が一枚岩になって結束すれば菅内閣は総辞職に追い込まれる。

それもこれも鳩山~菅政権が勝手に危機を作った政策の稚拙さが生んだのであり、民主党政権を選んだ有権者にも責任の一端はありそうだ。野党から衆議院解散を求められ(解散となれば)れば、自民党を中心とした政権に取って代わられるのは必至だ。そうなると.....またも首相交代か~、小沢が復活か??

これから年末まで、日本の政治情勢から目が離せなくなってきた。

 

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映画『クレイジーズ』を観て

2010-11-21 00:00:00 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

10-72.クレイジーズ
■原題:The Crazies
■製作年・国:2010年、アメリカ
■上映時間:101分
■鑑賞日:11月20日、TOHOシネマズ六本木


スタッフ・キャスト(役名)

□監督:ブレック・アイズナー
□オリジナル脚本:ジョージ・A・ロメロ
□脚本:スコット・コーサー、レイ・ライト

◆ティモシー・オリファント(デヴィッド・ダットン)
◆ラダ・ミッチェル(ジュディ・ダットン)
◆ジョー・アンダーソン(ラッセル・クランク)
◆ダニエル・パナベイカー(ベッカ・ダーリング)

【この映画について】
全米第3位のヒットを記録した本作は、巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が『ゾンビ』の前、1973年に作り上げた『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖』をもとに製作された感染パニック映画。
その完成度の高さから、全米の批評家から絶賛されたという。監督は『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のブレック・アイズナーが務め、ジョージ・A・ロメロも製作総指揮に名を連ねている。出演者は『ダイ・ハード4.0』のティモシー・オリファント、『サロゲート』のラダ・ミッチェルら。感染者と非感染者の対決を描くだけでなく、両者とも抹殺して証拠隠滅を目論む軍隊が街全体を包囲するさまが、壮大なスケールで描かれており迫力十分だ。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
アイオワ州ピアス郡ののどかな田舎町オグデンマーシュ。保安官デヴィッドが、同僚のラッセルとともにパトロールの途中に野球観戦していると突然、銃を持った男ローリーが現れ球場はパニック状態に陥る。
デヴィッドの指示に従わず、散弾銃の銃口を向けてきたため、デヴィッドは町の人たちがスタンドで注視している中、
彼をやむなく射殺。もともと酒乱気味だったが、遺族によると、最近は酒を飲んでいなかったという。ここら辺でいきなり射殺してしまうのもアメリカ映画らしいのだが、実際に保安官がイキナリ射殺するのかな?デヴィッドの妻ジュディは町の医療センターに勤める医師。同じ日、様子がおかしいという家族の訴えを聞き、ビルを診察するが、異常は見当たらない。
だがその夜、様子のおかしい
ビルは自宅もろとも妻と子供を焼き殺してしまう。そして翌日。森の奥の沼でパイロットの死体を発見したという話を聞き、細菌兵器を積んだ軍用機が小さな町の川に墜落、ウイルスが漏れ出した。

川の水は町の飲料水として使われ、最初にその水が届くのはローリーの家だった。それから、水を飲んだ住民たちが次々と凶暴化していき、平和な町はパニックに陥ってしまう。
そして町はいつの間にか
州兵の部隊が到着し、町全体をウィルスから封じ込めるために住民を隔離することになる。妊娠中で高温だったジュディはデヴィッドと離されてしまう。郊外の校庭に集められた住民だが、軍隊は住民全てを抹殺しようと全住民を片っ端から集めたが、既に水を飲んでウィルスに感染した住民は次々と凶暴化していく。

まあ、ここからゾンビ化した住民がどうなるのか注意していたが、ゾンビ化よりもデヴィッドが行方不明となった妻をゾンビ化した校長に殺される寸前に救出し、保安官補のラッセルとジュディの診療所の助手の
4人で軍隊の追跡から如何にして逃れるかがストーリーの中心になる。
ゾンビ映画と言えば凶暴化した人間が次々に襲いかかり増殖して手が付けられなくなるが、ここでは
凶暴化したゾンビは軍隊に抹殺される。デヴィッドらも途中でウィルスの正体を聞き出そうとするが、ラッセルの非協力的な態度に激怒し分裂しそうになる。軍隊は徹底した情報管理でオグデンマーシュでの惨事は外部に漏れないのだが、最後は核兵器で町を殲滅するのだが...。

未知のウィルスの正体をもっと強調しても良かったが、ジュディのお腹の中の子供は大丈夫なのか?とか、果たしてデヴィッドとジュディは無事に町から離れることに成功したのか否か、エンドロールが始まってもその結末は微妙(曖昧?)な感じが...。(エンドロールが流れ出しても帰らないようしましょう、損するよ!)
核攻撃はやり過ぎだと思うが、
ロメロ流の文明社会への警告なのだろうか?クレイジーなのは軍隊の方か?政府か?

