天皇が考える、忘れてはならないとする4つの日がある。
8月6日、広島に原爆が落とされた日
8月9日、長崎に原爆が落とされた日
8月15日、終戦の日
そして6月23日、沖縄での組織的抵抗が終わった日。
ーこれらはすべて、70年前の1945年、先の戦争での1日を指す。
多くの日本人が犠牲になった日・・。
その死を無駄にしない為にも、その後孫である我々日本人1人1人が、またこの日を忘れず、平和への歩みを努力し続けていかなければならないだろう。
天皇が考える、忘れてはならないとする4つの日がある。
8月6日、広島に原爆が落とされた日
8月9日、長崎に原爆が落とされた日
8月15日、終戦の日
そして6月23日、沖縄での組織的抵抗が終わった日。
ーこれらはすべて、70年前の1945年、先の戦争での1日を指す。
多くの日本人が犠牲になった日・・。
その死を無駄にしない為にも、その後孫である我々日本人1人1人が、またこの日を忘れず、平和への歩みを努力し続けていかなければならないだろう。
細田守監督の最新劇場作。
「サマーウォーズ」(カテゴリー/映画・ドラマ:「サマーウォーズ」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/ee7f697221b0abc4dc63636fdb3d78be)は、既にこのブログでも紹介したが、「おおかみこどもの雨と雪」から3年ぶりの作品になる。
「おおかみこども~」は「機動戦士ガンダム」で有名なアニメ監督の富野由悠季が絶賛し、変身ものや恋愛ものといった従来の作品ジャンルを超えた作品、「新しい時代を作った」「本作の前では、もはや過去の映画などは、ただ時代にあわせた手法をなぞっているだけのものに見えてしまうだろう」とコメントしているほど!
「サマーウォーズ」、「おおかみこども~」と同様、本作でテーマとなっているのも、家族との絆、つながり・・。
先日、NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀~」で細田監督の特集をやっていた。
その中で細田はこう言っている。
「映画ってさ、思うんだけどさ・・イエーって感じで人生謳歌している人のものじゃないと思うんだよね。何ていうか、むしろ、くすぶってる人のためのものだと思うんだよね、自分も含めてさ・・。 」
「『世の中、もっと面白いよ』とかさ、『これから生きていると何かいいコトあるかもよ』とかさ、『体験するに値するようなコトがあるよ』ってコトを言いたいっていう・・」
人生、捨てたもんじゃない!
―それが細田が一貫して映画作りを通して、最も伝えたいコトなのだ。
しかし、誰しもそれが言えるワケではない。
たとえ言ったとして、万人がそれに説得力を感じ、共感できるものでもない。
30歳の時に、細田は自分の父を亡くした。
あこがれたジブリの採用試験には、君の才能を削いでしまうとの手紙を宮崎駿にもらいながらも不合格。
その後、ジブリから監督のオファーを受け、絵コンテを手がけるも挫折、これはもうムリだね・・と、途中降板させられた。
人生、捨てたもんじゃない―という肯定的なメッセージを、作品を通して声高に叫ぶコトが出来るのは、棄てられたような立場から這い上がろうとしている者だからこそ・・。
そして、そのストレートなテーマは、圧倒的な説得力をもって、人の胸をうつのである。
いやー、泣けた・・オススメです。