Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

ミリめし

2010年11月30日 | 食玩など

このカーキ色の物体、寝心地の悪そーな枕ではない。

先日、ウチのお客さんから、営業先の社長さんからもらったので・・と頂いた「ミリめし」である。

 

・・といっても馴染みのない人には何のコトやら?・・であろーが、「ミリめし」の「ミリ」は「ミリタリー (military)」から来たもので、要するに、軍隊用の糧食のコト。

 

「戦闘糧食Ⅱ型」とゆーのが正式名称。

実際に自衛隊で使われている携帯食料で、防衛省管轄の食品。

基本的に民間に出回ることはないが、製造しているのは国内の食品メーカーで、有事の際の備蓄分として民間調達分というのがあり、そこに目をつけた会社がマニア向けに売ってたりもするそうだ。

 

これを頂いたお客さんの話では、その社長さん、なにやらツテがあるとかで、どっさりこーゆー物があるらしく、米軍のものもあるらしい・・。

 

中身はこんな感じ。

「さんまピリカラ煮」、「コーンスープ」と「たきたてご飯」×2。

「外装を開封せず、沸騰したお湯で25分程度加熱する」とあり、その通りにしてみた。

当然、こーゆーものは、ガスも電気もないトコロでも食べれるようにしてあり、コップ1杯の泥水でも調理できるらしい。

 

本来は、たきたてご飯の容器の上に、コーンスープとさんまのピリカラ煮をぶっかけて食べるのだろーが、家で食べたので、それではあまりにも味気ないので、ちゃんと器に移してみた。

ちなみにこのご飯、1つで茶碗半分くらいなので、あの1袋が1人分とゆー感じだ。

 

当然、世界各国の軍隊に、こうしたコンバット・レーションは存在するが、日本の自衛隊のものはうまいとの評判。

コーンスープは普通にうまい。

さんまのピリカラ煮は、いわゆる「さんまの缶詰」のピリカラ風味。

量も丁度、缶詰1個分くらいだろーか?

 

こうしたレトルトパックになっているコトで、重量も軽くなり、持ち運びやすいというメリットがあるのだろう。

ちと、かさばる気がするが・・。

 

近、とみに物騒な東アジア情勢・・こうしたものも常備しておく必要ありかな・・?

 

しかし、正直、この量、家で食うなら、器に移してチンした方が時間も早いし、光熱費もだいぶ安くついたな・・。

 


結婚6周年

2010年11月29日 | 最近、思うコト

籍を入れて丸6年。

いよいよ、7年目に突入する。

長いよーで、ホントにあっという間だった。

出会ってからだと、もう12年になる。

 

残念ながら、子どもはまだなく、去年の目標はまた持ち越し・・。

子どもを望みながらも与えられないその期間は、この世の不条理を感じる期間でもあった。

せっかく授かった我が子を殺してしまうような親には与えられたのに、なぜ・・?

 

また同時に、生命の尊さを感じる期間でもあった。

この世に生を享ける・・てコトは、こんなにも大変なコトなんだ。

どれだけ1人1人の生命が尊く、かけがえのないもので、親から望まれ、必要とされて、この世に生まれてきたものであるか・・。

 

当り前のようで当り前じゃない。

「生きてる」コトが、既に”奇跡”なのだ。

 

人は愛によって生まれ

愛によって育ち

また愛を残していく・・

 

愛する相手がいるってコトは、素晴らしいコトだ。

 

見たい映画から、笑いのツボ、揚げ物に何をつけるかまで違うけど、そんな違いを認め、受け入れ、愛する努力をし続けていくコト・・。

奥さんと一緒になったコトで、間違いなく、自分が成長させられているのを感じている。

 

それでも、まだまだ、愛の器を広げる必要ありだけどね・・。

 

 

 

 

 

 


長谷川穂積、2階級制覇!

2010年11月27日 | 格闘技・武道

昨日、長谷川穂積は2階級上げて、25戦無敗で同級1位のファン・カルロス・ブルゴスWBC世界フェザー級タイトルマッチを戦い、見事、3-0の判定勝ちで、2階級制覇に成功した。

1階級飛び越しての2階級制覇は日本人初!