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映画『ノーウェア・ボーイ、ひとりぼっちのあいつ』を観て

2010-11-20 00:00:00 | ヨーロッパ映画

10-71.ノーウェア・ボーイ、ひとりぼっちのあいつ
■原題:Nowhere Boy
■製作年・国:2009年、イギリス
■上映時間:98分
■字幕:石田泰子
■鑑賞日:3月3日、TOHOシネマズみゆき座(日比谷)
■料金:1,000円


スタッフ・キャスト(役名)
□監督:サム・テイラー=ウッド
□脚本:マット・グリーンハルシュ
□撮影:シーマス・マッガーヴェイ
□編集:リサ・ガニング
□音楽:アリソン・ゴールドフラップ、ウィル・グレゴリー
◆アーロン・ジョンソン(ジョン・レノン)
◆クリスティン・スコット・トーマス(ミミ・スミス)
◆デヴィッド・スレフォール(ジョージ伯父さん)
◆ジュリア・レノン(アンヌ=マリー・ダフ)
◆デヴィッド・モリッシー(ボビー・ディキンズ)
◆トーマス・ブロディ・サングスター(ポール・マッカートニー)
◆サム・ベル(ジョージ・ハリスン)
◆ジョシュ・ボルト(ピート・ショットン)
◆オフィリア・ラヴィボンド(マリー・ケネディ)

【この映画について】
1950年代のリバプールを舞台に、厳格な伯母と奔放な実母との間で葛藤(かっとう)する、ザ・ビートルズに入る前のジョン・レノンの青春を描く伝記ドラマ。
ジョンを演じるのは、『シャンハイ・ナイト』のアーロン・ジョンソン。ザ・ビートルズの前身バンド、ザ・クオリーメンや、ジョンが影響を受けたエルヴィス・プレスリーなどのアメリカンロックの貴重な名曲の数々と共に、二人の母の愛の間で孤独を深める若きジョンの真実の物語がつづられる。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
1950年代のイギリス・リヴァプール。反抗期真っ最中の問題児、ジョン・レノンは、伯母ミミに育てられている。
そんなある日、伯父のジョージが急死し、彼の葬儀に赤毛の女性を発見したジョンは、近所に実の母ジュリアが住んでいることを知る。
ジョンに音楽の素晴らしさを教えてくれる自由奔放なジュリアに対し、厳格なミミはジョンに向上心を持った大人になってもらいたいと望んでいた。母と伯母、それぞれの愛し方の違いにジョンは心が引き裂かれるとともに、普通とは違う自らの境遇を受け入れることもできない。行き場のない孤独に今にも心がはち切れそうになっていた中で迎えた17歳の誕生日。ジョンは、母たちと自分を巡る哀しみの過去を知ることになる……。
ジョンは母ジュリアと失われた時間を埋めるように逢瀬を続け、それを知ったミミは複雑な気分に。自分の悲しい過去と、何故父と母はジョンを育てることが出来ずにいたのかを知ったジョン。そして、彼はロックンロールに夢中になり、通う学校の仲間らと「クオリーメン」を結成し、パーティやイベントなどに出席し腕を磨いていく。
ジョンは自らのカリスマ性を信じ、「自分のバンド」としてバンド活動に熱を上げていく。やがて、一人の少年が彼の元を訪れバンドに入れてくれないかと頼みギター演奏を披露する。しかし、ジョンはステージに上がる前の僅かな時間しかなかったので、生返事をしただけだった。
この時、ジョンに会ったのがポール・マッカートニーであり、やがて、ポールはクオリーメンに参加し、後の「ザ・ビートルズ」の前身はこうして築かれた。

ジョン・レノンが生涯大事にしていたミミ伯母さん。ジョンがマーク・チャップマンの凶弾に倒れた時、ヨーコ夫人が真っ先に連絡をしたのはミミ伯母さんとポールの二人だった。
この映画に描かれているジョンのリヴァプール時代の話はどれもが目新しいものではない。むしろ、ハンブルク時代を取り上げた「バックビート」の方が面白かった。それでも今回はジョンがミミ伯母さんと実母ジュリアの二人の「母」に対して、どういう気持ちを持っていたかが良く描かれている。残念ながら演奏シーンは少ないが、ジョン・レノンの少年時代の事をよく知らないファンには楽しめる作品でしょう。

出演陣はジョン役のアーロン・ジョンソンはジョンとそっくりな喋り方で外見も似せていた。そのアーロン・ジョンソンはこの映画出演時は19歳で、42歳のサム・テイラー=ウッド監督と婚約し1児をもうけたそうだ。ウ~ン、凄いね!!

