Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

「ひもトレ」って、ご存じですか?

2017年03月01日 | 健康メモ

最近、新聞、雑誌などで取り上げられ、話題の「ひもトレ」

http://ameblo.jp/kageyama15/entry-12247558783.html

 

もしも、ひも一本で、肩こりや腰痛が軽減・解消されるとしたら、皆さんはどう思うだろうか・・?


同じ職場にいた景山君が、広島で二人しかいない公認ひもトレ指導員で、今日はそのセミナーに参加した。 


実際に自分も教えられて以来、半年以上、腰にひもを巻き、たすき掛けをしている。


それで腰痛はしなくなったし、猫背もかなり改善された。

 
きつくぎゅっと結ぶ必要はないので、日頃の動きにも全く支障がない。


風呂に入る時以外はずっとつけている。


今日は腕を上げたり、前屈したり、歩いたり、体の動きをよくするひもトレが中心で、ひもを使ったちょっとした動きで、見る見る動きが改善されていくので、参加者は全員、驚くコトしきり。


たとえば前屈なら・・


最初は床に全然届かなかった手が・

 

 

 

ご覧の通り

 

 

 

最後には、ちょっと頑張れば、手の平がべたっと床に着くくらいにまでなった!


自分の記憶の中でも、ここまで前屈出来た覚えはない。


(写真で見るとだいぶヒザが曲がっているが、ヒザを曲げったって普段はここまではいかない


体の使い方や姿勢はクセみたいなもので、知らず知らず、無意識のうちにそうなっているもの...。

ひもトレは、ひもを巻く事で、上手に体全体を使う事が出来るように、本来、自分の体がもってる力を引き出す手助けをしてくれるもの

だから、ただ固定して支えるだけのコルセットやサポーターとはワケが違う。

体を動かなくするのではなく、上手に動けるようにするのだ。
 

 

そして、景山講師も言っていたが、ひもがスゴイのではなく、本来、もともと自分の体に、それが出来る力があるのだ。

ただその力の出し方、体の使い方を知らないだけ。


何で目にしたのかは忘れたが、「体は全体で1つのユニット」という内容を見かけたコトがある。

歩く、物をもつ・・という日常のちょっとした動作さえ、我々はいかに偏った体の使い方をしているのか・・とゆーコト。


重い物を両手で抱える時、右利きの人は右手の力ばかりを使ってる・・というのは、経験的に誰もが知っている。


前屈という動作1つとっても、手だけではなく、背中から、腰から、股関節から、はたまた脚まで、体全部を連動して1つの動作に総動員しながら使えるならば、実は今以上のパフォーマンスを発揮するのは誰にでも可能なコトなのだ。


これは、スポーツや武道にも共通して言えるコト。

トップアスリートや武道の達人と呼ばれるような人の動きは、自然とそれが出来ている・・というコトであろう。


ひもをゆるーく巻くだけ。


たったそれだけ!



いろいろ、理論・理屈をつけて説明する事は可能だろうが、「論より証拠」、「百聞は一見にしかず」!


自分でやってみて、体感するのが一番手っ取り早い。


肩こり、腰痛でお悩みの方、ぜひとも1度、お試しあれ!


”しあわせホルモン”セロトニンを増やそう!

2016年01月06日 | 健康メモ

精神面に大きな影響を与える脳内物質のひとつ、セロトニンは、精神を安定させるなど「安らぎ」を与えてくれるホルモンで、”しあわせホルモン”とも呼ばれている。

そのはたらきは、脳の各部の活動をコントロールし、脳全体がバランスよく働くようにし、意欲や活気を与える。

それゆえ、ストレスに克ち、なんとなく気分のさえないうつ状態をなくすには、セロトニン神経の活動レベルを高い状態に保ち、セロトニン分泌を活発にするコトが有効なのである。

(カテゴリー/健康メモ:「うつとセロトニンの関係」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/2c49631a24cbbfc38865879fcdb86f80

 