 

4月にフェルナンド・モンティエルに敗れて王座陥落した長谷川だが、再戦の希望も叶わず、リベンジ出来ないなら、減量苦をおしてバンタム級(-53.52kg)にとどまる理由がなくなり、フェザー級(-57.15kg)に戦場を移した。

(カテゴリー/格闘技:「長谷川穂積、王座陥落!」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/434d841ff9f640d6e8c5a454f63a3a11

バンタム級では毎試合、11kgの減量をして試合に臨んでいたという長谷川は、1階級違うだけで格段のパンチ力の差があるといわれる中、跳び級で王者となり、その実力を証明した。

 

リーチで劣る長谷川は、ベタ足のまま1歩もひかず、ショートレンジの打ち合いで挑む。

スピードと、高速回転の連打で戦う今までのスタイルとは違い、絶対に倒す!という気迫に満ちている。

―しかし!

 

7ラウンドにブルゴスのアッパーが長谷川の顔面をとらえる!

 

一瞬、ぐらつき、ヒヤッとさせたが、何とかダウンは免れ、猛然と襲いかかるブルゴスと果敢に打ち合う。

 

今回は、とにかく、足をとめて打ち合う長谷川!

 

ショートレンジで危険なパンチが交錯する。

8ラウンドで偶然のバッティングにより右目の上をカット。

そこからは足を使い、本来のスタイルに戻ったかに見えた。

解説も「今ので力みがとれましたね」と言っていたが、試合後のインタビューで、長谷川は「途中、右目が切れて、自分のボクシングが出来なくなった・・」と答えていたように、とにかく最後の最後までKOする!・・という戦い方にこだわった。

 

ポイントでは完全に上回っていたにもかかわらず、ポイント・アウトする気などさらさらなく、危険な距離で打ち合いに行くのだ。

 

ブルゴスも長谷川の的確なパンチで右目が腫れ、2人とも満身創痍!

おそらく、以前の階級なら、間違いなく倒れているだろう、いいパンチが何発も入ってるが、ブルゴスも意地を見せる。

 

頭上を・・

 

目の前を、互いの危険なパンチが飛び交う。

 

最終ラウンドで見せた長谷川のこの表情。

気迫と、「絶対に勝つ!」という強い気持ちで戦い抜いた!

 

試合後、同じ日に行われたWBCスーパー・フェザー級タチトルマッチで、王者ビタリ・タイベルトからダウンを奪い、同じく3-0の判定勝ちをおさめた弟分の粟生隆寛と抱き合った後、リングサイドに駆け寄り、ガッツポーズ。

試合前、「俺の勝手なお願いやけど、2人でチャンピオンになって、おかんに報告させてくれ」と粟生にメールしていたという。

 

長谷川が駆け寄った先には、先月、亡くなった母の遺影を掲げた家族が。

まさしく、母に捧げた勝利だった。 

 

10月24日にガンを患っていた母が他界、タイトルマッチ前の大事な時期であったが、5日間の休暇をとった。

正直、今も気持ちはひきずっているが、1ヶ月、練習する時間をくれた・・。

 

その母を安心させるためにも、必ずKOで勝つ!

―そんな魂の叫びが聞こえてくるかのような、気迫の試合だった。

 

恐妻家で知られる長谷川だが、リングサイドの妻も、夫の勝利に思わず涙ぐむシーンも・・。

 

10連続防衛、2階級制覇のチャンピオンといえど、やはり、おかんと奥さんには勝てないのだ・・。

 


曖昧さへの耐性

2010年11月26日 | 人生覚書き

夫婦ゲンカなど、男女がケンカした時、殴り合いでは無論、女性は男性に勝てないだろうが、口ゲンカではまず、男性は女性に勝てない。

一般的に、男性は論理的なのに対し、女性は感情的で、論理が破綻してようが、感情をぶつけられては勝ち目がない・・とゆーのも1つにはあろう。

 

もう1つの理由としては、女性はケンカをすると長い・・つまり、「白黒つける」「決着つける」までやるとゆートコロだ。

男性は「まあ、もう、そんなもんでいーじゃない・・」と、決着がつかない状態でも終りに出来るのだが、女性はそうではない。

「勝つまでやる」相手には、絶対に勝てない・・。

 

これを心理学用語では、「曖昧さへの耐性」というそうだ。

文字通り、曖昧な状態に耐える力・・というイミで、境界線がないような状態、中途半端な状態に対する許容量とでも言おうか・・。

概して、女性は男性に比べて「曖昧さへの耐性」が低い・・とゆーワケだ。

 

たとえば、女性は不倫をすると、その中途半端な状態に耐えられず、ストレスで体調を崩したりするそうだが、男性は不倫をすると、どんどん元気になっていく・・とゆー傾向があるのだそうだ。