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映画『クロッシング』を観て

2010-11-18 15:35:59 | アメリカ映画 2010

10-70.クロッシング
■原題:Brooklyn's Finest
■製作年・国:2008年、アメリカ
■上映時間:132分
■字幕:川又勝利
■鑑賞日:11月14日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)
■料金:1,000円

 
スタッフ・キャスト(役名)
□監督・製作総指揮:アントワン・フークア
□脚本:マイケル・C・マーティン
□撮影:パトリック・ムルギア
□編集:バーバラ・タリヴァー
□衣装:ジュリエット・ポルクサ
◆リチャード・ギア(エディ)
◆ドン・チードル(タンゴ)
◆イーサン・ホーク(サル)
◆ウェスリー・スナイプス(キャズ)
◆ウィル・パットン(ホバーツ副署長)
◆エレン・バーキン(スミス捜査官)
◆シャノン・ケイン(チャンテル)

【この映画について】
「トレーニング デイ」のアントワーン・フークア監督が、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルの3人を主演に迎えて描く緊迫の刑事ドラマ。
ブルックリンの犯罪多発地区で危険と隣り合わせの過酷な日常を送る3人の警官たちの三者三様の苦悩が、リアルかつ緊張感溢れるタッチで綴られてゆく。共演はウェズリー・スナイプス、ウィル・パットン、エレン・バーキン。
(この項、All Cinemaより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
ニューヨーク、ブルックリンの低所得者層が暮らす「BK公営団地」。ここで、警官による強盗事件が発生し、罪の無い将来を嘱望されていた黒人青年が被害者になった。
マスコミの非難にさらされたニューヨーク市警では、犯罪の取締り強化でイメージの回復を狙う。そんな中、ベテラン警官のエディは定年退職を1週間後に控えていた。日々を無難にやり過ごすことだけを考えて警官人生を送ってきた彼だったが、最後の任務として犯罪多発地区での新人研修を任されることに。

カトリック教徒で信心深く5人の子だくさんの麻薬捜査官、サル。愛する家族のためにどうしても広い新居が必要になるが、彼の薄給ではとうてい資金の工面などできるわけもなく、カビ臭い安アパートでの生活で妻の体調は悪化の一途を辿っている。麻薬捜査の現場で、大金を目にする度に、警察官としての正義感と自らの生活環境からの脱却との挟間に揺れていた。

長年、BK公営団地を基盤に持つギャングへの潜入捜査を続けているタンゴ。身分を隠す潜入捜査で妻ともまともに会う事が出来ず、もはや結婚生活もボロボロで離婚を突き付けられている。捜査から抜けたいと上司に願い出る。ところが、そんなタンゴに、彼の命の恩人でもあるギャングのボス、キャズに対するおとり捜査というさらなる過酷な任務が課せられる。
キャズ逮捕と引き換えに昇進を約束されたが、上司は黒人であるタンゴでなければキャズ逮捕は難しいと思っていた。

この三人のそれぞれの人生観、警察官としての職務遂行能力は異なる。正義感は薄く退職前の1週間を従来通り無難に過ごすことだけを考え、同僚からは馬鹿にされ続け挙句の果てには研修を施している新人警官にまで蔑まれ担当を外されたエディの唯一の息抜きは、娼婦のチャンテルと過ごす間だけで、そのチャンテルにさえ自分の気持ちを裏切られたエディ、最後は、退職期限切れ直後に「一般市民」となったエディが、誘拐された女性を救出するのは皮肉だ。

正義感が強いのは、子沢山で病気の妻を抱えているからで、警察官の安月給サルも麻薬捜査での現場における大金をどう扱うかに悩むでは到底5人の子供と妻は養えない。アメリカの警官が退職後は年金で手厚く保護されるが、現職警官の下働きは辛いのだろう。そういう生活感がにじみ出ている設定だ。

黒人警官として公営住宅へ潜入捜査官として裏社会のボスの信頼を勝ち得ていたタンゴ。ボスの側近がタンゴは警察官ではないかと疑いの目を向けても、ボスのキャズはタンゴを信頼し続けている。
そんなキャズを上司から昇進と引き換えに逮捕せよとの命を受けて悩むタンゴだったが、キャズは対立する仲間に射殺されタンゴの潜入捜査も終りを告げたのだが、何と、ラストでは

同僚警官にギャングと間違われBK公営団地内で射殺される。

この三人の人生、男性なら大いに共感出来るだろうがタンゴのラストは気の毒だったな~。ドン・チードルもイーサン・ホークも私の好きな俳優で、今回は、特にドン・チードルの役が個人的に一番良かった。しかし、彼の上司である白人女性の上から目線丸出しの態度は、黒人警官であるタンゴを、自分達の思うように使って成果を挙げさせ、昇進をチラつかせながらも、結局はタンゴの昇進は見送り続けられ女性上司だけが良い思いをする。こんな構図の中で、タンゴはよく我慢していたなと思ってしまった。
イーサン・ホーク演じるサルは、結局は金の誘惑には勝てずに、正義感を発揮する前に家族の境遇を考えると、ああいう結末は予想の範囲内でしたね。
イーサン・ホークはラヴストーリーも演じられるが、やはりヴァンパイヤよりは今回の様な役が良いですよ。

最後に、一番無難に生きて定年を全う?したエディ。彼の、今後の人生はどうなるのか?家族も失い、同僚も定年で失い、チャンテルとの生活も失い、彼の背中には男の郷愁が漂っていたのですが...。

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映画『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』を観て

2010-11-17 00:13:07 | ヨーロッパ映画

10-69.約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語
■原題:The Vintner's Luck
■製作年・国:2009年、ニュージーランド・フランス
■上映時間:126分
■字幕:古田由紀子
■鑑賞日:11月13日、ル・シネマ(渋谷)
■料金:1,800円

