― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

今年も あっという間に成長、ブドウのような実の生る草

2017-06-15 | 植物 に関するお話

野際陽子さんが13日に亡くなられたと
たった今知って ショックを受けています。
大好きな女優さんだったから ホントに残念。
81歳なんて まだまだ若いのに ・・・!
ご冥福をお祈り申し上げます。





   この数年、
   毎年 初夏になると 大きな葉を茂らせ、庭を大きく占領する ブドウのような実 の生る草
学名は ヨウシュヤマゴボウ洋種山牛蒡
別名 アメリカヤマゴボウ


特徴 は 太くて赤い茎、大きな葉、ブドウ似の実。

   春に新芽が出てグングン成長し 夏に実がなり、秋に枯れる。
   一枚の葉の大きさが半端ではなく 日陰になる面積も大きいため
   去年は 完全に枯れるまで待ちきれなくて
   実がシワシワに枯れてきた時点で 切り倒 してしまったのだけれど、
   残った茎は 冬を超える間に まるで のようになっていました。


枯れて木のようになった茎の横からは 今年もまた 新芽が出てきました。

       "草" というには さすがに太いとは思っていました。
       〔 まるで 木のようだな! 〕 と ・・・。
       しかし 去年までは "茎" の部分は まだ赤く、みずみずしさが目で見えもしたので
       そこから推測すれば "草" であると理解できるものでした。
       ところが 今はまるで木! とても草だったようには見えません。
       一度 掘り返して 根絶やしにしようと試みたことがあったのだけれど、
       掘っても掘っても出て来なくて断念!
       こんなになっちゃったら なおさら無理でしょう。


   そして今年も 4月の終わり頃、
   気づくと その根元付近から また 若葉 がいくつか出てきていました。
   それがいつしか
   "選ばれし" もの なのか "勝ち取った" もの なのか、
   2本だけが グングン伸び出した。

10日後には 勢力争いに勝った2本だけが成長 して、葉は もう掌よりおおきくなりました。

2本の中でも優劣が見受けられ、右隣りの トサミズキ までもが 張り合いように伸びてきました。

       思い出せば 去年と まったく同じ状況です。
       ただ、去年の場合は 私が掃除中に まだ若い1本を折ってしまっていたので
       残った1本だけが大きく成長 したんです。
       申し送りなんてあるわけないで しょうに、いつも2本だけが育つって 不思議よね~!


   あとの子たちは 太い幹の足元に寄り添っているだけ。
   育ってゆく気配 が見受けられません。


2本の茎は まだまだ成長 して太くなるんで しょうけど、それに比べて勢いのない他の子たちです。

       考えてみれば、1本を折っちゃった去年、まだ大差のない 予備軍? とも思われる
       子たちの中から 1本が抜き出てくる ってことはなかったんだから、
        [ 今年はもう この子 と この子! ] って決まってるのかしらね~!?



大きな葉の根元と茎の境のあたりから 出てきた 小さな葉っぱ。 これも大きく育つのかしら!?

       こんなに大きく育った葉っぱに くっ付いているみたいな 小さな葉っぱ。
       この子たちが特大になる可能性はなさそうだけど、茎自体はまだ成長途中。
       例年からすると 四方八方に広がりながら 茎や葉は倍くらいになりそうだから
       どんどん重くなっていくことだけは確かそうです。
       これを支えるんだもの 茎は太くないとダメなのね~!


        ※ ちなみに この小さな葉っぱ、托葉 というんだそうです。
          この子のお役目は 未発達の葉身を保護すること。
          大きな葉(葉身) の成長と共に落ちてしまうもの(早落性)も多いそうですが、
          長く残るもの (宿存性) もあり、盛んに光合成を行って 手助けしてくれるようです。
          この子がどちらなのかは、今後 観察 していかないとわからない!
   



丈は もうすで に2m を越え、

ブドウのようになる部分も出来はじめました。

       そろそろ椿の木の間を くぐらせないといけなくなりそうです。
       だけど それも気をつけないと 以前のように お隣りのほうに傾くこともあり得ます。
       育ってから変えることは無理と学んだから 考えながら枝の間を通す工夫が必要でしょう。
       全体にわたって 毒性 があることもわかっているので 触れずに観賞するだけ!
       あまり繁りすぎるようであれば 切ることだって考えなくっちゃいけないかもしれないので
       儀ブドウちゃんたち、あんまり育ち過ぎないようにしてね~!


                                (以前書いた ヨウシュヤマゴボウ話 は
                                           こちらこちら で ご覧ください。)


引いても押してもダメだった あの重さも覚えているし、
繁りかたの凄さもわかっているから、
今のうちからあれこれ対策を考えておかないと!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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2 コメント

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 (歌種記文 mie) さん へ (iina)
2017-07-18 09:38:51
ヨウシュヤマゴボウを見分けるなんて、ワ・タ・シさんは植物にも詳しいですね。


> ビニール傘は安易に捨てられているのをよく見かけるようになりました。
使い捨ての時代とはいえ、もったいないことです。

> 江戸っ子弁。・・・身近で聞くことは珍しく、その方とトビの棟梁くらいがせいぜいなものでした。
江戸のその昔は関東の片田舎でしたが、徳川幕府が置かれたことから地方から人が集まってできた町だということです。
中でも、天領であった甲斐の国から江戸に多くの者が移住したため、甲斐の人の気質や言葉が浸透したという説もあるそうです・・・?

返信する
iinaさんへ (ワ・タ・シ)
2017-07-22 02:49:50
ヨウシュヤマゴボウとハンゲショウは穂状花序の部分が似ていますね。
ヤマゴボウ科とドクダミ科。
どちらも多年性落葉草本植物。
実際の茎の太さなどを見たら、
ヨウシュヤマゴボウが草だなんて信じられないですけどね。


ビニール傘のお話
各家でいらなくなった傘は
駅などに置けるようになれば 誰かの役に立つのに・・・!


江戸っ子弁のお話
地方出身者が一番多い街は東京だと言われていますが、
江戸の昔からそんな感じだったんですね。
中でも 山梨県から移住した人が多かったというお話。
東京に古くから住んでいる人って もしかしたら
ご先祖が山梨県人だったりするのかもしれないんですね。
気質や言葉がそのあたりからのものかもしれないって説、
なんか面白いです。
だけど、江戸っ子弁のあの歯切れの良さから 山梨の人を連想すると、
合致しない気はしてしまいますが・・・!

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