今日は風がとても強いけれど その風から寒さは感 じません。
その後 雨も激 しく降り出 したけれど、やはり寒くはありません。
もう 春です。
春が来た~
という イメージ を 色で表すと したら 何色になるんだろう!?
自問自答 してみたら
若草色 という言葉が浮かんできました。
<若草色>は、
芽を出 して間もない、まだ柔らかい草の色です。
桜などを含めた<ピンク色>というのもありますが、
長くなるので 今回は <若草色>だけに しておきます。
<若草色>を 似た色で表現 しようとすると 何色か しら!?
またしても自問自答 してみたら
<黄緑色>あたりのように思えました。
<若葉色>、<若菜色>という言葉も浮かんできます。
まだ初々しいという意味の <若> という字(言葉)が似合うような気がすることから
<若芽色> や <若苗色>。 <若竹色>、 <若芝色>なんてのも ありかな!?
<萌黄色>という色も あったな~ なんて、
草木からイメージ したものも浮かびます。
でも 実際にあるものなのか、本当の色はどんななのかは よくわからない。
そこで、確認を してみたくなりました。
<若草色> <黄緑色> <若葉色> <若菜色>
結果は、
似た色もあれば かなり違う色や 違う意味を持つものもあることがわかりました。
<色のイメージ>というのは 人それぞれに違うのではないかと思います。
私の頭の中での<若草色>は もう少 し明るい色だったので ちょっと変な気が しました。
〔 若草色って こんなに 黄色みの強い くすんだような色 だったかしら!? 〕
なんか違うな~ と思いつつも
じっと見ていると こんなものかな~ とも思えてきます。
〔 <若草色>と<黄緑色>が似ていたのは間違いなかったけれど、
何だろう この微妙な違和感は!? 〕
JISの色彩規格でも <若草色>は <あざやかな黄緑>と説明 しているようです。
〔 よく考えてみれば <クレヨンの黄緑>って もっときれいな色だったような気がするな~! 〕
娘達が使っていた頃からは もうずいぶんと時が経ち、すっかりご無沙汰 して しまっていましたが
今度は クレヨンさんに 目を向けてみました。
結果は、
やはり <クレヨンの黄緑色>は もっと鮮やかな色でした。
〔 う~ん。 こちらのほうが やっぱり 明るい季節のイメージかな~! 〕
でも 実際の規格色は くすんだほうになるわけでしょ!?
同じ<黄緑色>だというのに ずいぶんの差ね~!
こんなに差があっても 同 じ <黄緑>になるの!?
調べることによって 時々 更なる疑問が生 じて しまうことがあります。
気になって ウィキペディアで調べたら、
<若草色>についての記載は ありませんで したが <黄緑色>については書かれていました。
<黄緑色> は 黄色と緑の間色。
黄緑を示す単色光の波長は、およそ 545nm から 565nm 程度で、
短波長になるほど 緑みがかった色(緑みの黄緑)に、
長波長になるほど 黄みがかった色(黄みの黄緑)になるようです。
また 波長が同じであっても、明度が違う黄緑色を2つ並べた場合には、
<ベゾルト-ブリュッケ現象>により、明るい方は黄色に近く、暗い方は緑色に近く見えるそうで、
LEDなどの光源色の黄緑色が、色鉛筆や絵具など 物体色の黄緑色より黄色がかって見えるのは
この現象によるものだそうです。
つまり、<黄緑>という色でさえ たくさんの色があるということになり、
くすんだほうも、鮮やかなほうも、どちらも <黄緑色>に間違いはないということになるようでした。
そういえば、昔 学校で習ったな~!
※ ベゾルト-ブリュッケ : 同 じ色相でも、明るさによって色相が異なって見える現象。
明るく していくと黄または青に近づいて見え、暗く していくと
赤または緑に近づいて見えるようになる。
ただし、青474nm、緑506nm、黄571nm、および赤紫は <不変色相>
であるため、明るさを変えても、見える色合いは変化 しないそうです。
けっきょく、どちらも <黄緑色>に間違いはなかった ってことになるのね~!