 

スタッフ・キャスト(役名)
□監督・脚本:ニキ・カーロ
□脚本:ジョーン・シェッケル
□撮影監督:ドニ・ルノワール
□編集:デイヴィッド・コウルソン
□音楽:アノトニオ・ピント
◆ジェレミー・レニエ(ソブラン・ジョドー)
◆ギャスパー・ウリエル(天使ザス)
◆ヴェラ・ファーミガ(オーロラ・ド・ヴァルデー)
◆ケイシャ・キャッスル=ヒューズ(セレスト)
◆パトリス・ヴァロタ(ヴリー伯爵)
◆エリック・ゴードン(レジー神父)

【この映画について】
19世紀フランス、ブルゴーニュ地方を舞台に、最高のワインを造るために人生をかけるワイン醸造家と彼の美しい妻、さらにはワイン造りを導く天使らが織り成すヒューマンドラマ。
監督は、『クジラの島の少女』のニキ・カーロ。至高のワインを追い求める主人公を、『ある子供』のジェレミー・レニエが演じる。ワイン造りを人生そのものに重ねたストーリーと、ブルゴーニュ地方の豊かで壮大な自然をとらえた美しい映像が見どころ。
(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
1808年晩夏、フランス・ブルゴーニュ地方の葡萄農家ソブランは、村娘セレストと恋に落ちる。しかし、彼女の父が精神に異常を来していたため、ソブランの父は2人の交際を禁じる。醸造家になりたいソブランはヴリー伯爵に自身を売り込むが、相手にされない。落胆し、夜の葡萄畑をさまよっていると、天使ザスが現われる。ザスは人生と愛についての助言を与え、
1年後、ソブランの結婚を祝福するため戻ってくると約束する。

ソブランはセレストと結婚し、彼女は最初の子供を身ごもる。1年後、ザスはソブランに、ザスの庭の葡萄樹を与える。ザスは毎年同じ夜、同じ場所で再会することを求め、ワイン造りの奥義をソブランに語る。
翌年、ソブランは家の近くの土地を開墾し、葡萄樹を植える。ソブランは資金を得るためナポレオン軍の遠征に参加し、数年かけて家に戻る。しかし葡萄畑は荒れ果てていた。ザスはソブランに、最高のワインを造るためには人生の全てが必要だと諭す。

ソブランは再び葡萄作りに精を出し、1815年、最初のワインを造る。

ソブランのワインはヴリー伯爵や、伯爵の姪でパリから戻ってきた男爵夫人オーロラの目に留まる。しかしワイン造りにかける野心は、ソブランの生活を苦しめた。セレストは次女を亡くしたことをきっかけに、精神を病む。
ヴリー伯爵が亡くなると、ワイナリーを引き継いだオーロラはソブランをチーフ醸造家として迎える。2人はパリでも評判となるワインを造る。セレストは夫とオーロラの関係を邪推し、嫉妬心に苛まれる。ザスの秘密を知ったソブランの心が揺れると、彼もワインも苦くなる。オーロラは癌の大手術を受け、セレストは心を病む。
葡萄樹は19世紀のフランスを襲った病害に冒され、葡萄畑を炎が包む。しかし、ザスから送られた1本の葡萄樹は生き残る。ソブランは葡萄づくりを再開し、至高のワインを完成させる。

一人の青年のワイン造りにかける情熱だけを追っている訳では無かった。そこに地獄に住む天使ザスが、ワイン造りに関するヒントを授けるのだが、ソブランは天使が天国からの遣いだと信じていたが、実はそうでなかったことを告白され悩む。
この天使が最後は人間になったりして、ワイン造りの本筋とは離れた部分のストーリーとして展開する部分の評価は観た人のよって異なるでしょうが、私はこの宗教的な部分は映画に相応しいとは思えなかった。天使の登場シーンはもっと少ないほうが良かった。
西洋でのワイン造りとは、ワインはキリストの血を表現したものであることから、宗教的な要素もあるので天使のパートもやむを得ないのかな?

ソブランが余りにもワイン造りに人生を賭けてしまったので(天使に諭されたのだが)、妻セレストは決して幸せでは無かった。ソブランのワイン造りを通して、天使ザスとの関係やオーロラとの関係まで踏み込んで描いていたのだが、

映像は綺麗だったが全体的には内容的に盛り上がる部分に欠けていたような気がしました。

ソブランを演じたジェレミー・レニエは中々の熱演で好感が持てたが、天使ザス役のギャスパー・ウリエルの演技はインパクトに欠けていた。オーロラ役のヴェラ・ファーミガはザスにワイン造りを任せる役だが、彼女の存在感は光っていた。

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映画『リミット』を観て

2010-11-16 18:13:49 | ヨーロッパ映画

10-68.リミット
■原題:Buried
■製作年・国:2009年、スペイン
■上映時間:95分
■字幕:アンゼたかし
■鑑賞日:11月6日、シネセゾン(渋谷)
■料金:1,800円