セロトニン神経は、海馬の記憶の情報処理に対して抑制的に働くので、セロトニン神経が活発に働いていれば、たいていのコトは受け流し、少々のコトでは動じなくなる。 

 

海馬とは、側脳室下角底部に隆起する大脳皮質で、記憶にかかわる脳の器官。

ちなみに記憶のメカニズムは


情報海馬体内部で信号処理各所へ出力&帰還大脳皮質へ信号送信記憶として貯蔵


・・という流れ。

どうでもいい情報は、どんどん記憶に残らず忘れ去られてしまう。 

逆に海馬が受ける刺激が強いほど、長期記憶になりやすい 

記憶が人の好き嫌い、「快」「不快」に左右される・・というワケだが、セロトニン神経が弱っていると、海馬が必要以上に過敏になり、本来なら受け流していたような些細なコトでも注意行動をとるようになり、パニック状態に陥りやすくなるのである。 

 

また、「快」「不快」を感じる時に分泌される脳内物質にドーパミンノルアドレナリンがある。 

快感を感じている時にはドーパミンが、不快を感じている時にはノルアドレナリンが放出されるのであるが、セロトニンはこの両方に対しても抑制的に働くという。 

つまり、躁状態のように舞い上がるコトもなく、うつ状態のように過度な不安を抱くコトもなく、中庸の状態、平常心を保つのにセロトニンが不可欠というワケである。

 

まとめると、セロトニンには以下のような効果がある・・

 

よく眠れるようになる
  
ストレスに強くなる
 
感情のコントロールが容易になる 
 
心のバランスを保つのが容易になる
 
 
 
 
そのセロトニンを増やす方法であるが、難しく考える必要はない。
以下のことを習慣化すれば、いつでもセロトニンを増やすコトは可能なのである。
 
すなわち・・ 
 
 
深呼吸する
(カテゴリー/健康メモ:「簡単リラックス呼吸法」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/197e5533404e1780ced92879840b0736
 
20分程度軽くウォーキングする
(カテゴリー/健康メモ:「パワーウォーキング」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/53845fb759ee9114660be385890b09a7
  

起きたらすぐに太陽の光を浴びる
 
首や肩を回す
 
何事も頑張りすぎない
 
適度な休息を心がける
 
泣く(号泣する=涙を出し切る)
 
 
 
さらにセロトニンを増やすには、以下の食材がオススメである。
 
 
【セロトニンが増える食材】
  
●カツオ・マグロなどの赤身肉 
●豆腐、豆乳、納豆、みそ、チーズ、ヨーグルト
●しょうが、ニンニク、とうがらしなどの調味料
 
 
 
さあ、新しい年の出発、”しあわせホルモン”セロトニンを増やして、ストレスに強い心と体を手に入れよう
 
 

 

 


あらためてスゴいぞ!牛乳!!

2015年02月05日 | 健康メモ

子どもの頃から、牛乳は学校給食の定番で「食品の王様 」、健康にいい、カルシウムがあって骨にいい...などと聞かされ続けて育った。

 

今さら、それを否定するつもりはないが、大人になると、お腹をこわしたり、眠気を誘う...といった面から、牛乳を敬遠しがちになってる自分がいたりするのも事実・・。

 

眠気を誘う=安眠効果・・とも言えるが、まあ、時と場合によりけりで、仕事や運転で集中を強いられる大人にとっては、コーヒーもミルク抜きで・・という人も少なくなかろう。

 

まして、成長期もとうに過ぎ、今さら背が伸びるのを望むべくもない・・という大人の牛乳の消費量が、子どもの頃に比べたら少なくなるのも当然といえよう。

 

しかし、牛乳には、まだまだ一般には知られていない、こんな効果もあるという。

 

その1つは、メタボリック症候群の予防に効果的というコト!

