Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

宇宙兄弟

2014年03月26日 | 映画・ドラマ

今さらだが、先日、TVで放送してたものを録画してて、それではじめて見た。

当然、原作のマンガも未読である・・。

 

いや~、なかなかおもしろかった。

 

優秀な弟と劣等感?をもつ兄・・とゆー設定は、何だか自分自身と重ね合わせて見てしまったが・・。

 

しかし、決して単なる劣等感ではなく、兄として、弟に対する大きな愛を感じる主人公の姿は、とても好ましく、共感を覚えた。

 

弟もそんな兄を決して見下したりせず、共に子どもの頃の夢を追うパートナーとして、誰よりもその才能を信じ、尊敬している・・。

 

う~ん、うるわしき兄弟愛・・。

 

(しかし、もう兄弟の名前さえ忘れた・・。

 

 

宇宙に熱く思いを馳せた時代・・とゆーのは、確かにあった。

 

自分が子どもの頃は、まだその余熱があった時代だったろう。

そうした作品も数多く作られていた。

 

しかし、当時より格段に技術が進歩しているはずの現在、宇宙はさらに身近なものになるドコロか、どんどん非現実的なものになっている気がするのは、自分だけだろーか・・。

 

それは情報が、よりリアルになったせいだけだろーか・・?

 

 

 

地に足をつけて生きるコトすら難しくなったこの時代、宇宙に熱い思いを馳せるコトは、とても難しいのかもしれない・・。

 

 

―しかし、だからこそ、そうした夢に向かって生きる兄弟の姿をストレートに描くこの作品は、とてもいいなぁ・・と感じた。

 

 

夢や兄弟愛・・。

 

 

宇宙がよりリアルになって、だからこそ非現実的になったこんな時代でも―いや、こんな時代だからこそ、決して忘れてはいけないものなのだと、あらためて感じさせられた。

 

 

 


将に求められる5つの資質

2014年03月19日 | システム

 

 将とは智、信、仁、勇、厳なり

               

                    ~『孫子』 形篇~

 

『孫子』は今から約2500年前に中国、春秋時代の思想家・孫武によって著されたとされる兵法書。

戦争に勝つための知恵が書かれ、当然、「将」とは軍を率いる指導者、将軍のコトであるが、現代でも不朽の古典として、ビジネスマンなどに読み続けられているワケで、今風に「リーダー」と置き換えても差し支えなかろう。

 

そのリーダーに必要な5つの資質の筆頭が「智」、すなわち、クールな知性、冷静な判断力・・とゆーワケである。

「将は慍(いきどお)り以て戦いを致すべからず」とあるように、リーダーが個人的な感情で戦うのは以ての外。

そんな者には当然、誰もついて来ないであろう・・。

 

続いて、「信」=信頼「仁」=思いやり「勇」=勇敢さ「厳」=厳しさ・・となっている。

 

リーダーは、自分が熱くなってはならない。

常にクールに、なおかつ、自らが率いる組織、チームに火を点ける存在でなければいけないのである。

 

 

 

同じく『孫子』の一節であるが、「将に五危有り」—すなわち、こちらはリーダーの5つのタブー。

 

「必死は殺され、必生は虜にせられ、忿速(ふんそく)は侮られ、廉潔は辱められ、愛民は煩わされる。」

 

必死の覚悟で戦いに臨む者は殺され、生に執着する者は囚われ、怒りにまかせた拙速な行動は侮られ、度が過ぎる清廉潔白は辱められ、情に厚すぎれば、心労が絶えない・・。

 

なるほどー・・である。

 

実にシンプルで、簡潔に言い切っているのが潔い。

 

そこがまた、今なお読み続けられている所以であろう。

 

勉強になります・・。

                             

 


サムライフラメンコ

2014年03月12日 | マンガ・アニメ

現在、フジテレビ系深夜枠のアニメ、「ノイタミナ」で放送中のサムライフラメンコ

 

「ノイタミナ」・・て結構前からあって、何のコトかよーわからんかったけど、「Animation」を逆からローマ字読みしたものだったのね・・。

 

アニメは好きで昔からよく見ているが、正直、最近は見たいと思うよーな作品が少ない・・。

 

自分らの世代にとって、TVのアニメ作品やヒーローものは、ロボットやスーパーヒーローたちが悪の組織や侵略者たちと戦う!・・といった、子どもの目から見ても、ちょっとありえない、身近でないもの・・。

あるイミ、現実離れした、いわば、非現実的世界の中でカタルシスを感じるものであった。

 

それがいつの頃からか、身近なもの、手に届く、等身大のヒーローになっていった・・。

TVの中でしか見れなかったアイドルもまた、しかり・・。

 

―まあ、バブルの崩壊・・といった社会現象とも無縁ではなかろーが、実際にはそうした傾向は、もっと早くからあったと思う。

「リアル」というものを追求していくコトの、必然的な帰結なのだろうか・・?

 

しかし、フツーの人間の日常などを見て、何が面白い・・?

(いや、ドキュメンタリーは面白いけど・・。

そもそもアニメにしろ、映画にしろ、エンターテイメントなのだから、面白くてなんぼ・・てのが、自分の持論。

 

 

―それが、まあ、最近、あまり見たい!・・と思う作品が少なくなった理由の1つである。

ロボットものやヒーローもののアニメ作品の数は最盛期に比べれば、極端に少なくなった・・。

 

そんな中、はじまったのがこの作品

ヒーローにあこがれる青年が、本物のヒーローになる・・というストーリーは、かつての「ウイングマン」を彷彿とさせるが、そのストーリー展開の奇想天外さは、その比ではない・・。

 

しかし、ギャグばかりでなく、結構、マジに「正義とは何か?」・・といったテーマにも取り組んでいる。

 

キャッチコピーは「大人になりたくない”大人たち”へ―」(笑)

 

2クール(26話)の放送予定で、既に現在、19話まで放送されているが、終盤にむけて、ますますその展開から目が離せない!

 

興味のある方は、ぜひ、ご覧あれ。

 

なかなかおもしろいよ。