 
スタッフ・キャスト(役名)
□監督・編集:ロドリゴ・コルテス
□脚本:クリス・スパーリング
□撮影:エドゥアルド・グラウ
□衣装:エリス・デ・アンドレス
◆ライアン・レイノルズ(ポール・コンロイ)
◆ロバート・パターソン(ダン・レンナー)
◆ルイス・ガルシア・ペレス(ジャビル)
◆ステファン・トボロウスキー(アラン・ダヴェンポート)
◆サマンサ・マティス(リンダ・コンロイ)
◆ワーナー・ルーリン(ドナ・ミッチェル、メリアン・コンロイ)
◆イヴァナ・ミーノ(パメラ・ルティ)
◆エリック・パラディーノ(FBIシカゴ支部ハリス)

【この映画について】
時間も空間も自由に伸び縮みさせることができるのが映画だ。だが、中には本作のように、劇中の時間と実際の時間をシンクロさせ、また場所も限定された空間にした作品がある。
そうした制約によって、作り手は創作意欲を燃え立たせるのだろう。本作も、地中に埋められた棺の中の主人公しか映し出さないという、非常に限定された空間でドラマが進んでいく意欲作だ。閉塞された空間ながら観客の集中力を途切れさせないのは、携帯電話という外界とつながる手段があるから。画面には映し出されないが、主人公同様、通話の相手を想像しながら見ているので、その間は一瞬、現在の状況を忘れるのだ。あの手この手で飽きさせない工夫も凝らし、最後まで目が離せない。
主演は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のライアン・レイノルズ。スペインの新鋭監督ロドリゴ・コルテスが、ほぼ全編暗闇の中で展開する異色のドラマを作り上げた。
(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
イラクで働くアメリカ人トラック運転手のポール・コンロイは、突然何者かに襲われる。しばらく意識を失っていた彼が目を覚ましたのは、閉ざされた箱の中だった。しかもその箱は、土に埋められているらしい。容易には脱出不可能な状況の下、箱の中に残された空気で生命を維持できるのは、わずか90分程度であることに気付く。手元にあるものは、充電切れ間近の見慣れない携帯電話に加えてライター、ナイフ、ペン、酒。死は毎秒ごとに忍び寄ってくる……。果たしてポールは脱出できるのか?そして、彼がそこに埋められた理由とは……?

この映画、キャストは上記のとおりなのだが実際には主人公を演じたライアン・レイノルズの独演である。それは、彼以外の出演者は全て「声だけ」であるからだ。
一応設定はイラクと言う事だが、正直言って終始「土の中」で展開するので、それが米国でも日本でもイラクでも関係無い。僅かに携帯の表示がアラビア語であることで場所がそうであると思わせるだけだ。
要は、突然目覚めて棺桶の中に閉じ込められた男の極限状況に置かれた行動を追っていて、残量僅かとなった携帯電話の電池を有効に使おうとする努力などを見せているが、外部と何とか連絡を試みるも相手にされない。それはそうだろう、いきなり土の中から電話していると言われて本気にする人間は居ないでしょう。
それでも自分の身分を伝えて救出の運びとなるのだが、最後に、救出されたと思わされたが、実は人違いだったというオチが付いていて、何だか釈然としない95分だった。

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平幕の稀勢の里、白鵬の連勝を「63」でストップする歴史的大金星!

2010-11-15 00:00:00 | スポーツ・格闘技

横綱・白鵬(宮城野部屋)が結びの一番で平幕の稀勢の里(鳴戸部屋)に寄り切りで敗れた。今年1月の初場所14日目から続いた連勝は「63」で止まり、元横綱・双葉山が持つ最長連勝記録「69」にはあと6勝、届かなかった。

稀勢の里は終始距離を取って白鵬にまわしを取らせず、稀勢の里の圧力に屈し苦し紛れに引いたところで相手を呼び込んでしまい、最後は土俵際に追い詰められ、右上手を掴むと左からおっつけながら前に出て寄り切った。

白鵬は前日、谷風が安永7(1778)年から天明2(1782)年に引き分けと預かりを挟んで記録した63連勝に並び、双葉山が昭和11年から14年にかけてマークした歴代最多記録の69連勝を目指していた。
朝青龍の引退(強制引退?)を機に始まった連勝記録だったが、本来は、大関がストップしなければならないのに、それを阻止したのは元関脇の稀勢の里だった。
稀勢の里は元々三役に定着していた時期もあり、日本人関取のホープとして次期大関候補と目されていたが、今場所は平幕に落ちていた。これで稀勢の里の名前は連勝を阻止したことで歴史に名を残したが、これからはこれをきっかけに大関を目指してもらいたい。

最後に、この大記録を阻止したのが日本人力士だったのでホッとしました。でも、折角、大記録が達成されるかで注目された場所なのに、どうやら館内はガラガラのようでしたね。相撲の人気回復への道は険しそうです。

 

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バンド・オン・ザ・ラン スーパー・デラックス・エディション(3CD+DVD)

