― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

元気アピールも ほどほどに …  ― 新橋二丁目七番地 ―

2013-10-24 | 想い・思い・体験 話

心配なことや 気が重いことが あった時  
そこに しか気が回らなくなって落ち込み、
心が弱る なんてことは今までにも 幾度となく ありました。
至って 軟弱な心 です。
そんな時でも 表に出たら それを感 じさせないように振る舞う というのは
大人なら 誰もが していること だと思います。

ところが、                
今回 私は それをやり過ぎてしまいました。

         外出も したくないと思う時でも
         頑張って出かけて行けば 結果 〔 楽 しかった! 〕 と なることは多いものです。
         そこから元気をもらえる時もあります。
         そこで私も、萎(しぼ)んでいるのにズッシリと重い という ヘッポコな心を隠すため
         たくさん着せ込んで出かけ、軽さを強調 しようと テンションアップを試みた!
         つもりだったんですが …  
         元気だよアピールを しすぎて 酔っちゃったみたいなんです。
         これじゃ お店の貢献にもならない~!

自分を奮い立たせる という意味も込めて歌った歌もヘロヘロになって しまいました。  

         似ている言葉に気づいて、〔 間違えたら嫌だな~! 〕 と 意識 したり、
          〔 こんな風になったら嫌だな~! 〕 なんて気にすると、
         かえってそちらのほうが脳に残って しまう と いうこともあるようです。
         この日、発表会があって出場されていた歌仲間さん達も
         かなり練習 していたようなのに
         歌詞を忘れたり 上がってしまったり していた と いうお話を伺いました。
         心配 し過ぎたり 気に し過ぎたりすると、やはり いいことはないようです。


どうしても気になって、翌日 一緒に帰った歌仲間さんに聞いてみたんですが、
 「ずっと話 しながら帰ったけど、気にするようなことなんて なかったよ。」
 「ちょっと酔ってるのかな ってところが いつもより かえって可愛いくらいだったし …。」
 「別れ際も しっかりしていると思ったから家まで送らなかったんだから ぜんぜん大丈夫だよ!」
 「今までより近く感 じられて嬉 しいくらいだったし、僕と しては あのくらいのほうが可愛いと思うな。」
って言ってくださいました。

         そういえば 以前にも 他の歌仲間さんからそんなことを言われた覚えがあったので
          〔 逆に いつも のほうが問題!? 〕 って 違う方向に反応 しそうですが、
         良いこと しか言わないのは <優 しさ> って場合もありますからね!
         話半分で聞いておくことに しました。


最近 都合でずっと来ていない歌仲間のS女子に
  「なんか私 Sさんとおんなじことやっちゃったんじゃないかと思うんだけど …!」 って話 したら
  「わ~ いつも変わらないのに、○○○ちゃんでもそんなことあるのね~!」
  「見てみたかったな~! ホント残念だわ~!」 なんて 面白がられちゃって、
同類と見なされてしまいました。

         私の大好きな彼女だし、<女同士の絆> が 深まるのは嬉 しいけど、
         こんな同類は、あんまり嬉 しくないよ~!


     〔 今まではそれで過ごせていた と しても、いつまでも 同 じ じゃないんだな~! 〕  
教訓 にはなりましたが、
けっきょくは もっと気が重くなってしまって、
出かけたくない思いが増量 してしまう という 最悪な結果になりました。
表面的には頑張れても、これを克服すのは、さらに大変そうです。

「失敗 してもいいじゃないですか、人間 だもの!」
象印 羽窯(はがま) のコマーシャルが、ちょっと身に沁みちゃいました。


      後日、
      出かけたくない思いのほうが強くて 自分との戦いになりましたが、
       もし迷惑をかけていたらいけないな と いう思いと、
       ここで無理にでも行かないと また引き篭もるほうに勢いが付く可能性が高い と いう思い、
       それに 私には 待っていてあげたいと思っている人も いるんだ と いう思い などがあって、
      行かなければいけないという気になりました。
         その人の来る時だけ顔を出 して <待っていてあげる> はない!
         自分の問題として <嘘>や <ごまかし>に思えそうなことは したくない!
         器用 じゃないかも しれませんが、私の持論 のようなものです。

      いろんな葛藤があって さらに ズッシリと重くなってしまった心で出かけて行くと …
      ひとりひとり確かめながら回ったら、みなさん 本当に優 しくて、
       「全然 気づきませんで したよ!」 とか
       「なんでそんなに気に してるの!? 全然平気よ~!」 とか、
      そんな風に言ってくださる方ばかりで した。
      だけど、〔 そうよね~! 〕 とは思えない自分がいるので 話半分と受け止め、
      言い訳も したくないので 歌った後に マイクを通 して 再度 誤っておきました。
        〔 今後は あんまり無理に繕わないように しなきゃ! 〕 と思いながら …!


