すいませんが、よろしくお願いします。
昨日、行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! SAMURAI BLUE(日本代表) VS Jリーグ TEAM AS ONE」!
全員が黒い喪章をつけ、震災の犠牲者に黙祷を捧げてはじまった試合は、2-1で日本代表が勝利したが、急拵えのチームながら、Jリーグ選抜も善戦!
後半2点のビハインドから、田中マルクス闘莉王の頭で落としたボールに素早く反応、現役最年長、44歳のFW、”キング・カズ”こと、三浦知良が執念のゴールを決めた!
そして、おなじみのカズ・ダンス!
間違いなく、スタジアム、いや、日本中が最も沸いたシーンだった。
試合後のインタビューでカズは、
「本当に、みんなの気持ちがひとつになったゴールだったと思います」
「ここに来たサポーターの皆さんも含め、サッカー界全体で良い形でチャリティーマッチができた。東北の皆さんに届くコトを祈っています。きっと、届いたと思います」
「まだまだ苦しい大変な日が続くと思いますが、みんながついている。日本全体、世界、みんなで危機を乗り越えましょう」
・・とエールを送った。
まさしく、日本中に勇気を与えた魂のゴールだった。
やっぱ、あんたはキングだ!カズ!!
これでもか!・・と、新商品を出し続けているヤマザキのランチパック。
これまでも、広島の地域限定バージョンとして、広島カープとサンフレッチェのバージョンを紹介してきた。
(カテゴリー/広島のオススメ!:「ヤマザキ ランチパック」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/7a57cf4b8122840b7a682eb5573873a8)
(カテゴリー/広島のオススメ!:「ヤマザキ ランチパック(サンフレッチェ広島)」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/09e2e8f6b048281513cf4e4349d67ab2)
今回はエッグ&ミートスパゲティ。
これ、今までもフツーにあったラインナップかと思ってたけど・・
「本製品は森本ケンタとの共同企画です。」との文字が・・。
他にもこの森本ケンタとの共同企画には、プリン風味や、ザクザクチョコクリーム&チョコクリームなどのスイーツもある。
ところで、「森本ケンタ・・て、誰・・?」―とゆーのが大方の反応だろうが、広島ローカルでは結構、有名なミュージシャン。
TSS(テレビ新広島)の朝の情報バラエティ、「ひろしま満点ママ!!」では、レポーターや、料理コーナーのアシスタントもつとめる、さわやかな、なかなかのイケメン兄ちゃんだ。
番組のエンディング曲、「パズル」も彼によるもの。
他にもFF(フラワーフェスティバル)のテーマソングを作ったり、スカンジナビアハウスという鈴木工務店のCMにも出演しているので、広島に住んでいる人なら、その名前は知らなくても、1度はその歌声を聴いたコトがあるはず。
(カテゴリー/広島のオススメ!:「ひろしまフラワーフェスティバル」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/52d278de621153db616fc2fe63d7af4c)
しかし、実は広島出身ではなく、神戸出身で、あの阪神大震災も経験しており、その時の経験を歌った「震えた朝に」という曲もある。
来月末には、初のアルバム「ONE」も発売されるそうだが、これで、全国区進出なるか?
今後の活躍に期待したい。
自衛隊やハイパーレスキュー、東電職員や民間ボランティアなどの必死の活動がTVなどのメディアで報道されているが、そんな中、”OPERATION TOMODACHI”―すなわち、「トモダチ作戦」なる、在日米軍の救援活動が続けられている。
自衛隊は27日までに、陸・海・空3自衛隊の総定員の半分近い、約10万6900人、航空機539機、艦船53隻を投入。
一方、米軍は陸・海・空・海兵隊の4軍で1万6000人を動員し、米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンをはじめとする艦船12隻、ヘリ・航空機113機を投入し、自衛隊との連携による復旧支援活動は、今日までに240トンの物資、6万人分以上の水と食料を被災地に届けている。
軍服に縫い付けられた”OPERATION TOMODACHI”のワッペンは、日の丸を模したデザインで、大きく漢字で「友」の字に「がんばろう日本」「Don’t give up!」のメッセージが刺繍されており、その本気度がうかがえる。
天皇・皇后両陛下も、「国民と困難を分かち合いたい」と、15日からはじめたという”自主停電”を、23日まで1日も欠かさずに行い、「寒いのは服を着れば大丈夫」と、灯りや暖房の電気の使用を一切控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら、暗い中で夕食を取られるコトもあったという。
栃木県の那須御用邸を避難民に解放して風呂を提供したり、御料牧場の食料も提供されたり・・というのも、ご存じの通り。
なぜか首相や官僚より、よっぽど頼もしく感じる・・。
世界中の人が注目し、多くの善意が集まっている。
大丈夫!