その理由は、脂肪細胞を燃焼させ、基礎代謝を上げるという効果と、牛乳に含まれるカルシウムが血圧を下げる効果があるからだという。

さらに、牛乳に含まれるタンパク質が消化酵素で分解されて、これまた降圧作用のあるペプチドという物質が出来るのも、その理由なのだとか・・。

 

また、ノーベル賞受賞率1位のスウェーデンでは1人あたり、年間約340kg(!)もの乳製品を消費しているというデータもあるそう。

これは、牛乳に含まれるビタミンD脳を活性化させるコトが原因ではないか?・・と言われているとか・・。

 

しかし、1日、約1kg・・。

 

ちなみに、ノーベル賞受賞率最下位の中国では年間約25kg日本では年間約88kg・・となっているそう。

 

また、牛乳に入っているトリプトファンというアミノ酸は、脳内物質セロトニンの原料になるので、イライラを抑える効果もあるそう。

(カテゴリー/健康メモ:「うつとセロトニンの関係」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/2c49631a24cbbfc38865879fcdb86f80)

かつおだしにもトリプトファンがあり、同様の効果があるという。

 

また、もちろん、牛乳にも含まれ、骨にいいと言われるカルシウム

骨は人体を支える以上に、カルシウムの貯蔵庫という大事な役割がある。

実は心臓を動かすためには血液中のカルシウムが必要で、血中のカルシウム濃度が0.01%以下になると、骨から血中にカルシウムが溶け出し、心臓のはたらきを助ける・・という仕組みがあるのである。

 

生きるために、心臓を動かすために必要なカルシウム。

牛乳の摂取がそれを助けるのは言うまでもない。

 

あらためて、牛乳、やっぱスゴいなー・・。

 

 


口腔ケアが健康・長寿の秘訣!?

2014年12月16日 | 健康メモ

かみ合わせ虫歯などが、肩こり等の原因になるコトはよく知られている。

当然、虫歯や加齢による筋力の低下は、”噛み砕く力””飲み込む力”を衰えさせ、おいしく食べるコトを妨げ、同時に健康の維持にも支障をきたす。

ーしかし、それだけではない。

口の中は、人体の中で腸に次いで雑菌の多い場所で、500種以上(!)の細菌が存在しているそう。

口腔ケアをおろそかにしていると、それら細菌の数が爆発的に増えてしまうのである。

病気や寝たきりなどでは、口の中が不潔になりがちであるが、細菌が1兆個にまで増えるケースもあり、口腔内の衛生状態によって、病気になるリスクが高くなったり、病気が悪化するケースも明らかになってきているという。

たとえば、日本人の死因の第3位が肺炎であるが、細菌を含んだ唾液が誤って肺に入ると、肺炎になるリスクが高まる。

また、歯周病になると、歯周病菌が血液に入って全身を駆け巡り、動脈の詰まりを促進させ、脳梗塞心筋梗塞を引き起こすきっかけにもなりかねない。

感染性心内膜炎など心臓病の原因になったり、虫歯や歯周病が残っていると、再発のリスクも高いという。

 

また、歯周病が糖尿病を悪化させるコトも明らかになってきている。

糖尿病を患ってる人のうち、歯周病がある人は、歯周病がない人よりも血糖値が高いという結果が出ている。

その理由は、歯周病菌が体内に入ると、免疫反応によってサイトカインという物質が生まれ、血糖値を下げるインスリンのはたらきを弱めるからだという。

糖尿病患者の歯周病の治療によって、血糖値が下がったという報告もされている。

 

しかしながら、医療や介護の現場で口腔ケアの重要性が叫ばれながらも、なかなかそこまで行きわたっていない・・というのが現状のようである。

 

歯磨きによる虫歯や歯周病予防と治療歯石除去といった口の中を清潔に保つ口腔ケアは、そういったイミでも重要である。

 

歯が抜けてしまうと歯茎もやせ、抜けてない歯もガタガタになって、また虫歯の原因になったりする。

 

入れ歯などでかたい物が食べられない、食べ物がおいしくない・・といったお年寄りの話もよく耳にするが、食べなくなるコトで、当然、アゴの力も弱くなる。

咀嚼・嚥下といった食べる機能の回復も、この口腔ケアには含まれるのである。

 

自分の口で食べるコトで体力も回復し、手術後の入院日数を減らすなどの結果も、既にそうした取り組みの中で報告されているという。

 

 

いくつになっても、おいしく、自分の歯で食べたいものである・・。

 

まじめに歯磨き、しないとね・・。

 

 

 

 

 


医学界が注目!"魔法の薬"!?

