「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

夏休みの恒例行事、沖縄・西表からお母さんと3兄弟で指圧治療を(1/2)

2014年09月07日 | 素晴らしい指圧効果

 毎年の夏休み恒例行事です。今年は8月10日から21日まで、沖縄・西表島からT君たち3兄弟がやって来ました。お母さんが川越の実家へ里帰りし、男の子3人が一緒にやってきたのです。夏休みの記事なのに報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。

 西表島の3兄弟は長男のT君が中学3年生、下に6年生と4年生の弟を従えて元気いっぱいです。T君は生後1ヵ月のとき斜頸と診断され、内科医である祖父の勧めで指圧治療をしました。西表島は医療が十分とはいえず、独身時代から指圧に理解が深いお母さんは、以後夏休みには指圧で体の手入れをしてまた島に帰ることを毎年恒例にしています。そんなことからT君は小さいころから体の不都合はいつも指圧で治してきました。
 
 歯の脱臼を治したり(私の著書に記述)、鎖骨骨折の後のケア(指圧協会機関誌「指の光」に掲載)や、また4年生のときには学校の健康診断で側弯症と診断され、2年がかりで指圧で治しました。
 今年は、川越に来る前から踵が痛いと聞いていました。実は踵の治療は少し厄介です。腰から(お腹も)緩まなければ治らず、今回は5回の治療を予定していましたが、もしかしたらまた2年がかりになるかも知れないとの思いもありました。ただお母さんも腰がかなり痛いらしい。子供は親の体調の代弁者の部分があるので、そのあたりも視野に入れて考えようと思っていました。

 通常、踵の治療を5回ではどうしても無理だと思いますが、そこはいつも劇的に回復してきたT君ですから、もしかしたらいけるかもしれない…。緊張して慎重に臨みました。(つづく)


3兄弟とスタッフのK君、私


指圧の待ち時間は、思い切りくつろぎます


K君から離れない末っ子クン

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