「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

年1回の鈴木先生による講習会、「肩甲下部が基本」を改めて心腑に!!

2016年03月05日 | 指圧の活動
 建国記念日の2月11日、月例練習会に基本指圧研究会顧問の鈴木林三先生出席のもと、「医療のための基本指圧」と題した講習会が開催されました。早いもので、年1回のこの講習会も今年で7回を迎えました。これまでの会場は池袋の豊島区勤労福祉会館でしたが、先月から来年3月までは改修工事が行われます。そこで今回、東武東上線成増駅前の「アクトホール」に場所を移しました。
 和室 は、畳40枚が敷かれていますが、周りに板敷の部分があるので、とても広く感じました。また、何と言っても、池袋から東武東上線・急行で10分。成増駅北改札口から1分というロケーションはとても利用しやすかった。
  

 講習会は、定刻2時に始まりました。
 冒頭、鈴木先生から指圧業界の厳しい現況についての話がありました。誰もが考えなければならない問題でもあり、一人一人が技術を磨き上達することが大事なことだと、改めて強く思わされました。
 今回の講習会は、鈴木先生が、「肩甲下部が基本である」ことをより深く認識できるようにということから、体験型の練習になっていました。誰もがよく理解できるように工夫されていました。参加者は口々に、「なるほど。よくわかったし、面白かった!!」と。「四指が軽く触れて密着できること」で深い圧が入ることを、身体で理解することができた講習会でした。
 内容は、3人1組で肩甲下部を圧す人、受ける人。もう1人は圧している人の母指と四指に触れて、圧の入り方を確認し、四指と母指が密着できると、圧がしっかり入ることに納得していました。また同じく、3人1組で、腋下部を圧して、2人が圧す人の母指と四肢指に触れてみて、四指の密着ができているといい圧が入ることを実感し、勉強しました。

 この講習会で、肩甲下部が基本だということが改めてよく分かりました。圧す母指に身体をあずけても、四指が軽く密着してズレないことで「深い圧が入る」、ということを実感できた講習会で本当に素晴らしかった。有難うございました。
 この後、5時から懇親会で盛り上がりました。存分に練習した後のビールの味は、また格別でした。





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