2010-11-14 00:00:00 | 音楽


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ポール・マッカートニーがザ・ビートルズ解散後、1971年に結成したWINGSは1982年に正式に解散(事実上1980年には解散状態でした)するまでポールのバンドとして一時代を築きました。
なかでもここに紹介する「Band On The Run」は1973年暮れに英国で発売され日本では1974年に発売された。ポールのザ・ビートルズ解散後の最高傑作と称され(ファンによっては異論もあるようですが)るアルバムで、グラミー賞も受賞した。
このアルバムは、その後の、WINGSのライヴやポールのソロ転向後のライヴにおいても、未だにこのアルバムの収録曲からの演奏は高い人気を誇っています。私も東京ドームにおいてポールのコンサートを何度か観ていますが、やはり、「Band On The Run」や「Jet」のイントロが耳に入った瞬間にぶっ飛びました。
さて、今回の豪華盤でのリイシューですが、ポールが所属レコード会社をコンコードへ移籍してことで、移籍に伴い原盤権も移ったことから、ポールのWINGS時代やソロ名義アルバムも、今後この形式で随時発売になるそうで、私の様な熱心なマニアには嬉しいニュースです。

ディスク:1(リマスター・アルバム)
1. バンド・オン・ザ・ラン
2. ジェット
3. ブルーバード
4. ミセス・ヴァンデビルト
5. レット・ミー・ロール・イット
6. マムーニア
7. ノー・ワーズ
8. ピカソの遺言
9. 西暦1985年

Disc1は通常のアルバム収録でリマスターが施されています。因みに、この収録曲順は英国盤使用です。今回、単独でも販売されています。

ディスク:2(ボーナス・オーディオ・トラックス)
1. 愛しのヘレン
2. カントリー・ドリーマー
3. ブルーバード (『ワン・ハンド・クラッピング』より)
4. ジェット (『ワン・ハンド・クラッピング』より)
5. レット・ミー・ロール・イット (『ワン・ハンド・クラッピング』より)
6. バンド・オン・ザ・ラン (『ワン・ハンド・クラッピング』より)
7. 西暦1985年 (『ワン・ハンド・クラッピング』より)
8. カントリー・ドリーマー (『ワン・ハンド・クラッピング』より)
9. ズー・ギャング

Disc2の1,2はシングル発売された音源で当時は2がB面でした。1は米国盤LPでは7と8の間に収録されましたが、これは米国盤のみの特例です。
3~8は未発表映像「One Hand Clapping」からの音源で、今まで何故か未発表になっていました。これに関してはDisc4で後述しますが、5,8はそのDisc4の映像盤においては未収録となっており、このDiscだけの貴重なテイクです。
9は英国発売のシングル「Band On The Run」のB面にだけ当時収録されていました。英国のTV番組のテーマ曲としてポールが提供したものですが歌なしのインスト曲です。

ディスク:3 (オーディオ・ドキュメンタリー)
アルバム制作秘話
Disc3は音声だけによるアルバム制作秘話です。以前、発売されたDLX盤と同じものですが、一度聴けば充分です。正直言って退屈でした。

ディスク:4(DVDボーナス・フィルム)
1. バンド・オン・ザ・ラン (ビデオ・クリップ)
2. マムーニア (ビデオ・クリップ)
3. アルバム・プロモ
4. 愛しのヘレン (ビデオ・クリップ)
5. ウイングス・イン・ラゴス(無音のモノクロ映像に「バンド・オン・ザ・ラン」の別ヴァージョンをBGMとして使用)
6. オスタレイ・パーク(アルバム・ジャケット撮影風景)

Disc4の1,2,4はPVでYou Tube等で普通にご覧になれます。3はアルバムの宣伝用に制作されたビデオ。5はアルバムを制作したナイジェリアのラゴスでの様子など。
6はアルバムジャケット撮影の様子。アルバムのジャケットにはウィングスのメンバー3人とジェームス・コバーンなど英国を代表する俳優が映っていますが、その撮影の様子です。

7. ワン・ハンド・クラッピング (TV放送用にアビイ・ロード・スタジオにて1974年8月に収録されたスタジオ・ライヴ)

【ワン・ハンド・クラッピング】収録曲
1.ワン・ハンド・クラッピングのテーマ
2.ジェット
3.ソイリー
4.C・ムーン
5.リトル・ウーマン・ラヴ
6.恋することのもどかしさ(メイビー・アイム・アメイズド)
7.マイ・ラヴ
8.ブルーバード
9.レッツ・ラヴ
10.オール・オブ・ユー
11.アイル・ギヴ・ユー・ア・リング
12.バンド・オン・ザ・ラン

 

13.死ぬのは奴らだ
14.西暦1985年
15.ベビー・フェイス

このDisc4の7は今回のスーパーデラックス盤の最大の目玉かも知れません。この映像は、このアルバム発売後に、ウィングスがアビーロード・スタジオにてTVスペシャル用に企画したもので、アルバム収録曲を含むレパートリーをスタジオで演奏したものです。
タイトルは「One Hand Clapping」で、マニアには当時からブートレグ(海賊盤)などで広く知られていて、映像も海賊版が広く出回っていたようです。私は、You Tubeの存在を知ってからこの映像の一部を見ていました。この映像がお蔵入りした理由は不明ですが、今回のDVD映像を観るとオリジナル・マスターが経年で変化したのか、それともマスター紛失でコピー版からの映像なのか微妙で、所々見苦しい点がありますが音質は問題ありません。

