昨日は日本が初戦、1-0でカメルーンを下し、W杯での海外初勝利!
そんな、世界中がワ-ルドカップに熱狂してる中、科学史に残る1つのニュースが・・。
それは、日本の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還である。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は昨日、「はやぶさ」が分離したカプセルを、オーストラリア中南部のウーメラ砂漠地帯から回収した。
まさしく、カメルーン戦で本田が見せたゴールにならぶ、もう1つの奇跡のゴールだった。
カプセルには、地球と火星の間の軌道を回る小惑星「イトカワ」の土壌サンプルが入っている可能性があり、その分析によって、太陽系の起源解明に期待がもたれており、厳重に管理されて18日には日本へ到着するという。
日本が建造した「はやぶさ」は、世界初の全自動自律航行型宇宙船。
地球から遠のくほど指令が届くのに時間がかかるため、カメラ画像をもとに自分で判断し、地球からの支援なしに目標に近づいたり、姿勢を制御するコトが出来、それによって自力で幾多のトラブルを乗り越えてきた。
その他に、「はやぶさ」の成し遂げた技術面における「世界初」は、新型の電気推進エンジンであるイオンエンジンを使った惑星間航行、月より遠い天体への到達・着陸・離陸、重力がほとんどない天体上での試料採取・・など。
イオンエンジンは長寿命が期待できる半面、性能は劣るため、業界では傍流と考えられていた方式であったが、あえて採用。
結局、1万時間を大きく超える長寿命と、必要な推進力を確保できた。
小惑星から直接採取した試料、至近距離からの小惑星の精密な観測・・と、科学的成果も大きく、「世界一遠くまで往復した人工物」として、ギネスの申請もされる予定だ。
「はやぶさ」の目標となった小惑星「イトカワ」も、全長約540メートルと、「機体が着陸した最小の天体」として既にギネスブックに掲載されているそう。
たった5人の小さな町工場の技術者が、地球に帰還したカプセルの製作にあたるなど、驚くべき低予算で開発された「はやぶさ」の成果は、莫大な予算を費やす世界中の宇宙開発機関の脅威となるほど。
しかも宇宙技術を牽引して来たアメリカや旧ソ連の技術の流用ではなく、世界初のミッションだけに、その技術もまったくの日本のオリジナルなのだ!
これぞ「プロジェクトX」、”技術立国”日本の面目躍如である!
様々なトラブルに見舞われながらも世界初のミッションを成し遂げ、実に7年間、60億km(!)の旅をして地球に帰還した「はやぶさ」の感動の軌跡です。
途中、通信が途絶して、地球帰還のリミットまで間に合わなかった「はやぶさ」は、次の地球帰還のチャンスまで、実に3年間(!)の時を待たなければならなかったという・・。
こちらは「宇宙戦艦ヤマト」風に「はやぶさ」がトラブルに見舞われ続けながらも、その度に自力で立ち上がり、地球に帰って来るまでの様子を描いた動画。
日本の技術力と、不屈の根性をもつ?「はやぶさ」に感動です。
つくづく、「技術」って「ロマン」なんだなあ・・と、感じさせられる。
プロジェクトを率いた川口淳一郎JAXA教授をして”幸運”、”神がかり的”と言わしめた「はやぶさ」の帰還であり、実際、多くの”幸運”があったのも事実であろう。
しかし、これって、”事業仕分け”の対象になる・・?
「はやぶさ」よ、お疲れ様。
そして、ありがとう・・。
かわいそうだと泣いてしまう
小学生がいたことを
新聞で読みました。
その気持ち少し理解できたかも。。。
ありがとうございました。
まだまだ日本はなんかやれる!!
そんな気がしてきました。
とてもいいニュースでした。
感謝!!^^
この動画だけでも泣ける・・。
1人でも多くの人に知ってもらいたいね・・。
我が家ではケーキでお祝いしました
はやぶさを詳しく説明してくれてて
解りやすかったっスよ~
オレもまたブログに載せるようにしますね
いろいろ自分でも調べて、動画も見て、感動したのでね・・。
W杯で盛り上がる中、埋もれさせたくないニュースだな・・と思って取り上げてみました。