「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

「水と礫」が文藝賞に ― 姪の息子の思いがけない受賞

2021年02月13日 | 雑感

 コロナ騒動が始まっておよそ1年、緊張感を失わないように心掛けて生活しています。先が見えない状況ですが焦らず逆らわず、時代の流れに任せて行きたい。しかし決して慣(な)れないことが大事だと思っています。
 そういえば「なれる」という漢字はいろいろあります。慣れる、馴れる、狎れる等々、そして漢字ですから当然それぞれに意味があります。「長くその状態であることで当たり前になること」には「慣れる」を使うそうです。コロナウイルスが蔓延している社会に、慣れてしまうことがきわめて危険だと私は思っています。体内に抗体を作成する「ワクチン」ではなく、「特効薬」ができるまで、コロナ社会に慣れてはいけないのです。

 去年は巷でも暗いニュースばかり。大きなストレスの真っ只中にいる感じだったとき、我が家に舞い込んだ嬉しいニュースがありました。私の報告が遅いので「ニュース」とは言えないかもしれません。夫の姪が姫路にいますが、その長男が去年の「文藝賞」を受賞したのです。一昨年だったでしょうか、日航姫路のラウンジ「夜間飛行」で会ったとき、小説を書いているとは聞いていましたが、さっそく大きな賞をいただくとは思いませんでした。

 この文藝賞は、芥川賞や直木賞を獲っている作家の登竜門と言われているそうです。我が家では大きな嬉しいニュースでした。受賞作品は、「水と礫」という小説です。昨年は、コロナ渦の影響なのか出品数が最多であったそうです。その中での賞です。昨年の応募総数はダントツの2360作品だったそうで、この受賞には本当に驚きでした。
 何か「ご褒美を」と思い、アレコレ考えました。
 「そうだ!」。
 ずいぶん前のことになりますが、私が経験をまとめて本を上梓したとき、それを読んでもらうことがいちばん嬉しかったことを思い出しました。

 知り合いや治療院の患者さん達で、読書好きの方に声をかけて読んでいただきました。感想も色々ありましたが、いろんな意味で楽しんで頂けたようで、取りあえずよかったと思っています。
 賞が獲れたのはとても嬉しく、これからの活躍に期待しています。皆さまの応援をよろしくお願いします。


 昨年の文藝賞受賞作「水と礫」

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