なんだか 不思議なようだけど、確かに よく見ると どちらも間違っているという気は しないものね。
それに近い色という発想から さらにイメージ した色たちは 結果的に
<若菜色 >や <若芽色 >は イメージよりは薄白く、
<若葉色 >は 思ったより緑のほうが強い淡色で、
<若竹色 >に至っては まったくかけ離れた色でした。
それでも
<若菜色 >は 立春に芽を出す食用植物の淡い緑色。
<若芽色 >は 植物の新芽のように淡く明るい緑色。
<萌黄色 >は 日本の伝統色で、春に萌え出る草の芽をあらわす色。
<若草色 >も 芽吹いたばかりの草の色ということで
これらは春の色だということがわかりました。
<若苗色 >は 稲の若苗のような明るい黄緑をさす色なので 初夏の色。
<若葉色 >は 「やわらかい黄緑」や 「草木の若葉のような淡い黄緑」として
色濃く深緑になる前の瑞々 しい色をさすそうで、季語としては夏。
(桜の花が散った後に見られる葉の色。色名の登場は近代のようです。)
<若竹色 > も 日本の伝統色で、その年に生えた竹の幹色。
季語としては夏になるようです。
<若芝色>については 今回 色としては見つけられませんで したが、
<若芝>は 季語 と しては存在 していて、時期は春。
夏には <青芝>となるそうです。
そんなことから代用で選んだ <芝の色 >。
けっきょく 今回調べた中で 私が一番 <春のイメージ> と したいのは
こんな色や クレヨンの黄緑色のような色のように思えました。
だけど、実際に外に出てみれば、
やっぱり 黄色に近い黄緑色のほうが多く、
画面や紙上では ちょっと くすんだように見える これらの色も
実物になると きれいで 初々 しく 力強く、愛お しくさえ感 じられます。
つまりは
こんな小さな四角の中に閉じ込めた色では 自然は測れない ということなのでしょう。
<姫うつぎ> <すみれ> <フキ> <はこべ> <あじさい>
生えてきたり、伸びてきたり。
初々 しき時期は やっぱり 黄色みの強い黄緑色が多かったけれど、その色も 一色にあらず!
実際に、<イメージ>と <現実>とは 違うことも多く、
イメージ上では素晴らしいものも 現実に作ってみたら 駄作!
世の中には そんなこともたくさんあります。
それでも イメージから生まれるものの数も、きっと計り知れないはず。
どちらも大切な <世界観>ではある ということになるのでしょう。
<現実の世界>は <イメージの世界>と 手を繋ぎ合って発展 してゆくんですもんね。
新芽など、初春の芽や草の生まれたて、
赤ちゃんの頃は やっぱり色が薄く、
だんだんと 濃い色になっていって …
やがては枯れる。
そんな繰り返 し が 現実です。
発芽 して芽生え、若草になり、萌え出 して、イッパシ(?)になると緑も深まり、やがて枯れてゆく。
人間も同 じようなものだけど …
命尽きるまで、
せめて 気持ちくらいは 若く、
<明るい若草色の気分> でありたいたいな~
などと、心では思っている 私であります。
都会には色が溢れているけれど自然の色は少ない。
緑が いっぱい増えて、
ひと口に <緑色>と括って しまう色にも たくさんの色彩があることや
そこに色を添える花や木にも ひとつひとつ違った美 しい色があることなど、
マー君を含め、ずっと後世まで残 し、伝え続けていければいいな~と思います。
そして、自分でも気にかけ、見守り、増や してもいきたいな とも …。
見た色や 頭の中の色を ちゃんと表現できるかどうか って 難しい~!
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今頃の時期には こんな歌は いかが!?
ちょうど今日は 一時期 風も雨も強かったですしネ …ということで
1972(昭和47)年11月 5日発売、
小川知子 さん の 『若草の頃』
(作詞 = なかにし礼 さん/作曲 = 川口 真 さん)
「雨の日も街角で 絵をかいてるあなた コットンのGパンも ずぶぬれのあなた
風の日はアパートで この私がモデル 火もなくて寒いけど あたたかな笑顔」
「思い出すの 若草の頃を 誰もいない 夜に泣きながら 今頃」
「恋なのか憧れか 知らなかったけれど 幸せに似たものを 感 じてた」
フランス映画が流行っていた頃だということもあってか、
歌詞も映画に出て来そうなシーンを想像させます。
彼は あんまり売れていない絵描きさんで、
彼女は彼に 若草のような憧れを抱き始めていた女の子なのかな!?
(※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
今では 「幸福の科学」 のイメージが強くなってしまいましたが、
デビューは 11歳の頃のテレビドラマ。
その後 16歳で東映にスカウト入社 し、数々の東映映画に出演するも、
高校を卒業 した 1967(S.42)年に 東映との契約を解消 して 歌手に転向。
初シングルは 前年に久保浩さんと歌った 『恋旅行』 だそうですが、
正式に歌手としてデビューされたのは 翌 1968(S.43)年の 『ゆうべの秘密』。
その翌年に発売 した 『初恋のひと』 と共に、彼女の代表作となり、
この2曲で NHK紅白歌合戦に連続出場されています。
『若草の頃』 は 16枚目のシングルになるようですが、
歌いかたは 『ゆうべの秘密』 や 『初恋のひと』 とは まったく違い、
ファルセットを使った高音で、あべ静江さんのような声になっています。
ギロという打楽器が入って 軽快なリズムが心地いい、ボサノバ調の曲。
フランスの歌手 フランソワーズ・アルディさんが歌った 有名な 『さよならを教えて』 に
似ているといわれていただけに、 この曲を知らなくても どこかで聞いたことがあるような
親 しみを感 じる方は多いかも しれません。
ちなみに、アルディさんが歌った 『さよならを教えて』 の原曲は、
イギリスの国民的歌手 ヴェラ・リンさんの 「It Hurts To Say Goodbye」(1954) だそうです。
彼女は近年、歌手活動を再開なさっていらっしゃるようです。
さらに、今日のお天気にも ピッタリ~!
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