好きな人の「嫌いな部分」が許せないのは、圧倒的に女性に多い傾向であろう・・。



曖昧さへの耐性が低いと、境界線を引かないと落ち着かないので、不確定な要素があるコトを好まず、世界を「白黒」2つに分けて考えがちになる。

曖昧さへの耐性が高いと、境界線を引いて、無理に枠にはめ込んで、世界を「白黒」2つに分けなくても平気でいられる。

つまり、不確定な要素がある「グレー・ゾーン」も許容できる・・とゆーワケである。

 

まあ、確かに我が家でも、ウチの奥さんの話を聞いてると「~が嫌い」、「~が許せない」とゆーものが、やたら多い・・。

自分は、それとはまったく逆で、「まあ、そーゆーのも、ありなんじゃないの・・?」、「こーゆーとらえ方もあるでしょ・・?」とゆー感じで、のらりくらり・・。

奥さんからしてみれば、とらえドコロがない、”曖昧な世界の住人”と思われているコトだろう・・。

 

女性にしたら、「曖昧さへの耐性が低い」・・と言われれば、気分はよくないだろーが、これはどちらがいい、悪いではなく、一長一短であろう。

 

―とゆー”曖昧な”とらえ方が出来るかどうかも、曖昧さへの耐性が高いか否かであるのだが・・。

 

人はいろんなものに境界線を引いて生きている。

知識、物、現象、人・・カテゴライズするコトで、整理され、理解しやすくなる。

 

境界線といえば、先日、北朝鮮が韓国に砲撃、兵士2名、民間人にも2名の死者が出た。

38度線は国境ではなく、軍事境界線・・いまだ韓半島は、同じ民族同士がにらみ合い、休戦状態にあるコトを改めて知らされた形だが、北朝鮮の行為は決して許されるものではない。

 

そーゆー38度線が、我々にもある。

男性と女性でも、それだけとらえ方が違うのだから、1つ屋根の下に暮らす夫婦同士、にらみ合い、戦争状態にある・・とゆーコトもあろう。

 

しかし、男性は女性について、女性は男性について知らなかったコトを学ぶために、「家庭」という学校に入学するのだ。

お互いの違いを知り、その違いを認め合って、すべての履修単位がA+になってこそ、しあわせな家庭を築けるのである。

 

これは、なかなか難しいコトではあるが・・。

 

 

 

 

 




縮景園

2010年11月24日 | 広島のオススメ!

広島市内にある広島県立美術館の裏、京橋川沿いに縮景園がある。

(カテゴリー/広島のオススメ!:「広島県立美術館」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/076ac4e0a39fc6eb94ef3690db287450

 

縮景園は、広島藩主・浅野長晟が入国した翌年の元和6(1620)年から別邸の庭として造られた。

なので、もともとは広島城内にあったが、現在は少し離れた位置にある。

(広島のオススメ!:「広島城」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/16039d5b8e08edc6e7b7327165207e28

作庭者は茶人として知られる上田宗箇

 

園の名称は幾多の景勝を集め、縮めて表現したコトによるが、中国杭州の西湖を模して縮景したとも伝えられている。

 

園の中央に池を掘り、大小10余の島を浮かべ、周辺に山を築き、渓谷、橋、茶室、東屋などが巧妙に配置され、それらをつなぐ園路によって回遊できるようになっている回遊式庭園である。

 

 

中央にある跨虹橋(ここうきょう)は、七代藩主・重晟が京都の名工に二度も築き直させたものと言われているそうだ。

 

昭和15(1940)年、浅野家から広島県に寄付され、同年、国の名勝に指定された。

 

昭和20(1945)年、原爆によって壊滅状態になったが、県によって戦前の景観に戻すべく整備がすすめられ、現在に至っている。

 

梅、桃、桜、しょうぶ、菊、もみじなど、それぞれの季節に茶会が催され、11月中旬から12月上旬のこの時期は、もみじが見頃。

 

しばし、その雰囲気だけでもお楽しみあれ・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに入園料は一般250円。

開園時間は4月1日~9月30日は9時~18時。

10月1日~3月31日は9時~17時と、これも季節によって違う。

 

自分も今回、はじめて行ったが、本来なら、渝華園より、よっぽど先に紹介すべき広島の名所でした・・。

(カテゴリー/広島のオススメ!:「渝華園」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/5686f360a950e60b48ca80ac32d1baf9

 