きっと日本は、また立ち直る!
あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。
神は真実である。
あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。
コリント人への第一の手紙 10:13
映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」で、インディの父・ヘンリーが追い求めていたのが聖杯。
この聖杯は、イエスが最後の晩餐において、「これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。」(マタイ26:28)といって弟子たちに葡萄酒を飲ませた杯とも、磔刑の際にイエスの血を受けたものとも(あるいは同じ杯とも・・)いわれている聖遺物である。
イエスの脇腹を刺した盲目の百人隊長、ロンギヌスは、目にイエスの血を浴び、それ以来、目が見えるようになったといわれ、イエスの血を受けた聖遺物は、奇跡を起こす力を秘めている・・と信じられ、時の権力者たちが”ロンギヌスの槍”や聖杯などを探し求めてきた・・と言われている。
映画でも、ヒトラーのナチスが聖杯を追い求めているのは、1作目「失われた聖櫃(アーク)」と同様である。
一般に「聖杯伝説」といえば、中世ヨーロッパで聖杯を探し求める騎士の物語、あるいは聖杯をモチーフにした奇跡譚のコト。
1180年代にフランスの詩人、クレティアン・ド・トロワによる『ペレスヴァル、あるいは聖杯の物語』が、その最初と言われ、聖杯を手にするのが円卓の騎士の1人、パーシヴァルで、これ以降、聖杯伝説は、それまであったアーサー王伝説の中に取り込まれていく・・。
一方、1190年代に同じくフランスの詩人、ロベール・ド・ボロンは、『聖杯の由来の物語』で、アリマタヤのヨセフが聖杯とともにアヴァロン島に渡ったとしている。
この「アヴァロン」とはケルト語で”リンゴ”をイミするそうだが、場所はどこにあるか不明で、ブリテン諸島のどこかにあると信じられている。
またアリマタヤのヨセフは、グラストンベリーに渡り、ブリテン最初の教会を建てたともいわれており、他にも様々な伝承がある・・。
1982年、ヘンリー・リンカーンらにより、イギリスで発表された『レンヌ=ル=シャトーの謎』(原題:「Holly Bllod、Holly Grail」)というノン・フィクションでは、「聖杯」(=Saint Graal)がフランス語で、「王の血統」をイミする"sang réal”に由来するとし、「聖杯=イエス・キリストの血筋」であるとした。
実際、フランスのレンヌ=ル=シャトーにあるマグダラのマリア教会のソニエール神父は、1886年、老朽化した教会の修繕をしようとした時、崩れた柱の中から1枚の羊皮紙を発見し、それまでは食べるのも管区民の寄付によるほど困窮していたにもかかわらず、教会を建て直したり、高価な骨董品を収集したり・・と、それ以来、突然、懐が潤うようになったという。
教会の上層部にも語るコトなく、ついにその羊皮紙の秘密は明かされるコトはなかったが、聖杯の在り処を示すものだったとか、イエスとマグダラのマリアの関係を示すものだったなど、様々な噂が広がった・・。
