― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

二股の木 一本の剪定料金は いくらが相場?  ― たとえばたとえば ―

2011-12-25 | 植物 に関するお話
 

ある日 玄関のチャイムが鳴ったので出て行くと、お隣の奥様が立っていら して、
 「あの~、お宅の椿の木が伸びて来ていて、枝が屋根にかかって困っているので
  どうにか していただけませんか!?」 と言われてしまいました。
そんなことになっているなんてまったく知らなかったので
 「すみません! まったく気づかなくて …  ご迷惑をおかけしました。」 と謝ると、
 「今日明日ということでなくて構いませんので、よろしくお願いします。」 と言われました。
 「近々何とかします。」
そうお返事 して 帰られた後 見に行って見ると、
確かに、
二本ある大きな木の一本が 曲がって生えているため
お隣の屋根の上にかかっていて 葉を茂らせていました。
家のほうからでは見えにくくて 高さも あまりわかりませんで したが、
あれでは 言われても しかたありません。
   ただし、お隣にかかっていたのは椿の木のほうではありませんでした。
   でも 何の木なのかは不明!



次の日、
休みだった娘と一緒に のこぎりで枝を切ろうと思いましたが、生木なので切り難く、
やっと切れたのが 直径 5cm、長さ 2m ほどの枝!
お隣にかかっているのは もっと高く伸びた 二股に分かれた木の上部で、
家にある 2m に満たない脚立では届かないし
足場も悪いため 素人ではどう しようも ありません。

  〔 こういうのって どうすればいいんだろう!? 〕
どこかに頼む しかないと思い、専門業者を探 しました。
   必要に迫られないと ネットで調べものをするなんてことは しないので 迷います。
   昔でいう 植木屋さん。 職種としては 造園業。 <剪定> に <地域> を入れて検索。
   でも … どこが良いかなんて わからない。


いくつか覗いてみましたが 提示 してある金額に差はなさそうなので
とりあえず 上部にあった1件に電話 して 事情を説明 し、剪定の見積もりを お願い しました。
   一番初めに記載されていたお店は個人経営のようでしたが 電話 しても出なかったため、
   目安が書かれていた その時 2番目に載っていた 大きそうな業者に電話 してみたんです。

対応された女性は 慣れた方のようでした。
 「今すぐ いつ行けるとは言えないので、近々行けそうな人間を探 して 後ほど連絡いたしますが、
  どうしてもご都合の悪い日はありますでしょうか?」 と聞かれたので
 「出来る限り 何とかします」 と答えて電話を切ると その日の午後、
 「明後日のお昼前に伺えますが、ご都合はいかがで しょうか?」 と連絡が入りました。
とにかく見ていただかなければわからない。 お願いすることに しました。

   業者や企業 というものを <信用 しない> というわけではありませんが、
   今は あらゆる職種で同業者が増え、生き残ろう、競争に勝とう、儲けよう とするあまり、
   <うたい文句 (キャッチフレーズ)> とはまったく違う、 正当とは とても思えないような
   <ぼったくり> のごとき請求額を提示するところも多くなっていて、被害者の数が年々急増!
   という話をよく耳にするようになりました。
      企業として大きくなると、従業員の給料など 経費を捻出 しながら儲けを考えるため …、
      小さくて依頼数が少ないと、来たところから儲けを算出 しようとするため …、
      そんな理由から そういったことが起こりやすくなってしまうようです。

   実際、我が家でも 以前 トイレ修理で 嫌な思いを していますので
   人を頼むことに対 しては どう しても 警戒心 が働いてしまいます。
(その時の詳細については こちら で ご覧ください。)
   だからなおさらに、<出来ることなら自分で何とか したい!> と思ってしまうんですが、
   そんな思いだけで木を切っても 相手のお宅に迷惑をかけないという自信がありません。
   〔 ここは 業者さんを信 じてお願いする しかないな! 〕 と思いました。


来てくださった若い方は とても親切な方でした。
それでも いくつかの見積もりを出 していただくと、どれも けっこうな額になっていました。
   剪定方法が2種類、伐採方法が2種類書かれていましたが …、
   1本の木が二股に分かれているというだけで 2本分になるというのが納得できない上に
   作業員の保安料が 1万2千円、ゴミ処理代が 1万2千円~3万円 もかかると言われて びっくり!
   これでも、 「うちは今 お金がかけられないので 出来るだけ安く …!」 とお願い しての額ですから、
   〔 何も言わなかったら どうだったのかしら!? 〕 という疑問も湧いてきてしまいました。


   ネットで調べた時、
   鮮明な価格設定と書いてありました。
   我が家の庭の木は 月桂樹 で、7メートルあるそうなので、目安では
      剪定 なら  15,000円  ゴミ処理   4,500円
      伐採 なら  23,000円  ゴミ処理 11,500円
   確かに、剪定は 15,000円、伐採は 23,000円 と書いてありました。
   でもそれは 二股に分かれた片方のみの料金だというんです。
   二股に分かれているとはいっても 根っこはひとつの 1本の木です。
   <1本いくら> と提示 してあるのに 2本分になるというのは どうにも納得がいきません。
   その上、ゴミ処理代も最低料金が 12,000円。
     剪定時の 4,500円 は どこから出てきた金額なんでしょう!?
     伐採の 30,000円 って、どんだけ~! (思わず I KKO さんになっちゃいます!)
   見積もりより高い金額は請求 しないと書いてありましたが、見積もりの金額が高くありませんか!?
   我が家の木は 決 して <大木> なんか じゃありません。
     〔 やっぱりなんか変 じゃない!? 〕
   今 頼んでも 年明けになるというので 検討 してみるということに しました。

