2014年は106本(全て劇場鑑賞)鑑賞しました。そこで、昨年観た映画を振り返ります。尚、父が昨年9月末に亡くなり喪中の身につき新年の挨拶は辞退させていただきます。通常のコメントは受付けております。
まずは1~6月の上半期で54本、7月以降の下半期が52本を観賞。ごく平均的な本数(月8~9本)ですが、年間本数としては昨年の110本、一昨年の107本より僅かに少ない106本を記録しました。
【製作国内訳】
アメリカ(単独)57本 53.8%
ヨーロッパ(ヨーロッパ同士の合作含む)14本 13.2%
日本 17本 16.0%
その他の地域、合作等 18本 17.0%
ここで観た映画の製作国の内訳を見ると昨年もアメリカ単独製作が半数を超えていますね。邦画の割合は前年よりは少なかったようです。ヨーロッパ映画の割合が合作も含めて少ないのは残念です。
因みに106本は全て劇場観賞でDVDやTV観賞は皆無です。そして、観賞に要した1本あたりの単価は1,327円から1,316円と僅かながら減りました。出来れば1,200円台にしたかったのでまだまだ減らす余地はありそうです。現在利用中のTOHO1カ月フリーパス、毎月1日やその他の1,000円の日、TOHOシネマイレージカードの特典(6本観ると1本無料)などを利用しましたが、観賞日はどうしても週末に集中するので、この割合が下がれば多少違っていたでしょう。
鑑賞先はTOHOシネマズの会員であることから、日比谷・有楽町(有楽座は2月に閉館なのは残念です)、渋谷、六本木、日本橋がメインでTOHOで希望の作品が上映されない場合は新宿にも出没します。TOHOが歌舞伎町のコマ劇場跡地に建設中のシネコンが4月に完成したらそちらでの利用も増えるでしょう。
【年間総合】
1.それでも夜は明ける(アメリカ・イギリス)3月鑑賞
2.ゴーン・ガール(アメリカ)12月鑑賞
3.6歳のボクが、大人になるまで(アメリカ)12月鑑賞
4.フューリー(アメリカ)12月鑑賞
5.あなたを抱きしめる日まで(イギリス)3月鑑賞
6.猿の惑星新世紀ライジング 3D(アメリカ)9月鑑賞
7.誰よりも狙われた男(アメリカ・イギリス・ドイツ)10月鑑賞
8.ゴジラ(アメリカ)8月鑑賞
9.メイジーの瞳(アメリカ)2月鑑賞
10.バンクーバーの朝日(日本)12月鑑賞
次.her 世界でひとつの彼女(アメリカ)7月鑑賞
次.ネブラスカ、ふたつの心をつなぐ旅(アメリカ)3月鑑賞
次.ソウル・ガールズ(オーストラリア)1月鑑賞
次.ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー 3D(アメリカ)9月鑑賞
昨年に関してはこれが断然1位というような作品とは巡りあいませんでした。1~10位を眺めると4作品が12月鑑賞で中でも2~4位は偶然ですが12月感想作品でした。1位はこれで妥当かなとの自己評価で、2位とは多少差があるかな?6はシリーズ作品で完結編待ち、8は今後シリーズ化されると噂されていますので楽しみに待ちましょう。1位のは奴隷解放の話ですが、実話に基づく作品化とのことですが、こういう理不尽な扱いを受けながらもその状況から抜け出して自宅に戻った場面は感動しました。2位は入り組んだストーリー構成が見事でした。
1位と4位の作品でブラピが出演していますが1位のでは目立たない大工の役でしたが重要な役所、4位のは主演作ですが最後は生き延びれなかったけどラスト・シーンはグッときましたね。
3位のは12年間という長い歳月を経て同じキャストで完成させたリチャード・リンクレイター監督の執念とでもいえる作品で、子役の成長を追っていく様子をカメラに捉えていて、鑑賞者が一人の子供の成長を追うというスタイルは斬新でした。
5位は未婚の母が修道院で我が子を知らない間にアメリカに養子に出されて、その息子を探し廻った一人の老女と同行した作家のお話で、事実が判明したラストは悲しかったですね。
7位は2月に急逝したオスカー俳優、フィリップ・シーモア・ホフマン主演のサスペンス・ドラマで画面全体に緊張感が漲っていました。ハンガー・ゲーム・シリーズが遺作となるようで残念です。
9位はミュージシャンの母を演じたジュリアン・ムーアの流石の演技も光りますが、その母と父に振りまわされる可哀相なメイジー、メイジーが懐いているベビーシッターとの話。家族の定義とか考えさせられる話でした。
10位は「邦画枠」として12月に観たこれがランクイン。野球の話のように思えますが、実際は、日系1世や2世の戦時中の苦労を描いた作品で、朝日軍は日系人の心の拠り所だったというお話。
12月に鑑賞予定だった「インターステラー」(どこの映画館も混んでいるようなので)はまだ観ていません。1月早々に観る予定なので、場合によっては2015年の方でランクインすればと期待しています。
次点の4作品中「her」「ガーディアンズ...」はトップ10入りしても良かった作品、「ソウル・ガールズ」も印象的な作品でした。「ネブラスカ...」も観た当初はトップ10候補で私好みのロード・ムーヴィーでしたが次点に終わってしまいました。
【ワースト・期待外れ】※順番は観賞日順で順位ではありません
1.黒執事(日本)1月鑑賞
2.キック・アス ジャスティス・フォーエバー(アメリカ)2月鑑賞
3.白ゆき姫殺人事件(日本)4月鑑賞