2014年11月01日 | 健康メモ

いま、医学界が真剣に注目している"魔法の薬"がある。

この"魔法の薬"、以下の内容に効果があると言われている。

 

糖尿病の予防

ガンのリスク低下

股関節の骨折のリスク低下

不安を和らげる

うつ病の予防・改善

認知症の進行の遅延

老化を抑制

早すぎる死を抑える

 

・・以上のように、非常に多岐にわたって効果が認められている、この”魔法の薬”とは、実は「1日30分のウォーキングのコト。

ジョギングなど、他の運動では、あるものに効果があっても、あるものでは逆効果・・というコトがあり、総合的に効果・効能が高いトコロから、”魔法の薬”として注目されているそう。

 

時速6kmを超えるとジョギングに分類されるため、時速4~5km程度の速さで十分、効果があるという。

せかせか急いで歩くと5kmを超えてしまうので、ちょっとゆっくりめに歩く程度のスピード。

 

不安を和らげる、うつ病の予防・改善・・といった効果もあるトコロから、メンタル面にいいコトは、言うまでもない。

季節の移ろいとともに、日々変わりゆく景色や空気、風を感じながら歩くコトは楽しいコト。

 

楽しいコトをしている・・という心の状態がまた心身を健康にし、それが長寿につながっていく・・。

 

以前にも、このブログで、ウォーキングについて紹介したコトがあるが、最も手軽で続けるコトが容易な運動に、これほどの効果があるのだから、やらない手はない。

(カテゴリー/健康メモ:「パワーウォーキング」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/53845fb759ee9114660be385890b09a7

 

いやー・・俺も再開しよ・・。

 


ストレスは健康を害するものなのか?

2014年08月01日 | 健康メモ

「ストレスは健康に良くない」

―これは万人共通の意識ではなかろうか・・?

 

アメリカの成人3万人を対象に過去1年間のストレスの度合いと、ストレスが健康に害になると思うか思わないか、そしてその後、誰が死んだかを調べたレポートがある。

期間は8年間。

結果、ストレスが多いと死亡するリスクが43%も増加!

18万2000人が「ストレス=健康に害がある」という意識のせいで早死にしたと推定される・・。

実に年間2万人以上で、アメリカ人の死因の15位!

死因としては、皮膚ガン、エイズ、殺人・・より上位にランクイン しているのである。

 

逆に、「ストレスが多くても健康の害にはならない」・・と考えてる人の死亡リスクは最も低かった。

 

つまり、ストレスの捉え方が変われば、健康になる

―すなわち、それは科学的には、捉え方次第でストレスに対する体の反応も変わる・・とゆーコトである。

ハーバード大学での実験では、被験者に心拍数の上昇、発汗、呼吸がはやくなる・・等のストレス反応は、プレッシャーに負けてる表れでなく、脳にたっぷり酸素を送る等、体が活性化して準備している証拠で有用なものであると、あらかじめ教えておくコトで、不安が軽減し、自信をもったという。

 

実際、典型的なストレス反応には心拍数の上昇血管収縮があり、慢性的なストレスは心血管疾患の原因となる。

しかし、「ストレス反応=有用」と考えた被験者の血管は収縮しなかった

心拍数は上昇して心臓はドキドキしていても、血管は収縮しない・・という状態は、喜びや勇気に満ちた状態に非常に近い

ストレス反応による身体的変化は、体が活性化していると考えるコトで、健康的なものになる・・とゆーワケである。

 

ストレスも捉え方次第・・。

 

ストレス社会といわれる現代、ストレス0で過ごすコトは、まず不可能であろう。

要は、「ストレス=害」というネガティブな考え方自体がいけないのであって、ストレスによって身体が活性化される・・とゆーポジティブな考え方でいれば、ストレスはかえって健康を増進してくれるものなのである。