収録曲の中では9はペギー・リーへ提供した曲で、ここではポール一人だけの演奏シーンがあります。10と15も9と共にアルバム未収録曲で、11もポールがピアノで一人で演奏していますが、この曲はポールのソロ名義でシングル「Take It Away」に別テイクが収録されている。
14はアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」収録曲で、こちらも演奏シーンはポール一人だけで。珍しくハンドマイクでレコード音源をバックに歌っている。

本来は今回収録された15曲とDisc2の音源の2曲以外にも未発表の映像が存在するのですが、完全版ではないようです。狭いスタジオでメンバーが窮屈そうに演奏している様子がメインですが、所々、メンバーやポールの音声が被ったり、休憩の合間のリラックスした表情なども観ることが出来ます。
ドラマーのジェフ・ブリトンが大好きな空手の道着を着用して演奏しているシーンは笑えます。彼のウィングス在籍は短期間でした。その彼の演奏を巡ってリンダが注文を付け、彼がそれを反省するシーンもありますが、その後、渡米してレコーディングの最中に他のメンバーといさかいを起こして脱退することになるので、何となく意味深に私は感じてしまった。

以上が、私が買った「スーパー・デラックス・エディション(3CD+DVD)」の中身で価格は12,000円でした。このアルバムは限定1万セットでの発売です。
約25.5cm×31.5cmのハードカヴァー・ブック・スタイルで約120Pの超豪華版です。国内盤は対訳が付録で付いているのですが、これを全部読むのは大変なので、少しずつ休日に読む予定です。シリアル・ナンバー付きで私のは「33797」でした。


私は奮発して買いましたが、「デラックス・エディション+DVD 限定盤」やDisc1と2だけのもあったりしますので、興味のある方はCDショップで確認して買った方が良いと思います。

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映画『SP野望編』を観て

2010-11-13 22:17:25 | 映画・邦画

10-67.SP野望編
■配給:東宝
■製作年・国:2010年、日本
■上映時間:98分
■鑑賞日:11月6日、渋東シネタワー(渋谷)
■入場料:1,300円

スタッフ・キャスト(役名)
□監督:波多野貴文
□原案・脚本:金城一紀
□製作:亀山千広、藤島ジュリーK
□音楽:菅野祐悟

◆堤真一(尾形総一郎)
◆岡田准一(井上薫)
◆香川照之(伊達國雄)
◆真木よう子(笹本絵里)
◆松尾諭(山本隆文)
◆神尾佑(石田光男)
◆堀部圭亮(横溝雅治)
◆野間口徹(田中一郎)
◆山本圭(麻田雄三)
◆平岳大(滝川英治)
◆波岡一喜(安斎誠)

【この映画について】(ネタバレ含む)
2007年秋にフジテレビ系で放送が開始され、2008年春にはスペシャル版が作られた「SP 警視庁警備部警護課第四係」。その斬新な作風が大きな反響を呼び、深夜枠としては史上最高の視聴率をマーク。早々に映画化の話が持ち上がりながらも「ドラマを超えなければ意味がない」と製作が難航してきた劇場版が、ついに二部作として完成した(第二弾「革命篇」は2011年春公開予定)。
主演の岡田准一は、ドラマの企画立ち上がりと同時にFBIが訓練に正式導入しているフィリピン武術「カリ」の猛特訓を開始。さらに本当に実現するかもわからなかった「SP」劇場版のためだけに、ドラマ終了後も「修斗(USA SHOOTO)」、「ジークンドー(Jeet Kune Do)」をさらに追加し、体作りを続けてきたという。そんな彼がノースタントで挑んだアクションシーンは、本作の大きな見どころだ。
また「ハリウッドクオリティの日本映画」をコンセプトにした本作では、ハリウッドの一流スタジオがVFX、色調調整、サウンドなどを担当。これまでの邦画とは違う“質感”を、ぜひ確かめてほしい。
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
警視庁警備部警護課第四係機動警護班隊員・井上薫は、自殺した理事官に対して「仕方がないだろ。大義のためだ」と係長・尾形総一郎が発した言葉に、猜疑心と困惑の色を浮かべ対峙する。
1ヵ月後、同じ警護課第四係のメンバーと共に六本木ヒルズのイベントで警護に当たっていた井上は、爆弾テロを起こそうとする不審な男の存在を感知、
追跡劇の末に男を逮捕することに成功する。

尾形は公安の田中に目をつけられながらも、官僚として要職に就く同じ大学サークル「雄翔会」のメンバーと彼らを支援する国会議員の伊達と一堂に会す。彼らは国民の価値を揺るがす計画を実行する野望を秘めていた。井上を自分達の下に引き入れたい尾形は井上と対峙し、自分達の過去を引き合いに説得を試みるが、井上に拒絶される。

