昨日は1~6月でしたが、今日は下半期(7~12月)です。本数的にはやはり下半期の方が、特に年末年始にかけては話題作が目白押しですから多くなります。
下半期は本数では51本でアメリカ映画(共同制作を除く)が31本、欧州映画(欧州国同士の共同製作を含む)11本、欧北米中米共同制作映画3本、日本映画5本、カナダ映画1本。上半期と比べるとアメリカ映画の割合が多少減少した分、日本映画と欧州映画が若干増えましたね。
43.テンペスト(アメリカ)
44.127時間(アメリカ)
45.メタルヘッド(アメリカ)
46.ビューティフル(スペイン・メキシコ)
47.アイ・アム・ナンバー4(アメリカ)
48.スーパー8(アメリカ)
49.黄色い星のこどもたち(フランス・ドイツ・ハンガリー)
50.マイティ・ソー(アメリカ)
51.モンスターズ/地球外生命体(イギリス)
52.スーパー(アメリカ)
53.ハリー・ポッターと死の秘宝Part2(アメリカ・イギリス)
54.メカニック(アメリカ)
55.モールス(アメリカ)
56.ツリー・オブ・ライフ(アメリカ)
57.未来を生きる君たちへ(デンマーク・スウェーデン)
58.ハンナ(アメリカ)
59.七つまでは神の子(日本)
60.神様のカルテ(日本)
61.ゴーストライター(イギリス・ドイツ・フランス)
62.ミケランジェロの暗号(オーストリア)
63.ザ・ウォード監禁病棟(アメリカ)
64.アンフェア/the answer(日本)
65.サンクタム3D(アメリカ)
66.親愛なるきみへ(アメリカ)
67.世界侵略/ロサンゼルス決戦(アメリカ)
68.猿の惑星/創世記(アメリカ)
69.リミットレス(アメリカ)
70.ブリッツ(イギリス)
71.スイッチを押すとき(日本)
72.ラビット・ホール(アメリカ)
73.ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~(ドイツ)
74.ウィンターズ・ボーン(アメリカ)
75.ミッション:8ミニッツ(アメリカ)
76.コンテイジョン(アメリカ)
77.三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 3D(ドイツ)
78.カウボーイ&エイリアン(アメリカ)
79.マネーボール(アメリカ)
80.ラヴ・アゲイン(アメリカ)
81.フェア・ゲーム(アメリカ)
82.50/50(アメリカ)
83.フェイク・クライム(アメリカ)
84.リアル・スティール(アメリカ)
85.スウィッチ(フランス)
86.サラの鍵(フランス)
87.私だけのハッピー・エンディング(アメリカ)
88.灼熱の魂(カナダ・フランス)
89.源氏物語 千年の謎(日本)
90.ブリューゲルの動く絵(ポーランド・スウェーデン)
91.ボー・ボー・ウィズ・ショットガン(カナダ)
92.ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル(アメリカ)
93.永遠の僕たち(アメリカ)
【年間総合】
1.灼熱の魂(カナダ・フランス)
2.ブラックスワン(アメリカ)
3.英国王のスピーチ(イギリス・オーストラリア)
4.黄色い星のこどもたち(ドイツ・フランス・ハンガリー)
5.ザ・ファイター(アメリカ)
6.愛する人(アメリカ・スペイン)
7.サラの鍵(フランス)
8.リアル・スティール(アメリカ)
9.ミケランジェロの暗号(オーストリア)
10.猿の惑星/創世記(アメリカ)
次 未来を生きる君たちへ(デンマーク・スウェーデン)
次 ソーシャル・ネットワーク(アメリカ)
次 コンテイジョン(アメリカ)
敢えて年間ランキングを作りましたが、順位については「敢えて」付けたと解釈して下さいね。その中で1,7,8位は12月観賞作品ですが、やはり、年間1位は「灼熱の魂」で間違いありません。予告編を映画館で観た時はここまで印象に残る作品とは思っていませんでしたが、実際に観るとストーリーのち密さや映像や展開などどれを取っても文句を付けることが出来ない内容でした。
衝撃のラストでの驚愕の事実も凄まじかったですが、これが全国拡大公開系で無いのが残念であると同時に、それで良かったような気もします。シネコン系での上映ではこの映画の良さが伝わらないかも知れません。
2位と3位と5位はどちらもアカデミー賞を賑わせた作品で、「ブラック・スワン」は1位を先月観るまではこれが1位確実でした。ナタリー・ポートマン産休前の力作でしたね。3位は現女王の父君の話ですがコリン・ファース良かったです。5位はボクサーを支えるファミリーの実話で、クリスチャン・ベールの怪演が印象的でアカデミー賞助演男優賞受賞していますね。
4位と7位はどちらも同じ事件を題材にしている作品で、9位の作品も含めて偶然ですがユダヤ人に関する作品です。でも、9位はユダヤ人の悲劇を扱いながらも最後はひと泡吹かせる展開が痛快だった。
6位はナオミ・ワッツの実際の妊婦姿が印象的で、若気の至りで14歳で出産したが母によって養子に出された娘への思いを綴った作品。ラストで親子3代が繋がるシーンは感動的でしたがナオミ・ワッツが思い掛けない出産で亡くなってしまう展開は残念でした。
8位は元々期待せずに観に行ったら面白かったのと、珍しく「負けるが勝ち」的なハリウッド映画らしからぬ?ラストが感動を呼んだのではないでしょうか?
10位は有名なシリーズ作品へと繋がる時代の設定で、ここから新たなスタートを切る大事な1作目との位置付けでしょうね。ラストでは明らかに続編があるように作られていますが、一本の作品としても質が高いので次作へ期待が高まりました。
次点の作品は12月の展開次第ではトップ10入りも可能だった作品です。来年はどういう作品に巡り合えるか、今から楽しみに待ちましょう。