元気な時はいいけれど、無理に奮い立たせようとすると かえって失敗しちゃうんですね~!

頑張り表現も 気にし過ぎも、やり過ぎると良いことはないってことね~!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今日も元気にがんばらにゃ~ … ということで
2012(平成24)年 3月 7日発売、
        あさみちゆき さん の  『新橋二丁目七番地』
                 (作詞 = 田久保真見 さん/作曲 = 杉本眞人 さん)

  「流されまいと 流されまいと 小石のように うずくまる
                 靴を磨けば こころも晴れる 今日も元気に がんばって」
  「一杯飲めば 一杯飲めば 人間なんて 立ち直る
                 靴の汚れは 心の汚れ 夢も磨けば また光る」
  「明日はきっと 明日はきっと いいことあるさ 大丈夫
                 つらい気持は 靴みりゃわかる 今日もあなたは がんばった」

   自分の頑張り、人への気遣い!  どっちも忘れちゃいけませんよね。
     だけど、頑張り具合も 時と 場合と 程度を 選ばないといけないようです。
     また、 一緒にいるだけで心和む とか 話を していて楽 しい とか、
     身内や知人に じっくり聞いてもらうのがいい時も あるとは思うけれど、
     きっと <まったくの他人> のほうが自由にものが言える とか、
     こんな風に <ほんの短時間> だからいい ということもあるんだろうな~ って思います。
     ちょっと話 しただけで気持ちが軽くなる!
     人生を重ねて来たおばあちゃんに靴を磨いてもらいながら
     愚痴を聞いてもらったり、たわいないお話を したり …。
     それで 心のほうまで磨けてしまう なんて素敵ですよね。
     機会があったら私も、ピッカピカに してもらいたいな~!
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

2011(H.23)年の11月に発売されたアルバム
『あさみのうたVII~秋櫻の頃~』 の6曲目に収録され、
そこから シングル・カットされたもの。
DVD付きのものも 別売りされているようです。 (2013. 6.12)

靴磨き歴 41年 という中村幸子さん。
19歳の時に トランクひとつで 浜松から上京 し、
不倫、死別、結婚、離婚、そして結婚と
それだけでも壮絶な人生だなと思えるのに
その間 ずっと家計を支え続けて 5人のお子さんを育てられ、
今でも新橋駅前で 地べたに座り続けていらっしゃると伺って
その頑張りに敬意を表 したい気持ちになります。
名物おばあちゃん ともなれば いつまでも居続けてほしい気持ちもありますが、
暑いにつけ 寒いにつけ、雨の日、風の日 … お歳を召すほど 気になります。
これからの季節、気になります。

新橋二丁目七番地は SL広場 ラ・ピスタ新橋前あたりになるようですが、
<サラリーマンの聖地> とも云われる新橋の中でも 目立つ場所でありながら、
まさに <濁流うねる> 都会の 雑踏に紛れ、盲点の如く 目立たない!
私も SL広場では 何度か待ち合わせを したことがあるのに、
当時 まったく気づいては いませんでした。
それでも 靴をすり減らして歩く サラリーマンの街です。
常連さんがいらっしゃり、大事な商売道具を きれいに磨いてほしいと思う方々も
きっと いっぱいいらっしゃることと思います。
この歌や本のお蔭で 少しは認知度も上がった ということも考えられます。
幸子おばあちゃんは、果たして今までに いったいどれだけの人と出会っていらしたのか!?
想像もつきません。
疲れた靴と疲れた心を 励まし続けてくれる、励まし続けてほしい 大事な存在。
新橋には無くてはならない存在として、いつまでもお元気でいらしてほしいと思います。
                (ちゆきさんの他の歌関連記事については こちらこちら で ご覧ください。)

サラリーマンの味方 と して、

疲れた靴 と 疲れた心 を 癒し続けてくださ いね!


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