気温に大きく左右されるという 桜(ソメイヨシノ)の開花。

今年は、寒さが長引いて 平年より花芽の生長が遅れたものの
春分を過ぎた辺りから日差 しが春ら しくなってきて …
3月21日に高知からスタート したという桜前線は
31日に東京、横浜でも4月2日には開花宣言が出されて 今も北上 しています。
ちなみに、マメなN氏情報によると 茨城の開花宣言は6日だったようです。
満開日は 東京で6日と発表され、横浜は9日の予定となっていました。

これから しばらくの間、近くの公園は桜見物の人で溢れ返ることになるでしょう。
この頃は 遠くからたくさんのお花見客がやって来て、交通渋滞が起きたりも します。
だから あまり近づきたくない感 じ!
もしまた行くとしても きっと桜の終わる頃になるんじゃないかな~!

用事があって朝から出かけた帰り、ふと思い立って 公園に行ってみました。

いつもより人は出ていましたが 平日だったため混雑には至らず、
お昼までまだ時間があったこともあって 場所取りを してお弁当を広げているなんて人もほとんどなく、
ゆっくりと公園内を散策 していらっしゃる方がほとんどでした。
私は たまたまカメラは持っていたものの

初めから公園に寄ろうと思っていたわけではないので
しっかりと充電を して来てはおらず、
途中で電池切れという 心残り状態!
それでも 久しぶりに良い空気を吸ったような気がして
心が少しリフレッシュ出来た気がしました。

この日は満開の3日前と云うだけあって

ソメイヨシノには蕾が多く付いた枝もたくさん見受けられ、
遠くから見る <桜ぶり?> も まだちょっと控えめかなといったところでした。
吹いて来る風はちょっと強め!
〔 この時期は 少 し気を遣ってあげたらいかが!? 〕 なんて思いながら ひとり散策 していたら、
ウグイスさんの美声が何度も聞こえてきて、春は耳からも伝わってきました。








咲き始めはピンク色で、咲くほどに白色に近づくため 満開時は淡いピンク色に見えるのが特徴ですが、
遠くから見ると満開のようにも見える桜たちは、まだちょっと控えめな 7~8分咲きといった感 じでした。



青々と した 柳 とのコンビネーションも 日本ら しくて なかなか オツなもの。
風で軽々となび く <柳のれん>は 風流でも ありました。 (写真ではわからないのが残念!)


名前の由来は 金色の目・黒い身体・白い羽根。 「海ガモ」の仲間の渡り鳥だそうです。
オールバックの一部が長くて、小ぶりのポニーテールのようにも見えたりします。
だけど、後方から風が吹くと この髪型が逆立ち グシャグシャになって、これがまた可愛~い!
おじさんが鯉にパン屑をやっていると さっと横取りする俊敏さ。
時々 餌を探 して潜水すると、どこに行っちゃったのか まったくわからなくなってしまう凄さ。
ひとりで 大うけ したり 感心 したり、かなりの時間 見入っていました。




枝垂桜(しだれざくら)は ピンク色のきれいな桜。
枝垂桜って こんなに長くて しなやかな枝だったのね~ って感心!
こんなに近くで見たのは 初めてだったかも しれません。



あんなに痛い葉っぱから こんなに可愛いお花が咲くんだな~と ちょっとびっくり!




中輪で一重咲きの 大寒桜。
3月上旬から4月上旬に開花するという淡紅色のこの桜は もう 葉桜になっていました。



下向きに咲く、赤みが強い大輪の 横浜緋桜(よこはまひざくら) は、
昭和47年頃、鮮やかな紅色の寒緋桜(かんひざくら)と 病気に強い性質を持つ山桜(兼六園熊谷 という
種類)を交配させて誕生 した、丈夫で美 しい桜。
開花期には 早咲き・中間咲き・遅咲きの3タイプがあり、
早咲きは3月20日ごろから、遅咲きは4月10日ごろから咲きはじめるそうです。



葉桜や 色の白い桜(大島桜 か 山桜?)など、
はっきりと名前のわからないものも …。

全部見て廻ったら きっと もっときれいな所があったかも しれませんが、

私がこの日辿ったのは 大まかな公園一周。
それでも
まだ 硬い蕾だけの状態のものから 葉が出ているものまで
いろいろな種類の桜の<色>や<咲きっぷり>を楽 しむことが出来ました。
一日のうちのほんの短い時間でしたが、

この時期に公園に行ったからこそ出合えた生物たちもあったわけですから、
心和ませてもらって、良い時間をもらったなと嬉 しく思えました。
風が強かったせいなのか、残念ながら 草の香り は しなかったけれど、

充分 体感として 春の香り を 吸収 できた 感 じ!



