9月11日からオーストラリアのザルツブルクとウィーンに行ってきました。今回の旅行は、9年前に脳出血罹患以後、初の遠出です。病身に自信がなかったので外国旅行は台湾、香港せいぜいハノイ(ベトナム)など、比較的近場しか無理だろうと諦めていました。
ただ夫が私の歳を考えると「行くなら今しかない」と勧めてくれ、意を決して出掛けることにしました。
行きたい所はたくさんあります。自分の状況から色々迷った結果、ウィーンとザルツブルクに決めました。
ウィーンは、2回目です。
日本でも「京都」という街に行くとそれなりに、古さの中にあるなんとも言えないホッとする居心地を感じます。それと同じでウイーンは音楽の都、芸術の匂いを感じる街で永年の伝統が息づいています。その空気の中で歩いてみたいと思いました。
ザルツブルクは、なんと言っても天才モーツァルトが生まれた町、生家にも行ってみたいと思っていたのでワクワクします。また生家以外にも足掛け8年間過ごした有名な住み家「舞踏教師の家」というのがあるそうですが、第2次世界大戦爆撃で破壊されたのを、日本の第一生命が復元事業を支援したそうです。
これをきっかけとしてモーツァルトの原資料収集や学術研究で知られる、ザルツブルク・モーツァルテウム財団との友好関係を築き、近年さまざまなモーツァルト・コラボレーションイベントを開催しているといいます。(つづく)
スターアライアンス加盟のANAのラウンジで
機内食、うなぎの蒲焼も出ました