まあ、なかなか近いと、いつかいつか・・と思いつつ、かえって行かないものかもね・・。

 

 


地デジかぁ・・

2010年11月23日 | 最近、思うコト

これ、我が家のテレビ・・。

一体、何年使ってるんだろーか?・・とゆーくらい、年季の入った、古い、小さなテレビデオだ・・。

当然、液晶でもない、ブラウン管の・・。

 

しかも、最近は、ただでさえ小さい画面の上下に黒い帯が出て、脅迫状のごとく、

「ご覧のアナログ放送は2011年7月で終了します。」

・・の文字が・・。

 

まあ、そろそろ買い換えなきゃだね・・とゆー話は、今までもたびたび出ているものの、まだ見れるコトだし、ギリギリまでこいつでねばるか、悩むトコロ・・。

 

しかし、今月いっぱいで、エコポイントも半分くらいになるとかで、注文が殺到しているらしく、今、頼んでも届くのは1ヶ月待ち・・みたいな状態だそうだ。

 

これでギリギリまでねばって買い換えたら、届くのに何ヶ月待ちとかで、その間はテレビが見れない・・とゆー状態になってしまう恐れも・・。

(別に見れないから死ぬ・・とゆーワケでもないけど・・

 

まあ、余るほどお金があれば、こんな悩みも無用だろーが・・。

―なんてボヤいていたら、

「どうせ分割で買うんだから一緒よ・・

・・と奥さんの一声。

 

たしかに・・。


ジュネーブ国際音楽コンクールで日本人初優勝!

2010年11月22日 | アート

ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門の決勝が18日(日本時間19日未明)、ジュネーブで開かれ、萩原麻未さんが日本人として初めて優勝という快挙を成し遂げた!

同コンクールは1939年に創設され、”世界3大コンクール”と称されるチャイコフスキー国際音楽コンクールエリザベート王妃国際音楽コンクールショパン国際ピアノコンクールに次ぐ若手の登竜門。

該当者がなければ、優勝者を出さないことでも有名で、ピアノ部門の優勝は実に8年ぶりという!

 

現在23歳、広島市安佐南区出身の萩原さんは、5歳でピアノをはじめ、13歳の時、史上最年少でイタリア・パルマドーロ国際コンクールで優勝!

「のだめカンタービレ」の大ファンで、18歳で単身パリへ飛ぶ時は、単行本全巻をバッグに詰めて行ったほどだとか・・。

「のだめ~」の主人公、”のだめ”こと野田恵が留学したのと同じ、パリ国立高等音楽院コンセルヴァトワールの修士課程に進み、首席で卒業した。

(カテゴリー/マンガ・アニメ:「のだめカンタービレ」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/82ac64de168fe4bdc77f8b1237150cb2

 

天然ボケな性格も、奔放な演奏スタイルも、”のだめ”そっくりなピアニストだとかで、早くもマスコミから”リアルのだめ”との呼び名も・・。

パスポートとクレジットカードをなくし、泣きながら電話をかけてきたくせに、すぐ発見、故障を放置したテレビは発火、財布をすられ、「その人を捕まえてください!」と叫びながらパリの街を疾走したコトもある・・と、そのエピソードだけでも”リアルのだめ”ぶりがうかがえる・・。

 

広島出身の、若き才能の今後に期待したい。




沈清

2010年11月19日 | アート

昨日は木曜で店がお休みだったので、奥さんとお出かけ。

ウチから歩いて10分くらいのトコロにあるALSOKホールでやっていたユニバーサル・バレエ「沈清」(シムチョン)を見に行ってきた。

 

今回、4年ぶりの来日となるユニバーサル・バレエは、韓国の伝統文化と西洋の古典芸術との融合を果たし、国内外の評価も高い。

団長のジュリア・ムーンは数々の賞を受賞、大韓民国文化芸術賞花冠文化勲章をはじめ、2000年にはモスクワ国立総合芸術大学より、名誉博士号を授与されている。

 

「沈清」は、「沈清伝」をモチーフに、韓国の伝統舞踊の様式と西洋バレエの芸術性の調和に成功した幻想的な作品となっている。

「沈清伝」は、「春香伝」と並ぶ、韓国人には馴染みの深い物語で、その高い芸術性は言うまでもないが、東洋独特の「孝」の精神を描いた創作バレエは、見る者の胸を打つ。

 

