本日、発売になったという「広島弁かるた」!
広島テレビの夕方からの番組、「旬感☆テレビ派っ!」で企画・制作したもので、広島弁の監修には広島大学大学院の町博光教授らが携わっている。
かるたの絵柄は「ズッコケ三人組」でおなじみの画で、付属のCDでかるたを読み上げているのは「忍者ハットリくん」でハットリくんを演じた声優、堀絢子。
広島テレビのWebショップや書店で売られているとか。
馴染み深い広島弁から、ちょっと聞き覚えのない広島弁まである。
「そがぁにいいんさんな たまにゃあ カープも負けるわぁね」
・・まあ、この文章の真偽はともかく、「そがぁに」は「そんなに」というイミで、これなんかは広島弁に馴染みのない人でも、雰囲気でなんとなくわかる。
「かばちゅう たれずに はよ やろや」
マンガでも「カバチタレ」という作品があったが、「かばちをたれる」とは「文句?やヘ理屈を言う」ほどのイミか・・。
そうそう日常的に聞く言葉ではない・・。
他にもちょっと分からない、聞いたコトないなあ・・てのも結構あった。
たとえば・・
「ほんそほんそしちゃろう 膝の上に乗りんさい」
「ねんだあほりんさんな 今から教えちゃるけー」
・・初耳じゃ・・。
イミが分かるだろうか・・?
「ほんそほんそする」は「かわいがる、いい子いい子する」というイミで、関西圏では一番かわいい子のコトを”ほんそ子(児?)”と言うそうで、広く使われてる・・とのコトだったが、大阪出身の自分も初耳であった。
「ねんだあ」は漢字で「根太(ねだ)」、すなわち「根太を掘る」で、「根掘り葉掘り聞く、あら探しをする」・・とゆーほどのイミだそう。
なので、「ねんだあほりんさんな」は、「あら探しをしなさんな」とゆーイミになる。
逆に結構、自分も普通に使ってた・・とゆーのは、「わや」という広島弁。
「わやになる」は「台無しになる、メチャメチャになる」というイミで、「あ、これも広島弁なんだ・・」と再認識・・。
結構、広島での生活も長くなって”わや”になってしもうた・・。
番組では中学生がこのかるたをやってて、「「へちゃげる」は、「へちゃげる」・・」と答えてたのが印象深かった。
ちなみに「へちゃげる」は「つぶれる」とゆーイミ。
広島弁も、いろいろあるのぉ・・。