ちなみに『レンヌ=ル=シャトーの謎』は、映画にもなったダン・ブラウンによる小説、『ダ・ヴィンチ・コード』に多くのインスピレーションを与えたとされ、(要するに盗作したと・・)訴訟沙汰になったりもした。
「聖杯」が「女性=胎」、すなわち、イエスの血統(マグダラのマリアとの子)・・とする解釈や、メロヴィング朝がイエスの血統に由来する・・など、ほとんどのアイデアが『レンヌ=ル=シャトーの謎』から借用されたものとされている。
まあ、聖杯が奇跡を起こすパワーを秘めた聖遺物だろうが、イエスの血統だろうが、既存の教会権力を脅かすものであるコトに変わりはない。
そうした秘密を握った者が教会を脅し、大金をせしめたりするコトも出来るかもしれない。
巨大な権力を握るコトも可能かもしれない・・。
昔からある伝説や、小説や映画などの様々な作品で扱われているコトからも分かるように、「聖杯伝説」は物語としても、非常に魅力あるテーマである。
しかし、そもそも、そんな聖杯なんてない・・というのが、依然、最も有力な説のようであるが・・。
ちなみに「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」のラストで、自分の好きなシーンがある。
地割れとともに岩棚に落ちた聖杯を拾おうとする息子を、ゆっくりとヘンリーがたしなめ、父の声に気を取り直したインディが両手を差し出し、助け出される・・という場面である。
ヘンリーにとっては、自らの人生を賭けて追い求めてきた聖杯を、目前であきらめるコトになっても、我が子を思う親心がそれに勝る・・そして、それに応える息子・・という、泣かせる名シーンである。
「人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。」(マルコ8:36)
憂き事の なおこの上に 積もれかし
限りある身の 力ためさん
山中鹿之介幸盛
出雲の戦国武将、尼子氏の家臣、山中幸盛は戦に敗れ、山野を彷徨し、たった1人追い詰められた。
普通なら、もはや、これまで・・と自刃して果てるトコロ、死ぬコトは卑怯と考え、死への誘惑を断ち切って詠じた一首といわれている。
毛利元就の度重なる猛攻に主君、尼子義久は敗れ、一時的に戦国大名、尼子氏は滅びたが、その後も幸盛は京都で僧籍にあった尼子国久の孫、勝久を還俗させ、擁立、尼子氏再興のため、尽力するコトになる。
尼子氏が衰亡していく中、御家再興のため、
「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」
・・と、三日月に祈った逸話は、講談などにより、よく知られている。
元就の次男・吉川元春に捕らえられた時も、腹痛を装って何度も厠に入り、油断した監視の目を盗み、糞尿にまみれながらも脱走した・・という、執念のエピソードも残っている。
どんなに絶体絶命の状況であっても、絶対にあきらめない、”折れない”心をもった戦国武将、山中幸盛の”土壇場の気概”には、学ぶべきものがある。
絶望的な状況にあっても、決して自らの体面にこだわり、安易に死を選ぶコトなく、どんなに見苦しくても、死にもの狂いで生き抜いた”臥薪嘗胆”を地でいく幸盛の生き様こそ、真のサムライの生き方ではなかろうか?・・と思うのである。
絶対にあきらめちゃダメだ!
希望をもって頑張ろーっ!!
NEVER GIVE UP!
