私の治療所がある埼玉県川越市には、古い歴史と文化を今に伝える数多くの史跡があります。ここは小江戸と呼ばれ、ことにこの数年は訪れる観光客が飛躍的にのびており、年間500万人以上が街の風情を楽しんでいるそうです。
外国からのお客様もずいぶん増えてきました。
「小江戸」と言う言葉はかなり以前から使われていたようで、江戸時代にも「まるで江戸のようだ」という意味合いで、自分の町を誇る場合に使われていたといいます。
しかし改めてこの言葉がクローズアップされたのは、1996年に開催された「小江戸サミット」だそうです。このサミットを始めたのは埼玉県川越市、栃木県栃木市、千葉県佐原市の3市ですが、そのほかにも千葉県大多喜町、神奈川県厚木市、静岡県磐田市、滋賀県彦根市などもしばしば小江戸と呼ばれるそうです。(以上、小江戸の由来についてはWikipediaからの要旨)
同じような趣旨として、「小京都」と呼ばれるところは50以上の自治体に上り、「全国京都会議」が設けられています。この会議には本家の京都も参加しています。
江戸城は明暦の大火により、天守閣を含めた城構の多くを焼失しました。しかし川越の喜多院には江戸城の建物の一部が移築されており、家光誕生の間や、春日の局の化粧の間がそのまま保存されているそうです。
川越は松平信綱・柳沢吉保といった江戸幕府の重臣や親藩が藩主を務めた川越藩の城下町であり、幕府との関係は深かったといいますし、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。以上の歴史を考えて見ますと、小江戸と呼ばれるのにふさわしい街は、私には川越だけのように思われます。
実は川越の街では、最強ガイドが養成されて活躍しています。「川越シルバーガイド」と名乗り、市の公式講習を受け、その上試験に合格して認可を受け、ガイドとなっているのです。
ほとんどが元学校の先生で、定年退職した方が多いようです。歴史にも明るく、とても人柄がよい方たちです。元々学識豊かなうえに、しっかり養成され、話もとてもお上手で、まるで家光にでも会って来たように話してくれます。理屈抜きで面白い! そんな話を、リーズナブルな価格で直に聞くことができるのです。
「蔵の街」を散策し、時代を遡(さかのぼ)るような不思議な感覚を味わうのは、それだけでも楽しいのですが、シルバーガイドの親切丁寧な案内により、楽しさがいっそう倍増します。小江戸といわれるこの街の、不思議な魅力の虜になることうけあいです。
真っ赤な制服の、川越シルバーガイドに案内してもらう楽しさを、ぜひ体験して下さい。面白いことうけあいです。
東武東上線・川越駅改札口わきに川越観光案内所があり、ここで申し込むことができます。(℡049-222-8973)写真は私がファンの、ガイド大谷さんです。とても話がお上手です。指名もできます。
外国からのお客様もずいぶん増えてきました。
「小江戸」と言う言葉はかなり以前から使われていたようで、江戸時代にも「まるで江戸のようだ」という意味合いで、自分の町を誇る場合に使われていたといいます。
しかし改めてこの言葉がクローズアップされたのは、1996年に開催された「小江戸サミット」だそうです。このサミットを始めたのは埼玉県川越市、栃木県栃木市、千葉県佐原市の3市ですが、そのほかにも千葉県大多喜町、神奈川県厚木市、静岡県磐田市、滋賀県彦根市などもしばしば小江戸と呼ばれるそうです。(以上、小江戸の由来についてはWikipediaからの要旨)
同じような趣旨として、「小京都」と呼ばれるところは50以上の自治体に上り、「全国京都会議」が設けられています。この会議には本家の京都も参加しています。
江戸城は明暦の大火により、天守閣を含めた城構の多くを焼失しました。しかし川越の喜多院には江戸城の建物の一部が移築されており、家光誕生の間や、春日の局の化粧の間がそのまま保存されているそうです。
川越は松平信綱・柳沢吉保といった江戸幕府の重臣や親藩が藩主を務めた川越藩の城下町であり、幕府との関係は深かったといいますし、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。以上の歴史を考えて見ますと、小江戸と呼ばれるのにふさわしい街は、私には川越だけのように思われます。
実は川越の街では、最強ガイドが養成されて活躍しています。「川越シルバーガイド」と名乗り、市の公式講習を受け、その上試験に合格して認可を受け、ガイドとなっているのです。
ほとんどが元学校の先生で、定年退職した方が多いようです。歴史にも明るく、とても人柄がよい方たちです。元々学識豊かなうえに、しっかり養成され、話もとてもお上手で、まるで家光にでも会って来たように話してくれます。理屈抜きで面白い! そんな話を、リーズナブルな価格で直に聞くことができるのです。
「蔵の街」を散策し、時代を遡(さかのぼ)るような不思議な感覚を味わうのは、それだけでも楽しいのですが、シルバーガイドの親切丁寧な案内により、楽しさがいっそう倍増します。小江戸といわれるこの街の、不思議な魅力の虜になることうけあいです。
真っ赤な制服の、川越シルバーガイドに案内してもらう楽しさを、ぜひ体験して下さい。面白いことうけあいです。
東武東上線・川越駅改札口わきに川越観光案内所があり、ここで申し込むことができます。(℡049-222-8973)写真は私がファンの、ガイド大谷さんです。とても話がお上手です。指名もできます。