「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

胸躍る高知の研修会、旧知との再会も楽しみ

2009年02月08日 | 指圧の活動
  日本指圧専門学校同窓会主催の実技研修会が、2月15、16の両日、四国の高知で開催されます。かつて鈴木林三先生の私塾で共に学んだ森田修先生のお世話で、地元の先生方に呼びかけ実現したものです。
   森田先生が郷里の高知に帰られて10年以上になると思います。現在、かなりお忙しく仕事をされているようです。

   私は、同窓会主催の講習会には、できるだけ参加するように心掛けてきました。それは毎回、鈴木林三先生が行ってくださる「臨床のための基本指圧」の講座を学びたいからです。
   指圧師国家試験に合格して33年になりますが、開業して長年、御多分に漏れない力押しを続けていました。そのための手指の変形と痛みは尋常ではなく、加えて身体にも変調をきたし、毎日悩みを抱えながらの仕事でした。平成6年春、鈴木先生から基本指圧について学ぶ機会があり、初めて「無駄な力が抜けた状態で圧す」浪越指圧の奥義に巡りあえたのです。
   先生のご指導に従って学ぶうちに、十分とは言えませんが、その「心」が分かったような思いで今日まで仕事を続けてくることができました。今では指の痛みからも、身体の不調からも解放され、仕事にプライベートに活動できることを大変ありがたく思っています。

   南国高知は、どんな所かしら? 旧友との再会も楽しみです。昨秋、長野で受けた教えはクリアーできているつもりです。新たな課題もあり、講習会で一歩前進した感覚をつかみたいと、ワクワクして高知行きを指折り数えています。
   執行部の皆様は本当にご苦労様です、感謝しています。この実技研修会の開催が、全国、全世界に拡がることを切望して止みません。基本指圧を共に学べることの楽しさを、1人でも多くの方々と味わいたいと心から願っています。
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