「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

恒例の西表島3兄弟、お母さんも含めて指圧で身体のメンテナンス

2017年09月01日 | 指圧の活動

 夏休みの恒例になっていますが、今年も西表島の三兄弟がやって来ました。
 早いもので3兄弟は上から高校3年、中学3年、小学6年生になりました。
 西表島は日本の西側の先端で、島の東側では台湾が見えます。
 島には最低限の医療方法があるだけです。この3兄弟のお母さんが埼玉・川越出身で西表島に嫁ぎ、子供を連れて夏休みに10日ほど帰省します。

 実家は川越の内科医院です。お祖母ちゃんもお祖父ちゃん(院長さん)も、私の治療院へいらっしゃっています。親子も帰省の間、身体のメンテナンスのため何回か来院します。10日間の滞在で4人のメンテをする訳で、緊張感のある仕事です。
 その時その時、問題がある部分を指圧で改善してまた島に戻ります。今年はお母さんの体調がイマイチで、西表島から連絡船に乗って石垣島の病院へ診察を受けに行ってきたそうです。

 また、三男クンの目が変だ、との訴えもありました。実は彼の目のことは去年も言われていたのですが、限られた時間の中ではできなかったので、気になったままでした。今年はある程度、圧すことができたと思っています。
 眼科を受診しても、ハッキリした答えは出ないようです。しかし彼のお友達も「目が変だ?」と言うそうです。
 今年は、彼自身が気にし始めました。「自覚」することは大事なことで、圧す効果を左右します。期間内に3回シッカリ圧すことができました。

 モノを見る時、斜めで見るといわれていた視線は治っているのです。全身指圧を行いますと、特に前頸部の下方に圧しにくい難しさがあり、苦戦しましたが、治ったので兄弟達も喜んでいました。

 最終日ギリギリになって、お母さんの体調も改善の兆しが見えたのでホッと一息‼️ この後は、生活の中での工夫をお話しして終えました。
 来年の春、指圧を勉強しに指圧学校入学を決めている長男クン、皆んなの期待を一身に受けています。頑張ろうね!

 
西表島3兄弟と。前方右はお母さん、後方左は私




三男クンの術前(上)と
術後の様子
 

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