― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

お酒と歌とお話と  ― 酔いしれて ―

2009-08-20 | 想い・思い・体験 話
唐突ですが、
お酒の楽 しさ って 何なんで しょう!?  
本音で話せる とか リラックス出来る とか!?
飲まなくたって お話は出来るんですが、
お会いするのが 夜だったりすれば
やっぱり 飲みながらの方が 落ち着ける感 じが します。

お酒は、相手との コミュニケーションを図るための 潤滑油 の よう!
お酒の場は、一番 手軽に
  相互理解、意思の疎通 が とりやすくなれて
  信頼関係、親睦 を 深めやすい、
そんな場 のような気が します。

今でこそ ちょっと強くなったような気が している 私ですが、
昔から あの 和やかな雰囲気は 嫌いではありませんで したし、
反対に、飲めるようになった今だって、ひとりで飲んでも あまり美味 しいとは 思えない。
   飲みたいなと思うことはあるけれど、味は 明らかに違う気が します。
お酒は やっぱり 誰かと … 
     例えば こんな方たちと ご一緒の時が 心地良い~!
博学な方の場合                                           
知らなかったこと、 本の中から学んだこと などを わかりやすく お話 してくださるので
話題の豊富さ や 話術 に 聞き入って しまうことが 多いんです。
   穏やかで、大人だな~と思える話 し方。 何だか 凄く 説得力が あるんです。
   必ずと言っていいほど、教わることがあるのも 嬉 しい時間です。

幼なじみの場合                                           
昔からずっと 見て来て、いろいろと わかってくれている部分があるから 遠慮のない話ができ、
優 しい、そして 時には 手厳 しい指摘 が 嬉 しかったりすることも 多いんです。
   美味しい物を 食べたり飲んだり しながらだと、けっこう 納得できたり しちゃえる気が します。
   言ってもらえるのって 嬉 しいものですし、たとえ意見が分かれても、話合える点が良いんです。
   それに、普段は同性みたいに付き合えるけど、どうも頼りなく見られているようで、保護者のように
   しっかり守ってくれる感が 安心出来るのかも しれません。 性格は違っても 気の合う人となら 楽です。

歌好きな方たちとの場合                                      
カラオケのお店だと 聴く方に集中 しながら、静かに飲んで 静かに話す その穏やかさが 何とも言えず、
飲みに行くと、歌の話で 知らないうちに盛り上がれる 一体感が良いんです。
   趣味が同 じだと 感性が似ていたりするので、一緒にいるのが楽 しいんです。
   その場によって、静かに…だったり 賑やかに…だったりと、一定 していないのも いいのでしょうか!?


お相手によって変わる雰囲気。
いずれに しても、楽 しく 和気あいあいと飲んでいる時が 一番美味しいお酒 なのでしょう。
最近の私、 すっかり ビール党 になりました! 
以前は ワイン焼酎の○○割り というのが 多かったのに、何の変化なんで しょうか!?
というより あんまり美味 しいと思う ワイン、○○割りがないので ビールになった という感 じなんです。
そして、今までは わからなかった 泡の美味 しさ、 泡の <違いがわかる女> になった!
                  昔、<違いがわかる男 のゴールドブレンド>というコマーシャルがありました。
   何だか 偉そうかしら!? 今さらですが、ちょっと胸を張って、 大人になった気分!
   キメ の細かい泡は 美味しい。 キメ の細かい肌の女性は きれい。 キメ って 決め手 かな!?

夏 でもあることですし、お相手が良ければ ビールも なおなお 美味し! ってことで、
美味 しく飲める方と お会いする機会を 期待!?しましょう。
歌好きさんの中には 日本酒党の方も いらして 勧められることが あります。 
もちろん 嫌いではないので いただいてしまうのですが、
飲みやすくて 美味しいお酒でも 日本酒の場合は 匂いが気になる!
それに 帰りに かったるくなちゃうことも 多いので
たしなむ程度 という 曖昧なあたりでの撤退が 最良の手段かな と思われます。
   かったるくなるのは けっこう辛いので、日本酒は、責任をもって ちゃんと送り届けてくれる幼なじみと
   一緒の時か、実家あたりで飲むのが 一番 安心出来そうです。
   だけど、<お酒を酌み交わす> って 一番 近くなれるのかも!?  一度試 しあれ!