 

まあ、何でも「過ぎたるは及ばざるがごとし」・・で、過度のストレスは、無論、よくないのであろーが・・。

 

 

ちなみにストレスは、人を社交的にするという・・。

 

その話はまた次回・・。

(カテゴリー/サイエンス:「"愛情ホルモン"オキシトシンとストレスの関係」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/c1af0caab2946c1cf3367c5f045e0845

 


パワーウォーキング

2011年02月23日 | 健康メモ

2度に渡る心臓移植手術を経験したドイツの元競歩選手、ハートヴィッヒ・ガウダーによって考案されたのがパワーウォーキング

ウォーキングでもなく、ジョギングでもないパワーウォーキングは、ただ歩くだけでなく、心拍数を基準にして、ダイナミックな腕の動きと、少し早足くらいの歩行速度で歩くコトが特徴で、通常のウォーキングの1.5倍程度の速度が目安となる。

直立した状態から、やや体を前傾させた時、自然に足が出るくらいの歩幅がベスト。

腕は90度に曲げ、大きくしっかり振るが、特に後ろへの振りを大きくするコトで、よりいっそう効果があるという。

 

自分の年齢にあわせた最大心拍数(心臓が最大に動いた時の脈拍数/分)を算出し、その60~75%を目安にして負荷の調整をしながら、心拍数を維持することがポイント

 

その算出方法はいろいろあるが、220から年齢をひいた数値というのが一般的。

たとえば、40歳の場合の最大心拍数は、

220-40=180

・・となり、その60~75%なので、心拍数は108~135を維持するようにする。

 

ごく大ざっぱに言うと、安静時75睡眠時60運動時120くらい・・で、負荷をかけた時の心拍数が120くらいを意識するとよい。

 

体力がつき、心臓から血液を送り出す力が強くなると、同じ運動でも心拍数は下がってくるので、歩くスピードを上げたり、坂道や階段をコースに入れるなど、負荷を調節しながら、心拍数を維持していくワケである。

 

全身の筋力アップや、体重のコントロ-ル、コレステロールや脂肪も減るので、生活習慣病の予防などにも効果がある。

(カテゴリー/健康メモ:「コレステロールは悪玉と善玉のバランスが重要」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/5ff9e3fd4c02102f221ba94c84a0a97c

運動によって脳も刺激され、活性化する。

 

心拍数を計るコトで、運動の負荷を客観的に判断するコトが出来るので、心臓手術後の自己管理とケアにもよいとされている。

ただし、手術後の運動には、必ず医師に相談し、その指示に従うコト!

 

おそらく、もっとも手軽に出来る運動の1つがウォーキングであろうが、ただ漫然と歩くよりも、心拍数などを意識するコトで、その効果も飛躍的にあがるので、ぜひ、お試しあれ。

 


コレステロールは悪玉と善玉のバランスが重要

2011年02月15日 | 健康メモ

”悪玉コレステロール”といわれるLDLコレステロール(Low Density Lipoprotein cholesterol)。

コレステロールを全身に運ぶ、肝臓で作られた低比重リポ蛋白のコトで、血中にLDLコレステロールが多くなりすぎると、血管壁に入り込んで酸化させ、血管をボロボロにして動脈硬化などの原因になる。

また一方で、細胞壁を作る材料でもあり、体になくてはならないものでもある。

 

これに対し、”善玉コレステロール”といわれるのが、血管壁にたまったコレステロールをキレイにさらってくれる掃除屋、HDLコレステロール(High Density Lipoprotein cholesterol;高比重リポ蛋白)。

 

最新の研究で、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患は、高LDLコレステロール値だけではなく、LDLコレステロールとHDLコレステロールのバランス異常が主な原因だと分かってきている。


脂質バランスの指標は、LDLコレステロール÷HDLコレステロール=「LH比」

動脈硬化性疾患を防ぐには、LH比2.0以下高血圧や糖尿病など複数の生活習慣病を持っている人、心筋梗塞や脳梗塞の再発予防にはLH比1.5以下が望ましいそうだ。



実際、2004年1月から’08年12月までの4年間で、日本大学板橋病院心臓外科で冠動脈バイパス手術を受けた重症患者245例の平均LDLコレステロールは 119.2mg/dL、HDLコレステロールは43.2mg/dLと、どちらも基準値内(!)だった。

ところが、LH比の平均は2.98!