第4係が伊達の警護を担当し、任務を終えた中、北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射したという情報が入る。第4係メンバーはこの事態に対応するために国会議事堂に向かう官房長官の警護を担当することに。井上の存在を危険視する尾形の仲間が、その機に乗じて井上を始末しようと画策、第4係は突如送り込まれたテロリストと対決する。

ここで「野望編」は一旦幕となり、「革命編」へと引き継がれるので一本の作品としては途中で終わってしまった印象だが、あくまでも「革命編」への序章としての位置付けだ。
最後に官房長官が狙われたと思わせながらも第4係が実は狙われていた訳だが、
官房長官をいくら車が危ないからと徒歩で向かわせるのは現実には有り得ない話だけど、まあ良いか?
岡田准一の六本木からの追跡劇などアクション・シーンも売り物だけど、どことなく「計算されたアクション・シーン」との印象を持った。
尾形はSPを率いる身ながら、若手官僚グループのサークルに出入りするなど不穏な行動が不気味で、「革命編」でどういう行動に出るのか、この辺りがキーになりそうだ

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尖閣ビデオ、海保主任航海士が自ら投稿を名乗出る

2010-11-10 00:00:00 | 時事ニュース・国内

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がYou Tubeに流出した事件で、第5管区海上保安本部(神戸市中央区)の43歳の男性主任航海士が「自分が映像を流出させた」と上司に名乗り出ていたことが分かった。警視庁捜査1課は海上保安官を、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いなどで事情聴取する。

海上保安官は、午前9時ごろ、航行中の巡視艇「うらなみ」の船内で、船長に対し、「わたしが映像を流出させました」と打ち明け、その後の警視庁の事情聴取にも、流出させたことを認めているという。
その一方で、流出させた動機や映像の入手方法については、あいまいな供述を繰り返しているうえ、犯行を裏づける客観的な証拠も十分ではなく、事情聴取は8時間以上にわたっている。しかし何故、神戸で投稿されたのかが最大の謎である。今朝の新聞では、神戸の漫画喫茶から投稿されたとされていたが、一転して本人が名乗出たのだが、どこか釈然としない。
神戸から投稿されたという事は、現時点で考えられるのは、この主任航海士が海保内のサーバーにアクセス出来たので持ち出したのか、それとも別の同僚と共謀して入手したのかだ。

ただし、この問題は元々政府が事件直後に公開すれば今回の流出事件はそもそも存在しないことになる。政府は外交音痴が招いた失政が内閣支持率を急落させたことを強く認識すべきだ。主任航海士に責任をなすり付け、政府への批判を回避することだけは国民が許さない。

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「ゴッホ展」を観賞して

2010-11-09 00:00:00 | 博物館・美術館・芸術鑑賞

11月1日、有給休暇を利用して国立新美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。

 

これまでゴッホ関連の展示品はいくつか観てきましたが、今回の展示会は「ゴッホ自身」にスポットをあてているので、早速平日の朝から行きました。10時開場の所を、ほぼ10時には着いたのですが、既に10分待ちでした。平日なので行列にはおばさん達がずらりと並んでいました。

展示場は以下の6つのテーマに分かれています。

1.伝統-ファン・ゴッホに対する最初期の影響
2.若き芸術家の誕生
3.色彩理論と人体の研究-ニューネン
4.パリのモダニズム
5.真のモダン・アーティストの誕生-アルル
6.さらなる探求と様式の展開-サン=レミとオーヴェール=シュル・オワーズ

ゴッホの作品と言えばどうしてもアルルに移ってからの作品が有名な様で、個人的にもオランダ時代の若いころの作品は見覚えが無かったので、その辺が分かったので良かったです。
彼が静物画を数多く描いていたことや、ミレーの影響も受けていた様子が理解出来る構成になっていて、私の様に絵画初心者には分かりやすかった。また、これも初耳でしたが、日本の浮世絵から学んだ平坦で強烈な色彩や大胆な構図、それまでに彼が吸収したあらゆる要素が、アルルで一気に開花したのですね。

この第5章では、有名な「アルルの寝室」(1888年)をほぼ実物大でこの部屋を再現する試みは興味深かった。絵をこうして立体的にみると、この部屋が狭かったことが分かるのと、細部に渡って絵に忠実に再現している点は評価したい。従来の展示会でこのような企画は無かっただけに、このアイデアは素晴らしい。
最後に、ゴッホは御存知のようにアルルに移り住みゴーギャン(ゴーガンとも表するようです)と共同生活をするのですが、価値観の違いなどで直ぐに破綻し、その後、精神的にも不安定になり終末を迎えます。
そのゴッホが弟のテオに宛てた手紙が数多く展示されていました。こうすることで一人の偉大な画家の足跡と、彼に影響を与えた画家たちとの関係が垣間見えた、そんな展示会でした。

因みにヘッドホンの解説(500円)はTBS安住紳一郎アナのナレーションで、音声ガイドシート式です。

 

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