台風の接近で開催が危惧されたひろしまフード・フェスティバルだったが、無事、台風は広島を避けてくれ、雨ひとつ降らない天気。
本当に広島は、ありがたいコトに台風が来ない。
そのフード・フェスティバルで開催された、第1回広島てっぱんグランプリ!
広島城の横にある中央公園に会場がある。
チケット売り場で4枚綴り500円のチケットを買う。
1枚のチケットで1/4切れが食べられるので、お好み焼き1枚で500円と考えると、なかなかリーズナブル。
チケットの上に投票券が付いていて、気に入ったお好み焼きに1票入れるというシステムだ。
8つのブースがあり、いろいろな味を楽しめる。
ご覧の盛況!長いトコロで30分待ちというブースもあった。
RCCのTVカメラも来ていた。
三原やっさ焼き。
そばはなく、やわらかくてふわふわな生地に三原特産のタコが入ってる。
いわゆる、”とんぺい焼き”みたいな感じ。
竹原の純米吟醸たけはら焼。
生地に純米吟醸酒の酒粕を練りこんだ、お酒の風味が酒処らしい一品。
麺のかわりにお米、ソースのかわりにポン酢で味付けしてあり、あっさりと食べられる庄原焼き。
見た目もキレイだ。
お米が入ったお好み焼きとは、驚く人もいるかもしれないが、広島風のお好み焼きには具として好みで入れる店もあり、麺とお米が両方入ってるものもある。
自分も、その事実をはじめて知った時には驚いたものだが、意外にあう。
B級グルメ日本一を決めるB-1グランプリに広島から唯一出品された府中焼き。
写真ではわかりづらいが、中にミンチ肉が入っている。
個人的には、ミンチではちょっと物足りない気がした・・。
半月型に折られた呉焼き。
呉名物の細うどんを地元老舗のピリ辛味噌で味付けしており、もっちりとした生地がまた独特な食感。
なかなかボリュームある一品。
特産砂ズリ、揚げイカを入れ、尾道特製のソースを使った尾道焼き。
わりとオーソドックスな広島風お好み焼きに最も近い感じでうまかった。
こうやって、お好み焼きの写真ばかり並べてると、食べてない人には「どれも一緒やん・・」と、ツッこまれてしまいそうだが・・
中にはこんなものも。
1番ユニークだった坂ようよう焼き。
ピタパン(中が空洞のパン)に具材をつめ、サンドウィッチ感覚で食べ歩きでも楽しめる。
写真ではわかりづらいが、レタスの他にもトマトが入っていて、女性には受けるのではないだろーか?
味はgood!
ただ、「てっぱんグランプリ」・・という趣旨からすると、1番らしからぬ一品かもしれない・・。
そして、おなじみ、広島風お好み焼きの定番、肉玉そばイカ天入り(生麺)!
こうして一通り食べてみると、肉、玉子、そば、イカ天と、キャベツやもやしといった野菜にソースがよくマッチして、実によく出来た、完成された一品であるコトをあらためて感じさせられた。
食べ終わったトレイはシールをはがしてリサイクル。
環境にもやさしい。
全種類食べたが、結局、1番オーソドックスな広島の肉玉そばイカ天入りか、尾道焼きがうまいなあ・・というのが個人的な感想。
ブースの並び具合を見てても、そんな気がしたが・・。
庄原焼きはあっさりしすぎて、お好み焼きとしては物足りない感じがするのか、いつも空いてるようだった。
坂のようよう焼きもなかなかうまかったが、結局、広島に1票!
結果は明日!
さて、栄えある第1回広島てっぱんグランプリの栄冠に輝くのは・・?