 

さらに、「コテコテの動脈硬化のため全身の血管がボロボロの患者」は、LDLコレステロールが正常でも、HDLコレステロールが低く、LH比が3.0を上回っていたのである。

また全身の動脈硬化の状態を反映する、頸動脈の血管壁の状態が、動脈硬化で分厚くコブ状になっていた人も、LH比2.0以上の患者で、はるかに多かったそうだ。

 

この”善玉”HDLコレステロールの「掃除力」が、”悪玉”LDLコレステロールの「ゴミため力」を上回り、LH比が2.0から、限りなく1.0に近づくほど脂質異常症から動脈硬化、そして突然死・・という流れを阻止できる!

たとえ、LDLコレステロールが基準値を上回る160mg/dLでも、HDLコレステロールが80mg/dL以上なら、あわてずに生活習慣の改善を図り、LDLコレステロールを基準値内にすれば、LH比2.0以下を達成できるのだ。



その点で今、注目されているのが動脈硬化進展阻止・退縮治療

LH比を1.5以下に管理するコトで、動脈硬化を予防するばかりか、すでに出来上がった動脈硬化を治し、赤ちゃん並みの若々しい血管を取り戻す方法だ。

 

基本は運動療法で、HDLコレステロールは運動療法によく反応し、朝夕2回、30分程度のパワーウオーキングを数ヵ月続けるだけで数値が劇的に改善されるという。

(カテゴリー/健康メモ:「パワーウォーキング」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/53845fb759ee9114660be385890b09a7

 

そして、言うまでもなく、”悪玉”LDLコレステロールが増える原因は、油のとりすぎ。

ファーストフード、カップ麺などのインスタント食品、スナック菓子など、油分の多いものは、なるべく控える。


逆に下げることができる食品は、大豆ナッツ昆布もずく干しシイタケゴマ緑茶など。


緑茶は、カテキンがコレステロール値を下げ、大豆も動脈硬化に絶大な効果があるそう。

豆腐納豆を毎日食べるコトは非常に効果があり、日本の平均的な朝食は、理想的といえよう。


健康診断では、HDLコレステロールとLH比に要注意!

 


イライラ、クヨクヨは禁物!

2011年02月04日 | 健康メモ

真面目責任感が強い仕事熱心几帳面正義感が強い・・というと、聞こえはいいが、これらの性格に共通するのは、”ものごとに執着する気質”だといもいえる。

完璧主義潔癖症もこの類・・。

 

このような性格の傾向がある人は、人から頼まれるとイヤといえず、義務感・使命感から精神的にストレスがたまり、鬱になりやすいという。

実はこれ、肩コリの方にも共通する性格・・。

ちなみに鬱の傾向がある人は、首の後ろが凝りやすいとか・・。

 

こうした、いくつかの病気や精神疾病と、その発病前の性格には共通した特徴があるといわれ、これを病前性格という。

 

たとえば、イライラしやすい、せっかちな性格の人は、脳出血や心筋梗塞などの心臓・血管系の病気になりやすく、クヨクヨと落ち込みやすい性格の人は、免疫系が悪くなり、ガンなどになりやすい傾向があるという。

 

ガン患者にクヨクヨしなくなるような心理療法を施すと、てき面の効果があり、死亡率46%が、4%まで激減した(!)というデータもあるそうだ。

実際、80歳以上の長寿の人は、ほとんどがイライラ、クヨクヨせず、ストレスをためない性格であるコトが分かっている。

 

まあ、実際、常にイライラ、クヨクヨしてたら、長生きしたいとも思わなくなるだろう・・。

 

