「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

ルール違反にひとこと

2006年12月01日 | 指圧の活動

  毎月1日は会場の契約

 毎月1日は会場契約の日です。
 基本指圧研究会では、月例練習会の会場に豊島区勤労福祉会館を利用していますが、その抽選日が、利用月の2カ月前の1日なのです。休館日に当たるときは、次の営業日になります。
今日はその抽選日でした。12月1日ですから、来年2月の会場確保のためです。

 私は基本指圧研究会の役員をしていますので、私が行けるときは行きます。しかし行けないときは、他の役員や会員にお願いしたり、それも都合が付かない場合、家族に頼んだりして何とか間に合わせているのが現状です。
 しかし毎回100人前後が抽選に参加し、上位の当選者から好きな日時、会場を決めて行きます。私たちの利用会場は第1・2和室と決めていますが、下位の順番を引き当てたときは、前の人に希望日時を取られてしまうことがあります。利用時間も午前、午後、夜間と3通りです。

 私たちの希望は原則日曜日なので、希望の日を取られると、1週間先か後しかありません。それさえも前順位の人に取られたら、さらに1週間ずれてしまうということです。
 会員の皆さんの中には、「月末は忙しいから、月半ばがいいのに」とか「何で午前中なの、午後の方が来やすいのに」――など、さまざまな意見もお持ちでしょうが、あくまでも決定は「抽選」の上ですので、ともかく「確保」するだけでも大変だ、ということを知っていただきたいと思います。

「ただ見れば 何の苦もなき水鳥の 足に暇なき我が思いかな」

 例の水戸黄門様、徳川光圀公の作だそうです。水鳥は、一見なんの苦労もなさそうで、水面をすべるように動いていますが、見えない水面下で足は必死に水をかいている、だからこそ体が動いているのです。
 これは当会にも言えることで、会場確保以外にもやらなければならないことがいろいろあります。縁の下の力持ち――すなわち、会を支えるために陰で協力してもらっている皆さんの存在を、改めてご理解いただけたらと思います。


  福祉会館の抽選方法

 さて、この抽選方法ですが、かなり前に私はどこかで体験した記憶がありながら、すっかり忘れていました。結構、興味深いやり方だと思いますので、ここに取り挙げてみます。もちろん、ご存知の方も多いと思いますが… 

 抽選は、朝9時までに勤労福祉会館の抽選会場に入った人が対象です。8時半ごろから列ができ始めます。しかし前に並んだから希望の会場が取れるとは限らないのです。9時までに入った人は、全員同じ権利がある、という考え方のようです。
 並んだ人に9時少し前から整理番号カードが配られます。ここでピンクとブルーの2グループに分かれます。会議室、和室…などはピンク、音楽室、美術室、工作室…などはブルーです。9時で配布が終わります。

 私たちと同じピンクのカードを受け取る人は大体90~100人。抽選方法は次のようになっています。

 ピンクの整理番号カードを受け取った人が100人いたとします。会場の丸いテーブルには、人数より1枚多い、1番から101番までのピンクのプラスチック札を、裏返しにしてランダムに並べてあります。
 整理カード1番の人から、好きな場所にあるプラスチック札を取ります。100人全員が取り終わると、テーブルの上には1枚余っている計算です。
 会館の係員がその余った札を確認して、会場に示します。50番がその札だとすると、会場を決める権利は51番の人から順に始まります。101番のあとは1番に戻るというやり方です。
 ですから、受け取ったプラスチック札が55番の人なら5番目。もし45番なら96番目ということになります。実に公平な抽選方法だと思いませんか。

  目に余るルール違反

  ところが最近目に余ることがあります。公平を期するため、抽選参加者は各団体ごとに
1人と決められているのですが、3人、4人で別個の団体名で参加しているグループがいるのです。
 彼らは全員抽選に参加し、順位の早い人が希望の日時・会場を申し込み、後の人達は「希望の会場は、申し込まれてしまったから」と、キャンセルして一緒に帰るのです。決まった会場と日時は、順次スライドでボードに投影されています。
 連中が同じグループだということは、待っている間、会場で一塊(かたまり)になり、前日の出来事や、共通の友人の話など、他愛ないことを嬉々として話している様子からわかります。
 学生らしき若い連中、有閑マダム(なんとも古い表現で年がわかる?)風のご婦人達、また定年退職したと思われる初老の男性達に多いようです。
 あなた達、暇はあるのでしょうが、ルールをちゃんと守れなければ、抽選会に参加する資格はありませんよ! ことに年配の人たちは、若者に範を示す立場ではないのですか!

 会場側として
も、毎回改めて徹底していただけたら、と思います。

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