全国で第一位になったという 目黒川の桜並木でも見られるように
水面に花筏が見られる頃が大好きな私ですが、
明日は雨になってしまうとか!
桜が自然に散り落ちるまで
風も雨も もう少し待っていてくれればいいのに …!


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桜前線 北上中 … ということで
1976(昭和51)年 1月10日発売、

(作詞 = 麻生香太郎 さん/作曲 = 徳久広司 さん)

ローカル線で 見知らぬひとと 膝つきあわす 恥ずか しさ」


さすらうつもりが 想いはいつか 帰る身仕度 はじめています」

旅先の情景や人とのふれあいが 自分を見つめ直させ、心を和ませてゆく。
そして、やがて 心も 雪解け に …!
南下 してきた旅を終わらせ、桜前線のように 今度は北上 して、
彼の住む町へと戻って行くのでしょうね。
(※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

春になると歌いたくなる 小柳ルミ子の17枚目のシングル曲です。
高校野球という歌詞からすると 正確な時期は、今よりは ほんの少 し前になるので しょうが、
歌っても聴いても 心癒される名曲だと思います。
(ちなみに、高校野球は甲子園球場で 3月21日頃から 12日間 開催されます。)
ルミ子さんと云えば
宝塚音楽学校を首席で卒業 したことでも知られていますが、
これは 歌手になりたいという思いが強かった彼女が
渡辺プロダクションと交わした約束のひとつであったとされ、
NHK連続テレビ小説 『虹』(10作目。1970.4.6~1971.4.3)で女優デビュー したのも、
事前に顔を売るためであったということのようでした。
確かに、歌や演技の鍛錬を積み、NHK連続テレビ小説に出演したことは プラスになったのでしょう。
すぐ後で発売された 『わたしの城下町』 は 160万枚という大ヒットとなり、
この年のオリコン年間シングル売上チャートで第1位を記録 し、
第13回日本レコード大賞最優秀新人賞も受賞するなど、
彼女は念願の歌手デビューを 華々しく飾ることが出来ました。
その後も 順調にヒットを連発 し、
天地真理さん、南沙織と共に <新三人娘> と呼ばれて、1970年代前半を代表するアイドルに …。
半ば頃からは 歌唱力を活かした正統派歌手として
1988(S.63)年まで、NHK紅白歌合戦に18年連続出場という実績を残 し、
女優と しても活躍。
ところが、
目指 したい音楽性を巡って渡辺プロダクションとの間に意見の相違が起こり、
独立に際 しては 妨害により仕事を干されるという苦労も経験。
この頃、13歳年下の無名のダンサー 大澄賢也さんとの電撃結婚。
おしどり夫婦と言われながら、2000(H.12)年には離婚騒動が起きてしまいました。
2002(H.14)年、歌手名を <rumico>、女優名を <小柳ルミ子> と区別。
2007(H.19)年に 27歳年下の俳優 石橋正高さん(石橋正次氏の息子)との婚約を発表するも、解消。
理由は、<いつまでも甘えられてばかりで疲れた> とのこと。
強いイメージのあるルミ子さんでも
甘えたい時があったり、しっかりリードしてもらいたいと思うことはあったんだなと
共感できる女心を見た気が しました。
昨年 久々に発売 したシングルのタイトル名 『やさしくして』 も、
そんな心情と重なって感 じられるようです。
ルミ子さん、歌に 女優業に 恋! どれも全力で頑張ってくださいね!

だけど今、ドンと構えて頼りになる男らしい人 なんて いるのかしら!?
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