「広島県東部の海で、ずっと昔に見られた火の妖怪である。
二つの火が並んで海上に浮かぶというもので、名前は比べるという意味の古語「た比ぶ」に由来するようだ。
瀬戸内海は重要な交通路であり、島づたいになら小舟でも十分に航海ができた。
そういう小舟の船乗りたちに、たくろう火は語られていたのだろう。」
―大百怪のカードの村上健司による解説である。
(カテゴリー/食玩など:「大百怪」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/a30253944d2884ea692c147bb4445e6e)
「比べ火」と呼ぶ地方もあるそうだ。
水木しげるの「日本妖怪大全」では、こんなエピソードが紹介されている。
「同じ広島県でも中部の海岸には、二人の女の怨霊にまつわる話がある。
悲惨な死をとげた二人の女が、いつしか京女郎・筑紫女郎と呼ばれる二つ並んだ石と化し、その霊が「たくろう火」になって、夜ごと、海上に浮かんだのだという。」
西洋でも「セント・エルモの火」という、嵐の時に、マストの先に火が灯るような怪現象が、船乗りたちによって伝えられている。
船乗りの守護聖人、聖エルモに由来した名をもつこの火も、2つ現れる時があるそうで、1つの時は「ヘレナ」、2つの時は「カストルとポルックス」と呼ばれ、2つの火が灯った時は、嵐がおさまる・・と信じられたそうだ。
セント・エルモの火は、大気電磁現象の一種で、学問的には「檣頭電光」(しょうとうでんこう)と呼ばれる現象だとか。
自然の前には、人間の力は、あまりにもちっぽけで無力だ。
太古の昔から、多くの命を呑み込んできた海を前にすると、粛々とした思いになる。
呼び方はいろいろであるが、こうした怪現象を、洋の東西を問わず、人々は畏怖をもって見つめてきた。
それは、波間に揺らめく炎を見た時、海に消えた人々の霊を悼む気持ちが去来したからなのかもしれない・・。
東日本大震災は、地震、津波、火災、そして原発・・と、まだまだ予断の許さない緊張状態が続いている。
既に犠牲者の数は阪神大震災を越え、いまだ安否のわからない行方不明者も多い。
被災地においては、38万人以上の被災者が、厳しい寒さの中、食事や暖房もままならない環境での生活を強いられている。
食料やガソリンといった物資の支援も、滞りなく行き渡っている・・とは言い難い状態だ。
福島原発の状況も深刻である。
自らの危険を顧みず、まさしく”命懸け”の作業を続ける東京電力の職員、自衛隊、ハイパーレスキューの隊員たち。
自分の弟も東京電力に勤めているが、計画停電など、対応に追われて大変なコトだろう。
西日本は、ほぼ影響がなく、ありがたいコトに、ここ広島では、同じ日本とは思えないほど平和な状況である。
それでもスーパーやコンビニでも、買い占めや、震災の影響で入荷困難のため空いてる棚や、照明を落とすなど節電の努力をしている店などが見受けられる。
TVの映像を見ながら、「一体、自分に何が出来るのか・・?」・・と思わされる日々であるが、誰にでも簡単に出来る支援活動がある。
―それが、今、話題になっている「ヤシマ作戦」と「ウエシマ作戦」である!
「ヤシマ作戦」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で、作戦遂行のために、日本中から電力を集めた作戦に由来するもの。
(カテゴリー/マンガ・アニメ:「新世紀エヴァンゲリオン」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/2aa5cde4609e9f23c0ae4ec9dd6e3f17)
そして、「ウエシマ作戦」は、ダチョウ倶楽部の上島竜兵の、おなじみのギャグに由来する。
体を張った過酷な企画に挑む際、「オレがやるよ!」「オレがやるよ!」と手を挙げる肥後克広、寺門ジモン(+その他大勢)に続いて、「じゃあ、オレがやるよ・・」という上島に対し、「どうぞ、どうぞ」・・と譲る”お約束”のネタであるが、ここ数日の首都圏を中心とする買い占め騒動に対し、譲り合う心が大切であるコトを訴えたもの。
「ヤシマ作戦」の語呂にあわせて「ウエシマ作戦」・・としたものと思われる・・。
まあ、要するに「節電」と「買い占めしない」・・とゆーコト。
物資や不足している電力を被災地に届けるために、不必要な買い占めをしないコトはもちろん、家では不要なコンセントを抜く、待機電源のOFF、朝食・夕食時の電力消費ピーク時を外して炊飯器を使う、エアコンは使わず厚着して過ごす・・等の節電を実行するコトも、支援の1つなんだと、全国の1人1人が自覚して行えば、1人の力は小さくても、きっと大きな力となるだろう。
まずは、自分の出来るコトから・・。
ちなみにこちら、エヴァの「ヤシマ作戦」をプロジェクトX風にまとめた動画・・。
こちらは「ウエシマ作戦」の元ネタとなったギャグの、おなじみのくだり・・。(笑)