盲目の父の目が見えるようにと祈りつつ育った孝行娘の沈清。

通りすがりに父を助けてくれた僧侶が、寺に三百俵の米を寄進すれば、必ず父の目が治ると言われた沈清は、多額の報酬と引き換えに、自らの命を犠牲にして海の神を沈めるための人身御供になる。

 

海底の竜宮城では、竜王が沈清を気に入り、王妃として迎えようとするが、父のコトが気にかかる沈清は、その申し出を断り、蓮の花に乗って竜宮城を去る。

蓮の花から現れた沈清は、花嫁を探す国王の目にとまり、2人は結婚。

王妃になっても父のコトが忘れられない沈清の心に打たれた国王は、国中の盲人を招いて宴を開き、遅れて現れた父と再会を果たした時、父の目が開け、見えるようになる・・というのがそのストーリー。

 

もちろん、バレエなのでセリフはないが、ラスト、2人が再開し、父の目が見えるようになるシーンでは、思わず感動してしまった。

 

女性の重力を感じさせない、軽やかで優雅な美しい踊りも、もちろん素晴らしいが、格闘技や武道好きの自分は、個人的に男性の力強く、鋭い踊りに目を奪われた。

切れのある動き、”しなやかさ”と”力強さ”を兼ね備えたバネのある筋肉。

 

「バレエ・ダンサーが格闘技やったら、つえーだろーなー・・

「この跳躍力で蹴り入れたら、スゴイだろーなー・・

 

・・てな具合に・・。

 

そういえば、昔、「どついたるねん」坂本順治監督が、「鉄拳」という映画の最後の格闘シーンで、バレエ・ダンサーを使って蹴りを入れさせてた。

まあ、舞踊も、武術も、「極めれば通じる」・・とゆーコトで・・。

 

・・どーゆーおわり方やねん・・。

 

 


はやぶさ快挙!小惑星イトカワの微粒子確認!!

2010年11月17日 | サイエンス

実に7年間、60億km(!)におよぶ前人未到の旅から奇跡的に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」

(カテゴリー/サイエンス:小惑星探査機「はやぶさ」帰還参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/8c82f2ce2389f63b5e501127ffe5fdee

 

そのカプセルから、地球外物質と特定された1500個の微粒子が見つかった!

採取された微粒子が0.01ミリ以下で、肉眼で見えるものは全くなかったのだが、その中には、地球上の物質に含まれるものもあれば、まったく存在しないものもあり、太陽系誕生の秘密を解く、人類の宝ともいえる”お土産”を「はやぶさ」は持ち帰ったコトになる!

 

「はやぶさ」は、小惑星イトカワに到達した際、小惑星の物質を採取する筒状のサンプル・ホーンというものを伸ばし、接地と同時に弾丸を発射、その衝撃で跳ね返ったサンプルをカプセルに回収する・・という予定であった。

この間、わずか10秒ほど!

 

しかし、JAXA管制室で、「はやぶさ」のイトカワ着地の瞬間を見守るスタッフたちが見たのは、イトカワの地表より低く―すなわち、地下に「はやぶさ」が潜る?という謎のデータだった。

もちろん、そんなコトは不可能・・。

 

後にそれは、バランスを崩した「はやぶさ」が、イトカワの地表の上を数回にわたってバウンドしたためと判明したのだが、当然、その状態ではサンプル・ホーンの弾丸も発射されず、サンプルの回収も絶望的と見られていた。

 

しかし、数回、機体がバウンドし、イトカワの地表に叩きつけられたのなら、その時に跳ね返ったサンプルを回収出来た可能性もゼロではない!

実験結果からも、その可能性を導き出した。

 

―そんな希望をつなぎながらも、まずは無事、地球への帰還を果たさなければ、サンプルを回収していたとしてもイミはない。

結果はともかく、無事、帰還を果たしたコトが何よりの奇跡であった。

 

しかし、今回、イトカワの微粒子が見つかったコトは奇跡以上の奇跡!

 

プロジェクト・リーダーの川口惇一郎JAXA教授は、この結果に大満足。

「帰ってきただけでも夢のよう。夢を超えたことで、どう表現してよいか分からない」

・・と、満面の笑顔で会見に答えた。

 

小惑星の物質を直接入手したのは、もちろん、世界初!

持ち帰った試料が小惑星の物質だと確認されたコトで、数々のトラブルを乗り越えてきた「はやぶさ」の使命は、これで完全に達成されたコトになる。

 

今後、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が詳しく分析し、太陽系の成り立ちに関する科学的な手掛かりが得られると期待される。