日本酒は 女性には魅力ある品でもあります。
日本酒の原料に含まれる コウジ酸 には、メラミン色素の生成を抑える働きがあるので、
  シミが出来るのをおさえ、美白効果 が期待できる。
  保湿効果 も あるため、乾燥を防いで お肌はしっとりと うるおいが保たれる。
  細胞の老化を防ぎ活性化する作用も ある。
良いことずくめ です。
飲まなくたって 肌に塗ったり、風呂に入れたりすれば良いわけだから 使い方次第。
ただし、匂いさえ 気にならなければ です!
   鼻栓を してなんて考えられないし、私は 鼻づまりの時 限定かな!
   それでも、酒粕のお味噌汁は好きなので、今度 酒粕ドロドロパックでも してみようかしら。
   塗った状態は、違う意味で ドロドロ かも しれませんけど … 、 夏だから … ちょうど良いかな!
   だけど、肌に塗ったら、酒粕だって 臭い?

お酒を飲むと リラックス出来るから 歌う時にも楽 なんだと 再認識 した 近ごろ ! 

慣れてくれば まだ良いんですが、 
自分が主になって話すより 人の話を聞いている方が 好きで、
自分から人の中に入り込んで行くのが 苦手な性格だから
平気そうに見えてはいても けっこう大変だったりすることも あるんです。
そんな時に お酒があると 少しだけ、
そして 少しずつ、
打ち解けることが出来るようになるんです。
   「何だよ! 飲んだ時の方が 硬さが取れて 全然良いじゃん!」
最近 ご一緒させていただくことが多くなった 歌好きさん。
   「俺も 似てるから わかるんだよな~。」 って言っていただくんですが、
何でしょうね~! ホントに似ている気がするんです。
お話を していて 気持ちがわかる点が多いと 楽になれる。 
幼なじみと同じように、わかるからこそ言ってくださる言葉が … やっぱり 響きます。

そんな風に、考え方が似ていると、安心感が増 したり、
お話しのし方で 落ち着けることってありますよね。
   自分と似ている人からは 安心という、 穏やかに話す人からは 落ち着ける、
   そんな オーラ が出ているような 気が します。
   エネルギッシュな方からも、そのエネルギーを分けていただける。
   ノリノリ演歌などを聴いていると それも快感になって エネルギーチャージ!

話し方と同じように                                       
歌でも感 じるのは、好きな声質 や 歌い方。
   人の好き嫌いとは まったく別の話で、人として嫌いだと思う方には 滅多にお目にかからないものです。
よく ボリュームがあり過ぎる声を マイクを離すことで 調節なさっている方が いらっしゃいますが、
あれって けっこう凄いと 思うんです。
ご自分の声が 人の耳に 一番良く聴こえる状態を 知っていればこそ出来ることで しょうからね。
自分にも メ リット なので しょうが、人にも優 しい ってことになるわけですから 凄いです!
私も 時々 自分の声は 耳に優 しく聞こえているのだろうかと 気になってしまうことが あります。
   ボリュームがあり過ぎるという心配は ないでしょうが、聞こえ方は 歌によっても 違いますからね。
   人のことはわかっても 自分のことは わかりにくいもの。 だから ひと声 が ありがたい!

聴きやすい声聴きにくい声 というのは 確かにあるもので、           
同じ歌でも 聴く側 には 違って聞こえてしまうことも あります。
あまり歌い慣れていない方より
耳に突き刺ささる、鼻にかかり過ぎる、甘ったるい などの方が きつい と感 じてしまう時が あります。
もちろん 100人いれば 100通り!
感じ方も 100通り!
人によって 好みの違いも あるでしょうね。

いろいろ言ってはみても、基本は やっぱり 歌が好きであること!

楽しく歌っている人を見ると 癒されます。
歌は 上手さだけがすべて では ない!
ひとりひとりを 見て 聴いて、個性を感じる。
聞き上手な方が好きな私は そういう方と 飲みながら 静かに聴いていることが好きなんです。
歌い終わったら 賛美の拍手 と ひと言の声かけ!
そんなことが 励みにも なるものです。
自分がされて嬉しいことは 人だって 嬉しいはずだから 倍返 し!
そんな思い。
私の歌を 聞いていただいたんだから しっかり聴こう!
それが 私の 基本姿勢です。
   それが普通だと思うのですが、「歌は 静かに しっかり聴きましょう!」 の文字が見受けられる店も
   あります。 いちいち注意されるのも 恥ずかしいこと! あまり厳し過ぎるのも どうかと思いますが、
   大人なんですもの、大人らしい対応は したいものだと思います。

同 じような考えかたの方といる時が楽なのは 言わなくても 気持ちが通じるからなのでしょう。
歌好きさんたちと ご一緒 している時は、少々 しおれかけていても 復活 して 生き生き!
そこに お酒があれば、肩の力が抜けて なお 生き生き!
精一杯楽 しみ過ぎて、帰りには 心と身体の力が抜けてしまうのが 困りものですが … 。 

いずれにしても、
   お話も 歌も、 自分に合った方 楽しみながら 飲みながら
                              というのが 私の 癒しの時間 になっています。

         関わりのある方は みんな 歌好き!   聞き上手で 飲み上手!
                                良い方たちと 巡り合えました~!