4.万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(日本)6月鑑賞
5.渇き。(日本)7月鑑賞
6.ジゴロ・イン・ニューヨーク(アメリカ)8月鑑賞
7.NY心霊捜査官(アメリカ)9月鑑賞
8.荒野はつらいよ(アメリカ)10月鑑賞
この部門は余計かも知れませんが、その性格上順位はありません。何故かアメリカ映画と邦画が多いですが、昨年もそういう傾向がありました。観た本数も多いので外れも当然あります。ワーストというと多少語弊があるので「期待外れとか退屈だった」という意味も込められています。
2のキック・アスはクロエちゃんが4文字言葉を連発しているのを観ただけでOKです。6はウディ・アレン出演作でどうも私とは常に相性が悪いようです。7は単なるエクソシスト映画です。8はアメリカン・ジョーク満載の西部劇風コメディー、出演陣は豪華でしたがそれだけでしたね。
邦画の方では1は剛力嬢の演技より優香の方が目立っていました。3は映画と言うよりは2時間ドラマでも良いような内容、4は折角のパリ・ロケが活かされていなかった印象です。5は何が何だか良くも悪くも役所広司の演技が浮いていましたね。
【2014年、鑑賞全作品】
【1月】
1.麦子さんと
2.オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
3.カノジョは嘘を愛しすぎている
4.ソウル・ガールズ
5.大脱出
6.ジャッジ!
7.ビフォア・ミッドナイト
8.さよなら、アドルフ
9.ハンナ・アーレント
10.エンダーのゲーム
11.黒執事
【2月】
12.オンリー・ゴッド
13.ラッシュ、プライドと友情
14.スノーピアサー
15.ザ・イースト
16.ウルフ・オブ・ウォールストリート
17.アメリカン・ハッスル
18.メイジーの瞳
19.マイティ・ソー ダークワールド3D
20.キック・アス ジャスティス・フォーエバー
21.大統領の執事の涙
22.17歳
【3月】
23.エージェント・ライアン
24.エヴァの告白
25.それでも夜は明ける
26.ダラス・バイヤーズクラブ
27.ホビット、竜に奪われた王国3D
28.ローン・サバイバー
29.LIFE!
30.ネブラスカ、ふたつの心をつなぐ旅
31.あなたを抱きしめる日まで
【4月】
32.リベンジ・マッチ
33.ウォルト・ディズニーの約束
34.フルートベール駅で
35.白ゆき姫殺人事件
36.神様のカルテ2
37.レイルウェイ、運命の旅路
38.キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー 3D
【5月】
39.テルマエ・ロマエ2
40.とらわれて夏
41.アメイジング・スパイダーマン2 3D
42.8月の家族たち
43.ブルー・ジャスミン
44.プリズナーズ
【6月】
45.WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常
46.万能鑑定士Q モナ・リザの瞳
47.ゴジラ 60周年記念リマスター版
48.インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
49.ノア 約束の舟
50.ポンペイ
51.モンスターズ
52.ラスト・ミッション
53.グランド・ブダペスト・ホテル
54.サード・パーソン
【7月】
55.X-MEN フューチャー&パスト 3D
56.パークランド ケネディ暗殺、真実に4日間
57.her 世界でひとつの彼女
58.トランセンデンス
59.マレフィセント
60.渇き。
61.呪怨-終わりの始まり-
62.ダイバージェント
63.パガニーニ、愛と狂気のヴァイオリニスト
【8月】
64.ゴジラ
65.複製された男
66.オール・ユー・ニード・イス・キル
67.バトル・フロント
68.ジゴロ・イン・ニューヨーク
69.イントゥ・ザ・ストーム
70.ケープタウン
【9月】
71.プロミスド・ランド
72.ルーシー
73.フライト・ゲーム
74.猿の惑星新世紀ライジング 3D
75.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
76.NY心霊捜査官
【10月】
77.ファーナス 訣別の朝
78.ジャージー・ボーイズ
79.ミリオンダラー・アーム
80.イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所
81.荒野はつらいよ
82.悪童日記
83.誰よりも狙われた男
84.イコライザー
85.グレース・オブ・モナコ
【11月】
86.ドラキュラZero
87.エクスペンダブルズ3
88.サボタージュ
89.美女と野獣
90.パワー・ゲーム
91.デヴィルズ・ノット
92.神様の言うとおり
93.紙の月
94.ランナー・ランナー
95.ストックホルムでワルツを
【12月】
96.フューリー
97.クローバー
98.あと1センチの恋
99.おやすみなさいを言えなくて
100.6歳のぼくが、大人になるまで
101.毛皮のヴィーナス
102.バンクーバーの朝日
103.ホビット 決戦のゆくえ 3D
104.ゴーン・ガール
105.サンバ
106.マップ・トゥ・ザ・スタ-