     結局、二股の片方だけの剪定料金が    40,950円
         全部の剪定だと サービスで      52,500円
         二股の片方だけの途中伐採料金が 55,650円
         全部伐採すると サービスで      86,100円 となっていました。



   たとえば …
   ホームページなどに記載する時に もっと詳 しく、
    <1本の木であっても 二股 になっている場合には 2本分の料金を いただくことがあります> とか、
    <作業員の 保安料 が 別途に 12000円 かかります。>
     あるいは <場所によって いくら~いくらまで かかることがあります。> とか、
    ゴミ処理 においても <一律> と勘違いするような書き方ではなく、
    <○リットル入るゴミ袋 1袋、または 10袋単位で いくら> とか <1キロ いくら>、
    あるいは、<1本の木(大きさ別)で いくら~いくらくらい かかります。> とか、
    目安を もっと細かくわかりやすく書いてくださっていれば 問題はないと思うんですが …
    どうなんでしょう!?
       ホームページをもっているなら いくらでも書けると思います し、それが誠意だと思うんですが、
       今の世の中は <良いことは過剰なほど、損になるようなことは書かない> というのが主流
       になっているんでしょうか!?



それに しても この業界の 相場 というものが わからない。
もしかして これが 相場 … なんてことも あるかも しれません。
そこで、都内に住む 知り合いの植木屋さんに電話 して見ました。

   事情を説明すると
   ちょうど 同業者が4人ほど集まっていたようで
    「そりゃ~ 高いな~!」
    「足場が悪いから 安全のためもあって別料金を取られるみたいなんだけど …」 と話 しても
    「安全のためって こっちはプロだよ!  足場が悪いったって 木に登って作業すればいいんだから
     そんなの必要ないだろ~!  俺なんかだったら 3万あれば出来るけどな~!」
   私が
    「ゴミ処理も入れて?」 と聞くと
    「当たり前だよ。 全部やってだよ。
     あのさ~、もう 2~3軒 突き合わせてみな! 比較 してみたらいいよ。
     地元にもあるだろうから調べてみな!」 
   同業者さん達の 同意する声も 毎回 電話の向こうから聞こえてきます。
    「わかったわ。 探 してみる。 ありがとうね!」
   電話を切ってから もう一度 見積書を見てみました。
     〔 やっぱり 高いわよね~! 〕

私はもう一度調べ直 して 近くにあるらしい造園業者さんに電話 しました。

   事情を説明 しながら 同業者である友人から言われた話をすると
   なんだかちょっと引いている感 じも漂ってくるような …
      これは儲からない客だと思われたのかも しれません。 思い過ごしかな!?
   そして しきりに 「そっちには頼まないつもりなんですか?」 と聞くんです。
   その後 先の見積もりの額を聞かれ、答えると 「あ~ぁ!」 とだけおっしゃいました。
     〔 それって もしかして 自分の所でもその程度は取っていたっていうことなのかな~!? 〕
   そんな想像を呼んで、なんだかまた不安になってきました。

いずれにしても 年内にやっていただくのは無理のようなので
来週 見に来ていただいて どうするかを決めることになりそうです。


テレビには 悪徳業者 の話 が 山ほど出てきます。
だけど 良心的 な業者さんの話題 だって たくさんあります。
この業者さんが 悪徳 というわけではありませんが、
納得できること良心的だと思えること というのは
現実的には 少ないんで しょうかね~!

                    なんだか 世知辛くて 暮らしにくい世の中ね~!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

たとえば こんな業者さんだったらいいのにな~ なんて思ってしまう … ということで
1979(昭和54)年 1月21日発売、
    渡辺真知子 さん の  『たとえばたとえば』
            (作詞 = 伊藤アキラ さん/作曲 = 渡辺真知子 さん)

「教えてよ 理由(わけ)  気になるの 影  どうすれば 罪」
   「たとえ たとえで たとえても  たとえきれない やるせなさ」
「どこまでが 嘘  どこからが 愛  どうすればいいの」

   たとえば … 立場が違ったら どう感 じるの?
     いつも、あるいは出来る限り、そんな風に考えて お仕事やお付き合いが出来たら いいですね。
     こういうことが続くと やるせない気持ちになります。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
真知子さんは 声楽出身のシンガーソングライター。
1975(S.50)年、高校生の時、
新人の登竜門と云われる ヤマハポピュラーソングコンテストに出場 して
『オルゴールの恋唄』 で 審査員特別賞(川上賞)を受賞。
『迷い道』 で デビュー したのは 1977(S.52)年 11月、21歳の時。
前世代のフォーク・ニューミュージック系のアーティストと異なり、
積極的にテレビやラジオに出演 して歌われたことが功を奏 して
松任谷由実さん、中島みゆきさんなどの
次の世代のニューミュージックシンガーとして人気を博 しました。
パワフルで豊かな歌唱力も 魅力なら
歌謡曲的な要素をふんだんに取り入れたという曲調も また
多くの世代に親 しみを感 じさせ、数々のヒット曲を生み出 しました。
2曲目に発売 した 『かもめが翔んだ日』 は
売り上げ的には デビュー曲には及ばなかったそうですが、
今でも歌われることの多い歌としては 代表格。
この年 第20回(1978年度)日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞 しています。

この曲、『たとえばたとえば』 は 4枚目のシングルになります。

NHK紅白歌合戦には
デビューの翌年(1978年)に デビュー曲の 『迷い道』 で 初登場。(第29回)
翌年(1979年)出場 した2回目(第30回)の時も この曲での出場でしたので、
意外にも 『かもめが翔んだ日』 は 一度も歌われなかったことになります。

天真爛漫な人柄が魅力と云われている彼女ですから、
これからもその明るさで、ますます活躍されることを期待 しています。

              歪んだ 暗い時代にならないよう、 その明るさで 笑顔を蘇らせてくださいね~!


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