      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

お酒に 歌に お話にと …
2003(平成15)年10月 1日発売、 (アルバム「岸洋子 特選歌カラ ベスト 3」)
岸 洋子 さん の  『酔いしれて』
          (作詞 = 音羽たかしさん、作曲 = 高寄潤司さん)。

「恋のせつなさ 恋の甘さが 今夜も私を 酔わせるの」
     歌の楽しさ 話の上手さ。
     それに お酒が加われば、とても良い感 じで 酔わせてくれます。


「熱いくちづけに 酔いしれながら いつか眠った すぎし夜よ」
     楽 しかった夜は その余韻に浸りながら、幸せな気分で 眠ることが出来ます。
     嫌なことは 忘れて、楽 しかったことだけを 覚えていたいですね。


「あなたのやさしい あまい言葉が 今夜もわたしを 酔わせるの」
     優しい語り口調や 態度、優しい歌や 歌い方、甘ったるくない 甘い声質 …etc
     そんなものが 酔わせてくれる 心地よさ。

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
岸さんといえば、すぐに
『恋心』 『夜明けのうた』 『希望』 といった 名曲が 思い浮かびます。
才能を認められ オペラ歌手を目指 しながら、
1957(昭和32)年、22歳の時に 心臓神経症を患って 歌を断念。
それでも 逆境を乗り越えて カンツォーネ や シャンソン を 志 し、
1961(昭和36)年に シャンソン歌手として デビュー。
その実力は 素晴らしく、
1964年(昭和39)年発表の 『夜明けのうた』 は 第6回日本レコード大賞歌唱賞を 受賞。
1970(昭和45)年、『希望』 が 大ヒットしていた時期に 膠原病(こうげんびょう)に侵され、
闘病生活を 余儀なくされ、
第12回日本レコード大賞では <大賞確実!> と言われながら 歌唱賞に とどまる。
闘病生活を続けながら、ステージに立ち続けましたが、
1992(平成2)年12月、敗血症のため 57歳で 天国へ …。
この 『酔いしれて』 という曲。 
知っている 岸さんの曲の中で 私としては 一番好きな曲なんです。
シャンソンって ちょっと枯れたようなイメージがあって、
昔の熱い思いを 懐かしむような響きを感じることも多い。
歌手の方が出した曲は、当時 収録されたものより
歌い込んでいった方が 味が出てくることが多いものですが、
初回版を聴くと、こんな歌い方をしていたんだな~と 驚くことも多かったりします。
岸さんの場合も
情熱的で切ない 官能の世界 から
淡く優しく物憂げな 哀愁の世界 に 変わって行っているような感 じが します。
どちらも好きとは思いながら、私は 昔に想いを馳せる 哀愁 を 歌いたいな~ なんて!
岸さんの場合は 病気だったこともあって、
意に反して、思うように歌えなかったのかもしれないのですが、
歳を重ねて感じる想い というものも あるのですから
思い巡らすと、味わいは それぞれに深い 気が します。
毎日歌っていらっしゃる大物歌手の方たちでさえ、
お歳を召すと <声> が、<高音> が 出ない なんて お話はよく聞きます。
それを考えると、重い病を抱えながら、岸さんは 物凄く頑張っていらしたものと思われます。
シャンソンを 身近に感じさせていただいた 本当に 素晴らしい方。
<あちらの世界> で お会いする機会があったら、歌に対する想いを 伺ってみたい!
熱く官能的な カンツォーネ風。
そんな感じでも 歌ってみたいけれど、私じゃ~ 官能的には … ならなさそう!
暑い時期は 情熱的が似合いそうだけど、
秋になったら なおさらに、
私は やっぱり … しみじみと 歌いたい!


この曲は 今話題の 秋元順子さんが アルバムの中で カバーしています。

              歌に 酔いしれ、お酒に 酔いしれ、 これで、<酔いしれる人> で も いればねぇ! なんて!?
                    適度なお酒を飲みながら、歌ってる方に 酔いしれていられれば 大満足~ぅ!






イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「イラスト工房」 「GTA」 「フリーイラスト集【(株)タカミコーポレーション】」

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