この性格と病気の相関関係については、東洋医学では昔から言われており、陰陽五行論では、木・火・土・金・水、それぞれに対応する五臓肝・心・脾・肺・腎五情喜・楽・怨・怒・哀、または怒・喜(笑)・思(慮)・悲(憂)・恐(驚)五志となっている。

 

素問の陰陽応象大論篇には「五臓は五気を再生して怒・喜・思・悲・恐を生ずる」とあり、これらの感情の激しい変動は、それぞれ五臓を傷つけると言われている。

たとえば、肝は怒を生じ、激しい怒りは肝を傷つける。

逆に、肝が衰弱すれば、怒がなくなって、気の弱まった状態になる・・といった具合である。

 

もちろん、東洋医学の五臓は、そのまま西洋医学の臓器と対応しているワケではないので要注意。

 

まあ、よく言われるように「病は気から」!

 

イライラ、クヨクヨせず、明るく、前向きな気持ちで、日々をすごしましょう。


「笑い」の効能

2010年10月29日 | 健康メモ

「笑い」が健康によい影響を与えるという仮説に基づき、糖尿病患者25人を対象に、吉本興業の協力を得て実験が行われたコトがある。

1日目は昼食後、50分間、糖尿病についての専門的な講義を受けた後に血糖値を測定。

2日目には1日目と同じメニューの昼食後、50分間、漫才で大いに笑ってもらった後、同じく血糖値を測定。

両者を比較した時、講義後は100mlあたり、平均123mgも血糖値が上昇していたが、漫才をきいた後では平均77mgしか増えなかったという。

 

「笑い」によって血糖値を抑えるコトが出来るのか、今後の研究が待たれるが、毎日、笑って、笑顔で生活するコトでガン細胞が消えたという話や、意識不明で自発呼吸も出来ず、医者にも見放された瀕死の重体患者が、家族のよびかけや励ましで意識を取り戻した・・という話は枚挙に暇がない。

 

事実、国連の専門機関であるWHO(世界保健機関)では、今から11年前の1999年、WHO理事会で健康の定義について見直す審議がなされ、「Physical health」(肉体的な健康)「Mental health」(精神的な健康)「Social health」(社会的な健康)の3つに加え、「Spiritual health」(霊的な健康)という内容も盛り込まれた。

 

社会的な側面はともかく、人間は「Body」(肉体)「Mind」(精神)「Sprit」(魂)の3つが不可分な状態で渾然一体となって存在している。

精神と肉体のホルモン代謝や免疫系は連動しており、「病は気から」という言葉もあるが、逆に誰もが経験するごとく、病気になれば気が滅入る・・というように、肉体からの精神への影響も当然ながらあり、切り離すコトは出来ない。

 

しかしながら、ほとんどの医師は肉体のみを対象とし、精神と魂とを無視し、切り離して扱っている・・。

 

その一方で、身体だけでなく、目に見えない心や霊性をも含めた”Body-Mind-Spirit”のつながりや、環境まで含めた全体的な視点で健康を考えるホリスティック医学が注目されている。
 

「Mind」と「Spirit」の違い・・というのもまた議論があるトコロだが、いわゆる「気」という目には見えないエネルギーは、「Spirit」の部分に大きく関わってる気がするのだが・・。

(カテゴリー/Peace Wave:「気」のからだ参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/1de21a4134aafce468431751f0485dc9


医者も、二言目には「ストレスが原因」・・と口にする時代。

精神面や霊性のケアが、大きく”健康”に関わっているコトは間違いない。

や、霊的な健康もケアする、スピリチュアル・ケアの時代なのだといえよう。



まあ、小難しいコトは分からなくても、「明るく、前向きに、笑顔で」日々を過ごすコトは重要だろう。

社会的という観点では、高い志をもって、何かしなくちゃ・・という思いで常にいると、かえって自分のダメさ加減に気が滅入ったり、ストレスになって疲れてしまう。

「自分のまわりの人たちのしあわせを願い、喜ばせる」

―まずは家族や友人から・・こんなトコロでは?

 

Take it easy!

Don't worry、Be happy!