今さらだが、先日、TVで放送してたものを録画してて、それではじめて見た。
当然、原作のマンガも未読である・・。
いや~、なかなかおもしろかった。
優秀な弟と劣等感?をもつ兄・・とゆー設定は、何だか自分自身と重ね合わせて見てしまったが・・。
しかし、決して単なる劣等感ではなく、兄として、弟に対する大きな愛を感じる主人公の姿は、とても好ましく、共感を覚えた。
弟もそんな兄を決して見下したりせず、共に子どもの頃の夢を追うパートナーとして、誰よりもその才能を信じ、尊敬している・・。
う~ん、うるわしき兄弟愛・・。
(しかし、もう兄弟の名前さえ忘れた・・。)
宇宙に熱く思いを馳せた時代・・とゆーのは、確かにあった。
自分が子どもの頃は、まだその余熱があった時代だったろう。
そうした作品も数多く作られていた。
しかし、当時より格段に技術が進歩しているはずの現在、宇宙はさらに身近なものになるドコロか、どんどん非現実的なものになっている気がするのは、自分だけだろーか・・。
それは情報が、よりリアルになったせいだけだろーか・・?
地に足をつけて生きるコトすら難しくなったこの時代、宇宙に熱い思いを馳せるコトは、とても難しいのかもしれない・・。
―しかし、だからこそ、そうした夢に向かって生きる兄弟の姿をストレートに描くこの作品は、とてもいいなぁ・・と感じた。
夢や兄弟愛・・。
宇宙がよりリアルになって、だからこそ非現実的になったこんな時代でも―いや、こんな時代だからこそ、決して忘れてはいけないものなのだと、あらためて感じさせられた。