「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

日本冬季五輪に花を添える快挙

2010年03月01日 | 雑感
 皆さんは「団体パシュート」というアイススケート競技をご存知でしょうか。私は今回、テレビで初めて知った名称です。新聞では、各紙「団体追い抜き」と書いていました。(浅田)真央ちゃんのフィギュアが「銀メダル」で終わった直後です。
「もう日本の戦いは終了か…」と思っていたところへ、「女子団体パシュートが準決勝進出」と聞いたから、もう目が離せません。28日の早朝、私はテレビの前で釘付けでした。

 準決勝でポーランドを破って、いよいよドイツとの決勝戦です。リンク6周のうち、5周目までのラップでは日本がリードしていました。
「日本に初めての金か?」
 誰もが思ったことでしょう。
「日本冬季五輪のジャンヌダルク出現?」
 私も、色めきたちました。結果は2着の「銀」メダルで、しかも首位ドイツに100分の2秒差(当初の報道では100分の3秒差、後に公式記録で訂正)と聞くと、なんとも残念な思いもあります。いったい何センチの差なのでしょうか。しかし、彗星のごとく(?)出現した3人娘はみごとでした。やや寂しかった日本の冬季オリンピックを、最後に盛り上げてくれたことに感謝…。しかも女子スピードスケートでの銀は、日本で初の快挙だそうです。

 ところで、日本の五輪強化費がなんとも少ないので驚いてしまいます。日本は年間で27億円だそうです。韓国150億円、イギリス140億円、ドイツ180億円と比べると、いかに少ないかがわかります。夏季五輪のアーチェリーで銀メダルを取った、年配の男性が言っていました。
「外国の選手に、日本では練習の時間を割いてアルバイトをしている選手も多い、というと皆、信じられないという」
 民主党政府は事業仕分けとやらで、この金額をさらに下げようとしているのですよ。
「何で1位でなければいけないんですか。2位じゃダメなんですか」 
 これは確かスパコンに対して蓮舫・民主党議員がいった言葉だったと思いますが、それにつけてもその声が聞こえるようです。蓮舫さん、今は日本の議員なんですよ、もっと日本を愛する気持ちを持っていただきたいものです。

 もう一言だけ述べさせていただきます。
 在日外国人への「地方参政権付与」がいかに危険か。かつてブログに書きましたが、数日前の新聞報道で、連立政権を組んでいる亀井静香・国民新党代表の反対で、今回法案提出を見送ることにしたそうです。
 とりあえずホッとしたといいたいのですが、小沢一郎・民主党幹事長は中国・韓国と約束している手前、何とか進めようとするでしょう。福島瑞穂議員も強力に推進しています。鳩山由紀夫総理も、「議員立法でできないか」などといっています。しかしこれはなんとしてもやめさせなければいけません。亀井サンも連立政権結成後、初めて少し良いことをしたのではありませんか。

 もう一つ、福島議員が強力に「選択的夫婦別姓」法案を通そうと、躍起になっています。亀井サンにも「後は何でもいうことを聞くから、これだけは協力してほしい」と泣きついています。
 詳しいことは今述べませんが、これも日本の家族を崩壊させる稀代の悪法です。福島議員自身、昔から一貫して家族制度に反対しています。ウィキペディアに紹介された福島議員のごく一面です。
「(福島議員は)家族制度に反対の立場をとっており、著書では『私は、子供が18歳になったら“家族解散式”というのをやろうと思っている』『子どもが18歳になれば、ごかってに』と言いたい」

 こんな調子です。夫婦別姓、こんな大事な問題をもし提起するなら、もっと時間をかけて、国民全体で広く議論する必要があるのではないでしょうか。

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