「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

過ぎたるは及ばざるがごとし??

2007年04月30日 | 指圧の活動

  4月23日に投稿した「不安が一転、プラス材料に」と題した記事に書いた通り、私は今スクワットに夢中です。

  朝、昼、夜と、それぞれたった1回ずつですが、それを大事にして毎回やっていました。「これで、指圧技術がもっと上達できる!」 とワクワクしながら――。スクワットのおかげで楽しい毎日でした。
  スタッフのD君は、そうとう練習したようで、かなり形よくできるようになりました。「上手だなぁ~」とそれを横目でみながら、私の壊れた右膝では、1日3回が限度だと考えていました。少しずつ、根気よくやるしかない、と自分に言い聞かせながら頑張っていたのです。

  ところがスクワットを始めて11日目の26日朝、目が覚めたら右膝に違和感がありました。少し腫れています。そっと正座をしてみると張った感じがして、坐りにくくなっていました。
  痛みはなかったので大丈夫だろうと思い、朝のスクワットを丁寧にやってみました。バキバキ音が随分小さくなってきているのは、とても嬉しいことでした。
  仕事中も右膝の張った感覚が少し気になったので、やむなく昼のスクワットは休んで様子を見ることにしました。1日の仕事を終えましたが、膝の様子は朝と変わりがない状態でしたので、休むかどうか迷いながら、「後は寝るだけだから」と夜の1回を丁寧にやって休みました。
  翌朝、右膝の腫れは前日よりひどくなり、正座がしにくくて、仕事中の立ったり座ったりの動きがスムーズにできません。右膝にカイロを貼って温め、昼のスクワットは前日と同じく休みました。
  温めたのがよかったのでしょうか、一昨日(28日)には腫れも少し引いていました。幸いこの日は、鈴木林三先生の治療を受ける日で、先生から色々指導を頂きました。その結果、スクワットは涙を飲んで1日1回とすることに決めました。

 「たくさんやったからできるようになるものではない。1回でもきちんとやれば、ちゃんとできるようになる」
 「必ずできますか?」
 「うん! 必ずできる! 風呂上がりに、身体が温まっているときにやるのが効果的だよ」

  はやる気持ちを必死に押さえて、“1日1回”を大事に大事にしながら、上達を目指すことにしました。
    2日ほど前、そういえばD君も「頭が痛い」と言っていました。右膝も痛いそうです。腹部指圧では、頭痛と右膝の痛みは同じ「こり」です。彼もスクワットのやり過ぎで、身体が悲鳴をあげたのでしょう。

 「効果がある」ということは両刃の剣です、過ぎれば具合が悪くなるということなのだ、と改めて知りました。 これは指圧も同じです。いくらいいといっても、あまりやり過ぎたらマイナス効果が出てしまいます。

  あせらず一歩一歩前進しよう、と気持ちを新たにしています。

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