「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

正しい指圧で超安産を、胎児が居心地のいい位置を目指す

2022年02月23日 | 指圧の活動

 1月15日生まれのI君を連れ、ママとお祖母ちゃんが治療院を尋ねてくれました。川越で評判の産院で、検診の帰りだということでした。以前は1か月検診だけでしたが、今は。2週間検診というのがあるそうです。産まれたてホヤホヤの赤ちゃんの「お目見え」です。
 ママは、幼稚園の先生(幼稚園教諭)です。園児達が心配でママは出産ギリギリまで勤めていましたが、妊娠末期には胎児の位置が下がってきて、医師から「予定より早く生まれるかも」といわれていました。そこで指圧の出番になったのです。
 妊娠32~34週に入ると胎児は、1日に30~35グラムも増えるそうです。35週ぐらいが、いちばん増加するといわれています。産まれるための(肺呼吸に移行する)体力をしっかり付けて出産に備えているのでしょう。

 この時点で妊娠9か月です。なのに既に胎児の位置が下がり始めたのでとても心配でした。大きなお腹が、けっこう右に偏り、胎児の胎動も不安定なのがよくわかりました。通常お腹の形は、指圧で正しく圧すと、見て分かるほど変わってきます。
 結果、変な偏りは無くなりました。当然赤ちゃんも、お腹の中での居心地がよくなり、胎動もとても穏やかになりました。胎児が、居心地のよい位置を目指す動きは感動ものです。頑張れ! と応援する気持ちが湧いてきます。
 翌月は妊娠10か月です。月満ちて臨月を迎えました。臨月になった時に行う指圧治療があります。これは、よい陣痛を呼ぶための大事なことです。安産を目指して、これを1回でも2回でも受けて出産に臨みたいと思います。

 このI君も、例によってお顔立ちの整ったイケメン、出生時の体重は3095グラムの立派な男の子でした。むだ泣きをせず、育てやすい赤ちゃんです。母乳もよく出ていて幸せですね~♪

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